【完結】確かにモブ…私モブのはずなんです!

水江 蓮

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「ミュリエルちゃんはやっぱりプリンセスラインのドレスよね~。キャロラインちゃんはあのパーティーでも似合っていたしマーメイドラインかしら?でもここは敢えてプリンセスラインにする?それとも…Aラインにするか…悩むわね~!ミュリエルちゃんとキャロラインちゃんはどれがきたい!?とりあえず、これは2人に似合うと思って私がデザインしたやつだからこれを見てみて!あ、気に入らなかったら他また描くから!」

王妃殿下!?
自分で描かれたんですか!?
こんな量を!?
仕事もあるのに…嬉しいけど大丈夫ですか!?
私達はそれぞれ1枚1枚丁寧にデザイン画を見ていった。
どれも好きだし、可愛い!
この中から選べと!?
どうしよう?本当に悩む!!

ふと顔をあげ、キャロラインの方を見るとキャロラインも悩んでいる模様。
だよね!
一人で決められないよね。
ここはやっぱり相談しよう!

キャロラインと王妃殿下に声をかけまずはキャロラインのドレスから決めることにした。
デザイン画を全て広げてあーでも無いこーでも無いと言いあうこと2時間、5着のドレスデザインのイイトコドリのドレスをサラサラ~っと王妃殿下に描いてもらい、遂にキャロラインのウェディングドレスが決まった。

私のドレスはまだ時間がある為先にキャロラインのドレスをという事でその後生地やレース、刺繍の形、付ける宝飾品等を選びこの日は解散となった。

キャロラインのドレスが間に合うように今日は大急ぎで決めたけど、私のはまだ時間があるということで、デザイン画で気に入った場所にマークを付けるようにと王妃殿下からデザイン画を渡された。
どのデザインの可愛いんですが!?
逆に私が埋もれそうでそっちが気になっているんですけど!?

ジークにデザイン画を見られる訳にはいかないため王妃殿下作のデザイン画は王太子妃の執務室の机に厳重に仕舞うこととなった。

なんというか…王妃殿下は凄いや…。
ジャパネとの国交を結んで日本食を流行らしたり、ドレスのデザイン画を描いたり…私何もできないんですが!?

何か私も役に立たなきゃな…。
なんかこうチートなスキル…ないわ。
モブだからないわ。

知識としてあるのにこの国にはないもの…これは難題だな…。
勉強もだけどこっちの方もちょっと気合い入れなきゃいけない気がする。

魔道具で何か作ることはできないかと私はディメルクに相談を持ちかける事にしたのだった。
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