陛下への恩義 「滅びなければならなかった大日本帝国」

Ittoh

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陛下への恩義

陛下への恩義11 「大日本帝国」の黄昏

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 昭和の無能な「大日本帝国」
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  国家とは、平和ボケをしては、いけないのかも知れない。

 日露戦争に勝ち過ぎた結果として、「大日本帝国」は、引くことができない国家となる。

 帝国軍が強いために、自国の防衛と安全は、無料ただで手に入る水の如く。

 「我田引鉄」に代表されるように、日本政府は、選挙民の利益が、日本の国益になるとすれば、実行することが正しいということになる。

 国民が選んだ政府は、国益のすべてを護ることを選び、軍にはそれを強要するようになる。そして、軍事費の増額は国益を損なうので、認めることもしない状況を築く。

 満州やアメリカ、南米といった移民を行った国々で起きることは、遠き異国のニュースでしかない。「官約移民」のような形であっても、「大日本帝国」は予算が無くなれば、見捨てるのである。





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 予算が有限であると考えず、自らの都合だけを考え、欲望のままに動き出す。昭和に入った「大日本帝国」は、滅亡へ向かって、黄昏を迎えるのであった。
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 “YES”か“NO”か、はっきりしてください。そんなCMが昔あった。

 自己の都合だけを考え、護るモノばかりが増えていく「大日本帝国」であった。「国民」が「国益」を護れと求めるすべてを護るための、外交交渉をおこなうようになり、損切がまったくできない外交ばかりとなっていく。

 結果的に、「大日本帝国」は、自分自身の我欲によって、最悪の外交交渉「日米開戦」へと突入していくのである。

 「大東亜共栄圏」と「パックスアメリカーナ」の対決は、太平洋を血に染めて、どちらかが滅びるまで続く、デスマッチであり、交渉も慈悲もなく始まっていったのである。

 「アメリカ」は、どちらかが滅びるまで続くデスマッチという認識があったようだが、「大日本帝国」は、驕り昂ぶりから、日露戦争程度と考えていたようだ。

 そして、「大日本帝国」は、アメリカの仕掛けた罠に嵌り、自ら戦争を仕掛けて、自滅の道を辿ることとなったのでえある。

 
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