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日本征覇史#22 殺人は悪である・・・戦争は?「ウルトラセブン第42話「ノンマルトの使者」ネタバレ考察を含む」

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日本征覇史#22 殺人は悪である・・・戦争は?
 ウルトラセブン第42話「ノンマルトの使者」考察を含む

 本稿の考察では、ウルトラセブンおよび、ウルトラセブン第42話「ノンマルトの使者」の小説「ウルトラセブンEPISODE:0」等、ネタバレを含みます。
 気にされる方は、ブラウザバック、お願いします。

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 「正義の殺人はあるか?」という、マイケル・サンデル教授の講義が、NHKで放映されたことがあった。実際に日本で、「正義の殺人はあるか?」というお話があった。殺人において、正義があるかという話であるが、お爺ぃとしては、倫理上、正義の殺人は存在しないことを、結論として提示している。

 しかしながら、正義の殺人は無いが、正当防衛や軍人が命令によって、戦争で人を殺す行為について、罪に問うことは間違っていると判断している。軍事作戦である以上は、殺された者達が居れば、殺す者達がそんざいするのは、当たり前のことであり、そこに正義が存在するわけではない。

 思考実験として、トロッコ問題があった場合、レールの切り替えをすれば、作業員5人が死亡し、切り替えなければ赤ん坊1人が死亡する、こんな思考実験があった場合、実行するかしないかだけでなく、切り替え機に触れることができないという、判断放棄という事柄も存在する。

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 ウルトラセブンという特撮番組42話「ノンマルトの使者」で、地球の先住民族?が海底に存在し、海底から怪獣を使って攻撃を行うという話があった。ドラマの中で、先住民族?が住まう基地に対し、ウルトラ警備隊が攻撃し、キリヤマ隊長の命令によって、先住民族を絶滅させた話があった。
 ノンマルトというのは、人間現地人という意味だと、ウルトラセブンが知っていて、

 キリヤマ隊長は、この時、ウルトラ警備隊の本部に報告せず、本部の判断ではなく隊長の独断で、ノンマルトの海底都市破壊を命令した。お爺ぃは、この話を受けて、ノンマルトが先住民であるかどうかを判断せず、キリヤマ隊長が独自判断で攻撃したことは、日本人の指揮官らしい判断であったと考える。

 「ノンマルトの使者」という作品で、キリヤマ隊長の行動は、褒められた行為ではなく、令和の日本人だと、どのような判断をするのかは、知りたいものである。

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ウルトラセブンEPISODE:0
 ウルトラセブンは、M78星雲で、虜囚として捕らえられている。
 理由は、先住・地球人ノンマルトではなく、現・地球人を優先したことが、罪として監獄に囚われている。現・地球人が、地球を侵略して、先住・地球人ノンマルトを海へと追いやった。
 地球防衛軍では、ウルトラセブン第42話「ノンマルトの使者」について、極秘事項の“禁忌”として封印している。

 小説では、軍法裁判が開催されて、裁かれる結果となる。

 軍法裁判の中で、キリヤマ隊長の独断によって、部下へ命令し、ノンマルトの海底基地を破壊したことが、裁判で告げられる。裁判の結果として、先住・地球人ノンマルトの正当性が、裁判で明らかにされる。つまり、キリヤマ隊長は、大量虐殺者として裁かれることになる。

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 日本と言う国が、“人柱”の国と呼ばれるのは、日本人というのは、キリヤマ隊長のような判断をすることにある。

 もし、正当な手続きによって、地球防衛軍等の公的機関によって、先住・地球人ノンマルトを攻撃した場合、地球は宇宙の公的機関によって、先住・地球人ノンマルトを虐殺した、侵略者として人類全体が裁かれる結果となる。

 キリヤマ隊長は、ウルトラ警備隊の本部に報告せずに、自身の判断で攻撃を実行したことが、テレビの中で語られている。

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 琉球お爺ぃが、“正義のための殺人はあるか?”という問いかけに対して、“正義のための殺人はない”と解答する。日本人にとっては、国家が戦争を引き起こした場合、国民全員が責任を負う結果となる。

 憲法九条を含め、憲法遵守と平和を日本人が守ろうとするのは、次に日本が戦争に巻き込まれた場合、命令ではなく自身の判断で、人殺しをする結果になるからだ。

 現行憲法下で、日本が戦争を遂行する場合、命令者が“人柱”になる。

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 日本征覇が達成されるまで、天皇親征を含めて、将軍による、大量虐殺を含めた「鬼退治」は、“祀ろわぬ民”を退治封印するためのモノであった。日ノ本六十余州に国府が築かれ、国分寺・国分尼寺が建立されたことで、日ノ本が“祀ろう民”のモノとなった。

 日本征覇達成後の日本において、将軍SHOGUNという地位は、国家の代わりに、人殺しの命令者“人柱”としての役儀があった。承久の乱を経て、鎌倉幕府、室町幕府、太政大臣府、江戸幕府、日本政府という流れが、日本統治における“人柱”の歴史である。

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