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第6章
最終話
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身体が動かない。
「ぅ……ぁ……」
上手く声も出ない。
降り注ぐ冬の雨が、容赦なく体温を奪ってゆく。
本当なら雨露から住人を守ってくれる屋根は、穴だらけでなんの役にもたっていない。
小屋と呼ぶことさえ褒めすぎな廃屋。
その中に横たわる少女。
名をアカリという。
天空魔城インダーラの攻撃で肉親すべてを失い、身ひとつでスラムに逃げ込んだ。
だがそれは、命日を横に少しだけずらしたにすぎなかった。
珍しい話ではない。
インダーラとモンスターどもの攻撃で、王都アイリーンは一万人を超える死者が出た。
そしてその余波で、さらに二万人が死んだと公式記録は伝えている。
家族を失い、住む家を失い、職を失い、食料も水も、着るものさえなく、多くの人々が野垂れ死んでいった。
アカリも、もう一週間ちかく何も食べていない。
周囲の人々は手を差しのべてくれなかった。
無情なのではなく、誰もが他人を思いやる余裕などなかったからだ。
このまま死ぬ。
それすらも、もうどうでも良い。
ただ、もしこの世に神さまがいるなら、どうして家族と一緒に死なせてくれなかったのだろう。
たったひとり、こんな廃屋で、ただ朽ち果てるように死ぬためか。
「ぁ……ぅ……」
恨み言も出てこない。
消耗しきっているのだ。
と、その口に何かが当てられ、優しい味が喉に染み通ってゆく。
暖かいスープ。
しかし、それがなんなのか考えるより先に身体が動いていた。
水筒を奪い取ろうと手が伸びる。
柔らかな掌に包まれた。
「急に動かないでー ゆっくりとー 落ち着いて飲むのー からだがびっくりしちゃうからねー」
声。
まだ若い女性の声だ。
「ぅ……」
薄目を開くと、夏の太陽ような真っ赤な髪が映る。
「ぅぁ……」
「無理に喋らなくていいよー きみが生きていてくれて良かったよー」
にぱっと笑う。
ひまわりみたいな笑顔。
神さま、だと思った。
魔王ザッガリアが滅んだのち、アイリン王国上層部は軽い政治的配慮をおこなった。
ザッガリアを倒し、世界を救った英雄の名を発表しなかったのである。
いくつかの事情がある。
魔軍の侵攻に対して、王国軍は為すところがなく、民に多くの犠牲を出してしまったこと。
インダーラ墜落後も、まず王宮の修復と首都機能の回復が優先されたため、犠牲者が増えてしまったこと。
そして魔王を倒したのが国に仕える騎士ではなく、市井の商会だったということ。
どれかひとつだけでも、王国の面目を潰してしまう。
威信を保つためにも、セシルたちを英雄として称揚することはできなかった。
じっさい、風のセシルとその一党を処刑すべきという意見も、王宮内には根強くあったのだ。
最高の英雄とは死んだ英雄。
ザッガリアと相打ちにでもなって果ててくれれば、アイリン王国はまったく損をしなかったのに、勝っておめおめと生き残るとは。
生きている者には恩賞なり領地なり実質的な利益を与えなくてはならない。
そしてアイリン王国にそんな余裕はなかった。
王都アイリーンの復興だけで、天文学的な額の金がかかるのだ。
これ以上の出費は、冗談ごとでなく国が傾いてしまう。
魔族との通謀疑惑でも着せて処刑せよと主張する大臣も多かった。
それに対して正面から異を唱えたのは、王女エオリアとイリューズ・サリス伯爵、そして近衛騎士テリオスである。
目先の利益を優先して救国の勇者を死なせたら、今後だれもアイリンのためになど戦ってはくれないだろう。
というエオリアの主張は、一回目の歴史と同じである。
違うのはそこからだ。
「風のセシルを処分するというなら、それも良いだろう。だが、その前に我が軍と一戦交える覚悟はあるのだろうな?」
御前会議の席上でイリューズが発した言葉である。
なんとこの男は、傲然と王国政府に盾突いてみせたのだ。
息を呑む重臣たちに肉食獣の笑みを向ける。
王国軍の戦力は魔王との戦いで払底している。ひるがえってサリス伯爵軍はまったくの無傷だ。
両軍が戦えば、勝敗の帰趨など論ずるに値しない。
そして王国軍が敗北した場合、他の諸侯だって野心に火がつくだろう。
「べつに俺はそれでもかまわんぞ? どうするね? 諸卿」
一度は王国の危機を救ってやった。
恩を仇で返すというのなら容赦しない。
「それで、だ。悪いが俺も抜けさせてもらう」
テリオスが宣言し、居並ぶ重臣たちの前で近衛騎士の階級章を引きちぎってみせる。
「当然、わたくしもですわ」
エオリアもまた額のティアラを外した。
野に下る、という意思表示である。
もちろんこの場合は、サリス軍に合流するという意味だ。
風のセシル、漆黒の放浪魔導師、竜王マルドゥク、オルトの若き摂政サトリス。魔王を倒した勇者たちが集うタイモールに、テリオスとエオリアまで揃う。
逆にいえば、ザッガリア以上の力がなくては、彼らには勝てないということである。
「それでも戦いを望むか? せっかく拾った命なのに」
挑戦的なイリューズの言葉に、青ざめる国王や重臣たち。
「べつに、篤く功に報いろって言ってるんじゃねえんだよ。俺らは」
「何もするな。かまうな。たったこれだけで、お互いが幸福になれるのですわ。破格の条件でしょう?」
テリオスとエオリアが笑う。
とどめというべきだった。
こうして、アイリン王国はセシル商会に対して、銅銭一枚の褒賞を出すこともなく、感謝の一言すらも述べないことが決まった。
これが政治的配慮の顛末である。
「いらっしゃい! いらっしゃい!!」
威勢の良い声が広場に響く。
串焼きを売る屋台。
売り子が元気なのと、安いのと、作るのが早いのと、三つも長所がある。ちなみに短所の方は誰も数えていない。
その元気な売り子の名をアカリという。
彼女は郡都タイモールの小さな下宿屋に住み、この店で働いている。
二年前、セシル商会に命を救われたアカリは、タイモールへと移住し、住む家と仕事を紹介された。
もちろん良いことばかりではない。
嫌なこともたくさんあった。
それでもアカリは笑顔を消したことはない。
知っているから。
彼女よりもずっとずっと多くのものを背負いながら、それでも戦い続けている人がいることを。
負けていられない。
と、串焼きを売るアカリの目が、吟遊詩人の姿を捉える。
休日の広場には多くの人が集まる。
歌を聴かせたり芸を見せたりする旅芸人なども。
詩人の周囲には、すぐに子供たちが集まってくる。
披露するのは、もちろん『エオスの護り手』。
魔王ザッガリアを打ち倒し、世界を救った七人の英雄たちの物語だ。
人気の高い演目である。
アイリン王国政府が何も語らなくとも、人々の間で語られる伝説は揺るがない。
吟遊詩人が美声を披露し、聴衆が歓声をあげる。
──勇気と機転。絶望など世界に存在しない。深紅の夜叉公主──
──握りしめた光。神殺しの槍はすべてを貫く。漆黒の放浪魔導師──
──其は守りの剣。友を、未来を守り抜く。閃光の剣士──
──精霊王に愛されし乙女。その力、誰かを支えるために。麗しの聖女──
──手に掲げるは炎の剣。胸に抱くは義侠の心。蒼眸の聖騎士──
──鋼の意志に砕けぬものなし。友の砦とならん。勇者の片腕──
──英雄たちの師。人々を見守る優しき瞳。金色の竜王──
広く民衆に流布する七英雄の冒険譚。
広場に集まった人々が聞き惚れ、ため息を漏らす。
アイリン王国からわずかな恩賞すらもらえなかったセシル商会だが、これこそが最高の栄誉だったかもしれない。
そして、この英雄たちの叙事詩の歌い納めは決まっている。
物語がクライマックスを迎えたとき、詩人が両手を広げて聴衆に唱和を促すのだ。
『友と! 明日のために!!』
きらきらと瞳を輝かせた子供たちが声をあげる。
微笑ましく親たちが見つめる。
不思議な言葉だ。
友のために明日のために、なのか、友と築く明日のために、なのか。
聴く者によって、どちらとも取れる。
「友と明日のために」
小さく微笑んで仕事に戻るアカリ。
彼女は今、仕事のかたわら学業にも励んでいる。
学問を修め、知識を蓄え、いつしかあの人の役に立てるように。
八人目の友となれるように。
いまはまだ遠く及ばなくても。
いつかは並んで、同じ未来を見たいから。
今日もアカリは、笑顔を見せる。
ひまわりのような。
「ぅ……ぁ……」
上手く声も出ない。
降り注ぐ冬の雨が、容赦なく体温を奪ってゆく。
本当なら雨露から住人を守ってくれる屋根は、穴だらけでなんの役にもたっていない。
小屋と呼ぶことさえ褒めすぎな廃屋。
その中に横たわる少女。
名をアカリという。
天空魔城インダーラの攻撃で肉親すべてを失い、身ひとつでスラムに逃げ込んだ。
だがそれは、命日を横に少しだけずらしたにすぎなかった。
珍しい話ではない。
インダーラとモンスターどもの攻撃で、王都アイリーンは一万人を超える死者が出た。
そしてその余波で、さらに二万人が死んだと公式記録は伝えている。
家族を失い、住む家を失い、職を失い、食料も水も、着るものさえなく、多くの人々が野垂れ死んでいった。
アカリも、もう一週間ちかく何も食べていない。
周囲の人々は手を差しのべてくれなかった。
無情なのではなく、誰もが他人を思いやる余裕などなかったからだ。
このまま死ぬ。
それすらも、もうどうでも良い。
ただ、もしこの世に神さまがいるなら、どうして家族と一緒に死なせてくれなかったのだろう。
たったひとり、こんな廃屋で、ただ朽ち果てるように死ぬためか。
「ぁ……ぅ……」
恨み言も出てこない。
消耗しきっているのだ。
と、その口に何かが当てられ、優しい味が喉に染み通ってゆく。
暖かいスープ。
しかし、それがなんなのか考えるより先に身体が動いていた。
水筒を奪い取ろうと手が伸びる。
柔らかな掌に包まれた。
「急に動かないでー ゆっくりとー 落ち着いて飲むのー からだがびっくりしちゃうからねー」
声。
まだ若い女性の声だ。
「ぅ……」
薄目を開くと、夏の太陽ような真っ赤な髪が映る。
「ぅぁ……」
「無理に喋らなくていいよー きみが生きていてくれて良かったよー」
にぱっと笑う。
ひまわりみたいな笑顔。
神さま、だと思った。
魔王ザッガリアが滅んだのち、アイリン王国上層部は軽い政治的配慮をおこなった。
ザッガリアを倒し、世界を救った英雄の名を発表しなかったのである。
いくつかの事情がある。
魔軍の侵攻に対して、王国軍は為すところがなく、民に多くの犠牲を出してしまったこと。
インダーラ墜落後も、まず王宮の修復と首都機能の回復が優先されたため、犠牲者が増えてしまったこと。
そして魔王を倒したのが国に仕える騎士ではなく、市井の商会だったということ。
どれかひとつだけでも、王国の面目を潰してしまう。
威信を保つためにも、セシルたちを英雄として称揚することはできなかった。
じっさい、風のセシルとその一党を処刑すべきという意見も、王宮内には根強くあったのだ。
最高の英雄とは死んだ英雄。
ザッガリアと相打ちにでもなって果ててくれれば、アイリン王国はまったく損をしなかったのに、勝っておめおめと生き残るとは。
生きている者には恩賞なり領地なり実質的な利益を与えなくてはならない。
そしてアイリン王国にそんな余裕はなかった。
王都アイリーンの復興だけで、天文学的な額の金がかかるのだ。
これ以上の出費は、冗談ごとでなく国が傾いてしまう。
魔族との通謀疑惑でも着せて処刑せよと主張する大臣も多かった。
それに対して正面から異を唱えたのは、王女エオリアとイリューズ・サリス伯爵、そして近衛騎士テリオスである。
目先の利益を優先して救国の勇者を死なせたら、今後だれもアイリンのためになど戦ってはくれないだろう。
というエオリアの主張は、一回目の歴史と同じである。
違うのはそこからだ。
「風のセシルを処分するというなら、それも良いだろう。だが、その前に我が軍と一戦交える覚悟はあるのだろうな?」
御前会議の席上でイリューズが発した言葉である。
なんとこの男は、傲然と王国政府に盾突いてみせたのだ。
息を呑む重臣たちに肉食獣の笑みを向ける。
王国軍の戦力は魔王との戦いで払底している。ひるがえってサリス伯爵軍はまったくの無傷だ。
両軍が戦えば、勝敗の帰趨など論ずるに値しない。
そして王国軍が敗北した場合、他の諸侯だって野心に火がつくだろう。
「べつに俺はそれでもかまわんぞ? どうするね? 諸卿」
一度は王国の危機を救ってやった。
恩を仇で返すというのなら容赦しない。
「それで、だ。悪いが俺も抜けさせてもらう」
テリオスが宣言し、居並ぶ重臣たちの前で近衛騎士の階級章を引きちぎってみせる。
「当然、わたくしもですわ」
エオリアもまた額のティアラを外した。
野に下る、という意思表示である。
もちろんこの場合は、サリス軍に合流するという意味だ。
風のセシル、漆黒の放浪魔導師、竜王マルドゥク、オルトの若き摂政サトリス。魔王を倒した勇者たちが集うタイモールに、テリオスとエオリアまで揃う。
逆にいえば、ザッガリア以上の力がなくては、彼らには勝てないということである。
「それでも戦いを望むか? せっかく拾った命なのに」
挑戦的なイリューズの言葉に、青ざめる国王や重臣たち。
「べつに、篤く功に報いろって言ってるんじゃねえんだよ。俺らは」
「何もするな。かまうな。たったこれだけで、お互いが幸福になれるのですわ。破格の条件でしょう?」
テリオスとエオリアが笑う。
とどめというべきだった。
こうして、アイリン王国はセシル商会に対して、銅銭一枚の褒賞を出すこともなく、感謝の一言すらも述べないことが決まった。
これが政治的配慮の顛末である。
「いらっしゃい! いらっしゃい!!」
威勢の良い声が広場に響く。
串焼きを売る屋台。
売り子が元気なのと、安いのと、作るのが早いのと、三つも長所がある。ちなみに短所の方は誰も数えていない。
その元気な売り子の名をアカリという。
彼女は郡都タイモールの小さな下宿屋に住み、この店で働いている。
二年前、セシル商会に命を救われたアカリは、タイモールへと移住し、住む家と仕事を紹介された。
もちろん良いことばかりではない。
嫌なこともたくさんあった。
それでもアカリは笑顔を消したことはない。
知っているから。
彼女よりもずっとずっと多くのものを背負いながら、それでも戦い続けている人がいることを。
負けていられない。
と、串焼きを売るアカリの目が、吟遊詩人の姿を捉える。
休日の広場には多くの人が集まる。
歌を聴かせたり芸を見せたりする旅芸人なども。
詩人の周囲には、すぐに子供たちが集まってくる。
披露するのは、もちろん『エオスの護り手』。
魔王ザッガリアを打ち倒し、世界を救った七人の英雄たちの物語だ。
人気の高い演目である。
アイリン王国政府が何も語らなくとも、人々の間で語られる伝説は揺るがない。
吟遊詩人が美声を披露し、聴衆が歓声をあげる。
──勇気と機転。絶望など世界に存在しない。深紅の夜叉公主──
──握りしめた光。神殺しの槍はすべてを貫く。漆黒の放浪魔導師──
──其は守りの剣。友を、未来を守り抜く。閃光の剣士──
──精霊王に愛されし乙女。その力、誰かを支えるために。麗しの聖女──
──手に掲げるは炎の剣。胸に抱くは義侠の心。蒼眸の聖騎士──
──鋼の意志に砕けぬものなし。友の砦とならん。勇者の片腕──
──英雄たちの師。人々を見守る優しき瞳。金色の竜王──
広く民衆に流布する七英雄の冒険譚。
広場に集まった人々が聞き惚れ、ため息を漏らす。
アイリン王国からわずかな恩賞すらもらえなかったセシル商会だが、これこそが最高の栄誉だったかもしれない。
そして、この英雄たちの叙事詩の歌い納めは決まっている。
物語がクライマックスを迎えたとき、詩人が両手を広げて聴衆に唱和を促すのだ。
『友と! 明日のために!!』
きらきらと瞳を輝かせた子供たちが声をあげる。
微笑ましく親たちが見つめる。
不思議な言葉だ。
友のために明日のために、なのか、友と築く明日のために、なのか。
聴く者によって、どちらとも取れる。
「友と明日のために」
小さく微笑んで仕事に戻るアカリ。
彼女は今、仕事のかたわら学業にも励んでいる。
学問を修め、知識を蓄え、いつしかあの人の役に立てるように。
八人目の友となれるように。
いまはまだ遠く及ばなくても。
いつかは並んで、同じ未来を見たいから。
今日もアカリは、笑顔を見せる。
ひまわりのような。
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