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4章 天空の大陸物語
75話 パーティの問題は早めに解決なのですぅ
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転移装置がある島へと到着したアリア達はヒースの先導を受けて転移装置がある場所へと向かった。
島はとても小さく下手をすれば城の敷地より狭いかもしれない小島だった為、すぐに転移装置がある施設に入る事が出来た。
施設といっても端から端まで15mあるかどうかの部屋である。
部屋の両端にガラスの筒の中にボタンが1つだけあり、ガラスの筒の頭頂部から伸びるホースのようなモノが奥にある大きな機械に繋がっていた。
その両端のガラスの筒を交互に見つめ、顔を顰めるヒースがアリア達に振り返る。
「あのガラスの中にあるボタンが見える? あのボタンを両端で同時に押さないと起動しないらしいんだ。でも僕は1人だったから……」
何やら思い出すようにしたヒースがぼやくように呟いた内容では片方を押し、すぐに隣に全力疾走して押そうとしたらしいが、押して間もなくガラスの筒の出入り口が塞がれて出入りが出来なくなるらしい。
それを聞くダンテが顎に指を当てながら呟く。
「でもヒースだったら気の力に指向性持たせるかしてボタンに気を込めたり、何かを空中に物を縛りつけてタイミングを合わせたりしたり出来なかったの?」
「ああ! 気の力に指向性を持たせる事は出来るか分からないけど……方法あったよ……師匠は以前に行った事あると言ってたからこの仕掛けを知ってたのに1人で僕を行かせたのは方法があると知ってたからなんだ」
ヒースは「また師匠に無理難題を押し付けられたと思ってた」と苦笑いをする。
乾いた笑いをするダンテに代わってスゥがポンポンとヒースの肩を叩く。
「こちらとしてはヒースの凡ミスは歓迎する結果なの。ヒースがいないと私達の内、1人は居残りだったから」
「ねぇ、スゥ。慰めるならちゃんと慰めてくれない?」
ヘコむヒースを見てクスクスと笑うスゥとあたふたした結果どうして良いかわからなくなったレイアが引き攣った笑みでサムズアップするという混沌とした場が生まれる。
そんな3人を見てウンウンと何を納得してるのか分からない表情が乏しいアリアがダンテを見つめてくる。
「で、どうする?」
「転移装置を使う順番の事かな?」
アリアの言葉足らずな説明にダンテが返事をするとコクリと頷いてくる。
ダンテもアリアに声をかけられる前から悩んでいた。
ガラスの筒で区切られているのにボタンを押したらその場にいるメンバーが飛ぶという事はないだろうというのはダンテでなくとも一部を除いて理解している。
転移後、そこが安全かどうか、もしくは、敵、モンスターの類がいないかという疑問があった。
「僕もそれは悩んでたんだよ。行ってすぐ戻れるなら確認が取り易いけど、戻れないパターンだと何も考えずに次々に行くのもね……一番、怖いのが果たして跳ぶ場所が同じ場所なのか……」
「そうなの。転移先がダンジョンとかだったら最悪なの。ヒース、そのお師匠様から何も聞いてないの?」
スゥの投げかけた言葉に眉を寄せるヒースに視線が集中する。
考え込むヒースが更に眉を寄せるのを見て不安を感じつつ返事を待つ。
「行き先がどうとは言ってなかったけど、師匠が「良い修行になるぞ?」と凄く面白そうに笑ってたのが今から考えると凄く不安になってきた……」
「凄まじく不安になる情報だね。でも行った先にいきなりボスとご対面という流れはなさそうだけど、みんながバラバラになる可能性は考えた方が良さそうだね」
「そうなると組み合わせは結構大事だよ。頼んだよ、ダンテ」
みんなが考えるのはダンテの仕事と割り切る気持ちよさを良いと取るかどうかと悩むダンテが苦笑いしながらも考えに耽る。
行ったとしてバラけるという保証はないが生存率を高める組み合わせを、と戦力バランスを考える。
考えが纏まったらしいダンテが頷く。
「うん、組み合わせは最初に行くのがヒースとアリア、第二陣はレイアとミュウ、殿は僕とスゥの組み合わせで行く」
そう言われた瞬間、ヒースとアリアの表情に緊張が走り、レイアが項垂れるのをミュウが肩を叩いて腕を廻してウンウンと頷く。
第一陣であるヒースとアリアは飛んだ後、戻れるならすぐに戻る事を伝え、戻れないなら10分、その場に待機。勿論、戦闘が起きた場合はその場の判断に任せると伝える。
第二陣は第一陣が跳んだ後、5分待っても返る様子がなければ跳ぶ。以下は第一陣と同じ手筈を取るように指示を伝えた。
説明を伝えたダンテが難しい顔をして伝える。
「生き残る事を考えた布陣ではあるけど、上手く合流出来るかは不透明。そこは風の精霊神殿まで生きて合流出来る事を……」
「待ってなの! 確実性があるかどうか分からないけど、合流の助けになるかもしれない方法があるの」
ダンテの言葉を遮ったスゥがカバンから羊皮紙を3枚取り出し、深呼吸をした後、人差し指を光らせると羊皮紙に高速で文字を書き始める。
それを3枚にするとアリア、レイア、そしてダンテに手渡す。
渡された羊皮紙を見つめると真ん中の1点に光点があるのが分かった。
「これは?」
「この羊皮紙同士が繋がりを持っていて今は同じ場所にいるから重なってるけどお互いの位置がおおよそで分かるの」
「おお! すげー! これがあったら絶対に会えるんじゃ?」
喜ぶレイアに苦笑いするスゥが「地図が現れる訳ではないから障害物があって近寄れなかったり、どこまでの距離を写し出すかまだ分からない」と言うがダンテもレイアほどではないが充分だと思い頷く。
「転移後に使えるとして近寄っていけば反応する可能性がある以上、これはとても有効手だよ」
ダンテにまで褒められて照れるスゥがはにかんでみせる。
再び、みんなを見渡すダンテにアリア達は頷き返す。
「じゃ、急ごう。ただでさえ、ホーラさん達と10日以上の遅れがあるんだ」
ダンテの言葉に力強く頷くアリア達は早速とばかりに第一陣であるアリアとヒースが転移装置のガラスの筒の中へと入っていく。
その後ろ姿を未練があるのか眺めるレイアを見つめるダンテがソッと肩に手を置く。
「ごめんね。本当はバランスを言えばヒースとレイアを推そうと思ったんだ」
「えっ?」
レイアはミュウとの相性も良いがダンテはヒースとレイアの根元の部分といったものが近しい存在に感じていてとても良いパートナーだと思っていた。
だが、今回、この組み合わせをしたのは今後の事を考えた司令塔としての見通しがあった。
ボタンに手を添えてダンテ達に手を振るアリア達に手を振り返し、消えた2人を見ながらレイアに話を続ける。
「いい加減、アリアとヒースのシコリを解消しておきたい。これがこじれた時に致命傷になりかねない。あの2人……いや、レイアも3人含めて意固地になると手が付けられないからね?」
「なっ!」
ダンテの言葉に反論しようと口を開きかけるが細かい事を上げればきりがないが雄一との事を言われたら全面降伏するしかないと気付き、ブスッとそっぽ向く。
優しく背中を叩くダンテに子供扱いされているようで更に拗ねるレイアにミュウが頭をワシャワシャするように撫でられ、唇を尖らせてミュウを見つめるレイアの首を腕でロックして引きずり出す。
「そろそろ5分。アリア達、戻らない。次、ミュウ達。頑張る、レイア」
「分かったって! 引っ張らないでも行くから!」
ミュウの腕を乱暴に振り払うがミュウは気にした様子も見せずにガゥガゥと笑いながらレイアと違う方向のガラスの筒の中へと向かう。
2人がボタンに手を添え、お互い見つめ合って頷くのを見守るダンテの隣に来るスゥが言う。
「あの2人も本当に相性良いの」
「うん、確かにそうなんだけど、正確に言うならミュウは誰と組んでも相性がいいんだよね」
無駄に口を挟まず、少し離れた位置でダンテ達がする事を見守り、必要ならフォローに入る。
欠点を敢えて言うなら何を考えているか掴めない所と食い気を優先しがちな事ぐらいだろう。
「まあ、ああ見えてミュウはお姉ちゃんだからね?」
「ふふっ、言われないと忘れてしまうけど私達より1コ年上なの」
2人で笑い合い、そして5分が経ったのでダンテとスゥも転移装置を発動させた。
▼
「なんじゃ、こらぁ!!」
レイアがそう叫び、ミュウが口許に垂れる血ではなく涎を腕で拭う。
転移した場所にはヒースとアリアは居らず、周りを見渡すと家一軒分ぐらいの土地が空に浮いてる場所に気付けばいた。
遠目に同じような浮遊する土地、島と言えばいいのか、そう言ったものが当然のように存在する場所であったりしている。
当然、戻らなかった事で結果が出ているが周りには返る為の転移装置はない。
だが、レイアの言葉はそれらを指した言葉ではなかった。
確かに宙に地面がある事も驚きだが、レイアとミュウが見つめる先に問題があった。
「レイア、どうしよう……さすがにミュウ、全部食べれないかもしれない」
「ば、馬鹿野郎……食える訳ないだろう!? それ以前に……」
食欲全開とギラつかせるミュウと腰が抜けそうなレイアがまだ離れた位置からこちらに向かってくるモノを凝視する。
「アタシ等が食われるわっ!!」
レイア達を目指すようにやってきている空を泳ぐ遠目ではあるが目算で10mはあろうかという大魚にミュウは心を躍らせ、レイアは頭を抱えた。
島はとても小さく下手をすれば城の敷地より狭いかもしれない小島だった為、すぐに転移装置がある施設に入る事が出来た。
施設といっても端から端まで15mあるかどうかの部屋である。
部屋の両端にガラスの筒の中にボタンが1つだけあり、ガラスの筒の頭頂部から伸びるホースのようなモノが奥にある大きな機械に繋がっていた。
その両端のガラスの筒を交互に見つめ、顔を顰めるヒースがアリア達に振り返る。
「あのガラスの中にあるボタンが見える? あのボタンを両端で同時に押さないと起動しないらしいんだ。でも僕は1人だったから……」
何やら思い出すようにしたヒースがぼやくように呟いた内容では片方を押し、すぐに隣に全力疾走して押そうとしたらしいが、押して間もなくガラスの筒の出入り口が塞がれて出入りが出来なくなるらしい。
それを聞くダンテが顎に指を当てながら呟く。
「でもヒースだったら気の力に指向性持たせるかしてボタンに気を込めたり、何かを空中に物を縛りつけてタイミングを合わせたりしたり出来なかったの?」
「ああ! 気の力に指向性を持たせる事は出来るか分からないけど……方法あったよ……師匠は以前に行った事あると言ってたからこの仕掛けを知ってたのに1人で僕を行かせたのは方法があると知ってたからなんだ」
ヒースは「また師匠に無理難題を押し付けられたと思ってた」と苦笑いをする。
乾いた笑いをするダンテに代わってスゥがポンポンとヒースの肩を叩く。
「こちらとしてはヒースの凡ミスは歓迎する結果なの。ヒースがいないと私達の内、1人は居残りだったから」
「ねぇ、スゥ。慰めるならちゃんと慰めてくれない?」
ヘコむヒースを見てクスクスと笑うスゥとあたふたした結果どうして良いかわからなくなったレイアが引き攣った笑みでサムズアップするという混沌とした場が生まれる。
そんな3人を見てウンウンと何を納得してるのか分からない表情が乏しいアリアがダンテを見つめてくる。
「で、どうする?」
「転移装置を使う順番の事かな?」
アリアの言葉足らずな説明にダンテが返事をするとコクリと頷いてくる。
ダンテもアリアに声をかけられる前から悩んでいた。
ガラスの筒で区切られているのにボタンを押したらその場にいるメンバーが飛ぶという事はないだろうというのはダンテでなくとも一部を除いて理解している。
転移後、そこが安全かどうか、もしくは、敵、モンスターの類がいないかという疑問があった。
「僕もそれは悩んでたんだよ。行ってすぐ戻れるなら確認が取り易いけど、戻れないパターンだと何も考えずに次々に行くのもね……一番、怖いのが果たして跳ぶ場所が同じ場所なのか……」
「そうなの。転移先がダンジョンとかだったら最悪なの。ヒース、そのお師匠様から何も聞いてないの?」
スゥの投げかけた言葉に眉を寄せるヒースに視線が集中する。
考え込むヒースが更に眉を寄せるのを見て不安を感じつつ返事を待つ。
「行き先がどうとは言ってなかったけど、師匠が「良い修行になるぞ?」と凄く面白そうに笑ってたのが今から考えると凄く不安になってきた……」
「凄まじく不安になる情報だね。でも行った先にいきなりボスとご対面という流れはなさそうだけど、みんながバラバラになる可能性は考えた方が良さそうだね」
「そうなると組み合わせは結構大事だよ。頼んだよ、ダンテ」
みんなが考えるのはダンテの仕事と割り切る気持ちよさを良いと取るかどうかと悩むダンテが苦笑いしながらも考えに耽る。
行ったとしてバラけるという保証はないが生存率を高める組み合わせを、と戦力バランスを考える。
考えが纏まったらしいダンテが頷く。
「うん、組み合わせは最初に行くのがヒースとアリア、第二陣はレイアとミュウ、殿は僕とスゥの組み合わせで行く」
そう言われた瞬間、ヒースとアリアの表情に緊張が走り、レイアが項垂れるのをミュウが肩を叩いて腕を廻してウンウンと頷く。
第一陣であるヒースとアリアは飛んだ後、戻れるならすぐに戻る事を伝え、戻れないなら10分、その場に待機。勿論、戦闘が起きた場合はその場の判断に任せると伝える。
第二陣は第一陣が跳んだ後、5分待っても返る様子がなければ跳ぶ。以下は第一陣と同じ手筈を取るように指示を伝えた。
説明を伝えたダンテが難しい顔をして伝える。
「生き残る事を考えた布陣ではあるけど、上手く合流出来るかは不透明。そこは風の精霊神殿まで生きて合流出来る事を……」
「待ってなの! 確実性があるかどうか分からないけど、合流の助けになるかもしれない方法があるの」
ダンテの言葉を遮ったスゥがカバンから羊皮紙を3枚取り出し、深呼吸をした後、人差し指を光らせると羊皮紙に高速で文字を書き始める。
それを3枚にするとアリア、レイア、そしてダンテに手渡す。
渡された羊皮紙を見つめると真ん中の1点に光点があるのが分かった。
「これは?」
「この羊皮紙同士が繋がりを持っていて今は同じ場所にいるから重なってるけどお互いの位置がおおよそで分かるの」
「おお! すげー! これがあったら絶対に会えるんじゃ?」
喜ぶレイアに苦笑いするスゥが「地図が現れる訳ではないから障害物があって近寄れなかったり、どこまでの距離を写し出すかまだ分からない」と言うがダンテもレイアほどではないが充分だと思い頷く。
「転移後に使えるとして近寄っていけば反応する可能性がある以上、これはとても有効手だよ」
ダンテにまで褒められて照れるスゥがはにかんでみせる。
再び、みんなを見渡すダンテにアリア達は頷き返す。
「じゃ、急ごう。ただでさえ、ホーラさん達と10日以上の遅れがあるんだ」
ダンテの言葉に力強く頷くアリア達は早速とばかりに第一陣であるアリアとヒースが転移装置のガラスの筒の中へと入っていく。
その後ろ姿を未練があるのか眺めるレイアを見つめるダンテがソッと肩に手を置く。
「ごめんね。本当はバランスを言えばヒースとレイアを推そうと思ったんだ」
「えっ?」
レイアはミュウとの相性も良いがダンテはヒースとレイアの根元の部分といったものが近しい存在に感じていてとても良いパートナーだと思っていた。
だが、今回、この組み合わせをしたのは今後の事を考えた司令塔としての見通しがあった。
ボタンに手を添えてダンテ達に手を振るアリア達に手を振り返し、消えた2人を見ながらレイアに話を続ける。
「いい加減、アリアとヒースのシコリを解消しておきたい。これがこじれた時に致命傷になりかねない。あの2人……いや、レイアも3人含めて意固地になると手が付けられないからね?」
「なっ!」
ダンテの言葉に反論しようと口を開きかけるが細かい事を上げればきりがないが雄一との事を言われたら全面降伏するしかないと気付き、ブスッとそっぽ向く。
優しく背中を叩くダンテに子供扱いされているようで更に拗ねるレイアにミュウが頭をワシャワシャするように撫でられ、唇を尖らせてミュウを見つめるレイアの首を腕でロックして引きずり出す。
「そろそろ5分。アリア達、戻らない。次、ミュウ達。頑張る、レイア」
「分かったって! 引っ張らないでも行くから!」
ミュウの腕を乱暴に振り払うがミュウは気にした様子も見せずにガゥガゥと笑いながらレイアと違う方向のガラスの筒の中へと向かう。
2人がボタンに手を添え、お互い見つめ合って頷くのを見守るダンテの隣に来るスゥが言う。
「あの2人も本当に相性良いの」
「うん、確かにそうなんだけど、正確に言うならミュウは誰と組んでも相性がいいんだよね」
無駄に口を挟まず、少し離れた位置でダンテ達がする事を見守り、必要ならフォローに入る。
欠点を敢えて言うなら何を考えているか掴めない所と食い気を優先しがちな事ぐらいだろう。
「まあ、ああ見えてミュウはお姉ちゃんだからね?」
「ふふっ、言われないと忘れてしまうけど私達より1コ年上なの」
2人で笑い合い、そして5分が経ったのでダンテとスゥも転移装置を発動させた。
▼
「なんじゃ、こらぁ!!」
レイアがそう叫び、ミュウが口許に垂れる血ではなく涎を腕で拭う。
転移した場所にはヒースとアリアは居らず、周りを見渡すと家一軒分ぐらいの土地が空に浮いてる場所に気付けばいた。
遠目に同じような浮遊する土地、島と言えばいいのか、そう言ったものが当然のように存在する場所であったりしている。
当然、戻らなかった事で結果が出ているが周りには返る為の転移装置はない。
だが、レイアの言葉はそれらを指した言葉ではなかった。
確かに宙に地面がある事も驚きだが、レイアとミュウが見つめる先に問題があった。
「レイア、どうしよう……さすがにミュウ、全部食べれないかもしれない」
「ば、馬鹿野郎……食える訳ないだろう!? それ以前に……」
食欲全開とギラつかせるミュウと腰が抜けそうなレイアがまだ離れた位置からこちらに向かってくるモノを凝視する。
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