1 / 10
第1章 帝国の鬼と天使の出会い
しおりを挟む
帝国の鬼と天使の出会い
帝国の鬼、呼び出される
エルドラド帝国の中心にそびえる壮麗な宮殿。その最深部、皇帝陛下の執務室は、重厚な扉と緻密な彫刻が施された壁に囲まれ、威厳と歴史の重みを静かに湛えていた。部屋に差し込む陽光は、磨き上げられた大理石の床に反射し、柔らかな光の帯を作り出している。だが、その荘厳な雰囲気の中心で、若き騎士はどこか場違いな空気を漂わせていた。
アレン・クロウ、28歳。帝国第一騎士団の近衛騎士隊長にして、準男爵の地位を持つ男。平民出身ながら、その才能と戦果によって異例の出世を遂げた彼は、剣と魔法の達人として知られていた。しかし、その名声の裏にはもう一つの呼び名があった――「戦場の鬼」。敵兵を容赦なく屠る姿は、味方からも恐れられ、ザルド王国の兵士たちの間で彼の名は恐怖の代名詞となっていた。
「アレンよ。また戦場で敵兵を虐殺したと報告があがっておるぞ」
重々しい声が執務室に響いた。玉座に座る皇帝陛下、ヴィルヘルム三世の声だった。白髪交じりの髪と鋭い眼差しを持つ彼は、帝国を長年統べる威厳ある指導者だ。だが、その口調にはどこか親しみと諦めが混じっていた。
アレンは、黒い革のブーツを床に軽く鳴らし、片膝をついて頭を下げた。黒髪に鋭い青い瞳、戦場で鍛え上げられた筋肉質な体躯は、騎士の鎧に身を包むと一層際立っていた。だが、その口から出た言葉は、場にそぐわない軽快なものだった。
「旦那! そりゃあ誤解ですよ!」
瞬間、部屋にいたもう一人の人物――第一騎士団長、ガルド・ヴァインハルトの顔が真っ赤に染まった。50歳を過ぎた彼は、筋骨隆々とした体と厳格な雰囲気を漂わせる男だ。帝国軍の重鎮であり、アレンを幼少期から育て上げた人物でもある。
「お前! 皇帝陛下に向かって『旦那』だと! 不敬罪で打首だ!」
ガルドの怒声が執務室に響き渡る。アレンは慌てて手を振った。
「へっ……陛下、すいません!」
一応、頭を下げるアレン。だが、その態度はどこか気楽で、反省しているようには到底見えなかった。皇帝はそんなアレンを見つめ、父のような温かい眼差しを向けた。
「よい。こいつを拾って育てたのは私だ。それに今日は非公式の場だ、構わんよ」
皇帝の言葉に、ガルドは肩を落とし、深いため息をついた。執務室の隅に立つもう一人の人物――第二騎士団長、リディア・フォン・エルザスが、くすくすと笑いをこぼした。彼女は公爵令嬢という高貴な出自ながら、男勝りの気性と剣技で騎士団長の座に上り詰めた異例の存在だ。赤い髪を高く結い、鋭い美貌を持つ彼女は、どこか楽しげにアレンを見やった。
「ふふふ、アレンらしいね」
「陛下! こいつは本当に……!」ガルドが再び声を荒げるが、皇帝は軽く手を上げて制した。
「騎士団長、お前だってアレンを可愛がっているだろうに」
その言葉に、ガルドの顔が一瞬だけ緩んだ。確かに、彼にとってアレンは息子のような存在だった。8歳の孤児だったアレンを戦場で拾い、育て、帝国高等学園に入学させたのも彼だ。だが、その期待とは裏腹に、アレンは学園でも問題児だった。
「幼かったアレンを16歳で帝国高等学園に入れたのも、少しは大人しくなると思って……。主席で卒業したから少しはまともになるのかと……」
ガルドの言葉に、リディアがにやりと笑った。
「第一騎士団長殿ではアレンを手に余すようだね。なら、私がもらおうか?」
「リディア、お前もいつもそうやってアレンを甘やかすから……!」
ガルドの嘆きに、リディアは肩をすくめて笑った。彼女とアレンは、互いに気心の知れた戦友のような関係だった。リディアの公爵令嬢としての気品と、戦場での豪快な振る舞いが、アレンとは妙に噛み合っていたのだ。
「それに、魔法師団長からも色々文句を言われるんだよ! 少しわきまえろって!」
ガルドがさらに声を荒げると、アレンは首をかしげた。
「あぁ……そうか、あいつら……」
リディアが目を細め、興味深そうにアレンを見やった。
「あいつら? 心当たりがあるのか?」彼女の声には笑いが滲んでいる。
アレンは少し気まずそうに頬をかいた。
「魔法師団には学園の同期が結構いて……平民を馬鹿にしてたから、裸にして2階から吊るしたり……」
「アレン! あん時どれだけ俺が裏で苦労したか!」
ガルドが頭を抱える。皇帝は静かに微笑みながら、アレンに視線を戻した。
「アレン、理由があるのだろう?」
その問いに、アレンの青い瞳が一瞬鋭く光った。
「ザルド王国の兵が村から略奪して、子供を泣かせてたから……同じ目に遭わせてやっただけだよ」
その言葉に、リディアは声を上げて笑い、ガルドは胃を押さえてうめいた。
「ははは! さすがアレン! 義侠心は立派だよ!」
「リディア、笑い事じゃない!」
皇帝は静かに笑い、穏やかな口調で話を進めた。
「アレン、今日はお前に新たな任務を与えるために呼んだ」
アレンは一瞬、目を丸くした。新たな任務。戦場での任務なら、彼にとって日常茶飯事だ。だが、皇帝の口調にはどこかいつもと異なる響きがあった。
「我が娘、第一皇女の世話係になってもらう」
「は……?」
アレンの口から思わず間の抜けた声が漏れた。ガルドもリディアも一瞬言葉を失い、執務室に静寂が広がった。
「陛下、それは……?」ガルドが恐る恐る尋ねる。
「第一皇女、セレナのことだ。歳を重ねてからの子ゆえ、大切に育ててきた。だが、そろそろ信頼できる者に預けたい。アレン、お前なら適任だ」
アレンは目を瞬かせた。皇女の世話係。それは、戦場で敵を切り伏せる彼の生き方とはあまりにもかけ離れた任務だった。
「旦那……いや、陛下、俺、戦うのは得意ですけど、子守りは……」
「アレン」皇帝の声が柔らかく、しかし有無を言わさぬ響きを持っていた。「セレナは大切な娘だ。お前を信じている」
アレンはしばらく皇帝の目を見つめ、ため息をついた。
「……了解しました、陛下」
リディアがにやりと笑い、ガルドは再び胃を押さえた。
帝国の至宝
第一皇女セレナ・フォン・エルドラド。8歳。帝国の至宝、宮殿の天使と呼ばれる少女だった。彼女の存在は、帝国の民にとって希望の象徴だった。白磁のような肌、淡い金色の髪、透き通るような青い瞳。まるで絵画から抜け出したような美貌は、幼さの中に気品を宿していた。だが、彼女は極めて大人しく、恥ずかしがり屋で、必要以上の言葉を発することはなかった。
その日の午後、アレンは皇女の私室へと通された。宮殿の奥深く、柔らかな絨毯が敷かれ、花の香りが漂う部屋。窓から差し込む光が、セレナの金色の髪を輝かせていた。彼女は小さな椅子に座り、本を手にしていたが、アレンが入室すると静かに本を閉じ、視線を上げた。
「お嬢、今日から世話係になるアレンと申します」
アレンは片膝をつき、丁寧に頭を下げた。戦場では鬼と恐れられる彼だが、こうして穏やかな場では、どこか不器用な優しさが滲み出ていた。
セレナは小さく頷き、囁くような声で答えた。
「アレン……様」
その声は、まるで鈴の音のように澄んでいた。アレンは少し驚いたように彼女を見上げ、苦笑した。
「お嬢、アレンとお呼びください。様はいらねえよ」
セレナは一瞬目を丸くし、すぐに視線を落とした。頬がほんのりと赤らんでいる。恥ずかしがり屋の彼女にとって、初対面の相手との会話は緊張の連続だったのだろう。
「……アレン」
小さな声でそう呟くと、セレナは再び本に視線を落とした。アレンは立ち上がり、彼女の小さな姿を見つめた。戦場で剣を振るう自分と、この繊細な少女。どうやって向き合えばいいのか、彼にはまだわからなかった。
だが、その瞬間、セレナの青い瞳が再びアレンを見上げた。そこには、ほのかな好奇心と、わずかな信頼の光が宿っていた。
新たな始まり
執務室での騒動から数時間。宮殿の庭園では、アレンが一人、剣を手に軽く素振りをしていた。戦場ではない場所で過ごす時間は、彼にとってどこか落ち着かないものだった。だが、頭の中にはセレナの小さな姿が浮かんでいた。
「世話係、か……」
彼は剣を鞘に収め、空を見上げた。雲一つない青空が広がっている。ザルド王国との戦いはまだ終わりを見せず、帝国の未来は不透明だった。だが、皇帝の信頼と、セレナの純粋な瞳が、アレンの心に新たな決意を刻んでいた。
「ま、やってみるか」
アレンは軽く笑い、宮殿へと戻った。戦場の鬼と宮殿の天使。まるで正反対の存在が、これからどんな物語を紡ぐのか。それは、まだ誰も知らない。
帝国の鬼、呼び出される
エルドラド帝国の中心にそびえる壮麗な宮殿。その最深部、皇帝陛下の執務室は、重厚な扉と緻密な彫刻が施された壁に囲まれ、威厳と歴史の重みを静かに湛えていた。部屋に差し込む陽光は、磨き上げられた大理石の床に反射し、柔らかな光の帯を作り出している。だが、その荘厳な雰囲気の中心で、若き騎士はどこか場違いな空気を漂わせていた。
アレン・クロウ、28歳。帝国第一騎士団の近衛騎士隊長にして、準男爵の地位を持つ男。平民出身ながら、その才能と戦果によって異例の出世を遂げた彼は、剣と魔法の達人として知られていた。しかし、その名声の裏にはもう一つの呼び名があった――「戦場の鬼」。敵兵を容赦なく屠る姿は、味方からも恐れられ、ザルド王国の兵士たちの間で彼の名は恐怖の代名詞となっていた。
「アレンよ。また戦場で敵兵を虐殺したと報告があがっておるぞ」
重々しい声が執務室に響いた。玉座に座る皇帝陛下、ヴィルヘルム三世の声だった。白髪交じりの髪と鋭い眼差しを持つ彼は、帝国を長年統べる威厳ある指導者だ。だが、その口調にはどこか親しみと諦めが混じっていた。
アレンは、黒い革のブーツを床に軽く鳴らし、片膝をついて頭を下げた。黒髪に鋭い青い瞳、戦場で鍛え上げられた筋肉質な体躯は、騎士の鎧に身を包むと一層際立っていた。だが、その口から出た言葉は、場にそぐわない軽快なものだった。
「旦那! そりゃあ誤解ですよ!」
瞬間、部屋にいたもう一人の人物――第一騎士団長、ガルド・ヴァインハルトの顔が真っ赤に染まった。50歳を過ぎた彼は、筋骨隆々とした体と厳格な雰囲気を漂わせる男だ。帝国軍の重鎮であり、アレンを幼少期から育て上げた人物でもある。
「お前! 皇帝陛下に向かって『旦那』だと! 不敬罪で打首だ!」
ガルドの怒声が執務室に響き渡る。アレンは慌てて手を振った。
「へっ……陛下、すいません!」
一応、頭を下げるアレン。だが、その態度はどこか気楽で、反省しているようには到底見えなかった。皇帝はそんなアレンを見つめ、父のような温かい眼差しを向けた。
「よい。こいつを拾って育てたのは私だ。それに今日は非公式の場だ、構わんよ」
皇帝の言葉に、ガルドは肩を落とし、深いため息をついた。執務室の隅に立つもう一人の人物――第二騎士団長、リディア・フォン・エルザスが、くすくすと笑いをこぼした。彼女は公爵令嬢という高貴な出自ながら、男勝りの気性と剣技で騎士団長の座に上り詰めた異例の存在だ。赤い髪を高く結い、鋭い美貌を持つ彼女は、どこか楽しげにアレンを見やった。
「ふふふ、アレンらしいね」
「陛下! こいつは本当に……!」ガルドが再び声を荒げるが、皇帝は軽く手を上げて制した。
「騎士団長、お前だってアレンを可愛がっているだろうに」
その言葉に、ガルドの顔が一瞬だけ緩んだ。確かに、彼にとってアレンは息子のような存在だった。8歳の孤児だったアレンを戦場で拾い、育て、帝国高等学園に入学させたのも彼だ。だが、その期待とは裏腹に、アレンは学園でも問題児だった。
「幼かったアレンを16歳で帝国高等学園に入れたのも、少しは大人しくなると思って……。主席で卒業したから少しはまともになるのかと……」
ガルドの言葉に、リディアがにやりと笑った。
「第一騎士団長殿ではアレンを手に余すようだね。なら、私がもらおうか?」
「リディア、お前もいつもそうやってアレンを甘やかすから……!」
ガルドの嘆きに、リディアは肩をすくめて笑った。彼女とアレンは、互いに気心の知れた戦友のような関係だった。リディアの公爵令嬢としての気品と、戦場での豪快な振る舞いが、アレンとは妙に噛み合っていたのだ。
「それに、魔法師団長からも色々文句を言われるんだよ! 少しわきまえろって!」
ガルドがさらに声を荒げると、アレンは首をかしげた。
「あぁ……そうか、あいつら……」
リディアが目を細め、興味深そうにアレンを見やった。
「あいつら? 心当たりがあるのか?」彼女の声には笑いが滲んでいる。
アレンは少し気まずそうに頬をかいた。
「魔法師団には学園の同期が結構いて……平民を馬鹿にしてたから、裸にして2階から吊るしたり……」
「アレン! あん時どれだけ俺が裏で苦労したか!」
ガルドが頭を抱える。皇帝は静かに微笑みながら、アレンに視線を戻した。
「アレン、理由があるのだろう?」
その問いに、アレンの青い瞳が一瞬鋭く光った。
「ザルド王国の兵が村から略奪して、子供を泣かせてたから……同じ目に遭わせてやっただけだよ」
その言葉に、リディアは声を上げて笑い、ガルドは胃を押さえてうめいた。
「ははは! さすがアレン! 義侠心は立派だよ!」
「リディア、笑い事じゃない!」
皇帝は静かに笑い、穏やかな口調で話を進めた。
「アレン、今日はお前に新たな任務を与えるために呼んだ」
アレンは一瞬、目を丸くした。新たな任務。戦場での任務なら、彼にとって日常茶飯事だ。だが、皇帝の口調にはどこかいつもと異なる響きがあった。
「我が娘、第一皇女の世話係になってもらう」
「は……?」
アレンの口から思わず間の抜けた声が漏れた。ガルドもリディアも一瞬言葉を失い、執務室に静寂が広がった。
「陛下、それは……?」ガルドが恐る恐る尋ねる。
「第一皇女、セレナのことだ。歳を重ねてからの子ゆえ、大切に育ててきた。だが、そろそろ信頼できる者に預けたい。アレン、お前なら適任だ」
アレンは目を瞬かせた。皇女の世話係。それは、戦場で敵を切り伏せる彼の生き方とはあまりにもかけ離れた任務だった。
「旦那……いや、陛下、俺、戦うのは得意ですけど、子守りは……」
「アレン」皇帝の声が柔らかく、しかし有無を言わさぬ響きを持っていた。「セレナは大切な娘だ。お前を信じている」
アレンはしばらく皇帝の目を見つめ、ため息をついた。
「……了解しました、陛下」
リディアがにやりと笑い、ガルドは再び胃を押さえた。
帝国の至宝
第一皇女セレナ・フォン・エルドラド。8歳。帝国の至宝、宮殿の天使と呼ばれる少女だった。彼女の存在は、帝国の民にとって希望の象徴だった。白磁のような肌、淡い金色の髪、透き通るような青い瞳。まるで絵画から抜け出したような美貌は、幼さの中に気品を宿していた。だが、彼女は極めて大人しく、恥ずかしがり屋で、必要以上の言葉を発することはなかった。
その日の午後、アレンは皇女の私室へと通された。宮殿の奥深く、柔らかな絨毯が敷かれ、花の香りが漂う部屋。窓から差し込む光が、セレナの金色の髪を輝かせていた。彼女は小さな椅子に座り、本を手にしていたが、アレンが入室すると静かに本を閉じ、視線を上げた。
「お嬢、今日から世話係になるアレンと申します」
アレンは片膝をつき、丁寧に頭を下げた。戦場では鬼と恐れられる彼だが、こうして穏やかな場では、どこか不器用な優しさが滲み出ていた。
セレナは小さく頷き、囁くような声で答えた。
「アレン……様」
その声は、まるで鈴の音のように澄んでいた。アレンは少し驚いたように彼女を見上げ、苦笑した。
「お嬢、アレンとお呼びください。様はいらねえよ」
セレナは一瞬目を丸くし、すぐに視線を落とした。頬がほんのりと赤らんでいる。恥ずかしがり屋の彼女にとって、初対面の相手との会話は緊張の連続だったのだろう。
「……アレン」
小さな声でそう呟くと、セレナは再び本に視線を落とした。アレンは立ち上がり、彼女の小さな姿を見つめた。戦場で剣を振るう自分と、この繊細な少女。どうやって向き合えばいいのか、彼にはまだわからなかった。
だが、その瞬間、セレナの青い瞳が再びアレンを見上げた。そこには、ほのかな好奇心と、わずかな信頼の光が宿っていた。
新たな始まり
執務室での騒動から数時間。宮殿の庭園では、アレンが一人、剣を手に軽く素振りをしていた。戦場ではない場所で過ごす時間は、彼にとってどこか落ち着かないものだった。だが、頭の中にはセレナの小さな姿が浮かんでいた。
「世話係、か……」
彼は剣を鞘に収め、空を見上げた。雲一つない青空が広がっている。ザルド王国との戦いはまだ終わりを見せず、帝国の未来は不透明だった。だが、皇帝の信頼と、セレナの純粋な瞳が、アレンの心に新たな決意を刻んでいた。
「ま、やってみるか」
アレンは軽く笑い、宮殿へと戻った。戦場の鬼と宮殿の天使。まるで正反対の存在が、これからどんな物語を紡ぐのか。それは、まだ誰も知らない。
10
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
『辺境伯一家の領地繁栄記』序章:【動物スキル?】を持った辺境伯長男の場合
鈴白理人
ファンタジー
北の辺境で雨漏りと格闘中のアーサーは、貧乏領主の長男にして未来の次期辺境伯。
国民には【スキルツリー】という加護があるけれど、鑑定料は銀貨五枚。そんな贅沢、うちには無理。
でも最近──猫が雨漏りポイントを教えてくれたり、鳥やミミズとも会話が成立してる気がする。
これってもしかして【動物スキル?】
笑って働く貧乏大家族と一緒に、雨漏り屋敷から始まる、のんびりほのぼの領地改革物語!
私の息子を“愛人の子の下”にすると言った夫へ──その瞬間、正妻の役目は終わりました
放浪人
恋愛
政略結婚で伯爵家に嫁いだ侯爵令嬢リディアは、愛のない夫婦関係を「正妻の務め」と割り切り、赤字だらけの領地を立て直してきた。帳簿を整え、税の徴収を正し、交易路を広げ、収穫が不安定な年には備蓄を回す――伯爵家の体裁を保ってきたのは、いつも彼女の実務だった。
だがある日、夫オスヴァルドが屋敷に連れ帰ったのは“幼馴染”の女とその息子。
「彼女は可哀想なんだ」
「この子を跡取りにする」
そして人前で、平然と言い放つ。
――「君の息子は、愛人の子の“下”で学べばいい」
その瞬間、リディアの中で何かが静かに終わった。怒鳴らない。泣かない。微笑みすら崩さない。
「承知しました。では――正妻の役目は終わりましたね」
アイムキャット❕~異世界キャット驚く漫遊記~
ma-no
ファンタジー
神様のミスで森に住む猫に転生させられた元人間。猫として第二の人生を歩むがこの世界は何かがおかしい。引っ掛かりはあるものの、猫家族と楽しく過ごしていた主人公は、ミスに気付いた神様に詫びの品を受け取る。
その品とは、全世界で使われた魔法が載っている魔法書。元人間の性からか、魔法書で変身魔法を探した主人公は、立って歩く猫へと変身する。
世界でただ一匹の歩く猫は、人間の住む街に行けば騒動勃発。
そして何故かハンターになって、王様に即位!?
この物語りは、歩く猫となった主人公がやらかしながら異世界を自由気ままに生きるドタバタコメディである。
注:イラストはイメージであって、登場猫物と異なります。
R指定は念の為です。
登場人物紹介は「11、15、19章」の手前にあります。
「小説家になろう」「カクヨム」にて、同時掲載しております。
一番最後にも登場人物紹介がありますので、途中でキャラを忘れている方はそちらをお読みください。
スライムすら倒せない底辺冒険者の俺、レベルアップしてハーレムを築く(予定)〜ユニークスキル[レベルアップ]を手に入れた俺は最弱魔法で無双する
カツラノエース
ファンタジー
ろくでもない人生を送っていた俺、海乃 哲也は、
23歳にして交通事故で死に、異世界転生をする。
急に異世界に飛ばされた俺、もちろん金は無い。何とか超初級クエストで金を集め武器を買ったが、俺に戦いの才能は無かったらしく、スライムすら倒せずに返り討ちにあってしまう。
完全に戦うということを諦めた俺は危険の無い薬草集めで、何とか金を稼ぎ、ひもじい思いをしながらも生き繋いでいた。
そんな日々を過ごしていると、突然ユニークスキル[レベルアップ]とやらを獲得する。
最初はこの胡散臭過ぎるユニークスキルを疑ったが、薬草集めでレベルが2に上がった俺は、好奇心に負け、ダメ元で再びスライムと戦う。
すると、前までは歯が立たなかったスライムをすんなり倒せてしまう。
どうやら本当にレベルアップしている模様。
「ちょっと待てよ?これなら最強になれるんじゃね?」
最弱魔法しか使う事の出来ない底辺冒険者である俺が、レベルアップで高みを目指す物語。
他サイトにも掲載しています。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜
平明神
ファンタジー
ユーゴ・タカトー。
それは、女神の「推し」になった男。
見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。
彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。
彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。
その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!
女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!
さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?
英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───
なんでもありの異世界アベンジャーズ!
女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕!
※不定期更新。
※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。
クラス全員で転移したけど俺のステータスは使役スキルが異常で出会った人全員を使役してしまいました
髙橋ルイ
ファンタジー
「クラス全員で転移したけど俺のステータスは使役スキルが異常で出会った人全員を使役してしまいました」
気がつけば、クラスごと異世界に転移していた――。
しかし俺のステータスは“雑魚”と判定され、クラスメイトからは置き去りにされる。
「どうせ役立たずだろ」と笑われ、迫害され、孤独になった俺。
だが……一人きりになったとき、俺は気づく。
唯一与えられた“使役スキル”が 異常すぎる力 を秘めていることに。
出会った人間も、魔物も、精霊すら――すべて俺の配下になってしまう。
雑魚と蔑まれたはずの俺は、気づけば誰よりも強大な軍勢を率いる存在へ。
これは、クラスで孤立していた少年が「異常な使役スキル」で異世界を歩む物語。
裏切ったクラスメイトを見返すのか、それとも新たな仲間とスローライフを選ぶのか――
運命を決めるのは、すべて“使役”の先にある。
毎朝7時更新中です。⭐お気に入りで応援いただけると励みになります!
期間限定で10時と17時と21時も投稿予定
※表紙のイラストはAIによるイメージです
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる