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神泉苑の宴
神泉苑の宴 はじまりの御噺
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今より昔の主上様が御代のこと、神泉苑にて主上を迎えての春の宴が開かれておりました。主上を迎えるとあって、贅をこらして、甘葛を煮込んで水飴を造り、冷やして華やかで甘い香りがする、甘葛煮が膳へと整えられておりました。少し召し上がり、酒を嗜んでいると、風が吹きて、庭の桜から花びらが舞い、夢落ちるように華やいだのを見られて、
「桜が見事なり、少し眺めて参ろうぞ」
と仰られて、宴に参加されていた、殿上の皆々様や従者達をすべて引き連れて、本殿から庇へと出て、桜が咲いている廓へと歩いていかれたのでした。
人が誰も居なくなったことから、宴席のしつらえた本殿に、一人の鷺が下り立って、主上の膳にあった甘葛煮を誰も居なくなったので、食べてしまいました。
主上の膳にあった甘葛煮を食べてしまった鷺は、あやかし鷺姫であったのです。
「桜が見事なり、少し眺めて参ろうぞ」
と仰られて、宴に参加されていた、殿上の皆々様や従者達をすべて引き連れて、本殿から庇へと出て、桜が咲いている廓へと歩いていかれたのでした。
人が誰も居なくなったことから、宴席のしつらえた本殿に、一人の鷺が下り立って、主上の膳にあった甘葛煮を誰も居なくなったので、食べてしまいました。
主上の膳にあった甘葛煮を食べてしまった鷺は、あやかし鷺姫であったのです。
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