キメラスキルオンライン

百々 五十六

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1章 スタートダッシュ

スキル合成と書と進化

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 よし、じゃあ、ゲットしたスキルを合成していくか。
 枠に余裕もないしな。
 何を合成しようかな。
 まずは、耐性系を統合しようかな。


 元スキル

 疲労耐性
 疲労に対する耐性が一定割合上昇する。
 上昇割合は、レベルによって異なる。

【耐性上昇割合】
 元:Lv.×1%耐性上昇
 Ⅰ:Lv.×2%耐性上昇
 Ⅱ:Lv.×4%耐性上昇
 Ⅲ:Lv.×8%耐性上昇
 Ⅳ:Lv.×16%耐性上昇
 Ⅴ:Lv.×32%耐性上昇


 空腹耐性
 空腹に対する耐性が一定割合上昇する。
 上昇割合は、レベルによって異なる。

【耐性上昇割合】
 元:Lv.×1%耐性上昇
 Ⅰ:Lv.×2%耐性上昇
 Ⅱ:Lv.×4%耐性上昇
 Ⅲ:Lv.×8%耐性上昇
 Ⅳ:Lv.×16%耐性上昇
 Ⅴ:Lv.×32%耐性上昇


 この2つのスキルを合成することにした。
 どちらも、常に増え続ける系の値の耐性スキル。
 かなり相性が良いんじゃないかな。
 王道な組み合わせな気がする。
 そう思いながら、合成をした。
 俺は、出来たスキルの詳細を見た。


 1.疲労空腹耐性
 疲労と空腹に対する耐性が一定割合上昇する。
 上昇割合は、レベルによって異なる。

【耐性上昇割合】
 元:Lv.×1.5%耐性上昇
 Ⅰ:Lv.×3%耐性上昇
 Ⅱ:Lv.×6%耐性上昇
 Ⅲ:Lv.×12%耐性上昇
 Ⅳ:Lv.×24%耐性上昇
 Ⅴ:Lv.×48%耐性上昇


 良い感じになったな。
 効果の内容はそのままで、効果の量が単純にレベルあたり1.5倍になった。
 これは、かなりうまく行った合成なんじゃないかな。
 じゃあ、このままの勢いで次の合成に言っちゃおう。
 次は、採取系のスキルをまとめようかな。


 元スキル

 伐採
 伐採スポットから素材採取をすることができる。
 伐採量が一定割合上昇する。
 進化数を重ねていくと、レアドロップ率も一定割合上昇する。
 伐採量の増加割合は、Lv.によって異なる。
 レアドロップ率の増加は、Ⅱ進化以上でおこり、その増加割合はLv.によって異なる。

【採取可能、採取量上昇率。レアドロップ率上昇】
 元:特定方法採取可能。Lv.×1%採取量上昇。
 Ⅰ:特定方法採取可能。Lv.×2%採取量上昇。
 Ⅱ:特定方法採取可能。Lv.×4%採取量上昇。Lv.×0.1%レアドロップ率上昇
 Ⅲ:特定方法採取可能。Lv.×8%採取量上昇。Lv.×0.2%レアドロップ率上昇
 Ⅳ:特定方法採取可能。Lv.×16%採取量上昇。Lv.×0.4%レアドロップ率上昇
 Ⅴ:特定方法採取可能。Lv.×32%採取量上昇。Lv.×0.8%レアドロップ率上昇


 採取
 採取スポットから素材採取をすることができる。
 採取量が一定割合上昇する。
 進化数を重ねていくと、レアドロップ率も一定割合上昇する。
 採取量の増加割合は、Lv.によって異なる。
 レアドロップ率の増加は、Ⅱ進化以上でおこり、その増加割合はLv.によって異なる。

【採取可能、採取量上昇率。レアドロップ率上昇】
 元:特定方法採取可能。Lv.×1%採取量上昇。
 Ⅰ:特定方法採取可能。Lv.×2%採取量上昇。
 Ⅱ:特定方法採取可能。Lv.×4%採取量上昇。Lv.×0.1%レアドロップ率上昇
 Ⅲ:特定方法採取可能。Lv.×8%採取量上昇。Lv.×0.2%レアドロップ率上昇
 Ⅳ:特定方法採取可能。Lv.×16%採取量上昇。Lv.×0.4%レアドロップ率上昇
 Ⅴ:特定方法採取可能。Lv.×32%採取量上昇。Lv.×0.8%レアドロップ率上昇


 この2つのスキルを合成することにした。
 この2つはどちらも同じ採取系のスキルだし、相性は良いんじゃないかな。
 俺は、前回の成功を思い出し、わくわくしながら合成をした。


 1.伐採取
 伐採スポットと採取スポットから素材採取をすることができる。
 伐採量・採取量が一定割合上昇する。
 進化数を重ねていくと、レアドロップ率も一定割合上昇する。
 伐採量の増加割合は、Lv.によって異なる。
 レアドロップ率の増加は、Ⅱ進化以上でおこり、その増加割合はLv.によって異なる。

【採取可能、採取量上昇率。レアドロップ率上昇】
 元:特定方法採取可能。Lv.×1.5%採取量上昇。
 Ⅰ:特定方法採取可能。Lv.×3%採取量上昇。
 Ⅱ:特定方法採取可能。Lv.×6%採取量上昇。Lv.×0.15%レアドロップ率上昇
 Ⅲ:特定方法採取可能。Lv.×12%採取量上昇。Lv.×0.3%レアドロップ率上昇
 Ⅳ:特定方法採取可能。Lv.×24%採取量上昇。Lv.×0.6%レアドロップ率上昇
 Ⅴ:特定方法採取可能。Lv.×48%採取量上昇。Lv.×1.2%レアドロップ率上昇


 これもまた、さっきの『1.疲労空腹耐性』と同じで、効果の内容は同じだけれど、効果量が1.5倍になっているようだ。
 これもまた大成功だな。
 今回は、2つも良いスキルが出来ちゃったな。
 まぁ、毎回慎重にやっているから、今のところ失敗したことはないんだけどな。
 おぉ、ステータスがすごく良い感じになってきたな。
 あれ?
 なんか、合成とは別で変化しているスキルがあるな。
 これなんだろう?
 俺、何かしたっけ?
 しかも、レベルが1に戻ってる。
 どういうことなんだろう?
 そう思いながら、知らない間に変わっていたスキルを見てみた。


 1.物理冒険者の心得Ⅰ
 物理冒険者系職業の場合、物理攻撃のダメージが一定割合上昇する。
 物理冒険者系の職業の場合、物理冒険者系職業関連能力が一定割合上昇する。
 物理冒険者系の職業の場合、物理冒険者系職業の獲得経験値が一定割合上昇する。
 上昇割合はレベルにより異なる。

【物理ダメージアップ率】
 元:Lv.×1.5%物理ダメージアップ
 Ⅰ:Lv.×3%物理ダメージアップ
 Ⅱ:Lv.×5.5%物理ダメージアップ
 Ⅲ:Lv.×10%物理ダメージアップ
 Ⅳ:Lv.×18.5%物理ダメージアップ
 Ⅴ:Lv.×35%物理ダメージアップ

【能力上昇割合】【経験値上昇割合】
 元:Lv.×1.5%職業関連能力アップ。特定職業経験値アップLv.×1.5%
 Ⅰ:Lv.×3%職業関連能力アップ。特定職業経験値アップLv.×3%
 Ⅱ:Lv.×5.5%職業関連能力アップ。特定職業経験値アップLv.×5.5%
 Ⅲ:Lv.×10%職業関連能力アップ。特定職業経験値アップLv.×10%
 Ⅳ:Lv.×18.5%職業関連能力アップ。特定職業経験値アップLv.×18.5%
 Ⅴ:Lv.×35%職業関連能力アップ。特定職業経験値アップLv.×35%


 弓術Ⅰ
 弓術に関連した武器の使用や戦闘に一定程度の補正が入る。
 また、弓術での攻撃の与ダメージが一定程度上昇する。
 補正の規模は進化数によって異なる。
 与ダメージの上昇量はレベルによって異なる。

【補正、与ダメージ上昇量】
 元:武器使用・戦闘補正(極微)、Lv.×0.25ダメージ上昇
 Ⅰ:武器使用・戦闘補正(微)、Lv.×0.5ダメージ上昇
 Ⅱ:武器使用・戦闘補正(小)、Lv.×1ダメージ上昇
 Ⅲ:武器使用・戦闘補正(中)、Lv.×2ダメージ上昇
 Ⅳ:武器使用・戦闘補正(大)、Lv.×4ダメージ上昇
 Ⅴ:武器使用・戦闘補正(特大)、Lv.×8ダメージ上昇


 あぁ、これはあれだな。
 レベルが上限になったから、元スキルが、1進化スキルになったようだ。
 あぁ、確か、いつかの戦闘で、この2つのスキルがレベル10になっていたな。
 元スキルのレベル上限が、レベル10だから、そのときに自動的に進化したんだろうな。
 こう言うのって、自動的に進化するものなの?
 自動的に進化するとしても、通知とかが来るものなんじゃないの?
 通知、来てなかったよな?
 そう思いながら、俺は、リザルトを確認した。
 あぁ、通知来ているな。
 俺が、完全に見逃していたんだな。
 これは、俺の責任だな。
 次からはきちんと気をつけよう。
 やっちゃったなぁ。
 何か、損害が出たとかではないけど、反省しないとだな。
 いやぁ、知らない間に、スキルが1進化していたな。
 もう、進化とかそんな感じのところまで来たんだな。
 次からは、通知が一気に来たときも、1つ1つきちんと確認することにしよう。
 確認不足でいつか足下をすくわれるかもしれないからな。
 まぁ、このことはこれぐらいにして、枠スキルの変更をしないとだな。
 新しく手に入れたスキルは、枠スキルに入ってくるかな。
 うーん、今の枠スキルで、何か空けられる枠があるかというと、かなり難しいだろうな。
 だけどなぁ、入れたいスキルはあるんだよな。
 どうしたもんかな。
 合成はしたけど、採取系のスキルを枠スキルに入れる余裕はないな。
 それと、取ったばかりのスキルを入れるところもないな。
 変更は無しとしよう。
 今パッと思いつかない合成を思いついたときとか、何かしらのきっかけでババッとスキルが変わるかもしれないが、今ではないようだな。
 それに、今はスキルのこと以外をやりたくなったからな。
 スキルに関してはこれで終わりだな。
 次は、どのランダムにしようかな。
 軽めの、ランダム素材セットにしようかな。
 俺は軽い気持ちで、ランダム素材セットを開けた。


 ランダム素材セット×3を開封しました。

 ダンジョン木(12層相当)の木材×10を獲得しました。
 炎の魔石(中)×5を獲得しました。
 鉄鉱石(中純度)×10を獲得しました。


 これは、素材を獲得しても、どうしようもないからなぁ。
 コメントも特にはないんだよな。
 これがどのぐらいすごい素材なのかも分からないし。
 まぁ、これは、休憩のようなものだから、これでいっか。
 どうしようかな。
 この素材を抱えててもただのストレージの肥やしだな。
 だからと言っても、これを活用するようなものがないんだよな。
 あるとしたら、サバイバルクラフとかな。
 もしくは、売っちゃうというのもあるか。
 でもなぁ、どっちももったいないような気がしちゃうんだよな。
 どうしたもんかな。
 まぁ、これは、後で考えれば良いか。
 よし、次が最後の書系だな。
 ランダムとNP・SP、後は経験値、スキル枠経験値まで様々な書がある。
 これを使っていく時間だな。
 まずは、ランダムから行くか。
 これがどのぐらいランダムなのかも分からないし、今まで通り、俺に使うことにしよう。
 そう思いながら、ランダムの書を使用した。


 ランダム書(中)×3を使用しました。

 NPを10獲得しました。
 SPを5獲得しました。


 ただ、ランダムでSPとNPがもらえるってだけなんだな。
 心配して損したな。
 まぁ、もらえる分にはありがたいから良いんだけど。
 でもなぁ、これなら、なーさんにでも使ったらよかったな。
 俺は、NPに関しては使い道があるけど、SPに関しては、HPもMPも基本そこまで必要じゃないんだよな。
 だから、SPが必要なにゃーさんとか、なーさん用に使った方がよかったかもな。
 これは、次回に生かすことにしよう。
 よし、切り替えて、次の書に行こう。
 ここからは、普通の書だな。
 まずは、大から使うか
 大はSPの書とNPの書が、それぞれ3つずつあるな。
 これは、にゃーさんとなーさんに使うか。
 さっきの書を俺1人で使っちゃったしな。
 なーさんとかにゃーさんに、書を使った場合、そのSPとかNPの配分ってどうなるんだろうな。
 自動で割り振られちゃうのかな。
 それとも、手動で割り振れるのかな。
 とりあえず、まずはなーさんに使うことにした。


 NPの書(大)×2をなーさんに使用しました
 SPの書(大)×1をなーさんに使用しました。

 NPを20獲得しました。
 SPを10獲得しました。

 獲得したSP・NPを自分で割り振りしますか? それとも、自動選択しますか?


 どうやら、自動割り振りも手動での割り振りも出来るみたいだな。
 こっちで出来るなら、レベルアップの時の割り振りもやらせてくれたら良いのにな。
 そう思いながら、自分でも割り振りを選択した。
 すると、また新たなウィンドウが出た。
 そこには、『割り振りを選択してください』と言う文言とともに、なーさんのステータスが表示されていた。
 俺は、考えた末、NPをAGIに、SPをMPに割り振った。
 これで、スピードを上げて、被弾率を下げれば、より安全になるんじゃないかな。
 よし、じゃあ、このままの勢いで、にゃーさんの方もやっちゃおうか。
 そう思いながら書を使用した。


 NPの書(大)×1をにゃーさんに使用しました。
 SPの書(大)×2をにゃーさんに使用しました。

 NPを10獲得しました。
 SPを20獲得しました。

 獲得したSP・NPを自分で割り振りしますか? それとも、自動選択しますか?


 俺は、何の迷いもなく、自分での割り振りを選択した。
 すると、先ほどと同じように、割り振り用のウィンドウが出現した。
 にゃーさんのNPは、INTに、SPはMPに割り振った。
 完全に魔法用の割り振りをした。
 これで、攻撃力もバフの力も増大することだろう。
 これからの活動に期待だな。
 次は、SPとNPの中の書だな。
 これは誰に使おうかな。
 大で2人を強化したし、中は俺の強化に使おうかな。
 従魔よりも弱い主人じゃかっこわるいしな。
 そう思いながら、書を使用した。


 SPの書(中)×6を使用しました。
 NPの書(中)×6を使用しました。

 NPを30獲得しました。
 SPを30獲得しました。


 SPとNPの割り振りはどうしようかな。
 さっきのランダムで出た分と、いつかのレベルアップの時に、振り忘れていたSPとNPがあるな。
 これをまとめて降れば、かなりの強化になりそうだな。
 何に振ろうかな。
 SPは、MPの方に振ってみるか。
 HPに振っても、俺は前に出ないから意味がないし、それなら、精霊魔法で使うかもしれないMPの方に振った方が有意義だな。
 NPはどうしようかな。
 何がいいかな。
 AGIとDEXとSTRに良い感じに割り振るか。
 よし、そうしよう。
 じゃあ、次は、スキル枠経験値の書だな。
 これは、俺が使うことにしよう。
 スキルの数的に俺だしな。
 そう思いながら、スキル枠経験値の書を使用した。


 スキル枠経験値の書×3

 スキル枠経験値が2上昇しました。
 スキル枠経験値が2/2に達したため、スキル枠が1つ増えました。
 次のスキル枠経験値は0/3です。
 スキル枠経験値が1上昇しました。
 今のスキル枠経験値は1/3です。
 スキル枠に空きがあり、予備スキルに配置されたスキルがあります。
 予備スキルの『1.伐採取Lv.2』を、空きの枠スキルにセットしました。


 おぉ、これで、スキル枠が7つになった。
 これで、1つ、スキルを入れられるな。
 とりあえず、『1.伐採取Lv.2』を『命中』にしようかな。
 俺は、とりあえず7枠目のスキルを変更した。
 残っているのは、経験値の書だな。
 これは、単純に経験値がもらえるというものらしい。
 これは誰に使おう。
 ここは、俺となーさんよりもレベルが1つ低い、Lv.9のにゃーさんに使うか。
 これでLv.が上がれば、おそろいだな。
 そう思いながら使った。


 経験値の書(中)×3をにゃーさんに使用しました。

 にゃーさんのレベルが上昇しました。
 にゃーさんは、SPを10、NPを5獲得しました。
 にゃーさんが獲得したSPは、MPに10割り振られました。
 にゃーさんが獲得したNPは、INTに5割り振られました。
 にゃーさんのMPが1上昇しました。
 にゃーさんのINTが1上昇しました。
 にゃーさんのAGIが1上昇しました。
 にゃーさんのHPが1上昇しました。
 にゃーさんのレベルが上限(10/10)に達しました。
 にゃーさんのレベルが上限に達したため《進化クエスト》《にゃーさんの進化のために》が解放されました。
 にゃーさんを進化させるためには、《進化クエスト》《にゃーさんの進化のために》を受ける必要があります。
《進化クエスト》《にゃーさんの進化のために》を開始しますか?
 はい/いいえ


 情報量が多いな。
 まず、今の経験値の書で、レベルが上がったんだな。
 そして、その結果、レベルの上限に達したと。
 レベルの上限に達したから、進化が出来ると。
 その進化をするためには、クエストをやる必要があると。
 で、そのクエストを開始するか? という選択肢が出ていると。
 うん、こういうことだな。
 もちろんやるしかないよな。
 にゃーさんがさらに強くなるのは大歓迎だ。
 そう思い、俺は力強く、”はい”を押した。
 あ、これって、2人にちゃんと相談した方がよかったやつだな。
 反省反省。
 そう思っている間に、ウィンドウが出現した。












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