5 / 36
三人目①
しおりを挟む
私――星と運命の女神ズヴィオーズは目を閉じて思い返す。
何をって? 当然、以前に導いてやった愚かな衆生の事よ。
名前は何だったかしら? 私って割とどうでもいい事は思い出さないから名前は出てこないけど、死に様は傑作だったクソガキの事だ。
死ぬ直前の情けない顔は中々に悪くなかった。
まぁ、女神であるこの私にセクハラした報いね。 神罰って奴よ。
特にやる事もなかったので目を閉じてクソガキの最期を思い返し、楽しい気分になっていた所だ。
不敬な馬鹿がくたばる瞬間は何度思い返しても胸がすく思いね!
そんな事をしていると呼ばれている感覚が発生。
おや、思ったよりも早かったわね! さぁ、私が運命を恵んであげるわ!
女神の導きの時間よ!
いつもの空間から対象の無意識の空間へと移動。
そこにいたのは――うーん。 何と言ったらいいのか……。
地味ね。 私の目の前には地味な女がいた。
半端に伸びた髪に不景気な表情。 見るからに陰気臭いわねぇ。
えーと、名前は――日比埜 游子。 歳は二十五で職業は――事務関係。
「あ、あの……ここは一体――」
お決まりの説明を求めるセリフに私は笑みで応え。
いつもの説明を行う。 ガチャのシステムから記憶を代償にした無料ガチャまで説明した所で納得したのか頷いた。
日比埜 游子はしばらく悩んでいたけど、取りあえずお試しのガチャは引くつもりのようね。
たかが夢で起こった事を忘れるだけで一年分の浪費がチャラになるのだから引かない訳がないか。
SR:運気向上(小)
……ぷっ。
思わず笑いそうになった。 レアリティこそSRだけど(小)?
どれだけ運に縁がないのよ。 いくら何でも憐れ過ぎじゃない?
ブスな上に運もない、なんて可哀想な生き物……。 私はいつもの微笑みでおめでとうと高レアを引いた事実を伝えて祝福する。
「おめでとうございます。 最初からSRを引けるなんて貴女は非常に恵まれた良き運命をお持ちですね」
「え? そ、そうですか、ふへへ」
キモっ!? こいつブスだから笑うと死ぬほど気持ち悪いわね。
ついでに笑い方も非常に気持ち悪い。 まぁ、今の所は取り立ててイラつかせて来ないので少しくらいはリップサービスでもしてあげようかしら?
「はい。 それに貴女の引いたこの運気向上(小)は間違いなく人生を彩るでしょう」
「そ、そんなにいい物を引いたのですか!?」
「はい。 効果こそ(小)ですが、その名の通り貴女の人生に幸運を運んでくれるでしょう」
まぁ、SRで(小)引いている時点で幸が薄っすいから、大した補正にならないだろうけどね。
ないよりはマシってレベルじゃないかしら?
「それにこの後に引くガチャの結果にも影響が出ますよ?」
そう言って微笑んで見せる。
……回せ、さっさと回せ……運気向上引いたんだから回せよ……。
日比埜 游子は持ち上げられて嬉しいのかうひひと気持ちの悪い笑みを浮かべて頷く。
「で、では、ご、五回引いてみます」
五回かよ。 ケチケチしやがって。 気前よく五十回ぐらい引けよ。
私は思考を表には出さず、分かりましたと一年分のコインを五枚渡す。
日比埜 游子は少し躊躇ったが覚悟を決めたのかコインを投入して一気に回していく。
出て来たのは――
一枚目SR:魔法適性(火)
二枚目R :魔法適性(水)
三枚目R :精神強化(中)
四枚目SR:異世界転生権
五枚目SR:記憶想起
おや、思った以上に運気向上が効いているのかしら?
六回やってNが一つも出ないのはちょっと凄いわね。
魔法適性に関してはそのままで、火と水の魔法に対する才能が開花する物だ。
火と水でレアリティが違うのは元々備えていた適性の違いだろう。
火が高いのは元から大した才能がなかったからだ。
異世界転生権は転移系の中では――まぁ、即死する事がない分、マシな方かしら?
完全に生まれ変わる訳だからその世界に適した生命体になるので、生きては行けるでしょうね。
……人間かは知らないけど。
まぁ、魔法適性があるから最低限の知能がある生き物にはなると思うけどね。
最後の記憶想起は前世の記憶を思い出す事ね。
これがないと転生した際に前世の記憶を思い出せない可能性が出てくる。 その為、転生の実感無しで死ぬかもしれないから引けてラッキーね。
ただ、想起である以上は思い出せるタイミングは完全にランダムになるわ。
人間であった場合は生まれて直ぐか、頭部に衝撃を与える等の肉体や精神に強いショックを受けた時に思い出し易いわね。 この辺は運次第かしら?
引いた物に対する説明を求められたので順番に説明すると魔法適性の件で目を輝かせていた。
「あ、あの女神様! 魔法は目が覚めたらすぐにでも扱えるんですか?」
「いえ、あくまで貴女の内に才能が発生する物なので、使用するには訓練が必要となります」
魔法適性って形で出ているから、日本での習得はちょっとハードルが高いかもね。
魔法――こっちではPSIやESP――要は超能力って括りの特殊能力を扱える者はいるには居るけど、基本的にそういった能力自体が認識としてフィクションの域を出ない代物だから不可能とは言わないけど難しいわ。
……どちらにせよこの世界の人間は構造的にそう言った事が出来ないように――まぁ、関係ない話だしいいか。
この辺は転生特典って考えた方がいいかもね。
日比埜 游子は私から聞いた話を吟味しているのか思案顔だ。
「あの、もう一つ質問してよろしいでしょうか?」
「どうぞ」
「転生に関しては分かりました。 その種を指定する事は可能ですか?」
「可能ですよ? ガチャで引き当てれば」
甘えてるんじゃない。 欲しいものがあるならガチャで当てなさいな。
そして出るまで回しない。 ほら回すんだよ! 早くしろ!
「貴女は類まれなる運に恵まれています。 真摯に祈ればきっと引き当てる事が出来るかもしれませんね」
私がそう言うと日比埜 游子は「そ、そうですか?」と気持ち悪い笑みを浮かべる。
あら単純、こういう馬鹿が変な男に引っかかって食い物にされるのかしら?
あ、私は勿論違うわ。 導いてやっているのだから大丈夫。 寿命は貰ってるけど食い物にはしてないわ。
私の心にもない言葉に心を動かされたのか十回回すと言い出したので笑顔でコインを引き渡す。
「さぁ、どうぞ」
一度やって抵抗がなくなったのか躊躇なくマシンにコインを突っ込んで回す。
さて、出て来たのは――
一枚目SR:転生:人間 二枚目N :転生:鳥類
三枚目SR:金運向上(中) 四枚目N :精神強化(小)
五枚目N :異性交際権 六枚目R :魔法適性(風)
七枚目N :腕力向上(小) 八枚目R :魔力制御(中)
九枚目N :脚力向上(小) 十枚目N :魔力制御(小)
へぇ、中々に引きが強いわねー。
一年コインだけでここまで揃えられるのはちょっと凄いかもしれないわ。
説明を求められたので答える――というか主に最初に引いた二つね。
転生先の選択権ね。 複数出た場合は片方が適用されないようにする必要があるので、本人の選択次第となる。 ちなみにさっきの記憶想起もそうだけど、転生を引いたらラインナップに追加される代物よ。 確認すると人間と即答したので、鳥類は削除。
一年分の寿命が無駄になっちゃったけど、これは諦めなさいな。
とにかくこれで死亡した場合はどこかで人間として生まれ変わる事になるでしょう。
ちなみに性別は確定系を引いていないからランダムになるわ。 どちらになるかはその時次第ね。
金運向上もあるからそこそこ裕福な暮らしも送れるんじゃない? 知らんけど。
日比埜 游子も引き当てた物を見て満足したのか頷いている。
この様子じゃこれ以上は引かなさそうね。
一応は意志の確認をしなければならないのでどうしますかと尋ねると、日比埜 游子はもう大丈夫ですと首を振った。
十五年かー。 あんまり取れなかったわね。
ま、この先のあんたの人生で楽しませて貰うわ。
「では、私はこれで。 貴方に良き運命が訪れん事を」
質問の類もなさそうだったのでお決まりの文句を述べて日比埜 游子の夢を後にした。
何をって? 当然、以前に導いてやった愚かな衆生の事よ。
名前は何だったかしら? 私って割とどうでもいい事は思い出さないから名前は出てこないけど、死に様は傑作だったクソガキの事だ。
死ぬ直前の情けない顔は中々に悪くなかった。
まぁ、女神であるこの私にセクハラした報いね。 神罰って奴よ。
特にやる事もなかったので目を閉じてクソガキの最期を思い返し、楽しい気分になっていた所だ。
不敬な馬鹿がくたばる瞬間は何度思い返しても胸がすく思いね!
そんな事をしていると呼ばれている感覚が発生。
おや、思ったよりも早かったわね! さぁ、私が運命を恵んであげるわ!
女神の導きの時間よ!
いつもの空間から対象の無意識の空間へと移動。
そこにいたのは――うーん。 何と言ったらいいのか……。
地味ね。 私の目の前には地味な女がいた。
半端に伸びた髪に不景気な表情。 見るからに陰気臭いわねぇ。
えーと、名前は――日比埜 游子。 歳は二十五で職業は――事務関係。
「あ、あの……ここは一体――」
お決まりの説明を求めるセリフに私は笑みで応え。
いつもの説明を行う。 ガチャのシステムから記憶を代償にした無料ガチャまで説明した所で納得したのか頷いた。
日比埜 游子はしばらく悩んでいたけど、取りあえずお試しのガチャは引くつもりのようね。
たかが夢で起こった事を忘れるだけで一年分の浪費がチャラになるのだから引かない訳がないか。
SR:運気向上(小)
……ぷっ。
思わず笑いそうになった。 レアリティこそSRだけど(小)?
どれだけ運に縁がないのよ。 いくら何でも憐れ過ぎじゃない?
ブスな上に運もない、なんて可哀想な生き物……。 私はいつもの微笑みでおめでとうと高レアを引いた事実を伝えて祝福する。
「おめでとうございます。 最初からSRを引けるなんて貴女は非常に恵まれた良き運命をお持ちですね」
「え? そ、そうですか、ふへへ」
キモっ!? こいつブスだから笑うと死ぬほど気持ち悪いわね。
ついでに笑い方も非常に気持ち悪い。 まぁ、今の所は取り立ててイラつかせて来ないので少しくらいはリップサービスでもしてあげようかしら?
「はい。 それに貴女の引いたこの運気向上(小)は間違いなく人生を彩るでしょう」
「そ、そんなにいい物を引いたのですか!?」
「はい。 効果こそ(小)ですが、その名の通り貴女の人生に幸運を運んでくれるでしょう」
まぁ、SRで(小)引いている時点で幸が薄っすいから、大した補正にならないだろうけどね。
ないよりはマシってレベルじゃないかしら?
「それにこの後に引くガチャの結果にも影響が出ますよ?」
そう言って微笑んで見せる。
……回せ、さっさと回せ……運気向上引いたんだから回せよ……。
日比埜 游子は持ち上げられて嬉しいのかうひひと気持ちの悪い笑みを浮かべて頷く。
「で、では、ご、五回引いてみます」
五回かよ。 ケチケチしやがって。 気前よく五十回ぐらい引けよ。
私は思考を表には出さず、分かりましたと一年分のコインを五枚渡す。
日比埜 游子は少し躊躇ったが覚悟を決めたのかコインを投入して一気に回していく。
出て来たのは――
一枚目SR:魔法適性(火)
二枚目R :魔法適性(水)
三枚目R :精神強化(中)
四枚目SR:異世界転生権
五枚目SR:記憶想起
おや、思った以上に運気向上が効いているのかしら?
六回やってNが一つも出ないのはちょっと凄いわね。
魔法適性に関してはそのままで、火と水の魔法に対する才能が開花する物だ。
火と水でレアリティが違うのは元々備えていた適性の違いだろう。
火が高いのは元から大した才能がなかったからだ。
異世界転生権は転移系の中では――まぁ、即死する事がない分、マシな方かしら?
完全に生まれ変わる訳だからその世界に適した生命体になるので、生きては行けるでしょうね。
……人間かは知らないけど。
まぁ、魔法適性があるから最低限の知能がある生き物にはなると思うけどね。
最後の記憶想起は前世の記憶を思い出す事ね。
これがないと転生した際に前世の記憶を思い出せない可能性が出てくる。 その為、転生の実感無しで死ぬかもしれないから引けてラッキーね。
ただ、想起である以上は思い出せるタイミングは完全にランダムになるわ。
人間であった場合は生まれて直ぐか、頭部に衝撃を与える等の肉体や精神に強いショックを受けた時に思い出し易いわね。 この辺は運次第かしら?
引いた物に対する説明を求められたので順番に説明すると魔法適性の件で目を輝かせていた。
「あ、あの女神様! 魔法は目が覚めたらすぐにでも扱えるんですか?」
「いえ、あくまで貴女の内に才能が発生する物なので、使用するには訓練が必要となります」
魔法適性って形で出ているから、日本での習得はちょっとハードルが高いかもね。
魔法――こっちではPSIやESP――要は超能力って括りの特殊能力を扱える者はいるには居るけど、基本的にそういった能力自体が認識としてフィクションの域を出ない代物だから不可能とは言わないけど難しいわ。
……どちらにせよこの世界の人間は構造的にそう言った事が出来ないように――まぁ、関係ない話だしいいか。
この辺は転生特典って考えた方がいいかもね。
日比埜 游子は私から聞いた話を吟味しているのか思案顔だ。
「あの、もう一つ質問してよろしいでしょうか?」
「どうぞ」
「転生に関しては分かりました。 その種を指定する事は可能ですか?」
「可能ですよ? ガチャで引き当てれば」
甘えてるんじゃない。 欲しいものがあるならガチャで当てなさいな。
そして出るまで回しない。 ほら回すんだよ! 早くしろ!
「貴女は類まれなる運に恵まれています。 真摯に祈ればきっと引き当てる事が出来るかもしれませんね」
私がそう言うと日比埜 游子は「そ、そうですか?」と気持ち悪い笑みを浮かべる。
あら単純、こういう馬鹿が変な男に引っかかって食い物にされるのかしら?
あ、私は勿論違うわ。 導いてやっているのだから大丈夫。 寿命は貰ってるけど食い物にはしてないわ。
私の心にもない言葉に心を動かされたのか十回回すと言い出したので笑顔でコインを引き渡す。
「さぁ、どうぞ」
一度やって抵抗がなくなったのか躊躇なくマシンにコインを突っ込んで回す。
さて、出て来たのは――
一枚目SR:転生:人間 二枚目N :転生:鳥類
三枚目SR:金運向上(中) 四枚目N :精神強化(小)
五枚目N :異性交際権 六枚目R :魔法適性(風)
七枚目N :腕力向上(小) 八枚目R :魔力制御(中)
九枚目N :脚力向上(小) 十枚目N :魔力制御(小)
へぇ、中々に引きが強いわねー。
一年コインだけでここまで揃えられるのはちょっと凄いかもしれないわ。
説明を求められたので答える――というか主に最初に引いた二つね。
転生先の選択権ね。 複数出た場合は片方が適用されないようにする必要があるので、本人の選択次第となる。 ちなみにさっきの記憶想起もそうだけど、転生を引いたらラインナップに追加される代物よ。 確認すると人間と即答したので、鳥類は削除。
一年分の寿命が無駄になっちゃったけど、これは諦めなさいな。
とにかくこれで死亡した場合はどこかで人間として生まれ変わる事になるでしょう。
ちなみに性別は確定系を引いていないからランダムになるわ。 どちらになるかはその時次第ね。
金運向上もあるからそこそこ裕福な暮らしも送れるんじゃない? 知らんけど。
日比埜 游子も引き当てた物を見て満足したのか頷いている。
この様子じゃこれ以上は引かなさそうね。
一応は意志の確認をしなければならないのでどうしますかと尋ねると、日比埜 游子はもう大丈夫ですと首を振った。
十五年かー。 あんまり取れなかったわね。
ま、この先のあんたの人生で楽しませて貰うわ。
「では、私はこれで。 貴方に良き運命が訪れん事を」
質問の類もなさそうだったのでお決まりの文句を述べて日比埜 游子の夢を後にした。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
エリクサーは不老不死の薬ではありません。~完成したエリクサーのせいで追放されましたが、隣国で色々助けてたら聖人に……ただの草使いですよ~
シロ鼬
ファンタジー
エリクサー……それは生命あるものすべてを癒し、治す薬――そう、それだけだ。
主人公、リッツはスキル『草』と持ち前の知識でついにエリクサーを完成させるが、なぜか王様に偽物と判断されてしまう。
追放され行く当てもなくなったリッツは、とりあえず大好きな草を集めていると怪我をした神獣の子に出会う。
さらには倒れた少女と出会い、疫病が発生したという隣国へ向かった。
疫病? これ飲めば治りますよ?
これは自前の薬とエリクサーを使い、聖人と呼ばれてしまった男の物語。
断罪まであと10分、私は処刑台の上で「ライブ配信」を開始した〜前世インフルエンサーの悪役令嬢、支持率100%でクズ王子を逆処刑する〜
深渡 ケイ
ファンタジー
断罪まで、あと10分。
処刑台の上で跪く悪役令嬢スカーレットは、笑っていた。
なぜなら彼女は――
前世で“トップインフルエンサー”だったから。
処刑の瞬間、彼女が起動したのは禁忌の精霊石。
空に展開された巨大モニターが、全世界同時ライブ配信を開始する。
タイトルは――
『断罪なう』。
王子の不貞、聖女の偽善、王家の腐敗。
すべてを“証拠付き・リアルタイム”で暴露する配信に、
国民の「いいね(=精霊力)」が集まり始める。
そして宣言される、前代未聞のルール。
支持率が上がるほど、処刑は不可能になる。
処刑台は舞台へ。
断罪はエンタメへ。
悪役令嬢は、世界をひっくり返す配信者となった。
これは、
処刑されるはずだった悪役令嬢が、
“ライブ配信”で王子と王国を公開処刑する物語。
支持率100%の先に待つのは、復讐か、革命か、
それとも――自由か。
〈完結〉【書籍化&コミカライズ・取り下げ予定】毒を飲めと言われたので飲みました。
ごろごろみかん。
恋愛
王妃シャリゼは、稀代の毒婦、と呼ばれている。
国中から批判された嫌われ者の王妃が、やっと処刑された。
悪は倒れ、国には平和が戻る……はずだった。
正しい聖女さまのつくりかた
みるくてぃー
ファンタジー
王家で育てられた(自称)平民少女が、学園で起こすハチャメチャ学園(ラブ?)コメディ。
同じ年の第二王女をはじめ、優しい兄姉(第一王女と王子)に見守られながら成長していく。
一般常識が一切通用しない少女に友人達は振り回されてばかり、「アリスちゃんメイドを目指すのになぜダンスや淑女教育が必要なの!?」
そこには人知れず王妃と王女達によるとある計画が進められていた!
果たしてアリスは無事に立派なメイドになれるのか!? たぶん無理かなぁ……。
聖女シリーズ第一弾「正しい聖女さまのつくりかた」
繰り返しのその先は
みなせ
ファンタジー
婚約者がある女性をそばに置くようになってから、
私は悪女と呼ばれるようになった。
私が声を上げると、彼女は涙を流す。
そのたびに私の居場所はなくなっていく。
そして、とうとう命を落とした。
そう、死んでしまったはずだった。
なのに死んだと思ったのに、目を覚ます。
婚約が決まったあの日の朝に。
王弟が愛した娘 —音に響く運命—
Aster22
恋愛
弟を探す旅の途中、身分を隠して村で薬師として生きていたセラは、
ハープの音に宿る才を、名も知らぬ貴族の青年――王弟レオに見初められる。
互いの立場を知らぬまま距離を縮めていく二人。
だが、ある事件をきっかけに、セラは彼の屋敷で侍女として働くことになり、
知らず知らずのうちに国を巻き込む陰謀へと引き寄せられていく。
人の生まれは変えられない。
それでも、何を望み、何を選ぶのかは、自分で決められる。
セラが守ろうとするものは、弟か、才か、それとも――
キャラ設定・世界観などはこちら
↓
https://kakuyomu.jp/my/news/822139840619212578
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる