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1章 スタートダッシュ
ログインからスタートダッシュイベント報酬確認
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視界が切り替わる。
あぁ、昨日も見た天井だ。
そんなことを思いながら、肌で、キメラスキルオンラインの世界に来たことを感じる。
意識が完全に切り替わったところで、体を起こした。
俺が体を起こすと、にゃーさんとなーさんも起きてきた。
「おはよう」
「にゃ」
「なぁ」
体を起こすと、俺は2人とふれあった。
しばらくスキンシップの時間を取った。
しばらくスキンシップをした後ふと思った。
今って何時なんだろう?
10時過ぎちゃったかな?
そう思って、俺は、メニューから時刻を確認した。
すると、時刻は、10時45分になっていた。
45分かぁ。
45分なら、さっきのスキンシップタイムがなくても10時は過ぎていたな。
今日も、延長料金だな。
まぁ、ある程度懐に余裕があるから良いんだけどな。
延長料金ということは、朝食がもらえるということか。
まぁ、それならいっか。
そう思いながら言った。
「今日も、延長料金だな」
「にゃ」
「な」
「料金的には、3連泊だな」
「にゃ」
「な」
俺は、早くこの部屋から出ることを諦めてゆっくりすることにした。
10時45分か。
なら、もうスタートダッシュイベントの結果が出ているということだな。
俺はわくわくしながら言った。
「もう、急ぐ理由もないし、ここでスタートダッシュイベントの結果を見ていこう」
「にゃ!」
「なぁ!」
メニューから通知を開くと、運営から新しい通知が届いていた。
題名が『【重要】スタートダッシュイベントのお知らせ』となっている。
まぁ、これだろうな。
そう思いながら開いた。
俺は、最初から読み飛ばすことなく読んでいった。
【重要】スタートダッシュイベントのお知らせ
《神の言葉》
プレイヤーがこの世界に生まれ落ちた、その影響によって活性化したダンジョンは落ち着きを取り戻しました。
落ち着いたからと言って、完全に元に戻った訳ではありません。
元々のダンジョンに比べて、モンスターの数が少し多い状態で定着したようです。
変わったのはダンジョンだけではありません。
今まで、供給不足だった素材が驚くほどのスピードで納入されたことで、供給過多気味になりました。
それにより、滞っていた経済が少しずつ動き出しました。
世界はプレイヤーの登場で少しずつ変わりだしています。
プレイヤーである皆さんの影響で。
この小さな変化は、凪だったこの世界に波紋のように広がっていくことでしょう。
それは、時を経て大きな変化になっていくことでしょう。
まだまだ始まったばかりだけれど、ありがとう。
本当にあなたたちをこの世界に招待してよかった。
《運営より》
活性化したダンジョンを沈めるため、新しく生まれたプレイヤー達が早く強くなるために、地上の国々と運営によって開催された、スタートダッシュイベントはダンジョンの落ち着きとともに終了しました。
この通知は、そのスタートダッシュイベントに参加したプレイヤーに送られています。
参加していただいた皆様ありがとうございます。
今後も、キメラスキルオンラインをお楽しみください。
結果を確認しましょう。
ここまで一気に読んだ。
うん、確か、最初にもらったスタートダッシュイベントの通知にもこういうのが書いてあったな。
運営よりとか、神の言葉とかの分類はなかったけど。
えっと内容に関しては、スタートダッシュイベントが終わったこと、ダンジョンの活性化が落ち着いたけど、元に戻った訳ではないことが書かれているな。
この文章を見て、改めてスタートダッシュイベントが終わったんだなと実感した。
今のはざっと読んだだけだったから、ここから1つずつ詳しく読んでいこうと思う。
まずは、神の言葉の方だな。
まず、ダンジョンが落ち着いたらしい。
でも、元に戻ったのではなく、もとより少し活性化したぐらいで落ち着いたみたいだな。
この言葉から察するに、今までみたいな密度で敵が出てくることはないけれど、プレイヤーが来るより前に比べたら、敵の数、密度が上がったということなのかな。
ということは、今までより敵が少なくなるということだから、攻略には向いているけど、レベルアップには向いていない変化なんだろうな。
これは、まぁ、メリットもデメリットも両方ある変更なんだろう。
次だな。
俺達がいっぱいモンスターを倒したことで、ダンジョン以外にも変化が出たらしい。
今まで供給不足だった素材達が、プレイヤーというマンパワーが加わったことと、モンスターの活性化で供給過多気味なところまで持って行けたらしい。
それによって、経済に変化が出てきたと。
今はまだ小さい変化だけど、それがどんどん大きくなっていきますよということらしい。
これは、プレイヤーの行動によって、この世界に影響を与えるということを言いたいようだ。
プレイヤーがどんなことをしても、運営が何もいじらなかったら、何も変化することはないという訳ではなく、プレイヤーの行動1つ1つが、世界に影響を与えますよということなのかな。
それを考えた上で行動してくださいということなのかな。
で、最後に感謝をされたと。
そんな感じなのかな。
何というか、オープニングから続いているような感じがあったな。
これは、オープニングから続くストーリーが今後も展開されていくという伏線なのかな?
次は、運営より方を読んでいこう。
まず、スタートダッシュイベントが終了したということが書かれているな。
さっきの文章は、どちらかというと手紙のような雰囲気を感じたけれど、こちらはどちらかというと機械的な、ウィンドウ的な文章だな。
えっと次は、これは参加者に送られているよって書かれているな。
これも、あまり感情の乗っていない感じがするな。
その次の感謝の部分も、あまり感情が見えないな。
最後は、キメラスキルオンラインを楽しんでということと、結果を確認しろと書かれている。
最後まで、何というか、いつも見ているウィンドウみたいな文章だったな。
よし、じゃあ、次の部分を読んでいくか。
俺は、最初の言葉の部分から視線を次の部分に移した。
《イベント内容》
イベント期間:ゲーム開始直後から、現実の時間でゲーム開始から24時間。
開催場所:ダンジョンおよびギルド
参加資格:キャラレベル5以上であり、ギルドランクが5以上の者のうち、ギルドでイベントクエストを受注した者。
イベント内容:開催期間内に討伐したモンスターや、納入した素材によってポイントを得て、そのポイント数で競う。より強い魔物を倒すほど、より珍しい素材を納入するほど高ポイントを獲得できる。
報酬:順位に応じた報酬と、ポイント数に応じた報酬がギルドや運営から与えられる。
ここは、最初のお知らせの時と変わっていないな。
前回も流し見しただけだったけど、今回も流し見で良いな。
新しいことが何か書かれている訳でもないしな。
ということで、特に感想とかもなく、次の部分を見た。
次が本命の成績の部分だ。
《順位》
個人ポイント:5079pt
個人ポイント順位:22,328位
個人ポイント順位(町):329位
個人ポイント順位(プレイヤー):19,785位
パーティー名:アロンとなーさんとにゃーさん(編集可)
パーティーポイント:4734pt
パーティーポイント順位:19,981位
パーティーポイント順位(町):299位
なーさん
《順位》
個人ポイント:5079pt
個人ポイント順位:22,328位
個人ポイント順位(町):329位
個人ポイント順位(従魔):989位
パーティー名:アロンとなーさんとにゃーさん(編集可)
パーティーポイント:4734pt
パーティーポイント順位:19,981位
パーティーポイント順位(町):299位
にゃーさん
《順位》
個人ポイント:4734pt
個人ポイント順位:22,739位
個人ポイント順位(町):414位
個人ポイント順位(従魔):999位
パーティー名:アロンとなーさんとにゃーさん(編集可)
パーティーポイント:4734pt
パーティーポイント順位:19,981位
パーティーポイント順位(町):299位
ポイント数は、前回見たときから動いていないな。
まぁ、あれから、何もしなかったからな。
順位の方は、微減という感じかな。
パーティー順位(町)の299位とか、パーティーポイント順位の19,981位とか、にゃーさんの個人ポイント順位(従魔)の999位とか、なんとか踏ん張ったという印象が強い順位になったな。
ここで踏ん張ったことが、どんだけ報酬に関係してくるかは分からないけどな。
まぁ、ここに関しては、前回見たときとあまり変わっていないな。
あまり言うこともないな。
よし、じゃあ、次はお待ちかねの報酬だ。
まずは一番上のポイント報酬の方から見ておこうかな。
俺は、スクロールして、次の部分を見た。
《到達ポイント報酬》
参加賞 称号『スタートダッシュイベント参加者』×3(各々)
1ポイント 1000G×3
5ポイント ポーションセット×3
10ポイント ランダムスキルオーブ(初期スキル)×3
30ポイント 携帯食料セット×3
50ポイント マイ枕×3
100ポイント スキル枠経験値の書×3
300ポイント 10,000G×3
500ポイント ダッシュシューズ×3
1000ポイント ランダムスキルオーブ(初期スキル)×3
2000ポイント SPの書(中)×3
3000ポイント NPの書(中)×3
4000ポイント ダッシュリング×3
5000ポイント スタートダッシュバッグ×2
俺達が獲得できるところまでの報酬が、黒色で表示されていて、それ以降は灰色で表示されていた。
そのおかげで、どこまでの報酬を獲得できているのかが一目で分かった。
到達ポイントの報酬は、到達した全ての報酬がもらえるようだ。
例えば、獲得ポイントが1000ポイントの人は、1000ポイント到達の報酬だけじゃなくて、500ポイント到達の報酬もそれ以下の報酬ももらうことが出来るみたいなことだ。
これは、かなり太っ腹だな。
それと、俺はパーティーメンバーがそれぞれ到達したところまでの報酬がもらえるらしい。
だから、実質3倍の報酬が受け取ることが出来るということだ。
これもまた、かなりの太っ腹だな。
そう思いながら、報酬を1つずつ確認していった。
参加証は称号か。
称号は何個あってもいいからな。
これは良い報酬だ。
その次が1000Gか。
まぁ、1ポイントならこんなもんだろう。
それ以降は、いろんなアイテムが並んでいるな。
書系のアイテムとか、スキルオーブとか、見たことがないダッシュリングとかダッシュシューズのようなものまで並んでいる。
これらは、開封してみて、詳細を見てみてのお楽しみだな。
次は、パーティーでの到達ポイントの報酬だな。
個人で、これだけいいものがもらえたのだから、パーティーの方も期待しちゃうな。
《パーティー到達ポイント報酬》
参加賞 称号『アロンとなーさんとにゃーさん』×3(各々)
1ポイント 1000G×3
5ポイント ポーションセット×3
10ポイント 携帯食料セット×3
30ポイント ランダム素材セット×3
50ポイント 経験値の書(中)×3
100ポイント ランダムスキルオーブ(初期スキル)×3
300ポイント 10,000G×3
500ポイント ランダム装備×3
1000ポイント チームリング×3
2000ポイント NPの書(中)×3
3000ポイント SPの書(中)×3
4000ポイント ランダム書(中)×3
こっちも参加賞は、称号だ。
称号名は、初期設定のまま変えていなかった、俺達のパーティー名がそのまま着いている。
そういう報酬なんだろうな。
どういう効果なのかは分からないけれど、これはかなり良い報酬だな。
その後は、基本的には、個人の報酬と同じようなラインナップだった。
まぁ、かぶっているのは何個あってもいいようなものばかりだし、新しく報酬に入った物もあるし、文句はないな。
こっちも、開封してからのお楽しみになりそうだな。
次は、順位に関する報酬だな。
短いみたいだし、バッと全部見ちゃおう。
《個人ポイント順位報酬》
30,000位以内 NPの書(大)×3
《個人ポイント順位(町)報酬》
500位以内 称号『トリトンタウントップ500の冒険者』×3(各々)
《個人ポイント順位(プレイヤー)報酬》
30,000位以内 地図セット(1層から10層)
《個人ポイント順位(従魔)報酬》
1000位以内 ランダム従魔用フード×2
《パーティーポイント順位報酬》
30,000位以内 SPの書(大)×3
《パーティーポイント順位(町)報酬》
300位以内 称号『トリトンタウントップ300のパーティー』×3(各々)
順位報酬の方は、到達ポイント報酬の方とは違い、1つだけしかもらえないみたいだった。
個人ポイント順位で、30,000位以内に入ったら、30,000位以内の報酬は獲得できるけど、その下位の報酬、50,000以内とか、100,000位以内の報酬は獲得できないようだ。
まぁ、その分1つ1つの報酬がいいものになっているのだろう。
そう思いながら、1つ1つ確認していった。
まず、称号が2つあるな。
町系の順位は、称号になったんだろうな。
称号がもらえるのは、称号コレクターとしては大変ありがたいな。
次に、書が2つあるな。
これは、どちらも全体の順位に関するものだな。
もしかして、順位の系統とかによって、報酬が決まっているのかな。
もしくは、だいたいの順位帯によって報酬が決まっているのかな。
まぁ、そんな考察は置いておいて、最後に、ランダム従魔用フードと、地図セットか。
これは、それぞれプレイヤーの順位と従魔の順位だな。
種族というかで区切られた順位は、アイテム系のものがもらえるのかもな。
報酬はこれで以上かな。
それと、この通知の文章も、これで終わりみたいだな。
改めて見返すと、こんだけ大量の報酬をもらったのか。
これは、開封が楽しみだな。
あぁ、昨日も見た天井だ。
そんなことを思いながら、肌で、キメラスキルオンラインの世界に来たことを感じる。
意識が完全に切り替わったところで、体を起こした。
俺が体を起こすと、にゃーさんとなーさんも起きてきた。
「おはよう」
「にゃ」
「なぁ」
体を起こすと、俺は2人とふれあった。
しばらくスキンシップの時間を取った。
しばらくスキンシップをした後ふと思った。
今って何時なんだろう?
10時過ぎちゃったかな?
そう思って、俺は、メニューから時刻を確認した。
すると、時刻は、10時45分になっていた。
45分かぁ。
45分なら、さっきのスキンシップタイムがなくても10時は過ぎていたな。
今日も、延長料金だな。
まぁ、ある程度懐に余裕があるから良いんだけどな。
延長料金ということは、朝食がもらえるということか。
まぁ、それならいっか。
そう思いながら言った。
「今日も、延長料金だな」
「にゃ」
「な」
「料金的には、3連泊だな」
「にゃ」
「な」
俺は、早くこの部屋から出ることを諦めてゆっくりすることにした。
10時45分か。
なら、もうスタートダッシュイベントの結果が出ているということだな。
俺はわくわくしながら言った。
「もう、急ぐ理由もないし、ここでスタートダッシュイベントの結果を見ていこう」
「にゃ!」
「なぁ!」
メニューから通知を開くと、運営から新しい通知が届いていた。
題名が『【重要】スタートダッシュイベントのお知らせ』となっている。
まぁ、これだろうな。
そう思いながら開いた。
俺は、最初から読み飛ばすことなく読んでいった。
【重要】スタートダッシュイベントのお知らせ
《神の言葉》
プレイヤーがこの世界に生まれ落ちた、その影響によって活性化したダンジョンは落ち着きを取り戻しました。
落ち着いたからと言って、完全に元に戻った訳ではありません。
元々のダンジョンに比べて、モンスターの数が少し多い状態で定着したようです。
変わったのはダンジョンだけではありません。
今まで、供給不足だった素材が驚くほどのスピードで納入されたことで、供給過多気味になりました。
それにより、滞っていた経済が少しずつ動き出しました。
世界はプレイヤーの登場で少しずつ変わりだしています。
プレイヤーである皆さんの影響で。
この小さな変化は、凪だったこの世界に波紋のように広がっていくことでしょう。
それは、時を経て大きな変化になっていくことでしょう。
まだまだ始まったばかりだけれど、ありがとう。
本当にあなたたちをこの世界に招待してよかった。
《運営より》
活性化したダンジョンを沈めるため、新しく生まれたプレイヤー達が早く強くなるために、地上の国々と運営によって開催された、スタートダッシュイベントはダンジョンの落ち着きとともに終了しました。
この通知は、そのスタートダッシュイベントに参加したプレイヤーに送られています。
参加していただいた皆様ありがとうございます。
今後も、キメラスキルオンラインをお楽しみください。
結果を確認しましょう。
ここまで一気に読んだ。
うん、確か、最初にもらったスタートダッシュイベントの通知にもこういうのが書いてあったな。
運営よりとか、神の言葉とかの分類はなかったけど。
えっと内容に関しては、スタートダッシュイベントが終わったこと、ダンジョンの活性化が落ち着いたけど、元に戻った訳ではないことが書かれているな。
この文章を見て、改めてスタートダッシュイベントが終わったんだなと実感した。
今のはざっと読んだだけだったから、ここから1つずつ詳しく読んでいこうと思う。
まずは、神の言葉の方だな。
まず、ダンジョンが落ち着いたらしい。
でも、元に戻ったのではなく、もとより少し活性化したぐらいで落ち着いたみたいだな。
この言葉から察するに、今までみたいな密度で敵が出てくることはないけれど、プレイヤーが来るより前に比べたら、敵の数、密度が上がったということなのかな。
ということは、今までより敵が少なくなるということだから、攻略には向いているけど、レベルアップには向いていない変化なんだろうな。
これは、まぁ、メリットもデメリットも両方ある変更なんだろう。
次だな。
俺達がいっぱいモンスターを倒したことで、ダンジョン以外にも変化が出たらしい。
今まで供給不足だった素材達が、プレイヤーというマンパワーが加わったことと、モンスターの活性化で供給過多気味なところまで持って行けたらしい。
それによって、経済に変化が出てきたと。
今はまだ小さい変化だけど、それがどんどん大きくなっていきますよということらしい。
これは、プレイヤーの行動によって、この世界に影響を与えるということを言いたいようだ。
プレイヤーがどんなことをしても、運営が何もいじらなかったら、何も変化することはないという訳ではなく、プレイヤーの行動1つ1つが、世界に影響を与えますよということなのかな。
それを考えた上で行動してくださいということなのかな。
で、最後に感謝をされたと。
そんな感じなのかな。
何というか、オープニングから続いているような感じがあったな。
これは、オープニングから続くストーリーが今後も展開されていくという伏線なのかな?
次は、運営より方を読んでいこう。
まず、スタートダッシュイベントが終了したということが書かれているな。
さっきの文章は、どちらかというと手紙のような雰囲気を感じたけれど、こちらはどちらかというと機械的な、ウィンドウ的な文章だな。
えっと次は、これは参加者に送られているよって書かれているな。
これも、あまり感情の乗っていない感じがするな。
その次の感謝の部分も、あまり感情が見えないな。
最後は、キメラスキルオンラインを楽しんでということと、結果を確認しろと書かれている。
最後まで、何というか、いつも見ているウィンドウみたいな文章だったな。
よし、じゃあ、次の部分を読んでいくか。
俺は、最初の言葉の部分から視線を次の部分に移した。
《イベント内容》
イベント期間:ゲーム開始直後から、現実の時間でゲーム開始から24時間。
開催場所:ダンジョンおよびギルド
参加資格:キャラレベル5以上であり、ギルドランクが5以上の者のうち、ギルドでイベントクエストを受注した者。
イベント内容:開催期間内に討伐したモンスターや、納入した素材によってポイントを得て、そのポイント数で競う。より強い魔物を倒すほど、より珍しい素材を納入するほど高ポイントを獲得できる。
報酬:順位に応じた報酬と、ポイント数に応じた報酬がギルドや運営から与えられる。
ここは、最初のお知らせの時と変わっていないな。
前回も流し見しただけだったけど、今回も流し見で良いな。
新しいことが何か書かれている訳でもないしな。
ということで、特に感想とかもなく、次の部分を見た。
次が本命の成績の部分だ。
《順位》
個人ポイント:5079pt
個人ポイント順位:22,328位
個人ポイント順位(町):329位
個人ポイント順位(プレイヤー):19,785位
パーティー名:アロンとなーさんとにゃーさん(編集可)
パーティーポイント:4734pt
パーティーポイント順位:19,981位
パーティーポイント順位(町):299位
なーさん
《順位》
個人ポイント:5079pt
個人ポイント順位:22,328位
個人ポイント順位(町):329位
個人ポイント順位(従魔):989位
パーティー名:アロンとなーさんとにゃーさん(編集可)
パーティーポイント:4734pt
パーティーポイント順位:19,981位
パーティーポイント順位(町):299位
にゃーさん
《順位》
個人ポイント:4734pt
個人ポイント順位:22,739位
個人ポイント順位(町):414位
個人ポイント順位(従魔):999位
パーティー名:アロンとなーさんとにゃーさん(編集可)
パーティーポイント:4734pt
パーティーポイント順位:19,981位
パーティーポイント順位(町):299位
ポイント数は、前回見たときから動いていないな。
まぁ、あれから、何もしなかったからな。
順位の方は、微減という感じかな。
パーティー順位(町)の299位とか、パーティーポイント順位の19,981位とか、にゃーさんの個人ポイント順位(従魔)の999位とか、なんとか踏ん張ったという印象が強い順位になったな。
ここで踏ん張ったことが、どんだけ報酬に関係してくるかは分からないけどな。
まぁ、ここに関しては、前回見たときとあまり変わっていないな。
あまり言うこともないな。
よし、じゃあ、次はお待ちかねの報酬だ。
まずは一番上のポイント報酬の方から見ておこうかな。
俺は、スクロールして、次の部分を見た。
《到達ポイント報酬》
参加賞 称号『スタートダッシュイベント参加者』×3(各々)
1ポイント 1000G×3
5ポイント ポーションセット×3
10ポイント ランダムスキルオーブ(初期スキル)×3
30ポイント 携帯食料セット×3
50ポイント マイ枕×3
100ポイント スキル枠経験値の書×3
300ポイント 10,000G×3
500ポイント ダッシュシューズ×3
1000ポイント ランダムスキルオーブ(初期スキル)×3
2000ポイント SPの書(中)×3
3000ポイント NPの書(中)×3
4000ポイント ダッシュリング×3
5000ポイント スタートダッシュバッグ×2
俺達が獲得できるところまでの報酬が、黒色で表示されていて、それ以降は灰色で表示されていた。
そのおかげで、どこまでの報酬を獲得できているのかが一目で分かった。
到達ポイントの報酬は、到達した全ての報酬がもらえるようだ。
例えば、獲得ポイントが1000ポイントの人は、1000ポイント到達の報酬だけじゃなくて、500ポイント到達の報酬もそれ以下の報酬ももらうことが出来るみたいなことだ。
これは、かなり太っ腹だな。
それと、俺はパーティーメンバーがそれぞれ到達したところまでの報酬がもらえるらしい。
だから、実質3倍の報酬が受け取ることが出来るということだ。
これもまた、かなりの太っ腹だな。
そう思いながら、報酬を1つずつ確認していった。
参加証は称号か。
称号は何個あってもいいからな。
これは良い報酬だ。
その次が1000Gか。
まぁ、1ポイントならこんなもんだろう。
それ以降は、いろんなアイテムが並んでいるな。
書系のアイテムとか、スキルオーブとか、見たことがないダッシュリングとかダッシュシューズのようなものまで並んでいる。
これらは、開封してみて、詳細を見てみてのお楽しみだな。
次は、パーティーでの到達ポイントの報酬だな。
個人で、これだけいいものがもらえたのだから、パーティーの方も期待しちゃうな。
《パーティー到達ポイント報酬》
参加賞 称号『アロンとなーさんとにゃーさん』×3(各々)
1ポイント 1000G×3
5ポイント ポーションセット×3
10ポイント 携帯食料セット×3
30ポイント ランダム素材セット×3
50ポイント 経験値の書(中)×3
100ポイント ランダムスキルオーブ(初期スキル)×3
300ポイント 10,000G×3
500ポイント ランダム装備×3
1000ポイント チームリング×3
2000ポイント NPの書(中)×3
3000ポイント SPの書(中)×3
4000ポイント ランダム書(中)×3
こっちも参加賞は、称号だ。
称号名は、初期設定のまま変えていなかった、俺達のパーティー名がそのまま着いている。
そういう報酬なんだろうな。
どういう効果なのかは分からないけれど、これはかなり良い報酬だな。
その後は、基本的には、個人の報酬と同じようなラインナップだった。
まぁ、かぶっているのは何個あってもいいようなものばかりだし、新しく報酬に入った物もあるし、文句はないな。
こっちも、開封してからのお楽しみになりそうだな。
次は、順位に関する報酬だな。
短いみたいだし、バッと全部見ちゃおう。
《個人ポイント順位報酬》
30,000位以内 NPの書(大)×3
《個人ポイント順位(町)報酬》
500位以内 称号『トリトンタウントップ500の冒険者』×3(各々)
《個人ポイント順位(プレイヤー)報酬》
30,000位以内 地図セット(1層から10層)
《個人ポイント順位(従魔)報酬》
1000位以内 ランダム従魔用フード×2
《パーティーポイント順位報酬》
30,000位以内 SPの書(大)×3
《パーティーポイント順位(町)報酬》
300位以内 称号『トリトンタウントップ300のパーティー』×3(各々)
順位報酬の方は、到達ポイント報酬の方とは違い、1つだけしかもらえないみたいだった。
個人ポイント順位で、30,000位以内に入ったら、30,000位以内の報酬は獲得できるけど、その下位の報酬、50,000以内とか、100,000位以内の報酬は獲得できないようだ。
まぁ、その分1つ1つの報酬がいいものになっているのだろう。
そう思いながら、1つ1つ確認していった。
まず、称号が2つあるな。
町系の順位は、称号になったんだろうな。
称号がもらえるのは、称号コレクターとしては大変ありがたいな。
次に、書が2つあるな。
これは、どちらも全体の順位に関するものだな。
もしかして、順位の系統とかによって、報酬が決まっているのかな。
もしくは、だいたいの順位帯によって報酬が決まっているのかな。
まぁ、そんな考察は置いておいて、最後に、ランダム従魔用フードと、地図セットか。
これは、それぞれプレイヤーの順位と従魔の順位だな。
種族というかで区切られた順位は、アイテム系のものがもらえるのかもな。
報酬はこれで以上かな。
それと、この通知の文章も、これで終わりみたいだな。
改めて見返すと、こんだけ大量の報酬をもらったのか。
これは、開封が楽しみだな。
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希望と絶望の狭間で、翔に残された道はただ一つ――危険なダンジョンに潜り、泥臭く魔石を稼ぐこと。
英雄とも呼べるようなSランク探索者が脚光を浴びる華やかな世界とは裏腹に、翔は今日も一人、薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れる。
これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。
彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。
テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。
SF味が増してくるのは結構先の予定です。
スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。
良かったら読んでください!
現実世界にダンジョンが出現したのでフライングして最強に!
おとうふ
ファンタジー
2026年、突如として世界中にダンジョンが出現した。
ダンジョン内は無尽蔵にモンスターが湧き出し、それを倒すことでレベルが上がり、ステータスが上昇するという不思議空間だった。
過去の些細な事件のトラウマを克服できないまま、不登校の引きこもりになっていた中学2年生の橘冬夜は、好奇心から自宅近くに出現したダンジョンに真っ先に足を踏み入れた。
ダンジョンとは何なのか。なぜ出現したのか。その先に何があるのか。
世界が大混乱に陥る中、何もわからないままに、冬夜はこっそりとダンジョン探索にのめり込んでいく。
やがて来る厄災の日、そんな冬夜の好奇心が多くの人の命を救うことになるのだが、それはまだ誰も知らぬことだった。
至らぬところも多いと思いますが、よろしくお願いします!
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