世界大戦は終わらない

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世界大戦は終わらない

国際連盟02 ボリシェビキの脅威は、蒼き血が対抗する?

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 世界大戦となった大正6年1917年10月、ドイツ帝国の支援によって、ロシアで10月革命が勃発し、ロシア帝国が斃れた。皇帝ニコライ2世を含め、ロマノフ家の国外逃亡を支援した、日本とイギリスは、ニコライ2世と皇妃アレクサンドラが殺されたが、皇太子アレクセイ殿下、オリガ皇女殿下、タチアナ皇女殿下、マリア皇女殿下、アナスタシア皇女殿下が樺太に脱出し、北樺太の敷香に移り、アレクセイ皇太子殿下が皇帝に即位し、オリガ皇太女殿下が、摂政公となられた。

 イギリスと日本は、敷香ロシア帝国を認め、ロシア帝国の利権確保に動いたのである。ボリシェビキへの対抗から、アメリカもロシア帝国を認め、ウラジオストクへの上陸作戦を、日本、イギリス、アメリカで実行した。日本は、同時に奉天に駐留していた、ロシア帝国満洲派遣軍を支援し、満洲里からチタへ侵攻し、チタにアレクサーンドル・クリヴォシェーインを首相として、極東ロシア共和国を建国したのである。

 こうして世界大戦は、アジアに飛び火するようにして、拡大していったのである。ドイツ帝国が、ソビエト赤軍とブレスト=リトフスク条約を締結し、東部戦線での戦争を終了させた。結果として、アメリカ、フランス、イギリス、日本にとっては、ソビエト赤軍は、中央同盟加盟国となり、国家として認めないという立場をとったのである。

 連合国であったロシア帝国の承認は、そのまま連合国としての反抗作戦を開始することとなり、連合国に加わったイタリアが、ウクライナへの支援を始めた。ウラジオストクからアメリカ軍はシベリア鉄道沿いに侵攻し、イギリス=オーストラリア連合王国軍が、ニコラエフスクからハバロフスクへ遡上、ハバロフスクでアメリカ軍と合流し、チタへと向かった。日本は、旧ロシア帝国民に対して、ロシア帝国の旅券保持者の保護を約束し、ソビエト赤軍からの亡命受け入れにあたっていた。

 ドイツ帝国が、東部戦線から戦力を西部戦線に移動することを嫌ったフランスは、義勇兵を派遣して、ロシア白軍を支援し、中央同盟国に降伏したルーマニア王国へ侵攻し、ルーマニアを降伏させ、ブカレスト講和条約を破棄させたのである。

 大正7年1918年12月の休戦は、ドイツ帝国との戦闘継続は、ソビエト赤軍の拡大への恐れでもあった。世界への革命輸出を掲げ、土地や会社をすべて国有化するソビエト赤軍の支配体制について、連合国は危険視していたのである。欧州諸国家および各国のロシア帝国大使館および領事館は、そのまま敷香ロシア帝国の支配下となり、駐仏大使にタチアナ皇女殿下、駐英大使にマリア皇女殿下、駐日大使にはアナスタシア皇女殿下が就いた。

 ロシア革命後、ロマノフ家の皇族キリル・ウラジーミロヴィチ大公が、フランスに亡命したのを含め、多くの貴族が国外へと逃亡した。ロマノフ家の皇族は、欧州諸国の大使館および領事館で保護され、キリル大公は、駐米大使として

 ソビエト赤軍は、ドイツとの同盟と支援を継続し、周辺諸国家との革命輸出戦争を始めたのである。つまりは、ドイツ共和国とソビエト赤軍が、徐々に同盟関係を強化していくことになる。大正7年から大正9年1918年から1920年の極東における戦闘は、ソビエト赤軍にとっては、非常に苦しい戦闘が続きます。バルト三国が独立し、ウクライナ、カザフスタン、極東ロシア共和国、モンゴルといった勢力との内部抗争を勝ち抜かなければ、ソビエト赤軍はロシア帝国の国力1/3程に低下します。

 ロシア白軍は、ロシア帝国の復活を目指す者達から、ロシア共和国の建国、個人所有を認めた形の赤軍など、様々な目的で集まってきた集合体でした。結果的にソビエト赤軍に個々に攻撃され、ウクライナやカザフスタンは、ロシア白軍が敗退し、ソビエト連邦が形成されて行きます。連合国側の支援を受けた、極東ロシア共和国との激闘が大正11年1922年以降の流れとなります。

 国際連盟に所属する諸国家は、ソビエト赤軍が、各国で革命を推進することを恐れており、赤軍が世界中と戦争しつつも勢力を広げていることに脅威を感じていました。さらに、ドイツ共和国や東欧諸国家は、ソビエト赤軍の革命輸出と外圧を受けて、東欧の諸国家は非常に苦しい状況に追い込まれていた。

 バルト三国(エストニア、ラトニア、リトアニア)は、ロシア帝国の崩壊によって、大正7年1918年に独立した。ドイツ帝国とソビエト赤軍の間で締結された、ブレスト=リトフスク条約の中で、バルト三国の独立が認められた。しかしながら、大正8年1919年にバルト三国で共産革命が発生すると、親イギリス、親ドイツ、親ソビエトの三つ巴による独立戦争が勃発し、バルト三国は、巻き込まれるように戦争状態に陥った。内戦はエストニアとラトニアでは、親イギリス政府が勝利し、リトアニアでは親ドイツ政府が勝利した。

 日本は国際連盟によって、大正9年1920年バルト三国の独立が認められた後、バルト三国に駐日領事館を設置し、駐在武官として、1個大隊を派遣していた。内紛には、不介入であったが、11月にはバルト三国に対して、ソビエト赤軍の侵攻が発生した。エストニア政府から防衛出動が求められ、国際連盟が承認し防衛出動の結果、二万人以上赤軍を一カ月以上機動防衛戦闘を継続し、バルト三国政府のポーランドへの亡命には成功したが、欧州各国の援軍は意見調整が間に合わず、大日本帝国欧州派遣軍全員が12月17日に玉砕した。

 ソビエト赤軍は、革命の輸出によって、欧州諸国家で暴動やテロ活動、ストライキを発生させ、暴徒鎮圧のために、欧州各国は警察では対応できず、軍隊を動員していた。ボリシェビキによる暴徒やテロ活動は、ポーランドを含めた東欧諸国だけでなく、ドイツやフランスにも徐々に広がっていて、軍による鎮圧行動が常態化していた。特にパリ講和会議中に、フランス代表であったクレマンソー暗殺事件が発生し、犯人はフランスのボリシェビキによる暗殺であった。パリ講和会議には、レイモン・ポアンカレ大統領が参加、フランスはボリシェビキに対する強硬路線をとるようになった。

 ボリシェビキによる暴動やテロ活動は、世界各地で多発的に発生し、日本でも大正10年1921年11月04日に原首相暗殺未遂事件が発生した。

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