23 / 87
山陰本線
急行だいせん号
しおりを挟む
山陰本線の福知山も通る福知山線は今も走る昼間の特急列車の他にも2004年10月までは夜行急行列車「だいせん」も走っていた。大阪と出雲市を結び福知山から山陰本線に入る。
私も初めての泊まりの一人旅の時に京都から大阪を経由して鳥取砂丘に移動した時も含めて急行「だいせん」には何回もお世話になっている。大阪から山陰方面をエリアとし、しかも急行「だいせん」にも(自由席であれば)そのまま急行券を買わず(追加料金を払わず)に乗れるミニ周遊券を買えた時には、それを利用すれば往復で一万円もかけないで大阪と山陰地方(鳥取、島根方面)を往復できた。しかも急行列車「だいせん」で車中泊をすれば、宿泊費も交通費の中に含まれるのでその分金銭的にも時間的にもかなり得であった。各駅停車と快速列車を乗り継いで移動する青春18きっぷを使った旅でも、よく関西(京都、大阪)と山陰との間を往復する時に、使う切符を青春18きっぷからミニ周遊券に切り替えたものだ。山陰地方のみならず米子から伯備線も利用して山陽の広島や山口方面へ旅する時にも乗った事がある。
初めての泊まりの一人旅の時も含めて、私が10代後半から20代前半にかけての列車を使った旅で、大阪から山陰、四国、九州方面に急行や快速の夜行列車に乗る前には、よく大阪市内でお好み焼きをお腹に入れたものだ。夜行列車と言っても乗ったのは寝台ではなく、新幹線など昼間走っている特急列車内でよく見られるソファーのようなリクライニングシートが設置されている車両であった。
山陰方面に向かう急行「だいせん」もそれらの夜行列車のうちの一つであった。大阪駅のホームで白い線が上部に入ったオレンジ色のディーゼル機関車(DD51)とブルートレインと言われている青い客車(14系)が連結されるのを見るだけでも一日の旅の疲れが一気に吹っ飛んだかのように、再び旅に出発する前ならではのワクワクした気持ちになった。大阪駅を真夜中近く(23時半くらい)に出発するが、大阪のベッドタウンであろう宝塚の辺りまでは仕事帰りのサラリーマンと思えるスーツを着てリクライニングシートに座って疲れを癒しているような乗客がよく見られた。大阪を出発した時にはリクライニングシートに座れる通勤列車「ホームライナー」のような雰囲気ではあったが、福知山に着く頃にはすっかり夜行列車になっていた。
「だいせん」が廃止された翌年、大阪から隠岐の島へ旅に行くのに、大阪から山陰へ夜移動した時は夜行バスに乗った。
時代は長い間ブルートレインとして親しまれてきた国鉄やJRの夜行列車から快適で運賃が安い夜行バスへと流れている。ここ近年多くの夜行列車が廃止された事と、1998年の急行列車の自由席には急行券なしで乗れる周遊券の発売終了により、鉄道で旅をする楽しみが失われてしまったように思えるのは私だけだろうか。急行だいせんも含めて、かつて人気があり全国各地を走っていたブルートレインや、トワイライトエクスプレスやカシオペア号などツアー専用列車として生まれ変わった、札幌など北海道南部と関西または関東各地とをそれぞれ結んでいた豪華寝台列車を、週末や夏休みや年末年始など需要が見込める時だけでも関西と山陰、関西または関東と北海道など各地域を結ぶ列車として臨時に運行してはどうかと思う。その方が夜行列車による旅や旅情緒が溢れる雰囲気の良さを乗客を中心に一人でも多くの方にわかってもらうだけでも、JRや鉄道全体のイメージアップや良い宣伝などPRにもつながるのではないか。
私も初めての泊まりの一人旅の時に京都から大阪を経由して鳥取砂丘に移動した時も含めて急行「だいせん」には何回もお世話になっている。大阪から山陰方面をエリアとし、しかも急行「だいせん」にも(自由席であれば)そのまま急行券を買わず(追加料金を払わず)に乗れるミニ周遊券を買えた時には、それを利用すれば往復で一万円もかけないで大阪と山陰地方(鳥取、島根方面)を往復できた。しかも急行列車「だいせん」で車中泊をすれば、宿泊費も交通費の中に含まれるのでその分金銭的にも時間的にもかなり得であった。各駅停車と快速列車を乗り継いで移動する青春18きっぷを使った旅でも、よく関西(京都、大阪)と山陰との間を往復する時に、使う切符を青春18きっぷからミニ周遊券に切り替えたものだ。山陰地方のみならず米子から伯備線も利用して山陽の広島や山口方面へ旅する時にも乗った事がある。
初めての泊まりの一人旅の時も含めて、私が10代後半から20代前半にかけての列車を使った旅で、大阪から山陰、四国、九州方面に急行や快速の夜行列車に乗る前には、よく大阪市内でお好み焼きをお腹に入れたものだ。夜行列車と言っても乗ったのは寝台ではなく、新幹線など昼間走っている特急列車内でよく見られるソファーのようなリクライニングシートが設置されている車両であった。
山陰方面に向かう急行「だいせん」もそれらの夜行列車のうちの一つであった。大阪駅のホームで白い線が上部に入ったオレンジ色のディーゼル機関車(DD51)とブルートレインと言われている青い客車(14系)が連結されるのを見るだけでも一日の旅の疲れが一気に吹っ飛んだかのように、再び旅に出発する前ならではのワクワクした気持ちになった。大阪駅を真夜中近く(23時半くらい)に出発するが、大阪のベッドタウンであろう宝塚の辺りまでは仕事帰りのサラリーマンと思えるスーツを着てリクライニングシートに座って疲れを癒しているような乗客がよく見られた。大阪を出発した時にはリクライニングシートに座れる通勤列車「ホームライナー」のような雰囲気ではあったが、福知山に着く頃にはすっかり夜行列車になっていた。
「だいせん」が廃止された翌年、大阪から隠岐の島へ旅に行くのに、大阪から山陰へ夜移動した時は夜行バスに乗った。
時代は長い間ブルートレインとして親しまれてきた国鉄やJRの夜行列車から快適で運賃が安い夜行バスへと流れている。ここ近年多くの夜行列車が廃止された事と、1998年の急行列車の自由席には急行券なしで乗れる周遊券の発売終了により、鉄道で旅をする楽しみが失われてしまったように思えるのは私だけだろうか。急行だいせんも含めて、かつて人気があり全国各地を走っていたブルートレインや、トワイライトエクスプレスやカシオペア号などツアー専用列車として生まれ変わった、札幌など北海道南部と関西または関東各地とをそれぞれ結んでいた豪華寝台列車を、週末や夏休みや年末年始など需要が見込める時だけでも関西と山陰、関西または関東と北海道など各地域を結ぶ列車として臨時に運行してはどうかと思う。その方が夜行列車による旅や旅情緒が溢れる雰囲気の良さを乗客を中心に一人でも多くの方にわかってもらうだけでも、JRや鉄道全体のイメージアップや良い宣伝などPRにもつながるのではないか。
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
新しい家族は保護犬きーちゃん
ゆきむらさり
エッセイ・ノンフィクション
〔あらすじ〕📝初めて🐶保護犬ちゃんを迎え入れる我が家。
過去の哀しい実情のせいで人間不信で怯える保護犬きーちゃん。
初日から試行錯誤の日々と保護犬きーちゃんがもたらす至福の日々。
◇
🔶保護犬ちゃん達の過去・現在の実情の記述もあります🐾
🔶日々の些細な出来事を綴っています。現在進行形のお話となります🐾
🔶🐶挿絵画像入りです。
🔶拙いエッセイにもかかわらず、HOTランキングに入れて頂き(2025.7.1、最高位31位)ありがとうございます🙇♀️
島猫たちのエピソード2025
BIRD
エッセイ・ノンフィクション
「Cat nursery Larimar 」は、ひとりでは生きられない仔猫を預かり、保護者&お世話ボランティア達が協力して育てて里親の元へ送り出す「仔猫の保育所」です。
石垣島は野良猫がとても多い島。
2021年2月22日に設立した保護団体【Cat nursery Larimar(通称ラリマー)】は、自宅では出来ない保護活動を、施設にスペースを借りて頑張るボランティアの集まりです。
「保護して下さい」と言うだけなら、誰にでも出来ます。
でもそれは丸投げで、猫のために何かした内には入りません。
もっと踏み込んで、その猫の医療費やゴハン代などを負担出来る人、譲渡会を手伝える人からの依頼のみ受け付けています。
本作は、ラリマーの保護活動や、石垣島の猫ボランティアについて書いた作品です。
スコア収益は、保護猫たちのゴハンやオヤツの購入に使っています。
むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム
ピコサイクス
青春
顔は普通、性格も地味。
けれど実は金持ちな高校一年生――俺、朝倉健斗。
学校では埋もれキャラのはずなのに、なぜか周りは巨乳美女ばかり!?
大学生の家庭教師、年上メイド、同級生ギャルに清楚系美少女……。
真面目な御曹司を演じつつ、内心はむっつりスケベ。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる