103 / 124
5章 竜が見る夢
97話 ムズ痒い思いと不安
しおりを挟む
逃げるように冒険者ギルドを飛び出して『マッチョの集い亭』帰ってきた俺はミランダに出して貰った朝食の一品のスープを溜息を吐き、ゆっくりスプーンでかき混ぜていた。
それを見ている美紅には眉を寄せられ、近くでテーブルを吹いていた双子の姉の方、ライラに「お行儀が悪いんだ!」とお姉さん面して言われていた。
分かってるって……分かってるんだけど落ち着かないんだって。
一応、何故落ち着かないかは自分自身で自覚はある。
それはダンさんに感慨深げに「頑張ったな?」と言われて激しく動揺してしまったからだ。
今までも頑張ったな? と言われる事はあった。
しかし、それは兄貴分としての喜びが前面に出た言葉で俺も素直に喜べた。
勿論、今回の事についても兄貴分としての喜びが含まれてたとは思う。
ただ……
ダンさんが俺を見つめる瞳が誰かと見比べ、そして、そのうえで褒められた気がした俺はいつも以上に嬉しさもあったが、同時に誰と比べられたのだろうと俺を不安にさせられた。
それがその者への嫉妬しているのかもと思ってしまうと酷く自分が矮小にも感じるし、こういう事を考えている事が情けない気持ちにさせられ、俺を落ち着かない気持ちにさせる。
普段であればすぐにお小言を言ってくる美紅だが、俺が逃げ出したタイミングなどからそれとなく理解しているらしく眉を寄せるだけで見逃して貰えていた。
ちなみにルナは初めて出された桃のジュースの美味しさを作ってくれたミランダに必死に食レポ中である。
こいつはいつもブレないぁ……
そんなルナに笑みを浮かべて頷くミランダが時折、俺をチラチラ見て、何か言いたそうにしている事に気付いている俺が目を逸らす先には双子の妹の方のマイラが水晶を片手に俺をジッと見つめ思い詰めたような表情をしていた。
「ん、どうした?」
「……ううん、何でもない」
お小言を言うのを耐える美紅となんとなく関わりを避けたいと思えるミランダから逃げるようにマイラに声をかけるが力弱く首を横に振られる。
どうしたんだろう? と首を傾げる俺から離れ、裏口の方に歩いていくを見送った俺は出て行くマイラに便乗するようにこのいたたまれない空間から脱出を試みる。
「さてと……コルシアンさんの所に行く準備の再確認してくるかな?」
御馳走様、とミランダに告げ、再び、逃げるように席を立つ俺。
思わず、声をかけようとした美紅と苦笑するミランダに見送られるようにして俺は自分の部屋がある場所を目指して歩き出した。
準備するものも確認するようなものもないんだけどね?
まるで食卓で「期末テストの結果はどうだった?」と聞かれて逃げるように自分の部屋へ行く敗北感のようだと考えた俺は苦笑いを浮かべて頬を掻きながら階段を登っていった。
▼
部屋に戻った俺は律儀にカバンの中の確認と整理をしていた。
まあ、大丈夫だとは思ってたけどね?
案の定、想像通りにちゃんと必要なものはあり、何より使った物の補充をしただけで特別に用意するようなものはない。
逃げるように部屋にやってきた情けない自分に嘆息して俺はベットに腰を落ち着ける。
出発するまで、どうしよう? と考えているとドアをノックされる。
「ミランダよ。少しいい?」
一瞬、居留守を使おうかと悩んだり、間男のように窓の淵に足をかけて逃げようという考えが過る。
俺、何を考えてるんだ?
ミランダは俺がいる事を知っているから誤魔化しようがない。
無駄なあがきをするのを止めた俺は自分からドアを開けにいくと優しい笑みを浮かべるミランダを招き入れる。
「何かあった?……えっと、今月の宿賃は払ってるよな?」
「うふふ、そうね、ちゃんと頂いてるわよ。その話じゃなくて……聞いたわよ? ダンに褒められて逃げてきちゃったらしいわね?」
なんとなく話を逸らそうとする俺を嬉しそう、いや、楽しそうに笑うミランダの言葉に思わず赤面する。
く、くそう、誰だ? ミランダに話したのは……
美紅か? とも思ったがルナかもしれないと思い始めている。
ルナは帰って来るまでにあった事を日記に付けてるつもりかな? と思うようにミランダに聞かせるのが恒例であった。
そんな事を考えている事を読み切ったらしく、笑みを苦笑に切り替えたミランダが俺と目線を合わせるようにして見つめてくる。
「誰かと見比べられてると思った?」
いきなり核心を突かれた俺の頬が引き攣るのが分かる。まさか、そこまで内心を読み切られるとは思ってなかった為であった。
俺の表情から図星だと汲み取ったミランダが俺から目を逸らして窓を見つめながら言ってくる。
「私はダンじゃないから違うかもしれない。でもね、ダンがしたのは見比べじゃない。昔を懐かしんだ、と思うの。多分ね?」
「懐かしんだ?」
そう言う俺の言葉に頷くミランダは再び、俺を見つめてくる。
「そう、ダンがガムシャラに夢を追いかけてた若い頃をトールと重ねたんだと思うわ」
言われた言葉を反芻するようにして目を瞑り、冒険者ギルドで俺を見ていたダンさんを思い出す。
確かにそう思うとシックリときてホッとする俺がいた。
良かった……誰かと見比べられてた訳じゃなかった。
正確に言うならダンさんと見比べられてたとも言える事に気付くと今度は変な恥ずかしさに身悶えしそうになる。
恥ずかしさを持て余す俺にミランダはナデナデしてきて、思わず俺の背筋がピンと伸びて恥ずかしさがどこかに吹き飛ぶ。
「だから、トールは胸を張っていいのよ?」
「ありがとう……それからミランダ?」
俺のお礼に嬉しそうに頷いた後、首を傾げるミランダが俺の言葉を待つ。
「撫でるなら頭にしてくれない? お尻じゃなくてね?」
「あら……いつの間に? 悪い子ねぇ、私のおてて」
オーバーリアクションで驚いてみせるミランダはホホホと小指を立てながら笑って誤魔化しを計る。
ちょっと良い人だと思わせて油断を誘うとは……
半眼で見つめる俺の視線から逃げるようにミランダは部屋から出て行った。
▼
それから時間が経ち、コルシアン邸に向かう為に徹とルナ、美紅の3人はミランダ達に見送られていた。
手を振って意気揚々と出かける徹達の後ろ姿を終始辛そうに見つめるマイラは徹達に聞こえない距離を確認するように間を取った後、独り言を洩らす。
「今ならまだギリギリ間に合う……本当は止めたい、でも約束をしてしまった」
マイラは姉を助ける為にしてしまった約束に小さな胸を圧迫させられるような幻痛を感じてるように胸を押さえる。
そんなマイラの様子にライラが慌て出すが隣にいるミランダは悲しそうに目を細めてマイラの背を優しく撫でる。
「マイラ、貴方が何を知っているかは聞かない。貴方だけが罪悪感を感じる必要はない。私も同じだから……」
いつもの優しげな瞳を歴戦の戦士を思わせる視線に変化させ、空をキッと睨むミランダ。
ついに耐えられなくなった様子のマイラが涙を流しつつ、見えなくなりつつある徹達に向けて深々と頭を下げる。
「私の事を恨んでくれていい……お願いだから、生きて、いつものお兄さんで帰って来て……」
立ってられなくなったマイラが膝を付くのを見て更に慌て出すライラの2人を包むように抱き締めるミランダは見えなくなった徹達が向かった先を見つめながら小さく口を動かす。
声を発せずに語られたミランダの言葉を知るのは声を出す事を選択しなかったミランダ本人のみであった。
それを見ている美紅には眉を寄せられ、近くでテーブルを吹いていた双子の姉の方、ライラに「お行儀が悪いんだ!」とお姉さん面して言われていた。
分かってるって……分かってるんだけど落ち着かないんだって。
一応、何故落ち着かないかは自分自身で自覚はある。
それはダンさんに感慨深げに「頑張ったな?」と言われて激しく動揺してしまったからだ。
今までも頑張ったな? と言われる事はあった。
しかし、それは兄貴分としての喜びが前面に出た言葉で俺も素直に喜べた。
勿論、今回の事についても兄貴分としての喜びが含まれてたとは思う。
ただ……
ダンさんが俺を見つめる瞳が誰かと見比べ、そして、そのうえで褒められた気がした俺はいつも以上に嬉しさもあったが、同時に誰と比べられたのだろうと俺を不安にさせられた。
それがその者への嫉妬しているのかもと思ってしまうと酷く自分が矮小にも感じるし、こういう事を考えている事が情けない気持ちにさせられ、俺を落ち着かない気持ちにさせる。
普段であればすぐにお小言を言ってくる美紅だが、俺が逃げ出したタイミングなどからそれとなく理解しているらしく眉を寄せるだけで見逃して貰えていた。
ちなみにルナは初めて出された桃のジュースの美味しさを作ってくれたミランダに必死に食レポ中である。
こいつはいつもブレないぁ……
そんなルナに笑みを浮かべて頷くミランダが時折、俺をチラチラ見て、何か言いたそうにしている事に気付いている俺が目を逸らす先には双子の妹の方のマイラが水晶を片手に俺をジッと見つめ思い詰めたような表情をしていた。
「ん、どうした?」
「……ううん、何でもない」
お小言を言うのを耐える美紅となんとなく関わりを避けたいと思えるミランダから逃げるようにマイラに声をかけるが力弱く首を横に振られる。
どうしたんだろう? と首を傾げる俺から離れ、裏口の方に歩いていくを見送った俺は出て行くマイラに便乗するようにこのいたたまれない空間から脱出を試みる。
「さてと……コルシアンさんの所に行く準備の再確認してくるかな?」
御馳走様、とミランダに告げ、再び、逃げるように席を立つ俺。
思わず、声をかけようとした美紅と苦笑するミランダに見送られるようにして俺は自分の部屋がある場所を目指して歩き出した。
準備するものも確認するようなものもないんだけどね?
まるで食卓で「期末テストの結果はどうだった?」と聞かれて逃げるように自分の部屋へ行く敗北感のようだと考えた俺は苦笑いを浮かべて頬を掻きながら階段を登っていった。
▼
部屋に戻った俺は律儀にカバンの中の確認と整理をしていた。
まあ、大丈夫だとは思ってたけどね?
案の定、想像通りにちゃんと必要なものはあり、何より使った物の補充をしただけで特別に用意するようなものはない。
逃げるように部屋にやってきた情けない自分に嘆息して俺はベットに腰を落ち着ける。
出発するまで、どうしよう? と考えているとドアをノックされる。
「ミランダよ。少しいい?」
一瞬、居留守を使おうかと悩んだり、間男のように窓の淵に足をかけて逃げようという考えが過る。
俺、何を考えてるんだ?
ミランダは俺がいる事を知っているから誤魔化しようがない。
無駄なあがきをするのを止めた俺は自分からドアを開けにいくと優しい笑みを浮かべるミランダを招き入れる。
「何かあった?……えっと、今月の宿賃は払ってるよな?」
「うふふ、そうね、ちゃんと頂いてるわよ。その話じゃなくて……聞いたわよ? ダンに褒められて逃げてきちゃったらしいわね?」
なんとなく話を逸らそうとする俺を嬉しそう、いや、楽しそうに笑うミランダの言葉に思わず赤面する。
く、くそう、誰だ? ミランダに話したのは……
美紅か? とも思ったがルナかもしれないと思い始めている。
ルナは帰って来るまでにあった事を日記に付けてるつもりかな? と思うようにミランダに聞かせるのが恒例であった。
そんな事を考えている事を読み切ったらしく、笑みを苦笑に切り替えたミランダが俺と目線を合わせるようにして見つめてくる。
「誰かと見比べられてると思った?」
いきなり核心を突かれた俺の頬が引き攣るのが分かる。まさか、そこまで内心を読み切られるとは思ってなかった為であった。
俺の表情から図星だと汲み取ったミランダが俺から目を逸らして窓を見つめながら言ってくる。
「私はダンじゃないから違うかもしれない。でもね、ダンがしたのは見比べじゃない。昔を懐かしんだ、と思うの。多分ね?」
「懐かしんだ?」
そう言う俺の言葉に頷くミランダは再び、俺を見つめてくる。
「そう、ダンがガムシャラに夢を追いかけてた若い頃をトールと重ねたんだと思うわ」
言われた言葉を反芻するようにして目を瞑り、冒険者ギルドで俺を見ていたダンさんを思い出す。
確かにそう思うとシックリときてホッとする俺がいた。
良かった……誰かと見比べられてた訳じゃなかった。
正確に言うならダンさんと見比べられてたとも言える事に気付くと今度は変な恥ずかしさに身悶えしそうになる。
恥ずかしさを持て余す俺にミランダはナデナデしてきて、思わず俺の背筋がピンと伸びて恥ずかしさがどこかに吹き飛ぶ。
「だから、トールは胸を張っていいのよ?」
「ありがとう……それからミランダ?」
俺のお礼に嬉しそうに頷いた後、首を傾げるミランダが俺の言葉を待つ。
「撫でるなら頭にしてくれない? お尻じゃなくてね?」
「あら……いつの間に? 悪い子ねぇ、私のおてて」
オーバーリアクションで驚いてみせるミランダはホホホと小指を立てながら笑って誤魔化しを計る。
ちょっと良い人だと思わせて油断を誘うとは……
半眼で見つめる俺の視線から逃げるようにミランダは部屋から出て行った。
▼
それから時間が経ち、コルシアン邸に向かう為に徹とルナ、美紅の3人はミランダ達に見送られていた。
手を振って意気揚々と出かける徹達の後ろ姿を終始辛そうに見つめるマイラは徹達に聞こえない距離を確認するように間を取った後、独り言を洩らす。
「今ならまだギリギリ間に合う……本当は止めたい、でも約束をしてしまった」
マイラは姉を助ける為にしてしまった約束に小さな胸を圧迫させられるような幻痛を感じてるように胸を押さえる。
そんなマイラの様子にライラが慌て出すが隣にいるミランダは悲しそうに目を細めてマイラの背を優しく撫でる。
「マイラ、貴方が何を知っているかは聞かない。貴方だけが罪悪感を感じる必要はない。私も同じだから……」
いつもの優しげな瞳を歴戦の戦士を思わせる視線に変化させ、空をキッと睨むミランダ。
ついに耐えられなくなった様子のマイラが涙を流しつつ、見えなくなりつつある徹達に向けて深々と頭を下げる。
「私の事を恨んでくれていい……お願いだから、生きて、いつものお兄さんで帰って来て……」
立ってられなくなったマイラが膝を付くのを見て更に慌て出すライラの2人を包むように抱き締めるミランダは見えなくなった徹達が向かった先を見つめながら小さく口を動かす。
声を発せずに語られたミランダの言葉を知るのは声を出す事を選択しなかったミランダ本人のみであった。
0
あなたにおすすめの小説
王様の恥かきっ娘
青の雀
恋愛
恥かきっ子とは、親が年老いてから子供ができること。
本当は、元気でおめでたいことだけど、照れ隠しで、その年齢まで夫婦の営みがあったことを物語り世間様に向けての恥をいう。
孫と同い年の王女殿下が生まれたことで巻き起こる騒動を書きます
物語は、卒業記念パーティで婚約者から婚約破棄されたところから始まります
これもショートショートで書く予定です。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】番としか子供が産まれない世界で
さくらもち
恋愛
番との間にしか子供が産まれない世界に産まれたニーナ。
何故か親から要らない子扱いされる不遇な子供時代に番と言う概念すら知らないまま育った。
そんなニーナが番に出会うまで
4話完結
出会えたところで話は終わってます。
断罪まであと10分、私は処刑台の上で「ライブ配信」を開始した〜前世インフルエンサーの悪役令嬢、支持率100%でクズ王子を逆処刑する〜
深渡 ケイ
ファンタジー
断罪まで、あと10分。
処刑台の上で跪く悪役令嬢スカーレットは、笑っていた。
なぜなら彼女は――
前世で“トップインフルエンサー”だったから。
処刑の瞬間、彼女が起動したのは禁忌の精霊石。
空に展開された巨大モニターが、全世界同時ライブ配信を開始する。
タイトルは――
『断罪なう』。
王子の不貞、聖女の偽善、王家の腐敗。
すべてを“証拠付き・リアルタイム”で暴露する配信に、
国民の「いいね(=精霊力)」が集まり始める。
そして宣言される、前代未聞のルール。
支持率が上がるほど、処刑は不可能になる。
処刑台は舞台へ。
断罪はエンタメへ。
悪役令嬢は、世界をひっくり返す配信者となった。
これは、
処刑されるはずだった悪役令嬢が、
“ライブ配信”で王子と王国を公開処刑する物語。
支持率100%の先に待つのは、復讐か、革命か、
それとも――自由か。
王女の中身は元自衛官だったので、継母に追放されたけど思い通りになりません
きぬがやあきら
恋愛
「妻はお妃様一人とお約束されたそうですが、今でもまだ同じことが言えますか?」
「正直なところ、不安を感じている」
久方ぶりに招かれた故郷、セレンティア城の月光満ちる庭園で、アシュレイは信じ難い光景を目撃するーー
激闘の末、王座に就いたアルダシールと結ばれた、元セレンティア王国の王女アシュレイ。
アラウァリア国では、新政権を勝ち取ったアシュレイを国母と崇めてくれる国民も多い。だが、結婚から2年、未だ後継ぎに恵まれないアルダシールに側室を推す声も上がり始める。そんな頃、弟シュナイゼルから結婚式の招待が舞い込んだ。
第2幕、連載開始しました!
お気に入り登録してくださった皆様、ありがとうございます! 心より御礼申し上げます。
以下、1章のあらすじです。
アシュレイは前世の記憶を持つ、セレンティア王国の皇女だった。後ろ盾もなく、継母である王妃に体よく追い出されてしまう。
表向きは外交の駒として、アラウァリア王国へ嫁ぐ形だが、国王は御年50歳で既に18人もの妃を持っている。
常に不遇の扱いを受けて、我慢の限界だったアシュレイは、大胆な計画を企てた。
それは輿入れの道中を、自ら雇った盗賊に襲撃させるもの。
サバイバルの知識もあるし、宝飾品を処分して生き抜けば、残りの人生を自由に謳歌できると踏んでいた。
しかし、輿入れ当日アシュレイを攫い出したのは、アラウァリアの第一王子・アルダシール。
盗賊団と共謀し、晴れて自由の身を望んでいたのに、アルダシールはアシュレイを手放してはくれず……。
アシュレイは自由と幸福を手に入れられるのか?
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる