転生したら、天才魔法士の卵でした

mikuru

文字の大きさ
5 / 13

購買

しおりを挟む
 小鳥のチュンチュンという鳴き声に私は目を覚ました。窓から見える景色は雲ひとつない晴天だった。私は朝食を作るために購買という所に行った。パパから昨日食費を貰っていて私がこれからは、お金の管理をすることになった。学校の近くに購買というお店があるという。私が知る購買はお昼時のパン争奪戦の購買しか思い付かなかったが、それとはまた違う購買らしい。パン争奪戦のことは購買部というらしい。物凄く、紛らわしい。そう思っていると、購買という所に着いた。中に入ると文房具や衣服、なんと食べ物などいろいろな物が売っていた。
 「いらっしゃい!そこの小さきお嬢ちゃん。」
多分、私のことだとすぐに思った。私の身長は152cmと、少し背が小さい。ユウヤは162cmだし、ショウゴは160cmと二人とも背が高い。だから、背が小さいのは私のコンプレックスだ。と、思いつつ声のある方向を向くと一人の男性がこっちの方に手を振っていた。
 「おはよう、お嬢ちゃん。俺はサラ、ここの店主さよろしくね。」
サラさんは、私が女子ということを知っているらしい。パパが事前にいろいろ話してくれていたらしい。そして、みんなの前では女子であることはあまり、バラさないでほしいことも知っているらしい。
 「お嬢ちゃん、今日は何がお求めかな?」
     「じゃあ、パンとジャムの苺とママレードと卵とベーコンとヨーグルトをお願いします。後、お米を1kgを寮に持ってきてくれませんか?」
     「任せて!合計で1250エルね」
エルと言うのは、エルセノアでのお金の単位。円と同じだ。私はピッタリにお金を払って、お礼を言い寮に戻った。

 寮に帰ると、ショウゴが外でラジオ体操をしていた。
 「おはよう、ショウゴ。」
    「おはよう、ミライ。荷物貸してキッチンまで持ってくよ。」
ショウゴに荷物を渡して、私とショウゴは一緒にキッチンに行った。キッチンに戻って、私は早速朝食を作り始めた。昨日買った、フライパンとフライパン返しを出して、目玉焼きとあぶりベーコンを作り始めた。ショウゴはその間にトースターにパンを突っ込んだ。パンの焼けるいい匂いがしてきたと同時にユウヤがあくびをしながら、キッチンにやってきた。
     「おはよう、ミライ、ショウゴ。朝食の準備ありがとう。皿洗いは俺がやるよ。」
      「ありがとう、ユウヤ。じゃあ、任せようかな。」
朝からホッコリする様な会話しながら、私達は朝食を食べた。すると、ピンポーンと言うインターホンの音がした。ショウゴが見に行くと、そこにはサラさんがいた。
 「はい!、お嬢ちゃん。お米1kgお届けに来たよ。」
     「サラさん、ありがとう。あの・・・このお肉とお魚は何ですか?」
 サラさんの手には、注文していたお米1kgの他にもいろいろなお肉とお魚を持っていた。
 「これは、おまけだよ!これからも、是非利用してね。勿論、そこのボーイ達もね!」
サラさんは、そう言い寮を後にした。
 
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します

白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。 あなたは【真実の愛】を信じますか? そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。 だって・・・そうでしょ? ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!? それだけではない。 何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!! 私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。 それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。 しかも! ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!! マジかーーーっ!!! 前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!! 思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。 世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

追放された味噌カス第7王子の異種族たちと,のんびり辺境地開発

ハーフのクロエ
ファンタジー
 アテナ王国の末っ子の第7王子に産まれたルーファスは魔力が0で無能者と言われ、大陸の妖精族や亜人やモンスターの多い大陸から離れた無人島に追放される。だが前世は万能スキル持ちで魔王を倒し英雄と呼ばれていたのを隠し生まれ変わってスローライフを送る為に無能者を装っていたのだ。そんなルーファスはスローライフを送るつもりが、無人島には人間族以外の種族の独自に進化した先住民がおり、周りの人たちが勝手に動いて気が付けば豊かで平和な強国を起こしていく物語です。

お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます

菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。 嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。 「居なくていいなら、出ていこう」 この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし

無能なので辞めさせていただきます!

サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。 マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。 えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって? 残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、 無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって? はいはいわかりました。 辞めますよ。 退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。 自分無能なんで、なんにもわかりませんから。 カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。

妻からの手紙~18年の後悔を添えて~

Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。 妻が死んで18年目の今日。 息子の誕生日。 「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」 息子は…17年前に死んだ。 手紙はもう一通あった。 俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。 ------------------------------

もしかして寝てる間にざまぁしました?

ぴぴみ
ファンタジー
令嬢アリアは気が弱く、何をされても言い返せない。 内気な性格が邪魔をして本来の能力を活かせていなかった。 しかし、ある時から状況は一変する。彼女を馬鹿にし嘲笑っていた人間が怯えたように見てくるのだ。 私、寝てる間に何かしました?

サレ妻の娘なので、母の敵にざまぁします

二階堂まりい
大衆娯楽
大衆娯楽部門最高記録1位! ※この物語はフィクションです 流行のサレ妻ものを眺めていて、私ならどうする? と思ったので、短編でしたためてみました。 当方未婚なので、妻目線ではなく娘目線で失礼します。

処理中です...