琉球お爺いの綺談

Ittoh

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お爺ぃ、よもやま噺

グローバルコミュニケーションってなんだ

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 非常に面倒なものである。以前に、日本の会社で、英語で会議するとかいう話があって話題になった、最近は、あまり話題にならない。個人的にはコミュニケーションの相手によって変わる者だろうと思っている。
 まぁ、琉球お爺ぃは、英語はできない。海外にいって異国籍の方々と遊んだりするが、英語ができない。まぁ、相手が出来ないことも多いのだ。
 英語ができることと、異国籍の方々と遊ぶは違うのだ。
 相手が、中国語やフィンランド、スペインにドイツ語、フランス語にロシア語と出てくると、何語も通じなかったりするものである。そうなると、片言会話が互いに英語となるが、単語を使う程度で、サバイバル英語と言うそうだ。



 海外出張が増えるからと言って、英語が増えるかというと、そういうことでもない。新製品を造ったりすると、年の半分は、工場がある中国勤務だったりすることもある。



 グローバル化というのは、相手を知ることである。かつての日本で、コーランを破った人が居て、犯人を差し出せとデモをおこなう方々が居てニュースとなった。これもまた、文化の違いである。
 日本に住んでいると、なかなかに気づかないものである。ビルに飛行機が激突した時に、ビルには日本の企業も入っていて、日本人犠牲者が存在した。まぁ、だからと言って、日本人が、犠牲者の悼んで、戦争をすると憤りを示すことが無い。
 日本には、戦争をするしないは別として、同国人を殺した犯人をまず吊るすという発想が無い。人狼が、普通に遊びで成立するのだ。



 しかしながら、これはあくまでも、現在の日本であって、過去ではない。どちらが良い悪いがあっても、三十年以上前だと、おそらく、人狼を普通にゲームとしてプレイすることは難しかったのではないかと思う。
 UNOというゲームですら、友達を無くすと言われたのだ。コミュニケーションゲームでは、相手を責めることと相手に対する感情を、別に考えることができるのも、今の日本人としての特徴でもある。ただ、困ったことに完全に別にできない側面もあって、外面に出さなくても、内心にため込んでしまうこともあるようなので、コミュニケーションの難しさというのは、言葉以外のところに主因があるように思う。



 グローバルであろうがなかろうが、コミュニケーションは同じなのである。思考を整理し、相手に伝えるべき内容を、相手が理解できるように話すことが必要であって、相手の国の言葉が喋れることが重要なのではない。
 今のスマートフォンであれば、相手に伝えるべき内容を、相手が理解できるように言葉として組み立てることができれば、翻訳機を使うことすら可能だ。
 グローバルで、必要とされるのは、国語力で合って、外国語力ではない。

 まぁ、こんな発言をしても、喋れない爺ぃの遠吠えである。
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