328 / 786
第328話
しおりを挟む
――何なんだこいつは!?
ヨシナリは機体を操りながら必死に敵機についての分析と考察を続ける。
少なくとも先に辿り着いて全滅したプレイヤー達はこいつの防御を突破できなかったので、諦めて取り巻きを道連れにしたのだ。 視線をこの空間全体に巡らせる。
眼下の窪んだ場所に味方機の残骸が多い。
恐らくはエネミーを無視して突破できないかを試したのだろう。
数が多い点から上のハッチ同様、ハッキングを用いての解放は可能。
そうでもなければあの数は説明が付かない。 恐らくは捨て身で何度も試したのだろう。
そしてその全ての試行を阻まれた。 つまりここを突破したいならあの敵機を叩き潰す必要がある。
挙動に関してはチートでブーストしているのだろうが、他よりも明らかに速いので技量面でもランカークラスといった所だろうか? 少なくとも接近戦を得意とするユウヤの攻撃を捌けている時点でそこそこ以上の技量があるとみていい。
ユウヤが大剣での斬撃からの散弾砲、大剣を持ち替えて電磁鞭の順で攻撃を繰り出すが、敵機は斬撃を体を傾けて躱し、散弾砲――実弾は効果なしと判断してエネルギー式に切り替えたのだが、剣の一閃でかき消される。 返す刀でユウヤの首を狙おうとするがアノマリーでその背中を狙う。
敵機は後ろの目が付いているのではないかといった反応で剣を振ってエネルギー弾を無効化。
その隙にユウヤは後退。 本来なら追撃に繋げたいが、敵の防御手段に不明な点が多いので迂闊に仕掛けられないのだ。
まず分かった事がある。 敵は視野が異様に広いが素の反応自体は「良い」といったレベルだ。
ふわわのような超人的な反応は出来ていない。 次に攻撃手段。
あの剣による斬撃。 どの程度斬れるのかが不明だが、あちこちに切断面が綺麗な残骸が多く転がっている点からも受けるのは非常に危険だ。
次に謎の攻撃。 シックスセンスで感知できなかったので詳細不明。
壁が渦巻き状になっている点からも何らかの手段で空間を捩じっているものと判断する。
厄介なのが攻撃の起点が全く見えない事だ。 恐らくは攻撃範囲を確定してから威力を発揮するまで一秒から一.五秒のタイムラグがあるとみていい。 当てられないと判断しているようで、ここまでで一度しか使ってこない点からも動き回る相手には安定して命中させられないと判断。
次に防御手段。 謎のフィールド。
エネルギーの流動自体は機体から外部へと発生しているので、何かしらの防御機構を使用しているのは確定だが、その防御手段が観測できないのだ。 恐らくは攻撃、防御に同じ原理を用いているからだろう。 実弾は完全に停止。 弾丸に衝突による変形を観測できなかった点からも運動エネルギーを根こそぎ奪い取られたと判断している。 エネルギーは剣で防いでいる点からエネルギー系の攻撃に効果はないか、二種類の攻撃を同時に処理できないかのどちらかだ。
剣による防御。 こちらは比較的ではあるが分かり易い。
振った範囲の空間に何らかの干渉を起こしてエネルギー兵器を無効化している。
剣の振り方からふわわのように切り払っている訳ではないからだ。
まだ何かを隠している可能性が充分にあり得るが、ここまでで出た情報はこのぐらいだ。
ここから突破の糸口を探す。
――まずは奴の防御手段の正体を見つけなければ話にならない。
シックスセンスで視えないのは明らかにおかしい。
ハッキングも疑ったが、セルフチェックでは異常なし。
つまり、今使っている観測手段では視えない何かを使っているのだ。
だったらとシックスのステータスを呼び出し、普段は使っていない項目を呼び出す。
情報量の多さでユーザーを混乱させる事で使用者が非常に少ない癖の強い装備だが、一応はフィルタリング機能が付いており、使わない項目をオフにする事である程度ではあるが情報量を減らす事ができるのだ。 ヨシナリはそれをオンに切り替える。
項目名は重力関係と空間情報というこれまでの戦いで全く役に立たなかった情報だ。
前者は重力の変動、後者はその空間にある情報を取得する事で範囲内の物体を探知するといった内容なのだ。 前者は極端な重力変動が怒るようなステージを経験していなかった事、後者は空間情報は動体や熱源と探知範囲が被るので邪魔だと思って切っていたのだが――
「マジかよ」
思わず呟く。 何故なら防御手段がはっきりと見えたからだ。
機体を中心に球状に空間の歪みが覆っている。 特徴としてはその歪みに濃淡がある事だ。
異様に濃い部分が三か所。 恐らく防御を集中している場所と見ていい。
次に剣に視線を向けるとこちらもはっきりと見えた。
柄から刃と呼ぶにはやや不定形な靄のような物が伸びている。
重力変動をオンにしたお陰で敵の推進装置に関しても見えた。 両足と腰からリング状の何かが広がり、重力を操作しているのだろう。
――これはもっと早く使っておくべきだったな。
斥力場を発生させるリングを使っていたエネミーも似た技術を使っていたのなら楽に仕留められたかもしれない。
我ながら余裕がなかったなと反省しながら、観測データをユウヤへと送って共有。
「何だ。 見えるんじゃねーか」
「普段使わない機能だったのでオフにしてたんですよ。 これでどうにかですが仕留める算段は立てられそうですね」
「取り敢えず、攻撃が通るかを試すぞ」
「了解」
突っ込んで来た敵機をユウヤは下、ヨシナリは急上昇で躱す。
示し合わせた訳ではないが、片方が常に敵機の死角に入るポジショニング。
ヨシナリはさっきと同様に実弾をばら撒く。 敵機は振り返りもしないが、展開されているフィールドには変化があった。 銃弾が命中した場所が濃くなったのだ。
やはりフィールドの強度を集中させないと銃弾は防げない。
色が濃い場所は三か所。 つまり三方向からの攻撃までなら同時に対応できる。
ユウヤの散弾砲も同じだ。 色が濃くなり、そこに当たった銃弾が静止する。
次。 アノマリーをエネルギー弾に切り替えて連射。
防がせる為にユウヤは電磁鞭を横薙ぎに振るう。 敵機は電磁鞭を静止、エネルギー弾を剣の一振りで防御。 剣を振った範囲の空間が歪んでおり、そこに接触したエネルギー弾が霧散した。
散らされたというよりは形状を維持できなくなって崩れたという印象が強い。
――要はあの色が濃い部分の外から仕掛ければいい。
初見では理不尽な防御だとは思ったが、種が割れれば突破が可能に思えてきた。
ヨシナリは機体を操りながら必死に敵機についての分析と考察を続ける。
少なくとも先に辿り着いて全滅したプレイヤー達はこいつの防御を突破できなかったので、諦めて取り巻きを道連れにしたのだ。 視線をこの空間全体に巡らせる。
眼下の窪んだ場所に味方機の残骸が多い。
恐らくはエネミーを無視して突破できないかを試したのだろう。
数が多い点から上のハッチ同様、ハッキングを用いての解放は可能。
そうでもなければあの数は説明が付かない。 恐らくは捨て身で何度も試したのだろう。
そしてその全ての試行を阻まれた。 つまりここを突破したいならあの敵機を叩き潰す必要がある。
挙動に関してはチートでブーストしているのだろうが、他よりも明らかに速いので技量面でもランカークラスといった所だろうか? 少なくとも接近戦を得意とするユウヤの攻撃を捌けている時点でそこそこ以上の技量があるとみていい。
ユウヤが大剣での斬撃からの散弾砲、大剣を持ち替えて電磁鞭の順で攻撃を繰り出すが、敵機は斬撃を体を傾けて躱し、散弾砲――実弾は効果なしと判断してエネルギー式に切り替えたのだが、剣の一閃でかき消される。 返す刀でユウヤの首を狙おうとするがアノマリーでその背中を狙う。
敵機は後ろの目が付いているのではないかといった反応で剣を振ってエネルギー弾を無効化。
その隙にユウヤは後退。 本来なら追撃に繋げたいが、敵の防御手段に不明な点が多いので迂闊に仕掛けられないのだ。
まず分かった事がある。 敵は視野が異様に広いが素の反応自体は「良い」といったレベルだ。
ふわわのような超人的な反応は出来ていない。 次に攻撃手段。
あの剣による斬撃。 どの程度斬れるのかが不明だが、あちこちに切断面が綺麗な残骸が多く転がっている点からも受けるのは非常に危険だ。
次に謎の攻撃。 シックスセンスで感知できなかったので詳細不明。
壁が渦巻き状になっている点からも何らかの手段で空間を捩じっているものと判断する。
厄介なのが攻撃の起点が全く見えない事だ。 恐らくは攻撃範囲を確定してから威力を発揮するまで一秒から一.五秒のタイムラグがあるとみていい。 当てられないと判断しているようで、ここまでで一度しか使ってこない点からも動き回る相手には安定して命中させられないと判断。
次に防御手段。 謎のフィールド。
エネルギーの流動自体は機体から外部へと発生しているので、何かしらの防御機構を使用しているのは確定だが、その防御手段が観測できないのだ。 恐らくは攻撃、防御に同じ原理を用いているからだろう。 実弾は完全に停止。 弾丸に衝突による変形を観測できなかった点からも運動エネルギーを根こそぎ奪い取られたと判断している。 エネルギーは剣で防いでいる点からエネルギー系の攻撃に効果はないか、二種類の攻撃を同時に処理できないかのどちらかだ。
剣による防御。 こちらは比較的ではあるが分かり易い。
振った範囲の空間に何らかの干渉を起こしてエネルギー兵器を無効化している。
剣の振り方からふわわのように切り払っている訳ではないからだ。
まだ何かを隠している可能性が充分にあり得るが、ここまでで出た情報はこのぐらいだ。
ここから突破の糸口を探す。
――まずは奴の防御手段の正体を見つけなければ話にならない。
シックスセンスで視えないのは明らかにおかしい。
ハッキングも疑ったが、セルフチェックでは異常なし。
つまり、今使っている観測手段では視えない何かを使っているのだ。
だったらとシックスのステータスを呼び出し、普段は使っていない項目を呼び出す。
情報量の多さでユーザーを混乱させる事で使用者が非常に少ない癖の強い装備だが、一応はフィルタリング機能が付いており、使わない項目をオフにする事である程度ではあるが情報量を減らす事ができるのだ。 ヨシナリはそれをオンに切り替える。
項目名は重力関係と空間情報というこれまでの戦いで全く役に立たなかった情報だ。
前者は重力の変動、後者はその空間にある情報を取得する事で範囲内の物体を探知するといった内容なのだ。 前者は極端な重力変動が怒るようなステージを経験していなかった事、後者は空間情報は動体や熱源と探知範囲が被るので邪魔だと思って切っていたのだが――
「マジかよ」
思わず呟く。 何故なら防御手段がはっきりと見えたからだ。
機体を中心に球状に空間の歪みが覆っている。 特徴としてはその歪みに濃淡がある事だ。
異様に濃い部分が三か所。 恐らく防御を集中している場所と見ていい。
次に剣に視線を向けるとこちらもはっきりと見えた。
柄から刃と呼ぶにはやや不定形な靄のような物が伸びている。
重力変動をオンにしたお陰で敵の推進装置に関しても見えた。 両足と腰からリング状の何かが広がり、重力を操作しているのだろう。
――これはもっと早く使っておくべきだったな。
斥力場を発生させるリングを使っていたエネミーも似た技術を使っていたのなら楽に仕留められたかもしれない。
我ながら余裕がなかったなと反省しながら、観測データをユウヤへと送って共有。
「何だ。 見えるんじゃねーか」
「普段使わない機能だったのでオフにしてたんですよ。 これでどうにかですが仕留める算段は立てられそうですね」
「取り敢えず、攻撃が通るかを試すぞ」
「了解」
突っ込んで来た敵機をユウヤは下、ヨシナリは急上昇で躱す。
示し合わせた訳ではないが、片方が常に敵機の死角に入るポジショニング。
ヨシナリはさっきと同様に実弾をばら撒く。 敵機は振り返りもしないが、展開されているフィールドには変化があった。 銃弾が命中した場所が濃くなったのだ。
やはりフィールドの強度を集中させないと銃弾は防げない。
色が濃い場所は三か所。 つまり三方向からの攻撃までなら同時に対応できる。
ユウヤの散弾砲も同じだ。 色が濃くなり、そこに当たった銃弾が静止する。
次。 アノマリーをエネルギー弾に切り替えて連射。
防がせる為にユウヤは電磁鞭を横薙ぎに振るう。 敵機は電磁鞭を静止、エネルギー弾を剣の一振りで防御。 剣を振った範囲の空間が歪んでおり、そこに接触したエネルギー弾が霧散した。
散らされたというよりは形状を維持できなくなって崩れたという印象が強い。
――要はあの色が濃い部分の外から仕掛ければいい。
初見では理不尽な防御だとは思ったが、種が割れれば突破が可能に思えてきた。
1
あなたにおすすめの小説
【なろう490万pv!】船が沈没して大海原に取り残されたオッサンと女子高生の漂流サバイバル&スローライフ
海凪ととかる
SF
離島に向かうフェリーでたまたま一緒になった一人旅のオッサン、岳人《がくと》と帰省途中の女子高生、美岬《みさき》。 二人は船を降りればそれっきりになるはずだった。しかし、運命はそれを許さなかった。
衝突事故により沈没するフェリー。乗員乗客が救命ボートで船から逃げ出す中、衝突の衝撃で海に転落した美岬と、そんな美岬を助けようと海に飛び込んでいた岳人は救命ボートに気づいてもらえず、サメの徘徊する大海原に取り残されてしまう。
絶体絶命のピンチ! しかし岳人はアウトドア業界ではサバイバルマスターの通り名で有名なサバイバルの専門家だった。
ありあわせの材料で筏を作り、漂流物で筏を補強し、雨水を集め、太陽熱で真水を蒸留し、プランクトンでビタミンを補給し、捕まえた魚を保存食に加工し……なんとか生き延びようと創意工夫する岳人と美岬。
大海原の筏というある意味密室空間で共に過ごし、語り合い、力を合わせて極限状態に立ち向かううちに二人の間に特別な感情が芽生え始め……。
はたして二人は絶体絶命のピンチを生き延びて社会復帰することができるのか?
小説家になろうSF(パニック)部門にて490万pv達成、日間/週間/月間1位、四半期2位、年間/累計3位の実績あり。
カクヨムのSF部門においても高評価いただき90万pv達成、最高週間2位、月間3位の実績あり。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。
カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。
異世界転移魔方陣をネットオークションで買って行ってみたら、日本に帰れなくなった件。
蛇崩 通
ファンタジー
ネットオークションに、異世界転移魔方陣が出品されていた。
三千円で。
二枚入り。
手製のガイドブック『異世界の歩き方』付き。
ガイドブックには、異世界会話集も収録。
出品商品の説明文には、「魔力が充分にあれば、異世界に行けます」とあった。
おもしろそうなので、買ってみた。
使ってみた。
帰れなくなった。日本に。
魔力切れのようだ。
しかたがないので、異世界で魔法の勉強をすることにした。
それなのに……
気がついたら、魔王軍と戦うことに。
はたして、日本に無事戻れるのか?
<第1章の主な内容>
王立魔法学園南校で授業を受けていたら、クラスまるごと徴兵されてしまった。
魔王軍が、王都まで迫ったからだ。
同じクラスは、女生徒ばかり。
毒薔薇姫、毒蛇姫、サソリ姫など、毒はあるけど魔法はからっきしの美少女ばかり。
ベテラン騎士も兵士たちも、あっという間にアース・ドラゴンに喰われてしまった。
しかたがない。ぼくが戦うか。
<第2章の主な内容>
救援要請が来た。南城壁を守る氷姫から。彼女は、王立魔法学園北校が誇る三大魔法剣姫の一人。氷結魔法剣を持つ魔法姫騎士だ。
さっそく救援に行くと、氷姫たち守備隊は、アース・ドラゴンの大軍に包囲され、絶体絶命の窮地だった。
どう救出する?
<第3章の主な内容>
南城壁第十六砦の屋上では、三大魔法剣姫が、そろい踏みをしていた。氷結魔法剣の使い手、氷姫。火炎魔法剣の炎姫。それに、雷鳴魔法剣の雷姫だ。
そこへ、魔王の娘にして、王都侵攻魔王軍の総司令官、炎龍王女がやって来た。三名の女魔族を率いて。交渉のためだ。だが、炎龍王女の要求内容は、常軌を逸していた。
交渉は、すぐに決裂。三大魔法剣姫と魔王の娘との激しいバトルが勃発する。
驚異的な再生能力を誇る女魔族たちに、三大魔法剣姫は苦戦するが……
<第4章の主な内容>
リリーシア王女が、魔王軍に拉致された。
明日の夜明けまでに王女を奪還しなければ、王都平民区の十万人の命が失われる。
なぜなら、兵力の減少に苦しむ王国騎士団は、王都外壁の放棄と、内壁への撤退を主張していた。それを拒否し、外壁での徹底抗戦を主張していたのが、臨時副司令官のリリーシア王女だったからだ。
三大魔法剣姫とトッキロたちは、王女を救出するため、深夜、魔王軍の野営陣地に侵入するが……
ネグレクトされていた四歳の末娘は、前世の経理知識で実家の横領を見抜き追放されました。これからはもふもふ聖獣と美食巡りの旅に出ます。
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
アークライト子爵家の四歳の末娘リリアは、家族から存在しないものとして扱われていた。食事は厨房の残飯、衣服は兄姉のお下がりを更に継ぎ接ぎしたもの。冷たい床で眠る日々の中、彼女は高熱を出したことをきっかけに前世の記憶を取り戻す。
前世の彼女は、ブラック企業で過労死した経理担当のOLだった。
ある日、父の書斎に忍び込んだリリアは、ずさんな管理の家計簿を発見する。前世の知識でそれを読み解くと、父による悪質な横領と、家の財産がすでに破綻寸前であることが判明した。
「この家は、もうすぐ潰れます」
家族会議の場で、リリアはたった四歳とは思えぬ明瞭な口調で破産の事実を突きつける。激昂した父に「疫病神め!」と罵られ家を追い出されたリリアだったが、それは彼女の望むところだった。
手切れ金代わりの銅貨数枚を握りしめ、自由を手に入れたリリア。これからは誰にも縛られず、前世で夢見た美味しいものをたくさん食べる生活を目指す。
どうしてこうなった道中記-サブスキルで面倒ごとだらけ-
すずめさん
ファンタジー
ある日、友達に誘われ始めたMMORPG…[アルバスクロニクルオンライン]
何の変哲も無くゲームを始めたつもりがしかし!?…
たった一つのスキルのせい?…で起きる波乱万丈な冒険物語。
※本作品はPCで編集・改行がされて居る為、スマホ・タブレットにおける
縦読みでの読書は読み難い点が出て来ると思います…それでも良いと言う方は……
ゆっくりしていってね!!!
※ 現在書き直し慣行中!!!
If太平洋戦争 日本が懸命な判断をしていたら
みにみ
歴史・時代
もし、あの戦争で日本が異なる選択をしていたら?
国力の差を直視し、無謀な拡大を避け、戦略と外交で活路を開く。
真珠湾、ミッドウェー、ガダルカナル…分水嶺で下された「if」の決断。
破滅回避し、国家存続をかけたもう一つの終戦を描く架空戦記。
現在1945年夏まで執筆
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる