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<1・迷子の少年>
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迷子の子供。――今の自分を表現するのに、他にどんな言葉が相応しいのだろうか。
目が覚めた時そこは、薄暗い住宅街の路地だった。ここまで暗いのは、天気がどんよりと曇っているせいもあるだろうが、恐らくそれだけではない。なんともこの付近のエリアに陰鬱な空気が漂っているせいだ。その一戸建てが立ち並ぶ道の真ん中で、迷子は唐突に自我を取り戻したのである。
――あ、あれ?……僕、なんでここに?……というか。
じわり、と冷たい汗が浮かぶ。――汗を感じたことにも驚いた。そんな感触、今までの人生(?)で一度も感じたことがなかった気がする。
だって自分は、人間ではない。
人間ではない何なのかは全く思い出せないが、とにかく人の形をしていることに違和感を覚える存在だったのは確かだ。名前は、チョコ。そうだ、名前だけは覚えている。自分の名前はチョコ、それだけは間違いない。ただし、自分は食べ物ではなかったはず。ずっと長らく保存されるもの。人間と共にある何か、だ。
――これ、人間の手、だよね?なんで?僕人間じゃないのに……!
じわりじわりと、足下から忍び寄って来る悪寒。とにかく、自分の姿を確認しなければならないと、チョコは近くに鏡を探した。確かこういう道ならば、人間が設置した鏡がどこかにあったはずである。車の中から何度も見たことがあるからだ。人間は車に乗る時、物陰から人が飛び出してきたりしないように、そういう人達を轢いてしまわないようにカーブミラーなどが設置されていたりするものである。
こういう塀に囲まれた一戸建てが多い場所は、そういうものが多いはずである。自分、チョコは不安に押しつぶされそうになりながらも、辺りを歩き回った。そして、ようやくT字路の正面に鏡を見つける。自身の背丈よりは随分高い位置に設置されているが、それでも姿を確認するには充分だった。
「な、な、なんだこれ……っ」
あんぐりと口を開けるしかない。口から漏れたのは舌っ足らずな子供の声だ。
カーブミラーの中には、青ざめた小さな子供が映っている。水色のシャツに青い半ズボンを着た、くりくりの金色の近い明るい茶髪の子供。目の色はシャツと同じ澄んだ水色だ。人間の美的感覚はよくわからないが、きっと一般的な“小学生くらいの男の子”はこんなかんじなのだろう。ただし、日本人ならばこんな色の茶髪に青目ということは普通ないのではなかろうか。
――自分が誰だったのかなんて覚えてないけどこれだけは言える。僕は、こんな姿じゃなかったはずだ……!
どうしよう、と泣きそうな気持ちになる。自分の姿と明らかに違うのはわかるのに、自分が“何”であるのかっぱり思い出せない。チョコ、という名前以外に何も手がかりがないのだ。そしてこんな犬にでもつけそうな名前では、元も姿を知る手がかりにはなりえないだろう。
記憶もない。本当の自分は失われてしまっている。当然、元の自分に知り合いがいたかどうかなんてわからないし、元に住んでいた家があったかどうかさえ謎である。こんな迷子以外の何者でもない状況で、一体これから先どうやって生きていけばいいというのだろう。
「う、ううっ……」
気づけば、瞳からぽろぽろと雫が溢れていた。誰かとても、とても大切な人がいた気がするのに思い出せない。その人と、何かとても大事な約束をしていたような気がするのに。
――僕は誰?なんでこんなところにいるの?誰か、誰か助けて……っ!
道の真ん中で泣いている子供なんて、怪しい以外の何者でもないはずなのだが。この住宅街は寂れているのか、あるいは何か他に理由がないのか、さっきから誰も道を通る気配がなかった。しかしチョコがしくしくと嗚咽を漏らしていると、やがて声が聞こえてくる。先述したように人間の気配はないので、聞こえてきた声は人間ではない別のものだった。
『おいおい、ぼうや。なんでそんなところで泣いているんだい?』
「え」
きょろきょろと辺りを見回して、チョコは気づいた。斜め後ろの家の塀。その角に肘をついてこちらを覗き込んでいる人物がいる。
一見すると、普通の人間の老人に見えた。白い髭をもっさりと生やし、禿げ上がった頭でにこにこと笑っているその人物は八十に行くかどうかといった年齢だろうか。問題は、彼の頭や腕の長さの比率を考えると、普通に立っているのでは到底その高さで肘をついて寄りかかることなどできそうもない。
そう、それこそ、壁の向こうで身体が浮いているわけでもない限り。
「……おじいさん、人間じゃないの?」
思わず自分が泣いていたことも忘れて、質問し返してしまった。すると彼は、ほっほっほ、と大らかに笑って告げるのである。
『元人間だ、私はなあ。いわゆる幽霊というやつだ。君とは違う』
「え?」
『君は、人間であったことなど一度もない存在なのだろう?私は此処に住み着くようになって長いから、こういうことはよーく知ってるんだ。気配で分かる。君は、付喪神というやつだろう?』
「そ、そうなの!?ていうか、わかるの!?」
『ああ、わかる。わかるとも。だから泣き止んでおくれ、男の子だろう?』
おじいさんの声は優しい。やっと、助けてくれるかもしれない人に出会えた。チョコは安堵で、再び涙が零れてしまいそうになる。
――だ、だめだ。泣いちゃだめ。だって僕は、男の子なんだから。×××を守るんだって、そう約束したんだから。
そう、自分は誰かを守りたいと願っていた。
その大切な存在の顔も名前も思い出せないというのに。
「……うん、僕、泣き止む。えっと……それで。ツクモガミって、なんだっけ。僕、自分が誰であったのか全然思い出せないんだ。チョコ、って名前があったことは覚えてるんだけど。自分が人間の姿じゃなかったってことと、人間じゃないってことしかわからなくて。何でこんなところに一人のっちなのかも全然わからなくて、どうすればいいのかって思ったらパニックになっちゃって、それで、その」
安心したら一気に言葉が溢れてきて、ついつい早口でまくし立ててしまった。チョコの興奮が伝わったのだろう、不思議な老人はそんなチョコの言葉を遮ることも不快と言うこともなく、黙って聞いてくれている。
自分でも段々何を言っているのかわからないような有様だったが、果たして彼には伝わっただろうか。とにかく、今のままではいけないという焦燥感だけが募るのだ。このままここにいては、良くないことが起きる気がするのである。それは記憶がない不安から一刻も早く脱出したい気持ちの現れというだけなのかもしれないが。
『……ふむ、言いたいことはわかった、ぼうや。記憶喪失とはさぞかし不安だろう』
彼は顎に手を当てて、最近本当に多いなあ、とぼやいた。チョコは首を傾げる。最近多い?自分のような事例が、過去にも多く存在したということなのだろうか。それも、ごく最近と呼べる間に。
『残念ながら私はただの地縛霊、君の願いを叶えてやることはできん。しかし、君の願いを叶えてくれるかもしれない人のことは知っているよ』
「ほ、ほんと!?」
『ああ、まずはこの道をまっすぐ西の方へ行くのだ』
彼はスッ、と指を路地の左の方へと向けた。
『この道をずーっと行くと、大通りにぶつかるはず。そうした、今度は右手に折れるんだ。大通りを、北の方へ歩いていくと交差点がある。交差点を正面に渡ると、黒いボロボロのビルがあるはずだ。正面には“翠子ビル”を書いてある。その三階に“加藤ツクモ相談所”と書いてあるオフィスがあるから行ってみるといい』
ツクモ相談所――そういえば、彼はさっきチョコのことを付喪神だろうと言っていた。付喪神。以前テレビアニメでそんなものを見たことがあったような気がする。妖怪がいっぱい出てきて、妖怪の男の子がどんどん事件を解決していくアニメだ。付喪神というものも出てきたような気がする。確か、傘とかのモノが長い年月を得て妖怪になったもの、であったのではないだろうか。
とすると、自分はこんな姿だけれど、実際は結構年齢が行っていたりするのかもしれない。そして、妖怪。イマイチピンとこなかった。このおじいさんが言うのだから、きっとそれで間違いはないのだと思うけれど。
『ツクモ相談所の所長、“加藤貴美華”ちゃん。彼女に相談するんだ。付喪神に関するトラブルを解決する専用の探偵、みたいなものだからな。きっと君の正体を突き止め、元の場所に帰る手伝いをしてくれるだろう』
「ほ、ほんと!?」
『ああ、きっと彼女ならなんとかしてくれる。すまんな、できれば私も一緒に行って道案内してやりたいところなんだが、あいにく私は地縛霊。この家の敷地からそうそう遠くには行けんのだ。こういうところが地縛霊はめんどくさい。たまに自由気ままな浮遊霊の奴らが羨ましくなるよ』
やれやれ、と肩をするくめる老人。やっぱり、塀の裏で身体が浮いているのだろう。身体があんなに長いはずがないのに、塀から両手を離しても落下する気配がないのだから。
あるいは身体が伸びる能力を持ったアニメの主人公みたいに、胴だけみょーんと伸びていたりするんだろうか。それはそれで、なんだか面白い。
「ありがとう、おじいさん!僕、その加藤貴美華、って人に会いに行ってみるよ!助けてって、お願いしてみる!」
やっと見えた、希望の光。チョコはおじいさんに丁寧に御礼を言うと、彼に言われた通りに大通りを目指して西へ西へと歩き始めたのだった。
この時のチョコは当然、知るよしもなかったのである。これが自分と彼女、加藤貴美華の運命の出会いであり――とんでもない大冒険の始まりである、なんてことは。
目が覚めた時そこは、薄暗い住宅街の路地だった。ここまで暗いのは、天気がどんよりと曇っているせいもあるだろうが、恐らくそれだけではない。なんともこの付近のエリアに陰鬱な空気が漂っているせいだ。その一戸建てが立ち並ぶ道の真ん中で、迷子は唐突に自我を取り戻したのである。
――あ、あれ?……僕、なんでここに?……というか。
じわり、と冷たい汗が浮かぶ。――汗を感じたことにも驚いた。そんな感触、今までの人生(?)で一度も感じたことがなかった気がする。
だって自分は、人間ではない。
人間ではない何なのかは全く思い出せないが、とにかく人の形をしていることに違和感を覚える存在だったのは確かだ。名前は、チョコ。そうだ、名前だけは覚えている。自分の名前はチョコ、それだけは間違いない。ただし、自分は食べ物ではなかったはず。ずっと長らく保存されるもの。人間と共にある何か、だ。
――これ、人間の手、だよね?なんで?僕人間じゃないのに……!
じわりじわりと、足下から忍び寄って来る悪寒。とにかく、自分の姿を確認しなければならないと、チョコは近くに鏡を探した。確かこういう道ならば、人間が設置した鏡がどこかにあったはずである。車の中から何度も見たことがあるからだ。人間は車に乗る時、物陰から人が飛び出してきたりしないように、そういう人達を轢いてしまわないようにカーブミラーなどが設置されていたりするものである。
こういう塀に囲まれた一戸建てが多い場所は、そういうものが多いはずである。自分、チョコは不安に押しつぶされそうになりながらも、辺りを歩き回った。そして、ようやくT字路の正面に鏡を見つける。自身の背丈よりは随分高い位置に設置されているが、それでも姿を確認するには充分だった。
「な、な、なんだこれ……っ」
あんぐりと口を開けるしかない。口から漏れたのは舌っ足らずな子供の声だ。
カーブミラーの中には、青ざめた小さな子供が映っている。水色のシャツに青い半ズボンを着た、くりくりの金色の近い明るい茶髪の子供。目の色はシャツと同じ澄んだ水色だ。人間の美的感覚はよくわからないが、きっと一般的な“小学生くらいの男の子”はこんなかんじなのだろう。ただし、日本人ならばこんな色の茶髪に青目ということは普通ないのではなかろうか。
――自分が誰だったのかなんて覚えてないけどこれだけは言える。僕は、こんな姿じゃなかったはずだ……!
どうしよう、と泣きそうな気持ちになる。自分の姿と明らかに違うのはわかるのに、自分が“何”であるのかっぱり思い出せない。チョコ、という名前以外に何も手がかりがないのだ。そしてこんな犬にでもつけそうな名前では、元も姿を知る手がかりにはなりえないだろう。
記憶もない。本当の自分は失われてしまっている。当然、元の自分に知り合いがいたかどうかなんてわからないし、元に住んでいた家があったかどうかさえ謎である。こんな迷子以外の何者でもない状況で、一体これから先どうやって生きていけばいいというのだろう。
「う、ううっ……」
気づけば、瞳からぽろぽろと雫が溢れていた。誰かとても、とても大切な人がいた気がするのに思い出せない。その人と、何かとても大事な約束をしていたような気がするのに。
――僕は誰?なんでこんなところにいるの?誰か、誰か助けて……っ!
道の真ん中で泣いている子供なんて、怪しい以外の何者でもないはずなのだが。この住宅街は寂れているのか、あるいは何か他に理由がないのか、さっきから誰も道を通る気配がなかった。しかしチョコがしくしくと嗚咽を漏らしていると、やがて声が聞こえてくる。先述したように人間の気配はないので、聞こえてきた声は人間ではない別のものだった。
『おいおい、ぼうや。なんでそんなところで泣いているんだい?』
「え」
きょろきょろと辺りを見回して、チョコは気づいた。斜め後ろの家の塀。その角に肘をついてこちらを覗き込んでいる人物がいる。
一見すると、普通の人間の老人に見えた。白い髭をもっさりと生やし、禿げ上がった頭でにこにこと笑っているその人物は八十に行くかどうかといった年齢だろうか。問題は、彼の頭や腕の長さの比率を考えると、普通に立っているのでは到底その高さで肘をついて寄りかかることなどできそうもない。
そう、それこそ、壁の向こうで身体が浮いているわけでもない限り。
「……おじいさん、人間じゃないの?」
思わず自分が泣いていたことも忘れて、質問し返してしまった。すると彼は、ほっほっほ、と大らかに笑って告げるのである。
『元人間だ、私はなあ。いわゆる幽霊というやつだ。君とは違う』
「え?」
『君は、人間であったことなど一度もない存在なのだろう?私は此処に住み着くようになって長いから、こういうことはよーく知ってるんだ。気配で分かる。君は、付喪神というやつだろう?』
「そ、そうなの!?ていうか、わかるの!?」
『ああ、わかる。わかるとも。だから泣き止んでおくれ、男の子だろう?』
おじいさんの声は優しい。やっと、助けてくれるかもしれない人に出会えた。チョコは安堵で、再び涙が零れてしまいそうになる。
――だ、だめだ。泣いちゃだめ。だって僕は、男の子なんだから。×××を守るんだって、そう約束したんだから。
そう、自分は誰かを守りたいと願っていた。
その大切な存在の顔も名前も思い出せないというのに。
「……うん、僕、泣き止む。えっと……それで。ツクモガミって、なんだっけ。僕、自分が誰であったのか全然思い出せないんだ。チョコ、って名前があったことは覚えてるんだけど。自分が人間の姿じゃなかったってことと、人間じゃないってことしかわからなくて。何でこんなところに一人のっちなのかも全然わからなくて、どうすればいいのかって思ったらパニックになっちゃって、それで、その」
安心したら一気に言葉が溢れてきて、ついつい早口でまくし立ててしまった。チョコの興奮が伝わったのだろう、不思議な老人はそんなチョコの言葉を遮ることも不快と言うこともなく、黙って聞いてくれている。
自分でも段々何を言っているのかわからないような有様だったが、果たして彼には伝わっただろうか。とにかく、今のままではいけないという焦燥感だけが募るのだ。このままここにいては、良くないことが起きる気がするのである。それは記憶がない不安から一刻も早く脱出したい気持ちの現れというだけなのかもしれないが。
『……ふむ、言いたいことはわかった、ぼうや。記憶喪失とはさぞかし不安だろう』
彼は顎に手を当てて、最近本当に多いなあ、とぼやいた。チョコは首を傾げる。最近多い?自分のような事例が、過去にも多く存在したということなのだろうか。それも、ごく最近と呼べる間に。
『残念ながら私はただの地縛霊、君の願いを叶えてやることはできん。しかし、君の願いを叶えてくれるかもしれない人のことは知っているよ』
「ほ、ほんと!?」
『ああ、まずはこの道をまっすぐ西の方へ行くのだ』
彼はスッ、と指を路地の左の方へと向けた。
『この道をずーっと行くと、大通りにぶつかるはず。そうした、今度は右手に折れるんだ。大通りを、北の方へ歩いていくと交差点がある。交差点を正面に渡ると、黒いボロボロのビルがあるはずだ。正面には“翠子ビル”を書いてある。その三階に“加藤ツクモ相談所”と書いてあるオフィスがあるから行ってみるといい』
ツクモ相談所――そういえば、彼はさっきチョコのことを付喪神だろうと言っていた。付喪神。以前テレビアニメでそんなものを見たことがあったような気がする。妖怪がいっぱい出てきて、妖怪の男の子がどんどん事件を解決していくアニメだ。付喪神というものも出てきたような気がする。確か、傘とかのモノが長い年月を得て妖怪になったもの、であったのではないだろうか。
とすると、自分はこんな姿だけれど、実際は結構年齢が行っていたりするのかもしれない。そして、妖怪。イマイチピンとこなかった。このおじいさんが言うのだから、きっとそれで間違いはないのだと思うけれど。
『ツクモ相談所の所長、“加藤貴美華”ちゃん。彼女に相談するんだ。付喪神に関するトラブルを解決する専用の探偵、みたいなものだからな。きっと君の正体を突き止め、元の場所に帰る手伝いをしてくれるだろう』
「ほ、ほんと!?」
『ああ、きっと彼女ならなんとかしてくれる。すまんな、できれば私も一緒に行って道案内してやりたいところなんだが、あいにく私は地縛霊。この家の敷地からそうそう遠くには行けんのだ。こういうところが地縛霊はめんどくさい。たまに自由気ままな浮遊霊の奴らが羨ましくなるよ』
やれやれ、と肩をするくめる老人。やっぱり、塀の裏で身体が浮いているのだろう。身体があんなに長いはずがないのに、塀から両手を離しても落下する気配がないのだから。
あるいは身体が伸びる能力を持ったアニメの主人公みたいに、胴だけみょーんと伸びていたりするんだろうか。それはそれで、なんだか面白い。
「ありがとう、おじいさん!僕、その加藤貴美華、って人に会いに行ってみるよ!助けてって、お願いしてみる!」
やっと見えた、希望の光。チョコはおじいさんに丁寧に御礼を言うと、彼に言われた通りに大通りを目指して西へ西へと歩き始めたのだった。
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