11 / 41
賢人マーリン・ネ・ベルゼ・マルアハ
11
しおりを挟む
僕は家に帰りつくと、そのまま母のところへと向かった。ベントスを会わせたかったのと、あと父上にさっきできたばかりのいろいろな疑問を聞いておいてもらいたいと考えたからだ。
最初の旅から帰ってきて、父上とは少しだけ和解はできていた。けれどそれ以後どういうわけかすれ違いばかりで、なかなか家で顔を合わせる機会がない。いろいろとわかったことが沢山に増えてきた今、こうなると、できれば父の持つあの道具の力を借りたい。緑の書、モリの一族の知識と歴史を記録しアカシックレコードにも通じているという、モリの道具。
明日、出かけている間に父上にそう伝えて欲しいとお願いをし、僕は自分の部屋へと戻る。外はすっかり暗くなっていた。時刻はもう八時を回っている。ベントスは、かつての主である僕の母に会って、緊張と警戒で動きが固まってしまっていた。仕方ないのでそのまま母にあずけることにする。
あとは、明日からの準備をしなければ。ベントスは問題ないようだし、残るはレイミリアさんの言っていた、海洋で自分たちの居場所を確認する道具。調べて手配しなくちゃいけない。
◇◇◇
一夜明けて、朝が来た。僕は結局一睡もできずに、調べ上げた道具の資料とメモを手に部屋を出る。ドアを開けたところにベントスがいた。僕の邪魔をしないようにと気を使ってくれたんだろうか、丸まって寝ている。なので僕はベントスが起きないように優しく抱き上げて、そうして玄関へと急いだ。
日は、昇り始めてまだ間もない。玄関を出て空を見上げると、うっすらと朝焼けが東の空を染めていた。
「お早いですね、ミラクーロ様。」
腕の中からベントスの声がした。どうやら起こしてしまったようだ。
「ごめんよ、ベントス。気遣いなどせずに部屋の中に入ってベッドで寝ればよかったのに。」
「お気になさらず。廊下ですら上質の絨毯がございましたので、砂漠にいたころよりは何倍も快適に眠れました。」
そう言ってベントスは、僕の手から地面に降りると、本物の猫のようにグイっと伸びをした。そして聞く。
「先んじて船へ行かれるのですか?」
「うん、頼む。」
僕がそう言うと、ベントスは僕らの周りにある大気をまとめはじめる。空気の密度が変わるのか、あたりがグニャグニャっと、歪んだガラスに写したかのように変わっていくのが見える。
◇◇◇
ベントスはもともとは大気の精霊だ。この星の大気を、生き物たちに認識された日から存在していると言う。一番最初にそれと認識されたのが、流れる大気、つまり風だったので『風の精霊』と呼ばれてきたそうだ。自分でもその名を好んで使っている。
僕の父上と母は今から四百年ほど昔に、銀の鈴を使って外の世界を旅したことがあるそうだ。その時ベントスは、『大気の精霊』として世界中の空に霧散していたらしい。世界中のすべての場所にあって、うとうととうたたねをするように過ごしていた、と以前自分で話してくれた。
母はその時、はぐれてしまった父を探すのに、その『大気の精霊』の力を借りたいと思ったらしい。そこで銀の鈴を取り出して、『大気の精霊』が顕現し自分に力を貸してくれるよう祈ったと言う。その時に姿を現したのは、小さな丸い聖霊。透明で中に渦を巻き、話しかけると飛び跳ねて喜ぶ、そんな精霊だったらしい。
そのままの姿で百年ほど、母に連れられて共に過ごしていたそうだ。そして、父と母が再び『たそかれの世界』に戻る日が来た時に置いていかれた、と言っていた。
「つきました。」
厚めの大気で周囲を覆い、まるっと中の者を移動させる。銀の鈴で移動するよりも時間はかかるが、そのおかげで移動中にいろいろと考えられて、僕はけっこう好きな移動方法だ。
「ありがとう。休んでていいよ。」
僕はベントスにそう言うと、早速船上で銀鈴の力が届いているかどうかを確認するところからはじめた。何度か大洋へと行ったり来たりしている間に、僕とレイミリアさんとで銀鈴の使用条件をいくつか修正してきた。初期の状態だと、銀鈴は主契約者の元にあり、従契約者は主契約者から遠く離れると使えない。それをレイミリアさんが嫌がり、もっと遠く離れても使えるようにしてくれと言い出したのでそう変えた。今銀鈴は、レイミリアさんが僕からかなり離れてしまっても、僕に使えるようになっている。代わりに、離れた場所で僕が銀鈴を使うときは、レイミリアさんもその使用内容がわかるように変えさせてもらった。そうでもしておかないと、変な思い込みで何を言い出されるかわからないからだ。銀鈴のすごさは、そうした細かな使用条件の変更も後付けで変えられるところだ。
船上で両手のひらを組み、銀鈴に祈る。欲しいのは船の現在地を測れる道具。羅針盤、航海道具の八分儀、六分儀、そして四分儀。それに世界地図とななつの海の海図をと銀鈴に願い、目の前にイメージした物が出そろっていく。このイメージを固めるために調べものに追われて、昨日は結局眠れなかった。父上の書斎から持ち出した本は、今も僕の部屋で高々と積みあがっている。
続いて今度は、それぞれの道具が組み合わさるイメージを頭に浮かべていく。海図と地図が重なり合って、その下に台が現れ、立体地図をのせたような大きめの台座ができあがっていく。羅針盤と八分儀と六分儀、それに四分儀が組み合わさり、指先ほどの船の模型ができあがってた。僕はその船を、立体地図の上にのせてみた。すると船は地図上の海にぽちゃんと浮かんだ。かと思ったら、今度は船のサイズに合わせて地図の縮尺が変化していく。
「懐かしい物がそろってたと思ったら、これはいったいどういうものができあがったのですか?」
ベントスが興味を持って、僕の肩にのり聞いてくる。
「昨夜いろいろと調べてて、船の居場所を知るのにはいくつか道具が必要ってわかったんだ。だけどその道具は使い方が難しくてね。それでちょっと銀鈴で分かりやすくしてみた。」
僕は得意げにそう答えた。
目の前にできあがったものを見ると、我ながらいいできだ。立体的になった地図の面は、高さは僕にちょうど良く、幅も奥行きも一目で全体が目に入る。船が浮かんだことで縮尺が勝手に変わってしまって、今は周囲に海しかないようだ。大丈からはみ出てしまった分は、船が動くと勝手にどんどん移動していく。この立体地図の海に浮かんだ船が、僕らの乗る船を表していた。
なんかでも…。地図上で船はうろうろと移動している。
「ミラクーロ様、これはあってますか?見たところこの模型が、この船になるんですよね?」
「うん。」
「なんだか居場所が定まらない様子で、うろうろと移動していますよ…。」
僕はベントスと二人、地図の上をゆっくりと動く模型船をながめた。なかなか、落ち着かない。ついには地図上の陸地を移動しだしている。
「それはこの『たそかれの世界』だからでしょう。外へ出れば、使えると思いますよ。」
突然声が聞こえた。僕とベントスは驚いて顔をあげる。するとそこには、ヨホがいた。
「しかし、ずいぶんとおもしろいものを。どこに置くんですかこれ?」
ヨホは、昨日僕が最後に見た十代の姿ではなく、少し大人びた二十代から三十代くらいの様相で船上のデッキに立っていた。ヨホの後ろには船のキャビンが見える。ひょっとすると僕よりもずっと早くに船に来ていたのかもしれない。
「びっくりしたよ!ヨホ。来てるなら来てるって、言ってくださいよ。」
「ごめんなさいね。つい、夢中になってるミラクーロ様の邪魔をしたら悪いと思って。」
そう言いながら、ヨホの顔はいたずらっ子のような表情をしている。
最初の旅から帰ってきて、父上とは少しだけ和解はできていた。けれどそれ以後どういうわけかすれ違いばかりで、なかなか家で顔を合わせる機会がない。いろいろとわかったことが沢山に増えてきた今、こうなると、できれば父の持つあの道具の力を借りたい。緑の書、モリの一族の知識と歴史を記録しアカシックレコードにも通じているという、モリの道具。
明日、出かけている間に父上にそう伝えて欲しいとお願いをし、僕は自分の部屋へと戻る。外はすっかり暗くなっていた。時刻はもう八時を回っている。ベントスは、かつての主である僕の母に会って、緊張と警戒で動きが固まってしまっていた。仕方ないのでそのまま母にあずけることにする。
あとは、明日からの準備をしなければ。ベントスは問題ないようだし、残るはレイミリアさんの言っていた、海洋で自分たちの居場所を確認する道具。調べて手配しなくちゃいけない。
◇◇◇
一夜明けて、朝が来た。僕は結局一睡もできずに、調べ上げた道具の資料とメモを手に部屋を出る。ドアを開けたところにベントスがいた。僕の邪魔をしないようにと気を使ってくれたんだろうか、丸まって寝ている。なので僕はベントスが起きないように優しく抱き上げて、そうして玄関へと急いだ。
日は、昇り始めてまだ間もない。玄関を出て空を見上げると、うっすらと朝焼けが東の空を染めていた。
「お早いですね、ミラクーロ様。」
腕の中からベントスの声がした。どうやら起こしてしまったようだ。
「ごめんよ、ベントス。気遣いなどせずに部屋の中に入ってベッドで寝ればよかったのに。」
「お気になさらず。廊下ですら上質の絨毯がございましたので、砂漠にいたころよりは何倍も快適に眠れました。」
そう言ってベントスは、僕の手から地面に降りると、本物の猫のようにグイっと伸びをした。そして聞く。
「先んじて船へ行かれるのですか?」
「うん、頼む。」
僕がそう言うと、ベントスは僕らの周りにある大気をまとめはじめる。空気の密度が変わるのか、あたりがグニャグニャっと、歪んだガラスに写したかのように変わっていくのが見える。
◇◇◇
ベントスはもともとは大気の精霊だ。この星の大気を、生き物たちに認識された日から存在していると言う。一番最初にそれと認識されたのが、流れる大気、つまり風だったので『風の精霊』と呼ばれてきたそうだ。自分でもその名を好んで使っている。
僕の父上と母は今から四百年ほど昔に、銀の鈴を使って外の世界を旅したことがあるそうだ。その時ベントスは、『大気の精霊』として世界中の空に霧散していたらしい。世界中のすべての場所にあって、うとうととうたたねをするように過ごしていた、と以前自分で話してくれた。
母はその時、はぐれてしまった父を探すのに、その『大気の精霊』の力を借りたいと思ったらしい。そこで銀の鈴を取り出して、『大気の精霊』が顕現し自分に力を貸してくれるよう祈ったと言う。その時に姿を現したのは、小さな丸い聖霊。透明で中に渦を巻き、話しかけると飛び跳ねて喜ぶ、そんな精霊だったらしい。
そのままの姿で百年ほど、母に連れられて共に過ごしていたそうだ。そして、父と母が再び『たそかれの世界』に戻る日が来た時に置いていかれた、と言っていた。
「つきました。」
厚めの大気で周囲を覆い、まるっと中の者を移動させる。銀の鈴で移動するよりも時間はかかるが、そのおかげで移動中にいろいろと考えられて、僕はけっこう好きな移動方法だ。
「ありがとう。休んでていいよ。」
僕はベントスにそう言うと、早速船上で銀鈴の力が届いているかどうかを確認するところからはじめた。何度か大洋へと行ったり来たりしている間に、僕とレイミリアさんとで銀鈴の使用条件をいくつか修正してきた。初期の状態だと、銀鈴は主契約者の元にあり、従契約者は主契約者から遠く離れると使えない。それをレイミリアさんが嫌がり、もっと遠く離れても使えるようにしてくれと言い出したのでそう変えた。今銀鈴は、レイミリアさんが僕からかなり離れてしまっても、僕に使えるようになっている。代わりに、離れた場所で僕が銀鈴を使うときは、レイミリアさんもその使用内容がわかるように変えさせてもらった。そうでもしておかないと、変な思い込みで何を言い出されるかわからないからだ。銀鈴のすごさは、そうした細かな使用条件の変更も後付けで変えられるところだ。
船上で両手のひらを組み、銀鈴に祈る。欲しいのは船の現在地を測れる道具。羅針盤、航海道具の八分儀、六分儀、そして四分儀。それに世界地図とななつの海の海図をと銀鈴に願い、目の前にイメージした物が出そろっていく。このイメージを固めるために調べものに追われて、昨日は結局眠れなかった。父上の書斎から持ち出した本は、今も僕の部屋で高々と積みあがっている。
続いて今度は、それぞれの道具が組み合わさるイメージを頭に浮かべていく。海図と地図が重なり合って、その下に台が現れ、立体地図をのせたような大きめの台座ができあがっていく。羅針盤と八分儀と六分儀、それに四分儀が組み合わさり、指先ほどの船の模型ができあがってた。僕はその船を、立体地図の上にのせてみた。すると船は地図上の海にぽちゃんと浮かんだ。かと思ったら、今度は船のサイズに合わせて地図の縮尺が変化していく。
「懐かしい物がそろってたと思ったら、これはいったいどういうものができあがったのですか?」
ベントスが興味を持って、僕の肩にのり聞いてくる。
「昨夜いろいろと調べてて、船の居場所を知るのにはいくつか道具が必要ってわかったんだ。だけどその道具は使い方が難しくてね。それでちょっと銀鈴で分かりやすくしてみた。」
僕は得意げにそう答えた。
目の前にできあがったものを見ると、我ながらいいできだ。立体的になった地図の面は、高さは僕にちょうど良く、幅も奥行きも一目で全体が目に入る。船が浮かんだことで縮尺が勝手に変わってしまって、今は周囲に海しかないようだ。大丈からはみ出てしまった分は、船が動くと勝手にどんどん移動していく。この立体地図の海に浮かんだ船が、僕らの乗る船を表していた。
なんかでも…。地図上で船はうろうろと移動している。
「ミラクーロ様、これはあってますか?見たところこの模型が、この船になるんですよね?」
「うん。」
「なんだか居場所が定まらない様子で、うろうろと移動していますよ…。」
僕はベントスと二人、地図の上をゆっくりと動く模型船をながめた。なかなか、落ち着かない。ついには地図上の陸地を移動しだしている。
「それはこの『たそかれの世界』だからでしょう。外へ出れば、使えると思いますよ。」
突然声が聞こえた。僕とベントスは驚いて顔をあげる。するとそこには、ヨホがいた。
「しかし、ずいぶんとおもしろいものを。どこに置くんですかこれ?」
ヨホは、昨日僕が最後に見た十代の姿ではなく、少し大人びた二十代から三十代くらいの様相で船上のデッキに立っていた。ヨホの後ろには船のキャビンが見える。ひょっとすると僕よりもずっと早くに船に来ていたのかもしれない。
「びっくりしたよ!ヨホ。来てるなら来てるって、言ってくださいよ。」
「ごめんなさいね。つい、夢中になってるミラクーロ様の邪魔をしたら悪いと思って。」
そう言いながら、ヨホの顔はいたずらっ子のような表情をしている。
0
あなたにおすすめの小説
貧乏冒険者で底辺配信者の生きる希望もないおっさんバズる~庭のFランク(実際はSSSランク)ダンジョンで活動すること15年、最強になりました~
喰寝丸太
ファンタジー
おっさんは経済的に、そして冒険者としても底辺だった。
庭にダンジョンができたが最初のザコがスライムということでFランクダンジョン認定された。
そして18年。
おっさんの実力が白日の下に。
FランクダンジョンはSSSランクだった。
最初のザコ敵はアイアンスライム。
特徴は大量の経験値を持っていて硬い、そして逃げる。
追い詰められると不壊と言われるダンジョンの壁すら溶かす酸を出す。
そんなダンジョンでの15年の月日はおっさんを最強にさせた。
世間から隠されていた最強の化け物がいま世に出る。
レオナルド先生創世記
ポルネス・フリューゲル
ファンタジー
ビッグバーンを皮切りに宇宙が誕生し、やがて展開された宇宙の背景をユーモアたっぷりにとてもこっけいなジャック・レオナルド氏のサプライズの幕開け、幕開け!
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
還暦の性 若い彼との恋愛模様
MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。
そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。
その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。
全7話
無能扱いされ会社を辞めさせられ、モフモフがさみしさで命の危機に陥るが懸命なナデナデ配信によりバズる~色々あって心と音速の壁を突破するまで~
ぐうのすけ
ファンタジー
大岩翔(オオイワ カケル・20才)は部長の悪知恵により会社を辞めて家に帰った。
玄関を開けるとモフモフ用座布団の上にペットが座って待っているのだが様子がおかしい。
「きゅう、痩せたか?それに元気もない」
ペットをさみしくさせていたと反省したカケルはペットを頭に乗せて大穴(ダンジョン)へと走った。
だが、大穴に向かう途中で小麦粉の大袋を担いだJKとぶつかりそうになる。
「パンを咥えて遅刻遅刻~ではなく原材料を担ぐJKだと!」
この奇妙な出会いによりカケルはヒロイン達と心を通わせ、心に抱えた闇を超え、心と音速の壁を突破する。
【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。
木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。
しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。
そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。
【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
帰って来た勇者、現代の世界を引っ掻きまわす
黄昏人
ファンタジー
ハヤトは15歳、中学3年生の時に異世界に召喚され、7年の苦労の後、22歳にて魔族と魔王を滅ぼして日本に帰還した。帰還の際には、莫大な財宝を持たされ、さらに身につけた魔法を始めとする能力も保持できたが、マナの濃度の低い地球における能力は限定的なものであった。しかし、それでも圧倒的な体力と戦闘能力、限定的とは言え魔法能力は現代日本を、いや世界を大きく動かすのであった。
4年前に書いたものをリライトして載せてみます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる