転生したら、天才魔法士の卵でした

mikuru

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寮の大改造

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 私達は荷物を持って一旦アルバに帰ってきた。まだ、お昼時だったから荷物の整理などをしようと家に帰ろうとした。しかし、
 「本当に申し訳ない。実は、家がないんだ。」
私達は唖然とした。家がないそれはこれからの生活が出来ないという事だ。パパは、アルバの職員部屋に泊まっているらしく家がないと言うのだ。私達が職員部屋に暮らすわけにもいかず悩んでいると、
 「実は昔使われていた、寮があるんですよ。そこで暮らしなさい。でも、かなり昔でボロいから多少修理しないといけないが・・・」
私達はそこしかないよねと、話しその昔使われていた寮に暮らすことにした。アルバからも近いし、パパも多少は様子を見に来ると言っている。修理するために必要なノコギリやトンカチ、ネジや釘などを持って寮に向かった。
 
 寮に着くと思っていたより、よっぽどボロく、古かった。パパは急に電話なってしまい途中で抜けてしまったが、鍵は貰っていたからそのまま中に入った。中に入ると、もう真っ暗で足元さえも見えなかった。懐中電灯を貰っておけば良かったと私達は後悔した。ちょっとずつ進んで、私がたまたまコンセントに触った時、急に電気が付いた。私の電流がちょうどコンセントにうまく入り、電気が付いたのだ。これで、修理が出来ると私とユウヤはとても、ルンルンだった。

 寮として使っていたことがあるせいかどこかのお金持ちの家の玄関のように広かった。玄関の近くには、大きな噴水と二階へ続く階段があった。そして、階段を上がらす、右の方へ行くとそこには、談話室があった。逆に左の方へ行くと、キッチンとリビングそして、大きな庭があった。入り口の方にも、花壇があったから、植物などを育てることが出来る。

 先に玄関から修理をする。ショウゴが蜘蛛の巣やホコリを取って、その後私とユウヤが手際よく雨漏りしている板を張り替え、ドアの不具合などの調節をした。実は私とユウヤは前世では技術部に入っていたのだ。だから、木材加工や金属加工が得意なのだ。設計図があればもうすぐに作品を作ることが出来る。前世では、椅子やフラワーボックス、おかもちなどを作っていた経験がある。だから、修理と聞いて久しぶりに木材に触れれると思って楽しみだったのだ。そのせいかものの15分で玄関の修理と掃除が終わった。

 次に談話室。談話室には、ソファーが2つと大きな暖炉があった。冬になったら、ユウヤの炎とショウゴの樹を使って暖炉を使おうかと考えている。談話室は床がとてもギシギシいうのだ。だから、これは全部張り替える必要があった。ユウヤとショウゴにソファーを玄関まで一回運んでもらい、私は談話室の床を全て取った。そこで、なんと木を全て使ってしまったので、一旦外へ行き、ゆっくりとショウゴに大樹を出してもらい、私は氷を使って大樹を切り、板にした。急いで運び、私とユウヤは床を張り替えた。だけど、相変わらず手際いいせいか1時間で広い談話室の床を張り替えた。その後は、ソファーをユウヤとショウゴが戻し、その間に私は暖炉を掃除したり、暖炉の側の大きな窓を磨いた。最後にユウヤが脚立を持ってきて、談話室のシャンデリアの豆電球を替え、私がまたコンセントに電流を流して、電流が流れるのを確認した。それで、談話室も完了だ。

 一階の最後は、キッチンとリビングだ。キッチンとリビングは特に修理をする所がなかったから、掃除だけすることにした。机や椅子、棚などなんと電子レンジや冷蔵庫までもそのまま置いてあった。ガス、水道、電気はパパが手配すると言っていたが、私がいて電気が切れなければ大丈夫だろうと思いパパに電気は手配しなくていいことを伝えるつもりだ。一応これで、一階は終わり。最後にもう一度、玄関に戻り噴水に私が沢山水を注ぎ、噴水として利用できるようにした。

 それから、玄関の大きな階段を登ると、次は部屋がずらりとあった。おそらく二階で寮生達が暮らしていたのだろうとすぐに分かった。だけど、まだ階段は続いていた。そう、この寮は三階立てなのだ。三階も二階と同じ全て部屋だったら。私達はまず、部屋の割り振りに付いて決めた。二階は男子部屋、三階は女子部屋として使おうと決めた。ここからは、もう個人作業だ。私は一人で三階の部屋の掃除と修理をした。さすがに20も部屋があったので、それを一人で掃除して修理するのには時間がかかった。部屋には、ベットや棚、机の他にもお風呂やトイレもしっかりと付いていた。私が全て終わる頃にはもう日も暮れていた。その時ちょうどパパが帰ってきた。パパは電気が付いていたことと寮が綺麗になっていることに驚いていた。パパは私達に夕食を持って来てくれた。そういえば、お昼も食べていなかった。だから、とてもお腹が空いていて、沢山食べた。夕食を食べた後はパパはまた仕事に戻った。私達は、もうヘトヘトだった。寮の改造で力を使い果たしてしまったのだ。だから、続きは明日にしようと決めて、お互いに部屋に戻った。

 「おやすみなさーい。ミライ、ショウゴ。また、明日。」
     「おやすみ。ミライ、ユウヤ。」
     「おやすみなさい。ユウヤ、ショウゴ。二人とも良い夢を。」
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