218 / 365
7章 DT包囲網!?
193話 ペーシア王国の王様は……のようです
しおりを挟む
パラメキ国の東に位置するペーシア王国の城の王の間は重苦しい空気に包まれていた。
色々、手を尽くして奇襲という形でパラメキ国に攻め入ろうとしていたが、気付けば、攻め入る予定のパラメキ国だけでなく、ナイファ国も知るところになっていた。
それだけでも頭が痛い状態であったのに、隣国のシキル共和国にまで知られていた。
まさに重鎮達のザルっぷりが露呈した形であった。
今までは、鉱物資源、海鮮物に恵まれていたので輸出国として、国の舵取りにシビアさが求められてこなかったが問題として、ここで表れていた。
そんななか、国王、ジンガ―は頭を抱えていた。
政治的に使い道が結婚ぐらいしか価値がなかったとはいえ、可愛い娘を嫁に出す事でナイファ国は勿論、パラメキ国の目を逸らす目的だったが、結果はこの有様であった。
国の重鎮達にとってはハミュは捨て駒ぐらいの価値しかなかったが、このジンガ―、実はかなりの自分の娘には甘い父親であった。なので、嫁に出す決断を迫られた時は、声を大にして反対したかった。
だが、『ホウライの予言』をチラつかされてしまうと、沈黙させられ、国王としての決断をさせられていた。
しかし、それが全てが無駄という結果になってしまった事を受けて、主だった者を集めて会議が行われていた。
「で、宰相、キシリよ。お前達が自信ありげに語った策が頓挫したようだが、どう落とし前を着けるつもりだ?」
もうちょっとで、「俺の可愛いハミュを生贄にしてまで行った策を失敗してよくここに顔を出せたなっ!」と怒鳴りそうになったが飲み込む事に成功したジンガ―。
宰相達も、いかつい顔をしたジンガ―がそんな事を考えてると露知らず、息を飲む。
このいかつい顔をゼクスが見れば、父親に似なくて良かったと胸を撫で下ろしたであろう。
「さ、策というのは必ず成功するものではありませぬ。何事も失敗する事を前提に次の策を考えておくのが我らの仕事。ナイファ国といえど、すぐには動けはしません。電撃作戦で……」
ジンガ―のかけられたプレッシャーだけで顔色が悪くするキシリ。
とてもじゃないが宰相の器ではない。穏やかな国柄で平和だったので能力より家柄、財力で役職に着いても困らなかった事がここにきて弊害が生じていた。
ジンガ―に必死に説明をしようと、あたふたするキシリの言葉を遮るように兵が飛び込んでくる。
「会議中失礼します。火急の報せでございます」
「馬鹿モン! 今は大事な会議中だ、後にしろ!」
ジンガ―に追い詰められてたキシリはどこかホッとした顔をしながら、飛び込んできた兵を怒鳴る。
兵とて、今の状況は分かってるはず、しかも、扉を守護してた者が通すという事態でこの会議に関わる事だと判断したジンガ―は、
「よい、報告せよ」
「こ、国王……」
ジンガ―にそう言われて立場を失くしたキシリは情けない顔をして歯を食い縛る。
「はっ、使節として潜り込んでる諜報部隊からの連絡です。ナイファ国、エルフの両軍がパラメキ国へと進軍を開始。パラメキ国北東部で軍事訓練という名目とのこと」
パラメキ国北東部、その場所はペーシア王国とシキル共和国に睨みを効かせられる場所。
つまり、攻め入るという事は、パラメキ国、ナイファ国、エルフの3つの軍を相手にするという事を意味していた。
シキル共和国の動きを見てる限り、向こうはこちらを警戒して軍を動かす用意をしてたと思われる事から、手を組む話には持っていけそうにない。
平和ボケしたペーシア王国では、パラメキ国の1国だけを正面から挑むだけでも難しい戦いを強いられると判断していた。
ハミュを嫁に出す事でそちらに目をがいってる間に背後から奇襲のという流れだったのだが……
「キシリよ」
名前を呼ばれただけでビクつくキシリは、青い顔に脂汗を滲ませてジンガ―に顔を向ける。
「電撃作戦の策も潰されたようだが、勿論、次善策を用意しておるのだろうな?」
ジンガ―に見つめられたキシリは上ずりながら、必死に言い訳を並べ始める。
ついに我慢の限界がきたジンガ―が吼える。
「あるかないか、はっきり言え!!」
その声に腰砕けになったキシリはペタリと座って沈黙をした。
キシリの態度に鼻を鳴らしたジンガ―は他の者達に指示を出す。
「パラメキ国、ナイファ国の両国に使者を出せ。書面の内容は和平会議の申し込みだ。もう見栄を張ってもいい事などない。謝罪の意思がはっきり伝わる文面で用意しろ。出来次第、俺の所に持ってこい」
どう考えても戦っても滅ぶしかない。座しても滅ぶしかないのであれば、今あるものを全て差し出しても国民だけでもなんとか受け入れてくれるように頼み込むしかない。
その結果、王族の地位を捨てる事になってもいい、そうジンガ―は考えていた。
だいたい、キシリ一派は、パラメキ国もナイファ国も、どちらでも1国ずつであれば勝てると思っていたようだが、正直、どうだろうとはジンガ―は思っていた。
ジンガ―自身も戦争を体験した事がない。もっと言えば国内の小さい小競り合いすら体験してこなかったので強く言える根拠がなかった。
キシリの言い分で唯一頷けたのは奇襲さえ成功すれば、パラメキ国は落とせただろうという1点のみだ。
だが、やはり最初から頼み込む形でペーシア王国を解体する覚悟でいくべきであった。
しかし、それだと地位を守れない者達、特にキシリ一派が一番反対して今があった。
4年前の2国であれば、横の繋がりを利用し合う事でそれなりの地位を約束して貰えただろうが、あの戦争後、実力主義が用いられており、我が国の重鎮のほとんどは弾かれる未来が待っているだろう。
もうそんな心配をしてる場合ではなくなった。
他の重鎮達からも苦情が上がる事はない。選択肢がないのだから。
王の間から全ての者達が出て行ったのを見送ったジンガ―は口許を緩める。
「ハミュ、もうすぐ迎えにいくからね? まだお嫁に行くには早過ぎる!」
トトランタの一般論でも早いとも言えないし、王族なら一ケタの年で婚約もあり得る。
色々の建前を取り外せば、この男、只の親馬鹿であった。
▼
キシリ宰相の執務室では、キシリ一派と商人、ゴードンと繋がりがあった商人がエイビスの追手を振り切って、ペーシア王国入りを果たして逃れた者達が集まっていた。
「キシリ殿、お話が違います! これでは、エイビスの目を掻い潜って根回ししたのが水の泡でございます!」
商人は、キシリの指示で過去の繋がりで金さえ積めば耳を傾ける商人を中心に多額の身銭を切って、エイビスにばれないようにゆっくりと根回しをしていた。
パラメキ国を奪った暁には、国のお抱えの商人にするという約束を取り付けていた。
商人は知らない。
その根回しが原因でエイビスに今回の事を気付かれる要因になっている事を、とてもじゃないがキシリを責めれる立場ではなかった。
商人に反応を示さないキシリは親指の爪を噛みながら、貧乏ゆすりをする。
キシリを取り巻く者達も不安そうに見つめながら、周りに居る者と目を交わし合う。
つまり、沈みゆく船から逃げる、という考えを巡らせ始めていた。
それに気付いたキシリが金切り声をあげる。
「もう今更引き下がろうが、一蓮托生だ。俺達は処分される!」
目を血走らせながら荒い息を吐くキシリは、何かを思い付いたようで身を乗り出す。
「確か、ナイファ国、パラメキ国の両国が大事にしてる場所があると報告があったな。ストリートチルドレンに教育を施す場所だったか? そこを押さえられたら……」
キシリの言葉を聞いた商人が慌てふためく。
「キシリ殿! それだけはやっては駄目です。噂は知っておられるでしょう? あそこには国を相手にするより恐ろしい男がいる場所……」
「ええい、そんな噂話を真に受けているのか! もうこの手しかないのだ!」
荒い息を吐くキシリは取り巻きに使節団に指示を出すように命令する。
取り巻きは慌てて対応し、商人は大陸からの逃亡を視野に城を出る。
この場で正しく危険を把握したのは商人のみで、キシリはもっとも取ってはいけない手段を選んでしまったであった。
色々、手を尽くして奇襲という形でパラメキ国に攻め入ろうとしていたが、気付けば、攻め入る予定のパラメキ国だけでなく、ナイファ国も知るところになっていた。
それだけでも頭が痛い状態であったのに、隣国のシキル共和国にまで知られていた。
まさに重鎮達のザルっぷりが露呈した形であった。
今までは、鉱物資源、海鮮物に恵まれていたので輸出国として、国の舵取りにシビアさが求められてこなかったが問題として、ここで表れていた。
そんななか、国王、ジンガ―は頭を抱えていた。
政治的に使い道が結婚ぐらいしか価値がなかったとはいえ、可愛い娘を嫁に出す事でナイファ国は勿論、パラメキ国の目を逸らす目的だったが、結果はこの有様であった。
国の重鎮達にとってはハミュは捨て駒ぐらいの価値しかなかったが、このジンガ―、実はかなりの自分の娘には甘い父親であった。なので、嫁に出す決断を迫られた時は、声を大にして反対したかった。
だが、『ホウライの予言』をチラつかされてしまうと、沈黙させられ、国王としての決断をさせられていた。
しかし、それが全てが無駄という結果になってしまった事を受けて、主だった者を集めて会議が行われていた。
「で、宰相、キシリよ。お前達が自信ありげに語った策が頓挫したようだが、どう落とし前を着けるつもりだ?」
もうちょっとで、「俺の可愛いハミュを生贄にしてまで行った策を失敗してよくここに顔を出せたなっ!」と怒鳴りそうになったが飲み込む事に成功したジンガ―。
宰相達も、いかつい顔をしたジンガ―がそんな事を考えてると露知らず、息を飲む。
このいかつい顔をゼクスが見れば、父親に似なくて良かったと胸を撫で下ろしたであろう。
「さ、策というのは必ず成功するものではありませぬ。何事も失敗する事を前提に次の策を考えておくのが我らの仕事。ナイファ国といえど、すぐには動けはしません。電撃作戦で……」
ジンガ―のかけられたプレッシャーだけで顔色が悪くするキシリ。
とてもじゃないが宰相の器ではない。穏やかな国柄で平和だったので能力より家柄、財力で役職に着いても困らなかった事がここにきて弊害が生じていた。
ジンガ―に必死に説明をしようと、あたふたするキシリの言葉を遮るように兵が飛び込んでくる。
「会議中失礼します。火急の報せでございます」
「馬鹿モン! 今は大事な会議中だ、後にしろ!」
ジンガ―に追い詰められてたキシリはどこかホッとした顔をしながら、飛び込んできた兵を怒鳴る。
兵とて、今の状況は分かってるはず、しかも、扉を守護してた者が通すという事態でこの会議に関わる事だと判断したジンガ―は、
「よい、報告せよ」
「こ、国王……」
ジンガ―にそう言われて立場を失くしたキシリは情けない顔をして歯を食い縛る。
「はっ、使節として潜り込んでる諜報部隊からの連絡です。ナイファ国、エルフの両軍がパラメキ国へと進軍を開始。パラメキ国北東部で軍事訓練という名目とのこと」
パラメキ国北東部、その場所はペーシア王国とシキル共和国に睨みを効かせられる場所。
つまり、攻め入るという事は、パラメキ国、ナイファ国、エルフの3つの軍を相手にするという事を意味していた。
シキル共和国の動きを見てる限り、向こうはこちらを警戒して軍を動かす用意をしてたと思われる事から、手を組む話には持っていけそうにない。
平和ボケしたペーシア王国では、パラメキ国の1国だけを正面から挑むだけでも難しい戦いを強いられると判断していた。
ハミュを嫁に出す事でそちらに目をがいってる間に背後から奇襲のという流れだったのだが……
「キシリよ」
名前を呼ばれただけでビクつくキシリは、青い顔に脂汗を滲ませてジンガ―に顔を向ける。
「電撃作戦の策も潰されたようだが、勿論、次善策を用意しておるのだろうな?」
ジンガ―に見つめられたキシリは上ずりながら、必死に言い訳を並べ始める。
ついに我慢の限界がきたジンガ―が吼える。
「あるかないか、はっきり言え!!」
その声に腰砕けになったキシリはペタリと座って沈黙をした。
キシリの態度に鼻を鳴らしたジンガ―は他の者達に指示を出す。
「パラメキ国、ナイファ国の両国に使者を出せ。書面の内容は和平会議の申し込みだ。もう見栄を張ってもいい事などない。謝罪の意思がはっきり伝わる文面で用意しろ。出来次第、俺の所に持ってこい」
どう考えても戦っても滅ぶしかない。座しても滅ぶしかないのであれば、今あるものを全て差し出しても国民だけでもなんとか受け入れてくれるように頼み込むしかない。
その結果、王族の地位を捨てる事になってもいい、そうジンガ―は考えていた。
だいたい、キシリ一派は、パラメキ国もナイファ国も、どちらでも1国ずつであれば勝てると思っていたようだが、正直、どうだろうとはジンガ―は思っていた。
ジンガ―自身も戦争を体験した事がない。もっと言えば国内の小さい小競り合いすら体験してこなかったので強く言える根拠がなかった。
キシリの言い分で唯一頷けたのは奇襲さえ成功すれば、パラメキ国は落とせただろうという1点のみだ。
だが、やはり最初から頼み込む形でペーシア王国を解体する覚悟でいくべきであった。
しかし、それだと地位を守れない者達、特にキシリ一派が一番反対して今があった。
4年前の2国であれば、横の繋がりを利用し合う事でそれなりの地位を約束して貰えただろうが、あの戦争後、実力主義が用いられており、我が国の重鎮のほとんどは弾かれる未来が待っているだろう。
もうそんな心配をしてる場合ではなくなった。
他の重鎮達からも苦情が上がる事はない。選択肢がないのだから。
王の間から全ての者達が出て行ったのを見送ったジンガ―は口許を緩める。
「ハミュ、もうすぐ迎えにいくからね? まだお嫁に行くには早過ぎる!」
トトランタの一般論でも早いとも言えないし、王族なら一ケタの年で婚約もあり得る。
色々の建前を取り外せば、この男、只の親馬鹿であった。
▼
キシリ宰相の執務室では、キシリ一派と商人、ゴードンと繋がりがあった商人がエイビスの追手を振り切って、ペーシア王国入りを果たして逃れた者達が集まっていた。
「キシリ殿、お話が違います! これでは、エイビスの目を掻い潜って根回ししたのが水の泡でございます!」
商人は、キシリの指示で過去の繋がりで金さえ積めば耳を傾ける商人を中心に多額の身銭を切って、エイビスにばれないようにゆっくりと根回しをしていた。
パラメキ国を奪った暁には、国のお抱えの商人にするという約束を取り付けていた。
商人は知らない。
その根回しが原因でエイビスに今回の事を気付かれる要因になっている事を、とてもじゃないがキシリを責めれる立場ではなかった。
商人に反応を示さないキシリは親指の爪を噛みながら、貧乏ゆすりをする。
キシリを取り巻く者達も不安そうに見つめながら、周りに居る者と目を交わし合う。
つまり、沈みゆく船から逃げる、という考えを巡らせ始めていた。
それに気付いたキシリが金切り声をあげる。
「もう今更引き下がろうが、一蓮托生だ。俺達は処分される!」
目を血走らせながら荒い息を吐くキシリは、何かを思い付いたようで身を乗り出す。
「確か、ナイファ国、パラメキ国の両国が大事にしてる場所があると報告があったな。ストリートチルドレンに教育を施す場所だったか? そこを押さえられたら……」
キシリの言葉を聞いた商人が慌てふためく。
「キシリ殿! それだけはやっては駄目です。噂は知っておられるでしょう? あそこには国を相手にするより恐ろしい男がいる場所……」
「ええい、そんな噂話を真に受けているのか! もうこの手しかないのだ!」
荒い息を吐くキシリは取り巻きに使節団に指示を出すように命令する。
取り巻きは慌てて対応し、商人は大陸からの逃亡を視野に城を出る。
この場で正しく危険を把握したのは商人のみで、キシリはもっとも取ってはいけない手段を選んでしまったであった。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】異世界に召喚されたので、好き勝手に無双しようと思います。〜人や精霊を救う?いいえ、ついでに女神様も助けちゃおうと思います!〜
月城 蓮桜音
ファンタジー
仕事に日々全力を注ぎ、モフモフのぬいぐるみ達に癒されつつ、趣味の読書を生き甲斐にしていたハードワーカーの神木莉央は、過労死寸前に女神に頼まれて異世界へ。魔法のある世界に召喚された莉央は、魔力量の少なさから無能扱いされるが、持ち前のマイペースさと素直さで、王子と王子の幼馴染達に愛され無双して行く物語です。
※この作品は、カクヨムでも掲載しています。
いきなり異世界って理不尽だ!
みーか
ファンタジー
三田 陽菜25歳。会社に行こうと家を出たら、足元が消えて、気付けば異世界へ。
自称神様の作った機械のシステムエラーで地球には帰れない。地球の物は何でも魔力と交換できるようにしてもらい、異世界で居心地良く暮らしていきます!
巻添え召喚されたので、引きこもりスローライフを希望します!
あきづきみなと
ファンタジー
階段から女の子が降ってきた!?
資料を抱えて歩いていた紗江は、階段から飛び下りてきた転校生に巻き込まれて転倒する。気がついたらその彼女と二人、全く知らない場所にいた。
そしてその場にいた人達は、聖女を召喚したのだという。
どちらが『聖女』なのか、と問われる前に転校生の少女が声をあげる。
「私、ガンバる!」
だったら私は帰してもらえない?ダメ?
聖女の扱いを他所に、巻き込まれた紗江が『食』を元に自分の居場所を見つける話。
スローライフまでは到達しなかったよ……。
緩いざまああり。
注意
いわゆる『キラキラネーム』への苦言というか、マイナス感情の描写があります。気にされる方には申し訳ありませんが、作中人物の説明には必要と考えました。
異世界に転生したけど、頭打って記憶が・・・え?これってチート?
よっしぃ
ファンタジー
よう!俺の名はルドメロ・ララインサルって言うんだぜ!
こう見えて高名な冒険者・・・・・になりたいんだが、何故か何やっても俺様の思うようにはいかないんだ!
これもみんな小さい時に頭打って、記憶を無くしちまったからだぜ、きっと・・・・
どうやら俺は、転生?って言うので、神によって異世界に送られてきたらしいんだが、俺様にはその記憶がねえんだ。
周りの奴に聞くと、俺と一緒にやってきた連中もいるって話だし、スキルやらステータスたら、アイテムやら、色んなものをポイントと交換して、15の時にその、特別なポイントを取得し、冒険者として成功してるらしい。ポイントって何だ?
俺もあるのか?取得の仕方がわかんねえから、何にもないぜ?あ、そう言えば、消えないナイフとか持ってるが、あれがそうなのか?おい、記憶をなくす前の俺、何取得してたんだ?
それに、俺様いつの間にかペット(フェンリルとドラゴン)2匹がいるんだぜ!
よく分からんが何時の間にやら婚約者ができたんだよな・・・・
え?俺様チート持ちだって?チートって何だ?
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
話を進めるうちに、少し内容を変えさせて頂きました。
夢幻の錬金術師 ~【異空間収納】【錬金術】【鑑定】【スキル剥奪&付与】を兼ね備えたチートスキル【錬金工房】で最強の錬金術師として成り上がる~
青山 有
ファンタジー
女神の助手として異世界に召喚された厨二病少年・神薙拓光。
彼が手にしたユニークスキルは【錬金工房】。
ただでさえ、魔法があり魔物がはびこる危険な世界。そこを生産職の助手と巡るのかと、女神も頭を抱えたのだが……。
彼の持つ【錬金工房】は、レアスキルである【異空間収納】【錬金術】【鑑定】の上位互換機能を合わせ持ってるだけでなく、スキルの【剥奪】【付与】まで行えるという、女神の想像を遥かに超えたチートスキルだった。
これは一人の少年が異世界で伝説の錬金術師として成り上がっていく物語。
※カクヨムにも投稿しています
異世界転生~チート魔法でスローライフ
玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
凡人がおまけ召喚されてしまった件
根鳥 泰造
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。
仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。
それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。
異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。
最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。
だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。
祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。
異世界に転生した社畜は調合師としてのんびりと生きていく。~ただの生産職だと思っていたら、結構ヤバい職でした~
夢宮
ファンタジー
台風が接近していて避難勧告が出されているにも関わらず出勤させられていた社畜──渡部与一《わたべよいち》。
雨で視界が悪いなか、信号無視をした車との接触事故で命を落としてしまう。
女神に即断即決で異世界転生を決められ、パパっと送り出されてしまうのだが、幸いなことに女神の気遣いによって職業とスキルを手に入れる──生産職の『調合師』という職業とそのスキルを。
異世界に転生してからふたりの少女に助けられ、港町へと向かい、物語は動き始める。
調合師としての立場を知り、それを利用しようとする者に悩まされながらも生きていく。
そんな与一ののんびりしたくてものんびりできない異世界生活が今、始まる。
※2話から登場人物の描写に入りますので、のんびりと読んでいただけたらなと思います。
※サブタイトル追加しました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる