18 / 26
第18話 レベリング検証
しおりを挟む
日本に居た頃に似たような人間を大量に見て来た応供としては早めに対処しておきたい問題でもあった。
加えて、適度に距離を取る事で自身に依存する事を防ぐ。 確かに応供は強い力を持っており、全力で守れば朱里は命の危険はほぼない生活を送れるだろう。
だが、依存は堕落の始まりだ。
日本であるならまだ許容できるがこちらでは場合によっては生死に直結するので彼女は強くならなければならない。 少なくとも応供がいなくても自力で生き抜ける程度にはなって貰わないと困る。
その一歩として彼はこの山脈に足を踏み入れたのだ。
目的はステータスシステムの検証。 ミュリエルの話だと生き物を殺す、または摂取すると経験値が入るのでまずはそれを改めて試す。 応供の今のレベルは10。
アポストルという神の操り人形を葬った事で得た経験値によってレベルが上がった。
この世界のレベル基準はそこまで複雑なものではない。
いくつか壁――要は判断基準となるラインが存在するようだ。
1~5が一般人。 6~10が鍛えられた一般人から騎士などの下級の戦闘職となる。
11~20はスキル構成にもよるが一般的には強者と呼ばれる領域のようだ。
一般人が到達できる限界がこの辺りだ。
21~30になると多大な武勲を上げた将軍や貴族や王族といった高い身分の者と認識される。
理由は単純でこの領域は相当数の生物を殺傷しないと辿り着けない領域だからだ。
普通のやり方ではまず不可能。 達成したいのであれば数多くの戦場に身を置くか、奴隷などを大量に購入して殺害する事が必須となる。 つまり資金力のある貴族や豪商がこれに該当するのだ。
そして30以上は大貴族か王族のみとなる。
レベルアップに必要な経験値は高ければ高いほどに多く要求されるのだ。
つまり上がれば上がるほどに大量の経験値が必要になる。 要は人間を殺しているだけでは上がらなくなるのだ。
そうなるともっと経験値効率のいい生き物を殺す必要がある。 それは何か?
――異世界から召喚した転移者だ。
どうも異世界人はとんでもなく経験値効率が良く、レベル1でも30以上のレベリングに通用するほどの量を保有しているらしい。
50を超えているミュリエルがどれだけ転移者を殺しているのかがよく分かる。
さて、ここで疑問なのだが、経験値とは――
「おっと、出てきましたか」
山脈を進んでいるとワイバーンの縄張りに入ったようだ。
羽ばたく音と空から無数の何かが迫って来る気配。 野生の獣特有の本能に突き動かされているような殺気は応供にとって心地よかった。 彼等は喰らう為に応供を殺しに来るのだから。
――返り討ちに遭ったとしても文句はないだろう。
先頭のワイバーンの体が紅く輝き、爆発するように炎が周囲に撒き散らされる。
羽を焼かれたワイバーンの群れは羽虫か何かのように炭化しながら次々と落下。
仲間が殺されたのにかかわらずワイバーンの群れは応供に喰らいつかんと肉薄する。
「火を恐れませんか。 なら、これならどうですか?」
応供の前方、何もない場所から雷が発生し、ブレス攻撃を行おうと口を大きく開けていた個体を全て撃ち抜く。 文字通り雷速の一撃はワイバーンの体内を焼き、その機能を停止させる。
雷撃を喰らって即死したワイバーンの末路を見届ける前に応供は真上に跳躍。
僅かに遅れて背後からワイバーンが応供の居た場所を通り過ぎる。
正面は囮、本命は死角からの一撃だったようだ。 飛び上がった事で捉えやすくなったのか、ワイバーンは食らいつかんと追いかけてくるが、先頭のワイバーンの頭部を蹴り飛ばす。
頬の辺りに当たった応供の足はワイバーンの頭部を破裂させ、内容物を周囲に撒き散らした。
応供は何かを試すかのように次々とワイバーンを多種多様な攻撃手段で殺害する。
手を小さく持ち上げて下ろすと鉄槌に叩き潰されたかのように墜落し、反撃とばかりに無数のブレス攻撃――魔力を収束させた光線に近いそれはワイバーンの冷気を孕んだ魔力により攻撃範囲の全てを凍結させるはずだったのだが、全てが応供に届く前に謎の障壁に阻まれる。
――思ったよりも脆い。
最初に通る時は朱里やミュリエルの安全を優先したので無視したが、こうして対峙してみるとそこまでの強さではなかった。 日本で遭遇した魔導書という悪魔を召喚するツールを使った者達の呼び出した上位の悪魔と比べると数段見劣りする。
結論で言うのなら熊や野犬よりは遥かに強いが所詮は野生動物というのが応供の感想だった。
そんな事よりも目を向ける事があったので、彼の意識は自身の内面へと向かう。
レベルアップだ。 ワイバーンは大した事はないが経験値的には中々だったようで思ったよりも早く上がった。
彼が確かめたかったのはレベルが上がった時の感覚だ。
確かに自己が強化されるのを感じる。 この力の出所は何処なのだろうか?
少なくとも己の内側ではない。 再度、レベルが上がる。
応供はワイバーンを焼き殺しながら深く己の内を見つめ、この力の出所を見極めんと集中。
ミュリエルは言った。 ステータスは己を包む鎧のようなものだと。
その認識は正しい。 数値で決まるのであれば筋肉が意味をなさない。 つまりはステータスは本人由来の力ではないのだ。
実際、応供の体にもそのステータスによって生み出された鎧のような何かを感じる。
雷撃でワイバーンを感電させて始末する。 レベルが上がった。
力が流れ込んで来る。 どんな力にも必ず出所があるのだ。
レベルが上がる事により流れ込んで来る力を見極めろ。
念動力でワイバーンを雑巾のように絞る。 レベルが上がった。
――あぁ、段々と分かって来た。
この力は世界から送られてきている。
ワイバーンの噛みつきを横薙ぎの蹴りで頭部ごと叩き潰す。 レベルが上がった。
知覚範囲を広げる。 見えてきた。
自分だけではなく、ワイバーンにも世界から力が流れ込ん行くのが見える。
見える、見える、見えてくる。 どんどん見える。
手刀でワイバーンの首を切断。 レベルが上がった。
もっと知覚を広げろ。 経験値の、ステータスの正体を見極めるんだ。
自身に流れる力の流れを辿れば源泉が見えてくる。
肉体ではなく、魂の知覚で世界を視るのだ。 俺はそのやり方を知っている。
思い出すのは応供が敬愛してやまない星と運命の女神の事だ。
彼女と出会ったあの場所は間違いなく魂の座す在処。 それに近い場所。
加えて、適度に距離を取る事で自身に依存する事を防ぐ。 確かに応供は強い力を持っており、全力で守れば朱里は命の危険はほぼない生活を送れるだろう。
だが、依存は堕落の始まりだ。
日本であるならまだ許容できるがこちらでは場合によっては生死に直結するので彼女は強くならなければならない。 少なくとも応供がいなくても自力で生き抜ける程度にはなって貰わないと困る。
その一歩として彼はこの山脈に足を踏み入れたのだ。
目的はステータスシステムの検証。 ミュリエルの話だと生き物を殺す、または摂取すると経験値が入るのでまずはそれを改めて試す。 応供の今のレベルは10。
アポストルという神の操り人形を葬った事で得た経験値によってレベルが上がった。
この世界のレベル基準はそこまで複雑なものではない。
いくつか壁――要は判断基準となるラインが存在するようだ。
1~5が一般人。 6~10が鍛えられた一般人から騎士などの下級の戦闘職となる。
11~20はスキル構成にもよるが一般的には強者と呼ばれる領域のようだ。
一般人が到達できる限界がこの辺りだ。
21~30になると多大な武勲を上げた将軍や貴族や王族といった高い身分の者と認識される。
理由は単純でこの領域は相当数の生物を殺傷しないと辿り着けない領域だからだ。
普通のやり方ではまず不可能。 達成したいのであれば数多くの戦場に身を置くか、奴隷などを大量に購入して殺害する事が必須となる。 つまり資金力のある貴族や豪商がこれに該当するのだ。
そして30以上は大貴族か王族のみとなる。
レベルアップに必要な経験値は高ければ高いほどに多く要求されるのだ。
つまり上がれば上がるほどに大量の経験値が必要になる。 要は人間を殺しているだけでは上がらなくなるのだ。
そうなるともっと経験値効率のいい生き物を殺す必要がある。 それは何か?
――異世界から召喚した転移者だ。
どうも異世界人はとんでもなく経験値効率が良く、レベル1でも30以上のレベリングに通用するほどの量を保有しているらしい。
50を超えているミュリエルがどれだけ転移者を殺しているのかがよく分かる。
さて、ここで疑問なのだが、経験値とは――
「おっと、出てきましたか」
山脈を進んでいるとワイバーンの縄張りに入ったようだ。
羽ばたく音と空から無数の何かが迫って来る気配。 野生の獣特有の本能に突き動かされているような殺気は応供にとって心地よかった。 彼等は喰らう為に応供を殺しに来るのだから。
――返り討ちに遭ったとしても文句はないだろう。
先頭のワイバーンの体が紅く輝き、爆発するように炎が周囲に撒き散らされる。
羽を焼かれたワイバーンの群れは羽虫か何かのように炭化しながら次々と落下。
仲間が殺されたのにかかわらずワイバーンの群れは応供に喰らいつかんと肉薄する。
「火を恐れませんか。 なら、これならどうですか?」
応供の前方、何もない場所から雷が発生し、ブレス攻撃を行おうと口を大きく開けていた個体を全て撃ち抜く。 文字通り雷速の一撃はワイバーンの体内を焼き、その機能を停止させる。
雷撃を喰らって即死したワイバーンの末路を見届ける前に応供は真上に跳躍。
僅かに遅れて背後からワイバーンが応供の居た場所を通り過ぎる。
正面は囮、本命は死角からの一撃だったようだ。 飛び上がった事で捉えやすくなったのか、ワイバーンは食らいつかんと追いかけてくるが、先頭のワイバーンの頭部を蹴り飛ばす。
頬の辺りに当たった応供の足はワイバーンの頭部を破裂させ、内容物を周囲に撒き散らした。
応供は何かを試すかのように次々とワイバーンを多種多様な攻撃手段で殺害する。
手を小さく持ち上げて下ろすと鉄槌に叩き潰されたかのように墜落し、反撃とばかりに無数のブレス攻撃――魔力を収束させた光線に近いそれはワイバーンの冷気を孕んだ魔力により攻撃範囲の全てを凍結させるはずだったのだが、全てが応供に届く前に謎の障壁に阻まれる。
――思ったよりも脆い。
最初に通る時は朱里やミュリエルの安全を優先したので無視したが、こうして対峙してみるとそこまでの強さではなかった。 日本で遭遇した魔導書という悪魔を召喚するツールを使った者達の呼び出した上位の悪魔と比べると数段見劣りする。
結論で言うのなら熊や野犬よりは遥かに強いが所詮は野生動物というのが応供の感想だった。
そんな事よりも目を向ける事があったので、彼の意識は自身の内面へと向かう。
レベルアップだ。 ワイバーンは大した事はないが経験値的には中々だったようで思ったよりも早く上がった。
彼が確かめたかったのはレベルが上がった時の感覚だ。
確かに自己が強化されるのを感じる。 この力の出所は何処なのだろうか?
少なくとも己の内側ではない。 再度、レベルが上がる。
応供はワイバーンを焼き殺しながら深く己の内を見つめ、この力の出所を見極めんと集中。
ミュリエルは言った。 ステータスは己を包む鎧のようなものだと。
その認識は正しい。 数値で決まるのであれば筋肉が意味をなさない。 つまりはステータスは本人由来の力ではないのだ。
実際、応供の体にもそのステータスによって生み出された鎧のような何かを感じる。
雷撃でワイバーンを感電させて始末する。 レベルが上がった。
力が流れ込んで来る。 どんな力にも必ず出所があるのだ。
レベルが上がる事により流れ込んで来る力を見極めろ。
念動力でワイバーンを雑巾のように絞る。 レベルが上がった。
――あぁ、段々と分かって来た。
この力は世界から送られてきている。
ワイバーンの噛みつきを横薙ぎの蹴りで頭部ごと叩き潰す。 レベルが上がった。
知覚範囲を広げる。 見えてきた。
自分だけではなく、ワイバーンにも世界から力が流れ込ん行くのが見える。
見える、見える、見えてくる。 どんどん見える。
手刀でワイバーンの首を切断。 レベルが上がった。
もっと知覚を広げろ。 経験値の、ステータスの正体を見極めるんだ。
自身に流れる力の流れを辿れば源泉が見えてくる。
肉体ではなく、魂の知覚で世界を視るのだ。 俺はそのやり方を知っている。
思い出すのは応供が敬愛してやまない星と運命の女神の事だ。
彼女と出会ったあの場所は間違いなく魂の座す在処。 それに近い場所。
1
あなたにおすすめの小説
転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました
桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。
言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。
しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。
──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。
その一行が、彼の目に留まった。
「この文字を書いたのは、あなたですか?」
美しく、完璧で、どこか現実離れした男。
日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。
最初はただの好奇心だと思っていた。
けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。
彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします
夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。
アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。
いわゆる"神々の愛し子"というもの。
神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。
そういうことだ。
そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。
簡単でしょう?
えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか??
−−−−−−
新連載始まりました。
私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。
会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。
余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。
会話がわからない!となるよりは・・
試みですね。
誤字・脱字・文章修正 随時行います。
短編タグが長編に変更になることがございます。
*タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
元公爵令嬢は年下騎士たちに「用済みのおばさん」と捨てられる 〜今更戻ってこいと泣きつかれても献身的な美少年に溺愛されているのでもう遅いです〜
日々埋没。
ファンタジー
「新しい従者を雇うことにした。おばさんはもう用済みだ。今すぐ消えてくれ」
かつて婚約破棄され、実家を追放された元公爵令嬢のレアーヌ。
その身分を隠し、年下の冒険者たちの身の回りを世話する『メイド』として献身的に尽くしてきた彼女に突きつけられたのは、あまりに非情な追放宣告だった。
レアーヌがこれまで教育し、支えてきた若い男たちは、新しく現れた他人の物を欲しがり子悪魔メイドに骨抜きにされ、彼女を「加齢臭のする汚いおばさん」と蔑み、笑いながら追い出したのだ。
地位も、居場所も、信じていた絆も……すべてを失い、絶望する彼女の前に現れたのは、一人の美少年だった。
「僕とパーティーを組んでくれませんか? 貴方が必要なんです」
新米ながら将来の可能性を感じさせる彼は、レアーヌを「おばさん」ではなく「一人の女性」として、甘く狂おしく溺愛し始める。
一方でレアーヌという『真の支柱』を失った元パーティーは、自分たちがどれほど愚かな選択をしたかを知る由もなかった。
やがて彼らが地獄の淵で「戻ってきてくれ」と泣きついてきても、もう遅い。
レアーヌの隣には、彼女を離さないと誓った執着愛の化身が微笑んでいるのだから。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません
下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。
横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。
偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。
すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。
兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。
この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。
しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる