琉球お爺いの綺談

ｉｆ昭和史をお爺ぃが描くと

ｉｆ昭和史をお爺ぃが描くと 共産主義国と日本は、相性が良くないが、共産主義者と相性が良い日本

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　ソビエトを掣肘できるのは、大正７年(1918年)から大正１１年(1922年)の内乱が発生して、収束するまでの期間です。
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　共産主義国家、ソビエトの掣肘は、結果として失敗します。これは、共産主義国家そのものが持つ、危険性について、自由主義諸国家の認識が甘かったというのがあります。日本は、共産主義国家とは、相性が悪いですが
、困ったことに共産主義者と相性が良かったりするので、スパイの方々が、入り放題に日本国内に巣くっていました。

　共産主義者にとって悪い結果となりそうであった、原敬と濱口雄幸が、襲撃を受けたのでした。

　共産主義者と戦うことは、殺し合いの世界でもあり、命がけであったことが理解できます。

　日本が、共産主義と相性が良いのは、一天万乗の大君が下に平等という認識があるからです。北一輝を危険思想としながら、かぶれる者が多かったのは、「一人は皆のために、皆は一人のために」という考え方に共感する者が多かったからです。

　これは、古いにしえの縄文期からも続いている考え方であり、石田三成が「大一大万大吉」を旗印としたのは、良く知られていますし、「万民が一人の為に、一人は万民の為に尽くす」ことは、世間一般に普通に語られる道徳でもありました。

　確かに昭和４０年代に、成功した共産主義国家だの、一億総中流社会という言い方をされたのは、会社や地域といったコミュニティの中で、滅私奉公ができるくらいに、太平洋戦争の敗戦革命という中で、教育された結果であったのは間違いありません。逆に戦前の教育もまた、日ノ本に共産かぶれが増えていく中で、歪に変化していきます。一億総火の玉や生きて虜囚の辱めを受けずなど、現実に玉砕をしていく民衆を生み出したのも教育なのです。

　戦前の大正から昭和の狭間で生じた、政治・経済・軍事の結果は、日本を破滅の道へと転がす転機になったのは間違いありません。

　性別や人種に関係なく、すべての人への機会均等を求める、という形であれば、アメリカとの齟齬も、もう少し調整できたかもしれません。性別と人種に関係なく、平等を求めてしまえば、差別してきた事実を否定することになるので、受け入れられない国があまりにも多くなります。





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　お爺ぃが、歴史を改変に求めるのは、はじめての世界大戦後に生じた、歴史の歪を糺すことにあります。
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