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9章 DTの後継者候補!
226話 一方、アリア達はらしいです
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ついに宿から引きずり出す事に成功したアリア達は、ヒースとの待ち合わせ場所までやってきた。
待ち合わせ場所には既にヒースはやってきており、アリア達の姿を認めると笑みを浮かべるが、すぐに笑顔が固まると苦笑いにシフトチェンジした。
近寄ってきたアリア達にヒースがコメカミから汗を一滴流しながら質問する。
「えっと……レイアさんは大丈夫なんですか?」
「問題ない。我儘言うから強制連行しただけ」
何が問題あると言わんばかりに自信ありげに頷いて見せるアリアを見て、ヒースが自分の考えがおかしいのかと悩み始める。
レイアは両足をミュウに掴まれ、両脇を通して、ダンテに運ばれている状態であった。
宿から出た直後はこれだけだったのだが、移動中に騒ぐのでアリアによって猿轡されていた。
しかも、遠目に見えてる時は、水揚げされたエビを思わせるように激しくビクビクしていたレイアがヒースの目の前に来るとおとなしくなり、声を殺して泣き始める事態が問題ないのだろうか、と思い、アリア以外の人物にも目を向ける。
両足を持つミュウはヒースに興味がないのか、単純に屋台に出てる串焼きに興味津々なのか分からないが、こちらを見ない。
なら、とばかりに両脇を持ち上げるダンテに視線を向けると横を向かれる。
その横顔は、僕に聞かないで、と力強く語っていた。
「ヒース、本当に気にする必要はないの。これはコミニケーション、レイアもちゃんと分かってるの」
そう言ってくるスゥの言葉を受けて、レイアを見つめると弱々しく首を振りながら泣くレイアの姿を見て、ヒースは理解する。
若くして、ダンジョンをソロ攻略するヒースは危険察知能力にはそれなりに自信があった。
ここは逆らってはいけない場面なのだろうと……
「じゃ、今日は慣らしですけど、『試練の洞窟』に行きましょうか?」
その言葉に号泣するレイアから視線を切るヒースは心の呵責を飲み込んで、1歩踏み出す。
大人への1歩であり、チキン野郎としての1歩を歩み始めた。
▼
そして、『試練の洞窟』の入り口に到着したヒース達。
レイアは、今は普通に歩いている。
途中で、目で通じあった、双子ならではのアイコンタクトでアリアに、おとなしくする事と許しを請うた事で解放された。
到着した入口付近では、前回、遠目で見た時と同じで待ち合わせや、作戦会議している者や、それらが済んだ者達が入っていく姿が見られた。
入口の近くに来た時、ヒースは振り返ると言ってくる。
「皆さん、お強いですから、余計な情報は与えないようにしますね? 『試練の洞窟』がどういう所かを肌で感じて貰った方がいいと思いますので」
「慢心と取られかねませんが、不覚を取るような相手が最初の方にいないようですの」
そういうスゥは、入口までやってくる間に他のパーティの会話を聞き耳を立てながら歩いてきたが、「今日こそは15階に到着するぞ!」と言ってるパーティの立ち振る舞いを見る限り、10階までなら自分達ならソロでも鼻歌を歌いながらいけそうだと判断していた為であった。
そう言いつつも、こないだ、やらかした冒険者ギルドの依頼を勝手に受けて行ったぐらいしかない5人は、レベルが低いと分かっていても高鳴る胸を持て余していた。
思わず、調子に乗りかけたアリア達だが、銀髪のキツネの獣人、巴の笑みを思い出してしまい、背筋に冷たいモノが走り、冷静さを取り戻す。
「……例え、弱い相手でも、ダンジョンで油断は禁物……」
「がぅ、油断して怪我したら、肉、食べられない」
顔を青くするアリアと遠い目をするミュウを見つめるダンテが弱々しい笑みを浮かべて呟く。
「巴さん、本当に怖いですからね?」
「はっはは……怒らせると本当にね……あっ、でもでも、普段は厳しくとも優しいですよ? 教えを今朝も受けてましたが、とっても為になりましたし!」
本音が漏れたヒースが、必死に擁護する姿を見たダンテが、ヒースも巴のせいで北川家の男の宿命を背負わされ始めている事を喜べばいいの悲しめばいいのか、苦悩を始めた。
そんな賑やかにするヒース達に近づいてくる者の姿があった。
「あれぇ? そこに居られるのは、ザガン2位に落ちられたヒース坊っちゃんじゃないですか?」
ヒース達と比べれば、ガタイの良いハーフプレートを着込む少年達3人が近づいてくる。
見下ろす少年が上から覗き込むようにしてヒースに話しかける。
「あれほど、大きかったコミュニティを僅か数ヶ月で弱体化させた、偉大なるヒース坊っちゃんのお父様はお元気ですか? お元気なら、いつになったら2位の席を現在、3位の俺の親父に譲ってくれるか聞いておいて貰えますかねぇ?」
小馬鹿にする少年に一瞬、睨みつけたヒースだが、すぐに心の整理を済ませたのか目を逸らす。
思ったより、反応がない事に苛立った少年が鼻を鳴らすと次はアリア達に目を向ける。
「で、お前達は1位の時なら相手にして貰えないと尻込みしてたけど2位ならと尻軽女共か? 確かに見栄えはいいな……これから落ちる一方のそいつより、未来ある俺に靡いたらどうだ?」
そう言う男のセリフを聞いた取り巻きの2人は、ゲラゲラと笑う。
少年が手近にいたレイアの肩を触れようとしたが流れるような動きで避けられる。
「お前なんか、お呼びじゃねぇーんだよ。失せろ」
下らないモノを見るように見つめるレイアは背を向ける。
これを見て、一番驚いたのは身内のアリア達であった。今までのレイアであれば取ると思えない行動であった為である。
少年は一瞬、唖然とした表情を見せたがあしらわれた事に腹を立て、意地になってレイアの肩を掴もうと手を伸ばす。
再び、それを避けて、懐に飛び込んだレイアがアッパーカットするように拳を放ち、顎下でピタリと止める。
その寸止めで生まれた風圧で少年の髪がフワッと浮き上がる。
「これが最後の忠告だ、失せろ」
すぐに少年に興味を失ったようで、背を向けるとヒース達に「早く入ろうぜ?」と笑みを浮かべて背中を押し始める。
そう言ってくるレイアに笑みで迎える面子の中でアリアはハンカチを目に当てて涙を拭う。
「レイアが大人の対応をするようになった……ママ嬉しい……」
「お、大人って……それと姉だからな?」
呆れを隠さないレイアの突っ込みを素知らぬ顔してレイアから目を逸らすアリア。
そんな双子のコントを見るように楽しそうにする面子は『試練の洞窟』に向かう為に歩き始める。
完全にアウトオブ眼中にされた少年は怒りからワナワナと肩を震わせる。
キレた少年がレイアの背後から剣で斬りかかる。
「舐めんなっ! このクソガキがぁ!!」
振り被った剣を降ろす前にレイアは反応して、懐に入る。
「忠告してやったのに、この馬鹿がっ!」
鳩尾に拳を放ち、お腹を押さえてしゃがみ込んでくる少年の頭を両手で包むように掴むと膝を鼻っ面に入れる。
鼻血を撒き散らす少年の血を避けるように更に前に出たレイアがハーフプレートで守られた胸部に両手の掌を添えるようにすると叫ぶ。
「発勁!」
その言葉と共に白い光が滲むと少年が吐血した同時にハーフプレートがひび割れ、吹っ飛んで岩に叩きつけられて岩が砕ける。
「あっ、兄貴!」
取り巻きの少年達が吹き飛ばされた少年に駆け寄る。
それを見て鼻を鳴らすレイアが再び、洞窟に向かうのをアリア達が見送る。
「えっと、レイアさんって怒らせると本当に怖いんですね……」
尻込みするようにアリア達に声をかけるヒース。
それを無視するように呟くスゥ。
「今までのレイアには見られない行動パターンなの。まるで……」
「ユーイにそっくり」
ミュウがあっさりと答えを出すのを一同が頷いて見せる。
それに感動するように、アリアは再びハンカチを目に当てる。
「レイアもついにパパを認めて、見習いだした。とても良い事」
「そ、そうかな? ユウイチさんの一番見習ったら駄目な所な気がするけど……」
ダンテが冷静な言葉を言うがヒース以外、聞く耳を持っていなく、感心するようにレイアの背中を見つめる。
それを見て、ダンテは溜息を吐く。
「どさくさに紛れて、女の子扱いされた事を怒りたかったのに全部持ってかれたよ……」
そう嘆く、ダンテの肩をヒースが叩き、「ごめんね?」と謝る。
「いいんだ。慣れてるし……でも、ちょっと胸を貸してね?」
そう言ってシクシク泣くダンテ。
ヒースとダンテの行動に気付いたアリア達4人はヒースとダンテの関係に疑惑を持ったとか持たなかったとかがあったそうである。
待ち合わせ場所には既にヒースはやってきており、アリア達の姿を認めると笑みを浮かべるが、すぐに笑顔が固まると苦笑いにシフトチェンジした。
近寄ってきたアリア達にヒースがコメカミから汗を一滴流しながら質問する。
「えっと……レイアさんは大丈夫なんですか?」
「問題ない。我儘言うから強制連行しただけ」
何が問題あると言わんばかりに自信ありげに頷いて見せるアリアを見て、ヒースが自分の考えがおかしいのかと悩み始める。
レイアは両足をミュウに掴まれ、両脇を通して、ダンテに運ばれている状態であった。
宿から出た直後はこれだけだったのだが、移動中に騒ぐのでアリアによって猿轡されていた。
しかも、遠目に見えてる時は、水揚げされたエビを思わせるように激しくビクビクしていたレイアがヒースの目の前に来るとおとなしくなり、声を殺して泣き始める事態が問題ないのだろうか、と思い、アリア以外の人物にも目を向ける。
両足を持つミュウはヒースに興味がないのか、単純に屋台に出てる串焼きに興味津々なのか分からないが、こちらを見ない。
なら、とばかりに両脇を持ち上げるダンテに視線を向けると横を向かれる。
その横顔は、僕に聞かないで、と力強く語っていた。
「ヒース、本当に気にする必要はないの。これはコミニケーション、レイアもちゃんと分かってるの」
そう言ってくるスゥの言葉を受けて、レイアを見つめると弱々しく首を振りながら泣くレイアの姿を見て、ヒースは理解する。
若くして、ダンジョンをソロ攻略するヒースは危険察知能力にはそれなりに自信があった。
ここは逆らってはいけない場面なのだろうと……
「じゃ、今日は慣らしですけど、『試練の洞窟』に行きましょうか?」
その言葉に号泣するレイアから視線を切るヒースは心の呵責を飲み込んで、1歩踏み出す。
大人への1歩であり、チキン野郎としての1歩を歩み始めた。
▼
そして、『試練の洞窟』の入り口に到着したヒース達。
レイアは、今は普通に歩いている。
途中で、目で通じあった、双子ならではのアイコンタクトでアリアに、おとなしくする事と許しを請うた事で解放された。
到着した入口付近では、前回、遠目で見た時と同じで待ち合わせや、作戦会議している者や、それらが済んだ者達が入っていく姿が見られた。
入口の近くに来た時、ヒースは振り返ると言ってくる。
「皆さん、お強いですから、余計な情報は与えないようにしますね? 『試練の洞窟』がどういう所かを肌で感じて貰った方がいいと思いますので」
「慢心と取られかねませんが、不覚を取るような相手が最初の方にいないようですの」
そういうスゥは、入口までやってくる間に他のパーティの会話を聞き耳を立てながら歩いてきたが、「今日こそは15階に到着するぞ!」と言ってるパーティの立ち振る舞いを見る限り、10階までなら自分達ならソロでも鼻歌を歌いながらいけそうだと判断していた為であった。
そう言いつつも、こないだ、やらかした冒険者ギルドの依頼を勝手に受けて行ったぐらいしかない5人は、レベルが低いと分かっていても高鳴る胸を持て余していた。
思わず、調子に乗りかけたアリア達だが、銀髪のキツネの獣人、巴の笑みを思い出してしまい、背筋に冷たいモノが走り、冷静さを取り戻す。
「……例え、弱い相手でも、ダンジョンで油断は禁物……」
「がぅ、油断して怪我したら、肉、食べられない」
顔を青くするアリアと遠い目をするミュウを見つめるダンテが弱々しい笑みを浮かべて呟く。
「巴さん、本当に怖いですからね?」
「はっはは……怒らせると本当にね……あっ、でもでも、普段は厳しくとも優しいですよ? 教えを今朝も受けてましたが、とっても為になりましたし!」
本音が漏れたヒースが、必死に擁護する姿を見たダンテが、ヒースも巴のせいで北川家の男の宿命を背負わされ始めている事を喜べばいいの悲しめばいいのか、苦悩を始めた。
そんな賑やかにするヒース達に近づいてくる者の姿があった。
「あれぇ? そこに居られるのは、ザガン2位に落ちられたヒース坊っちゃんじゃないですか?」
ヒース達と比べれば、ガタイの良いハーフプレートを着込む少年達3人が近づいてくる。
見下ろす少年が上から覗き込むようにしてヒースに話しかける。
「あれほど、大きかったコミュニティを僅か数ヶ月で弱体化させた、偉大なるヒース坊っちゃんのお父様はお元気ですか? お元気なら、いつになったら2位の席を現在、3位の俺の親父に譲ってくれるか聞いておいて貰えますかねぇ?」
小馬鹿にする少年に一瞬、睨みつけたヒースだが、すぐに心の整理を済ませたのか目を逸らす。
思ったより、反応がない事に苛立った少年が鼻を鳴らすと次はアリア達に目を向ける。
「で、お前達は1位の時なら相手にして貰えないと尻込みしてたけど2位ならと尻軽女共か? 確かに見栄えはいいな……これから落ちる一方のそいつより、未来ある俺に靡いたらどうだ?」
そう言う男のセリフを聞いた取り巻きの2人は、ゲラゲラと笑う。
少年が手近にいたレイアの肩を触れようとしたが流れるような動きで避けられる。
「お前なんか、お呼びじゃねぇーんだよ。失せろ」
下らないモノを見るように見つめるレイアは背を向ける。
これを見て、一番驚いたのは身内のアリア達であった。今までのレイアであれば取ると思えない行動であった為である。
少年は一瞬、唖然とした表情を見せたがあしらわれた事に腹を立て、意地になってレイアの肩を掴もうと手を伸ばす。
再び、それを避けて、懐に飛び込んだレイアがアッパーカットするように拳を放ち、顎下でピタリと止める。
その寸止めで生まれた風圧で少年の髪がフワッと浮き上がる。
「これが最後の忠告だ、失せろ」
すぐに少年に興味を失ったようで、背を向けるとヒース達に「早く入ろうぜ?」と笑みを浮かべて背中を押し始める。
そう言ってくるレイアに笑みで迎える面子の中でアリアはハンカチを目に当てて涙を拭う。
「レイアが大人の対応をするようになった……ママ嬉しい……」
「お、大人って……それと姉だからな?」
呆れを隠さないレイアの突っ込みを素知らぬ顔してレイアから目を逸らすアリア。
そんな双子のコントを見るように楽しそうにする面子は『試練の洞窟』に向かう為に歩き始める。
完全にアウトオブ眼中にされた少年は怒りからワナワナと肩を震わせる。
キレた少年がレイアの背後から剣で斬りかかる。
「舐めんなっ! このクソガキがぁ!!」
振り被った剣を降ろす前にレイアは反応して、懐に入る。
「忠告してやったのに、この馬鹿がっ!」
鳩尾に拳を放ち、お腹を押さえてしゃがみ込んでくる少年の頭を両手で包むように掴むと膝を鼻っ面に入れる。
鼻血を撒き散らす少年の血を避けるように更に前に出たレイアがハーフプレートで守られた胸部に両手の掌を添えるようにすると叫ぶ。
「発勁!」
その言葉と共に白い光が滲むと少年が吐血した同時にハーフプレートがひび割れ、吹っ飛んで岩に叩きつけられて岩が砕ける。
「あっ、兄貴!」
取り巻きの少年達が吹き飛ばされた少年に駆け寄る。
それを見て鼻を鳴らすレイアが再び、洞窟に向かうのをアリア達が見送る。
「えっと、レイアさんって怒らせると本当に怖いんですね……」
尻込みするようにアリア達に声をかけるヒース。
それを無視するように呟くスゥ。
「今までのレイアには見られない行動パターンなの。まるで……」
「ユーイにそっくり」
ミュウがあっさりと答えを出すのを一同が頷いて見せる。
それに感動するように、アリアは再びハンカチを目に当てる。
「レイアもついにパパを認めて、見習いだした。とても良い事」
「そ、そうかな? ユウイチさんの一番見習ったら駄目な所な気がするけど……」
ダンテが冷静な言葉を言うがヒース以外、聞く耳を持っていなく、感心するようにレイアの背中を見つめる。
それを見て、ダンテは溜息を吐く。
「どさくさに紛れて、女の子扱いされた事を怒りたかったのに全部持ってかれたよ……」
そう嘆く、ダンテの肩をヒースが叩き、「ごめんね?」と謝る。
「いいんだ。慣れてるし……でも、ちょっと胸を貸してね?」
そう言ってシクシク泣くダンテ。
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