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壁バーン??(゚∀゚)
しおりを挟むもう....やだ....こいつら....
その後俺たちは変人達の荒波を見事にかいくぐり何事もなく外に出た。
何事もなく.....
....うん、何事もなく....
えーと....
ヤッタネ(゚∀゚)
そう思ったのもつかの間、いきなり俺の横を猛スピードで“何か”が通り過ぎた(´・ω・`)
そしてその“何か”は壁に穴を開けて調味料ズのアジトに入っていった。
壁に穴を開けて。
『え?』
この時ばかりはいつもバラバラな俺たちの気持ちが1つなっt
「見てみて~!あの蝶々変な模様‼︎」
.....タキゾン以外の3人の気持ちが1つになった。
えっと....これ...どうするの?
.......知らないふりしていいの?
いや....だってどう考えてもヤバイやつでしょ⁉︎
大体20㎝ぐらいある壁に穴開けたんだよ⁉︎
異常だよ⁉︎マジで(´・ω・`)
.....マジで...
ん⁉︎何か人影が....
「はぁー...マジで痛い」
はぁ⁉︎
壁の中から背の低い女の子が歩いて来た...
え⁉︎20㎝ぐらいの厚さの壁に穴開けて無傷って.....
☆BA☆KE☆MO☆NO☆
もう.....何なの....
「あれー.....小麦粉~?」(´・Д・)」
「何~?」
え?
背後から声が聞こえる....
後ろを振り返るとゆらゆらと小柄な女の子が歩いて来た。
背後‼︎やめて⁉︎
背後霊はお帰りください。
「あれー?みない顔だぁぁぁぁぁ!新人⁉︎」
もう自己紹介したくない....
....よし(´・_・`)
「いえ、ただの通りすがりのモブです」(°_°)
「いやいやいや....」
チッ...騙されなかったか...
「...それにしても......」
うん?何か嫌な予感しかしない....
「綺麗に穴を開けられなかったな.....もう1回やるか....」
お帰りください。
「あ!一応自己紹介‼︎うちは一味‼︎」
「私は小麦粉」
マジでお帰りください。
「....君の名前はぁぁぁぁぁ⁉︎」
「誰?」
もう....本当に帰って....
.....自己紹介地獄にはまった....
「俺は坂口直斗です」
....もう....帰りたいよ....
.....何?
俺を見つめないで⁉︎
...何ですか....俺帰りたいんだけど....(´;ω;`)
「....ねぇ、ここら辺で真面目そうな男見なかった?」
...ん?いきなりなんだ?
お前らにとっての真面目の基準がわからない.....
いや....真面目に(ー ー;)
「....知らない...か....」
え....何だろう....この罪悪感....
「えーと...引き止めてごめん‼︎4人とも頑張って‼︎バイバイ‼︎」
いきなり一味と小麦粉は猛スピードで走り出した....
.....何か...ごめん.....
え?これ俺が悪いの⁉︎
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