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『クランの町フラッグ』大観光 今日何度目かの一時解散
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各々の予想した金額が出た。
一番高いのがコルドの50万G。一番低いので、シルさんの10万弱。
正解はどうなっているのだろうか。
果たして俺が予想した10万から20万は当たっているのだろうか。
かなり間を取って溜めながら言った。
「正解は……」
俺はそう言いながら、値札をゆっくりとめくる。
徐々に見こちらを向く値札。
見えた値段を言おうとしたタイミングで、コルドが元気よく言った。
「25万G!」
重要なところを取られた。
俺がやろうと思っていたのに、やりたかったのに、やる流れだったのに。
まぁ、誰が発表しても値段は変わらないんだけどな。
こんな小さな事いつまでも気にしているようなことではないよな。
切り替えよう、切り替えよう。
それが一番だ。
でも、なんであそこで割り込んできたんだろう。
完全に俺が発表する流れだったよな、雰囲気だったよな。
俺は、コルドの方を見ながらそんなことを思う。
全然切り替えられてないな。
ちゃんと切り替えないとダメだよな。
反省、反省。
一度深呼吸してから、切り替えよう。
酸素を脳に送った方が切り替えやすいだろうし。
すってぇ、はいてぇ、すってぇ、はいてぇ、吸って、吐いて、吸って、吐いて。
よし、冷静になってきた。
切り替えよう。
切り替えよう。
そう思っていると、ローズがうれしそうに言った。
「私が正解ね」
確かに、25万は、ローズの予想ドンピシャだな。
よく当てられたな。
しかも、きちんと理由づけて当てられるのがすごいな。
いい予想だったよな。
真剣にやって当たったからかローズはめちゃくちゃうれしそうにしているし、誇らしげにしている。
まぁ、ローズなら、真剣にやっていなくてもこれぐらい誇らしげにするし、うれしそうにするか。
そうだな。ローズはそういう人だよな。
そんなことを考えていると、けんけんぱさんが言った。
「よく当たったね」
それにしても25万かぁ。
コルドに出番を取られて、それどころじゃなくて、25万に対する反応が出来なかったな。
25万かぁ。
高くないか?
正直、25万にしては補正値がしょっぱいと思う。
50万出してダメージが2倍になるのに、25万出して、2とか4とかVITが上がるのは正直しょっぱいんじゃないかな。
正直、優先度で言ったら、武器よりも下になる気がするな。
お金に余裕があったら買う感じ。
予備武器とかより1つ上ぐらいの扱いな気がするなぁ。
防具を買うよりもアクセサリーの更新をした方が、安くより強くなれるんじゃないかな。
まぁ、武器の更新も、防具の更新も、アクセサリーの更新も結局全部やることになるから、それの優先度、順番の話ではあるんだけどな。
今のところ、武器、アクセサリー、防具の順番かな。
アクセサリーは値が張る物ではないから、今は買えるだけ武器と防具を買っちゃって大丈夫だろうけど。
25万かぁ。
4つ買ったら100万Gか。
そう考えると高いなぁ。
そういえば、ここも全ての防具が同じ値段なのかな?
そう思って、もう1つ2つ値札をめくってみる。
どれもきちんと25万Gと書いてあった。
そうか、やっぱりどれも25万Gなんだな。
そんなことをしている間に、シルさんが言った。
「当てずっぽうじゃなくてきちんと理由があって当たったのがすごいと思うよ」
今買えるのは、懐的に、武器1つに防具1つが限界だと思う。
それ以上は、そもそも買えないし、買えたとしても、これから屋台でご飯を買ったり、どこか観光していったりしていく上で必要なお金だからな。
1つずつかぁ。
何を買おうかな。
まぁ、武器の方はほとんど決まっているんだけどな。
どうしようかなぁ。
自由行動を前にして、何を買うか軽く考え出しながら言った。
「25万Gかぁ。手を出せない訳ではないけど、すぐに大量に買えるほどの余裕はないな」
全防具を更新できるのは、明日になりそうだな。
明日には、アクセサリーの更新もしたいな。
やることだらけだな。
全部が終わったら、レベルにして5レベル分ぐらい強くなっているんじゃないかな。
かなりありがたい強化だな。
まぁ、それ以上に敵が強くなっていくだろうけど。
コルドがにっこりと笑いながら言った。
「一気に全部の装備を更新するのは難しそうだな!」
そうだな、一気に買える必要はないよな。
1つずつ1つずつ、少しずつ少しずつ新しくしていけばいいもんな。
1つ新しくするだけでもある程度の強化につながるもんな。
まぁ、その1つの強化幅は、ステータスアップのスキルの1レベル分ぐらいなんだけどな。
ローズが言った。
「少しずつ変えていきましょう」
まずは、武器を1つ防具を1つ変えようかな。
今後1日ぐらいかけて更新する中で、ここが最大の変化だろうな。
そんなことを考えていると、シルさんが言った。
「そうだね。一気に全部更新しなきゃいけない訳でもないしね」
シルさんに発言にみんなで頷いた。
その通りだと思う。
けんけんぱさんが軽く笑いながら言った。
「全部変える頃には、プレイヤーが作れるようになっていて、値崩れが起きているかもしれないしね」
値崩れか。
需要と供給のバランスが崩れれば、値崩れや、商品不足なんて簡単に起きちゃいそうだな。
商品不足の方は、NPCの店があるからある程度の物は起きないとしても、値崩れは、容易に起きそうだな。
基本的には、NPCの店よりも性能が良いか、安いかしないと買ってもらえないもんな。
その競争が激化すれば、簡単に値段が終わる可能性があるな。
初日のポーションの大暴落みたいに。
そう思いながら言った。
「そうだな、それがあったな」
いつ頃起きるかな。
初日にポーションの値崩れが起きているからなぁ。
でも、あれに関しては人為的な部分もあったから、正直参考にはならないだろうな。
まぁ、平均値ぐらいの人がそれをつくれるようになると、一気に値崩れが起きてくるぐらいに思えば良いのかな。
そんなことを考えていると、コルドが言った。
「まぁ、値崩れを待つほどゆったりする必要はないな!」
まぁ、確かにそうだよな。
先行者利益を出せる今に、わざわざ他の人たちの進捗を待って安く買う必要はないよな。
それならもっと先に進んでもっと金を稼げばいいもんな。
ローズが深く頷きながら言った。
「それはそうね。値崩れが起きる前に次の武器と防具に進むぐらいの気概が必要よね」
そうだな。
その気概が必要だよな。
まぁ、でも、想像とか空想の話はこれぐらいにして、今の予定について話さないか?
そろそろ自由行動もしたいし。
そう思いながら言った。
「まぁ、未来のことは置いておいて、今はまず、今何を買うかだな」
俺がそういった瞬間、みんなの雰囲気がけろっと変わった。
今まで、想像と妄想で語っていたのを止め、そういえば自由行動をしたかったんだと正気を取り戻したような雰囲気になった。
みんな、今の話が楽しすぎて忘れていたようだ。
ローズが表情を切り替えて言った。
「それはそうね」
ローズに続いて、コルドが言った。
「1周回り終えたし、後は自由行動にするか!」
そうだな、自由行動だな。
正直剣をもっとじっくり見たいし、防具ももっとじっくり見たい。
みんなで大雑把に見るのも楽しいけど、やっぱり1人でじっくり見たいよな。
命を預ける物なんだし。
けんけんぱさんも頷きながら言った。
「そうだね、そうしよう」
シルさんも同じように頷いている。
じゃあ、全会一致ということでいいかな?
ここからは自由行動ということでいいかな?
個人の買い物の時間ということでいいのかな?
そう思いながら言った。
「じゃああ、自由行動で、店内だし、声をかければすぐに集まれるだろうから、特に集合時間も決めないけど、だいだい、1時間6時ぐらいを目安にな」
4人は声をそろえて返事をした。
「「「「はーい」」」」
コルドが宣言した。
「じゃあ、解散!」
一番高いのがコルドの50万G。一番低いので、シルさんの10万弱。
正解はどうなっているのだろうか。
果たして俺が予想した10万から20万は当たっているのだろうか。
かなり間を取って溜めながら言った。
「正解は……」
俺はそう言いながら、値札をゆっくりとめくる。
徐々に見こちらを向く値札。
見えた値段を言おうとしたタイミングで、コルドが元気よく言った。
「25万G!」
重要なところを取られた。
俺がやろうと思っていたのに、やりたかったのに、やる流れだったのに。
まぁ、誰が発表しても値段は変わらないんだけどな。
こんな小さな事いつまでも気にしているようなことではないよな。
切り替えよう、切り替えよう。
それが一番だ。
でも、なんであそこで割り込んできたんだろう。
完全に俺が発表する流れだったよな、雰囲気だったよな。
俺は、コルドの方を見ながらそんなことを思う。
全然切り替えられてないな。
ちゃんと切り替えないとダメだよな。
反省、反省。
一度深呼吸してから、切り替えよう。
酸素を脳に送った方が切り替えやすいだろうし。
すってぇ、はいてぇ、すってぇ、はいてぇ、吸って、吐いて、吸って、吐いて。
よし、冷静になってきた。
切り替えよう。
切り替えよう。
そう思っていると、ローズがうれしそうに言った。
「私が正解ね」
確かに、25万は、ローズの予想ドンピシャだな。
よく当てられたな。
しかも、きちんと理由づけて当てられるのがすごいな。
いい予想だったよな。
真剣にやって当たったからかローズはめちゃくちゃうれしそうにしているし、誇らしげにしている。
まぁ、ローズなら、真剣にやっていなくてもこれぐらい誇らしげにするし、うれしそうにするか。
そうだな。ローズはそういう人だよな。
そんなことを考えていると、けんけんぱさんが言った。
「よく当たったね」
それにしても25万かぁ。
コルドに出番を取られて、それどころじゃなくて、25万に対する反応が出来なかったな。
25万かぁ。
高くないか?
正直、25万にしては補正値がしょっぱいと思う。
50万出してダメージが2倍になるのに、25万出して、2とか4とかVITが上がるのは正直しょっぱいんじゃないかな。
正直、優先度で言ったら、武器よりも下になる気がするな。
お金に余裕があったら買う感じ。
予備武器とかより1つ上ぐらいの扱いな気がするなぁ。
防具を買うよりもアクセサリーの更新をした方が、安くより強くなれるんじゃないかな。
まぁ、武器の更新も、防具の更新も、アクセサリーの更新も結局全部やることになるから、それの優先度、順番の話ではあるんだけどな。
今のところ、武器、アクセサリー、防具の順番かな。
アクセサリーは値が張る物ではないから、今は買えるだけ武器と防具を買っちゃって大丈夫だろうけど。
25万かぁ。
4つ買ったら100万Gか。
そう考えると高いなぁ。
そういえば、ここも全ての防具が同じ値段なのかな?
そう思って、もう1つ2つ値札をめくってみる。
どれもきちんと25万Gと書いてあった。
そうか、やっぱりどれも25万Gなんだな。
そんなことをしている間に、シルさんが言った。
「当てずっぽうじゃなくてきちんと理由があって当たったのがすごいと思うよ」
今買えるのは、懐的に、武器1つに防具1つが限界だと思う。
それ以上は、そもそも買えないし、買えたとしても、これから屋台でご飯を買ったり、どこか観光していったりしていく上で必要なお金だからな。
1つずつかぁ。
何を買おうかな。
まぁ、武器の方はほとんど決まっているんだけどな。
どうしようかなぁ。
自由行動を前にして、何を買うか軽く考え出しながら言った。
「25万Gかぁ。手を出せない訳ではないけど、すぐに大量に買えるほどの余裕はないな」
全防具を更新できるのは、明日になりそうだな。
明日には、アクセサリーの更新もしたいな。
やることだらけだな。
全部が終わったら、レベルにして5レベル分ぐらい強くなっているんじゃないかな。
かなりありがたい強化だな。
まぁ、それ以上に敵が強くなっていくだろうけど。
コルドがにっこりと笑いながら言った。
「一気に全部の装備を更新するのは難しそうだな!」
そうだな、一気に買える必要はないよな。
1つずつ1つずつ、少しずつ少しずつ新しくしていけばいいもんな。
1つ新しくするだけでもある程度の強化につながるもんな。
まぁ、その1つの強化幅は、ステータスアップのスキルの1レベル分ぐらいなんだけどな。
ローズが言った。
「少しずつ変えていきましょう」
まずは、武器を1つ防具を1つ変えようかな。
今後1日ぐらいかけて更新する中で、ここが最大の変化だろうな。
そんなことを考えていると、シルさんが言った。
「そうだね。一気に全部更新しなきゃいけない訳でもないしね」
シルさんに発言にみんなで頷いた。
その通りだと思う。
けんけんぱさんが軽く笑いながら言った。
「全部変える頃には、プレイヤーが作れるようになっていて、値崩れが起きているかもしれないしね」
値崩れか。
需要と供給のバランスが崩れれば、値崩れや、商品不足なんて簡単に起きちゃいそうだな。
商品不足の方は、NPCの店があるからある程度の物は起きないとしても、値崩れは、容易に起きそうだな。
基本的には、NPCの店よりも性能が良いか、安いかしないと買ってもらえないもんな。
その競争が激化すれば、簡単に値段が終わる可能性があるな。
初日のポーションの大暴落みたいに。
そう思いながら言った。
「そうだな、それがあったな」
いつ頃起きるかな。
初日にポーションの値崩れが起きているからなぁ。
でも、あれに関しては人為的な部分もあったから、正直参考にはならないだろうな。
まぁ、平均値ぐらいの人がそれをつくれるようになると、一気に値崩れが起きてくるぐらいに思えば良いのかな。
そんなことを考えていると、コルドが言った。
「まぁ、値崩れを待つほどゆったりする必要はないな!」
まぁ、確かにそうだよな。
先行者利益を出せる今に、わざわざ他の人たちの進捗を待って安く買う必要はないよな。
それならもっと先に進んでもっと金を稼げばいいもんな。
ローズが深く頷きながら言った。
「それはそうね。値崩れが起きる前に次の武器と防具に進むぐらいの気概が必要よね」
そうだな。
その気概が必要だよな。
まぁ、でも、想像とか空想の話はこれぐらいにして、今の予定について話さないか?
そろそろ自由行動もしたいし。
そう思いながら言った。
「まぁ、未来のことは置いておいて、今はまず、今何を買うかだな」
俺がそういった瞬間、みんなの雰囲気がけろっと変わった。
今まで、想像と妄想で語っていたのを止め、そういえば自由行動をしたかったんだと正気を取り戻したような雰囲気になった。
みんな、今の話が楽しすぎて忘れていたようだ。
ローズが表情を切り替えて言った。
「それはそうね」
ローズに続いて、コルドが言った。
「1周回り終えたし、後は自由行動にするか!」
そうだな、自由行動だな。
正直剣をもっとじっくり見たいし、防具ももっとじっくり見たい。
みんなで大雑把に見るのも楽しいけど、やっぱり1人でじっくり見たいよな。
命を預ける物なんだし。
けんけんぱさんも頷きながら言った。
「そうだね、そうしよう」
シルさんも同じように頷いている。
じゃあ、全会一致ということでいいかな?
ここからは自由行動ということでいいかな?
個人の買い物の時間ということでいいのかな?
そう思いながら言った。
「じゃああ、自由行動で、店内だし、声をかければすぐに集まれるだろうから、特に集合時間も決めないけど、だいだい、1時間6時ぐらいを目安にな」
4人は声をそろえて返事をした。
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コルドが宣言した。
「じゃあ、解散!」
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