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日ノ本の歴史 古代まで
日ノ本の始まり 第六話 弥生は戦乱の始まり
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縄文後期から晩期にかけて、南方から海人を介して伝わり、里人が始めた稲作が、食料生産量が急増していく。縄文海進による海面上昇は、山人と海人を近接させて、新たに里人が生まれるきっかけとなった。
海進が生じたことは、後退が生じることでもあります。6000年前に進んだ海岸線が、徐々に後退していって、平安期あたりから水位が上昇して現在の海面位となっている。
海面位が後退していくということは、平地が拡大することで在り、里人の勢力圏が拡大することでもありました。
また、里人の勢力拡大と共に、大陸から、大規模動員による土木工事に関する技術と技能が日ノ本に、亡命者を介してもたらされます。
大陸で生じる戦乱は、そのまま亡命者の増加ともなりました。秦国が中国制覇をする過程で、日ノ本へと亡命した者達、漢と楚が秦を滅ぼした際に亡命した者達がいます。これは、徐福の伝承が、日ノ本各地で残されていることから、かなり多くの亡命者がいたことを示しています。
時期的には、日ノ本では、弥生時代と呼ばれる頃です。というよりも、大規模な人員動員と労務管理技術が、日ノ本にもたらされた結果として、弥生時代が始まったという方が正しいのです。
弥生時代が在ったか無かったかという論争がありますが、稲作そのものは、縄文後期には始まっていたので、徐福が伝えたのではありません。徐福が伝えたのは、大規模土木事業の技能と技術に係る規約を伝えたのです。
大陸系帰化人である秦氏が、桂川の葛野大堰と呼ばれる治水設備を築いたと伝承されます。非常に多くの田畑を開墾していくためには、大規模な土木工事を要する治水技術・技能が必要となります。大規模な土木工事を実行するためには、人に命令し、実行させるという規約が必要です。
作業者というのは、全体が見えるわけでもなく、自分が行う作業内容しか知らされていません。また、説明を受けたとしても、理解できるだけの素養が無ければ、言われた作業を遂行することしかできません。
大陸で数十万の戦闘を実行するためには、非常に高度な統制技術が必要となります。城塞の建設を含めて、大規模な土木事業を実行するためにも、大規模な人員を管理する労務管理が必要となります。
労務管理というのは、大規模な人数を動員するために必要な技術です。
弥生時代を生み出したのは、大規模な人員を動員して、治水事業を実行し、広大な面積の田畑を築いたことにあります。数十人程度で、数日作業するのであれば、家長や族長の命によって作業管理できます。これが、千人万人と拡大するにつれて、作業に必要とする食料、人員を動員するための権利、作業者への利益分配、様々な管理業務を実施する必要があります。
例えば、桂川河岸に田畑を開墾していくためには、上流の葛野大堰を築く治水事業が必要となります。つまり、松尾大社あたりに、田畑を開墾するために、かなり上流にある嵯峨に堰を築く理由を、イチイチ説明して作業者を集めることにはかなりの困難が伴います。
作業者を一方的な命令で、移動させて、作業を実行させる。これが、規約の変化になります。
作業には、危険が伴う作業が多くなり、命令を聞かない結果、大事故が発生して多数の死傷者が生じることもあります。命令を聞かない相手に罰を与えるというのも、労務管理の一つとなります。
人員動員が可能になることは、複数の部族を纏め上げることも可能となります。一家一家が独立して、周辺諸部族の寄り合い所帯のような体制から、新たな規約が生み出した、一定の法秩序が確立され、複数の諸部族を纏め上げることができるようになります。
ヤマトを含め、日ノ本に国が乱立し、争いが弥生期から増加していくのは、新たな規約に基づいた法秩序に対して、「まつろうモノ」と「まつろわぬモノ」が分かれて、争いが生じた結果となります。
海進が生じたことは、後退が生じることでもあります。6000年前に進んだ海岸線が、徐々に後退していって、平安期あたりから水位が上昇して現在の海面位となっている。
海面位が後退していくということは、平地が拡大することで在り、里人の勢力圏が拡大することでもありました。
また、里人の勢力拡大と共に、大陸から、大規模動員による土木工事に関する技術と技能が日ノ本に、亡命者を介してもたらされます。
大陸で生じる戦乱は、そのまま亡命者の増加ともなりました。秦国が中国制覇をする過程で、日ノ本へと亡命した者達、漢と楚が秦を滅ぼした際に亡命した者達がいます。これは、徐福の伝承が、日ノ本各地で残されていることから、かなり多くの亡命者がいたことを示しています。
時期的には、日ノ本では、弥生時代と呼ばれる頃です。というよりも、大規模な人員動員と労務管理技術が、日ノ本にもたらされた結果として、弥生時代が始まったという方が正しいのです。
弥生時代が在ったか無かったかという論争がありますが、稲作そのものは、縄文後期には始まっていたので、徐福が伝えたのではありません。徐福が伝えたのは、大規模土木事業の技能と技術に係る規約を伝えたのです。
大陸系帰化人である秦氏が、桂川の葛野大堰と呼ばれる治水設備を築いたと伝承されます。非常に多くの田畑を開墾していくためには、大規模な土木工事を要する治水技術・技能が必要となります。大規模な土木工事を実行するためには、人に命令し、実行させるという規約が必要です。
作業者というのは、全体が見えるわけでもなく、自分が行う作業内容しか知らされていません。また、説明を受けたとしても、理解できるだけの素養が無ければ、言われた作業を遂行することしかできません。
大陸で数十万の戦闘を実行するためには、非常に高度な統制技術が必要となります。城塞の建設を含めて、大規模な土木事業を実行するためにも、大規模な人員を管理する労務管理が必要となります。
労務管理というのは、大規模な人数を動員するために必要な技術です。
弥生時代を生み出したのは、大規模な人員を動員して、治水事業を実行し、広大な面積の田畑を築いたことにあります。数十人程度で、数日作業するのであれば、家長や族長の命によって作業管理できます。これが、千人万人と拡大するにつれて、作業に必要とする食料、人員を動員するための権利、作業者への利益分配、様々な管理業務を実施する必要があります。
例えば、桂川河岸に田畑を開墾していくためには、上流の葛野大堰を築く治水事業が必要となります。つまり、松尾大社あたりに、田畑を開墾するために、かなり上流にある嵯峨に堰を築く理由を、イチイチ説明して作業者を集めることにはかなりの困難が伴います。
作業者を一方的な命令で、移動させて、作業を実行させる。これが、規約の変化になります。
作業には、危険が伴う作業が多くなり、命令を聞かない結果、大事故が発生して多数の死傷者が生じることもあります。命令を聞かない相手に罰を与えるというのも、労務管理の一つとなります。
人員動員が可能になることは、複数の部族を纏め上げることも可能となります。一家一家が独立して、周辺諸部族の寄り合い所帯のような体制から、新たな規約が生み出した、一定の法秩序が確立され、複数の諸部族を纏め上げることができるようになります。
ヤマトを含め、日ノ本に国が乱立し、争いが弥生期から増加していくのは、新たな規約に基づいた法秩序に対して、「まつろうモノ」と「まつろわぬモノ」が分かれて、争いが生じた結果となります。
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