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「アンリ!貴女どこに行ってたの!?私…心配したんだから!!」
涙ながら近づいてきた(元)お姉様でしたが、私がワインで濡れていることに気づいて手を引っ込めました。
そりゃあ触りたくないですよね~。
私も嫌ですよ…濡れてる本人ですけどね?
大体(元)お姉様が心配したのは私の安否ではなく、レポートの心配でしょうに…。
いや、やりませんけどね?
レポートは自分でするものですよ?
「(元)お姉様随分とゆっくりとした到着ですね?もう夜会は始まってますよ?早く中に入られた方がいいのではないですか?私はもうこのようにワインで汚れてしまったので帰宅しますけどね。あ、心配していただかなくても大丈夫ですよ?ちゃんと生活できておりますので。それでは失礼します。」
そう言って軽く会釈し去ろうとしたが、(元)お父様に手首を掴まれた。
おい!そここの前お姉様に握り潰されそうになった所!
やっと治ってきた所なの!
私が(元)お父様を睨むと、
「なんだその目は!?キャロットが心配していたのになんて事を言うんだ!?それに会えたなら丁度いい。お前の婚約者を紹介する。」
……はい?
婚約者?
何故(元)お父様が?
もう貴方に決める権利ないですよ?
「キャロットの婚約者を譲って欲しいと言ったそうだな!キャロットが譲ると言ってきた。優しい姉に感謝するんだな!」
いえいえ!?
頼んでませんし、要りませんよ?
受け取り拒否します!!
大体その人カルサイト家の婿に入ってくれる予定でしたよね?
婚約者にちゃんと説明したんですか?
家を継ぐのはお姉様であり、私と(お姉様から譲られる予定の)婚約者はお姉様の仕事の代わりをする居候になりますよって…。
ないないないない!!!
絶対無理!
いや、もう物理的に無理なんですけどね?
向こうだって拒否するだろうよ…。
ため息をつきながら腕を離して貰うように(元)お父様に訴えます。
「(元)お父様、手を離してください。先日怪我をしてやっと治ってきていた所なんです。悪化したらどうしてくれるんですか?」
「お前!?口答えするな!!悪化も何もお前怪我なんてするはずないだろ!?」
なんですかね…その暴論。
私だって怪我するわ!
私をなんだと思っているんだ!?
お姉様はリンゴ潰せるような握力なんだぞ!?
怪我して当たり前じゃないか!!
口答えするなと言われても…ねぇ…。
「(元)お父様?私は今ワインで汚れています。こんな姿で会場に入れるはずがないでしょう?何よりドレスや宝飾品の手入れを急がなければなりません。また会う日があればその時に(お姉様の婚約者として)紹介してください。」
「うるさい!!会場に入れないと言うならここに来てもらえばいいだけだ!ここで待ってろ!お前が汚れてようがどうでもいい!大して変わらない!!」
そう言い残すと(元)お父様達は急いで会場に向かって行った。
いや、待てと言われて素直に待ちませんよ?
だって関係ない人達だもの…。
それにこのドレスや宝飾品の手入れの方が大事なんだから!!
私とエマは無言で頷くと、用意してもらっていた馬車に乗り込み逃げるようにその場から去ったのだった。
大体ワインに濡れてる状態の娘を紹介するとかそこからしておかしいんだって。
気付こうよ?
お姉様に少しでもワインがかかると大騒ぎするのにさぁ…。
あれが血縁関係にある人間達だなんて…本当に恥ずかしい…。
私が帰宅後に騒いでなかったかお父様達に確認しなきゃな…。
とりあえず生贄としての活動は成功したと思ってもいいかな?
もう疲れたから帰宅したら寝よう…。
お手入れメイドさん達に任せて寝よう。
申し訳ないけども…。
今日は2ラウンドもあったから限界だよ…。
こうして私は馬車の中でついうたた寝をしてしまったのだった。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
皆様明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願い致します。
ここで報告(?)宣伝(?)
この作品の他にも完結している作品や、連載している作品もありますので、お時間があれば見ていただけると幸いです。
皆様が今年1年素敵な時間を過ごせますように(ღ*ˇ ˇ*)。o
涙ながら近づいてきた(元)お姉様でしたが、私がワインで濡れていることに気づいて手を引っ込めました。
そりゃあ触りたくないですよね~。
私も嫌ですよ…濡れてる本人ですけどね?
大体(元)お姉様が心配したのは私の安否ではなく、レポートの心配でしょうに…。
いや、やりませんけどね?
レポートは自分でするものですよ?
「(元)お姉様随分とゆっくりとした到着ですね?もう夜会は始まってますよ?早く中に入られた方がいいのではないですか?私はもうこのようにワインで汚れてしまったので帰宅しますけどね。あ、心配していただかなくても大丈夫ですよ?ちゃんと生活できておりますので。それでは失礼します。」
そう言って軽く会釈し去ろうとしたが、(元)お父様に手首を掴まれた。
おい!そここの前お姉様に握り潰されそうになった所!
やっと治ってきた所なの!
私が(元)お父様を睨むと、
「なんだその目は!?キャロットが心配していたのになんて事を言うんだ!?それに会えたなら丁度いい。お前の婚約者を紹介する。」
……はい?
婚約者?
何故(元)お父様が?
もう貴方に決める権利ないですよ?
「キャロットの婚約者を譲って欲しいと言ったそうだな!キャロットが譲ると言ってきた。優しい姉に感謝するんだな!」
いえいえ!?
頼んでませんし、要りませんよ?
受け取り拒否します!!
大体その人カルサイト家の婿に入ってくれる予定でしたよね?
婚約者にちゃんと説明したんですか?
家を継ぐのはお姉様であり、私と(お姉様から譲られる予定の)婚約者はお姉様の仕事の代わりをする居候になりますよって…。
ないないないない!!!
絶対無理!
いや、もう物理的に無理なんですけどね?
向こうだって拒否するだろうよ…。
ため息をつきながら腕を離して貰うように(元)お父様に訴えます。
「(元)お父様、手を離してください。先日怪我をしてやっと治ってきていた所なんです。悪化したらどうしてくれるんですか?」
「お前!?口答えするな!!悪化も何もお前怪我なんてするはずないだろ!?」
なんですかね…その暴論。
私だって怪我するわ!
私をなんだと思っているんだ!?
お姉様はリンゴ潰せるような握力なんだぞ!?
怪我して当たり前じゃないか!!
口答えするなと言われても…ねぇ…。
「(元)お父様?私は今ワインで汚れています。こんな姿で会場に入れるはずがないでしょう?何よりドレスや宝飾品の手入れを急がなければなりません。また会う日があればその時に(お姉様の婚約者として)紹介してください。」
「うるさい!!会場に入れないと言うならここに来てもらえばいいだけだ!ここで待ってろ!お前が汚れてようがどうでもいい!大して変わらない!!」
そう言い残すと(元)お父様達は急いで会場に向かって行った。
いや、待てと言われて素直に待ちませんよ?
だって関係ない人達だもの…。
それにこのドレスや宝飾品の手入れの方が大事なんだから!!
私とエマは無言で頷くと、用意してもらっていた馬車に乗り込み逃げるようにその場から去ったのだった。
大体ワインに濡れてる状態の娘を紹介するとかそこからしておかしいんだって。
気付こうよ?
お姉様に少しでもワインがかかると大騒ぎするのにさぁ…。
あれが血縁関係にある人間達だなんて…本当に恥ずかしい…。
私が帰宅後に騒いでなかったかお父様達に確認しなきゃな…。
とりあえず生贄としての活動は成功したと思ってもいいかな?
もう疲れたから帰宅したら寝よう…。
お手入れメイドさん達に任せて寝よう。
申し訳ないけども…。
今日は2ラウンドもあったから限界だよ…。
こうして私は馬車の中でついうたた寝をしてしまったのだった。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
皆様明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願い致します。
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皆様が今年1年素敵な時間を過ごせますように(ღ*ˇ ˇ*)。o
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