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フェネとの約束(2024年12月5日のXmas、執事個人編)
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Xmasが近付く頃。
あたしはフェネと、お勧めのカフェに出掛ける為
お洒落に着替えて
メイクも唇にチェリーピンクのルージュを塗って
睫毛にマスカラして目元に黒いリキッドラインを書く。
あたしの方は何時でも準備万端だが
まだ出掛けるには時間がある。
たまには、あたしからフェネを迎えに行こう。
あたしは廊下に出ると
フェネ「うーん…」
ん?この声は…
耳を澄まして聞いてみると
フェネの声が書庫から聞こえたから直ぐドアをノックして。
コンコン
主サトミ「フェネ入るよ」
フェネ「主様、カフェに出掛けるには時間が、あるので子供達に寄贈する本を探して選んでるのですが…」
主サトミ「子供達に寄贈する本?」
フェネ「はい」
主サトミ「あたしも手伝うよ」
フェネ「えっ?でも…」
主サトミ「あたしにも手伝わせて」
フェネ「では御言葉に甘えまして御願い致します」
主サトミ「うん」
あたしはカフェに出掛ける時間までフェネと子供達に寄贈する絵本を探して選んだ。
フェネ「あっ、この絵本は…」
主サトミ「フェネ、良い絵本見付かった?」
フェネ「いえ、何故か、この絵本が読みたくなりまして」
主サトミ「えっ?それ、どんな絵本?」
フェネ「この絵本は王子様と、お姫様が最後に結ばれる話なんですが」
主サトミ「もしよかった、その絵本読み聞かせて」
フェネ「はい、今から読んで聞かせて差し上げますね」
フェネと…あたしは並んで隣に座った…
フェネが絵本の読み聞かせの最中…
段々…距離が近付いてる事に気付く…
ピトッ…
主サトミ《…近い…》
フェネは絵本の読み聞かせに夢中で…あたしと身体が…くっついてる事に気付いてない…
ムギュ…
更に…もっと距離が近付いてあたしとフェネの身体が…さっきより…もっと…くっついてる…あたしの心臓は高鳴った…
フェネ「あっ…主様この物語のラストシーンは王子様と…お姫様が結ばれてキスシーンが…あるみたいです…」
主サトミ「えっ?キス?」
フェネ「ですので…この絵本はどうやら大人向け子供達に寄贈するのは止めて別の子供らしい絵本を探した方が良いですね…」
主サトミ「うん…そうだね…」
フェネ「あっ…主様…いつの間にか身体が…くっついてたようです…申し訳ございません…直ぐ離れますから…」
主サトミ「気にしなくていよ…」
フェネ「そうですか…?」
あたしとフェネは恥ずかしくなって前を向いた…
フェネ「あの…」
主サトミ「えっ…?」
フェネの視線に…あたしも…そっちに視線を移した瞬間…
あたしとフェネは…お互い目が合い…顔も大分近い
もう少しで…あたしとフェネの唇が触れそうな程…近距離で顔が近すぎる…
フェネ「ハッ…!主様申し訳ございません…!俺との顔が近すぎてしまって嫌じゃなかったですか…?直ぐ離れますから…」
主サトミ「あたしは気にしてないよ…」
フェネが素早く立ち上がった瞬間…ふらついて…
フェネ「うわぁっ…!主様…逃げて下さい…!」
主サトミ「えっ…?フェネ…?」
フェネの大きい身体が…ふらついて…あたしの方に倒れて来たから受け止めようと思ったが…
そのまま倒れてしまって…
フェネが…あたしの身体に覆い被さる様に…なり…
フェネの顔が…あたしの首筋に…
フェネの手が…あたしの胸に…
そして挙げ句の果てには…
フェネの…固くなった…あそこが…
脚を開いた…あたしの下着のパンツ越しに…
フェネの固くなった…あそこと…
あたしのパンツ越しの…あそこに触れ合った…
主サトミ「…………」
フェネ「あっ…主様…申し訳ございません…!直ぐ退きますから…!」
主サトミ「…わざとじゃないんでしょ…?」
フェネ「はい…それは勿論です…完全にハプニングです…」
主サトミ「じゃぁ…良いよ…許してあげる…」
フェネ「主様ありがとうございます…」
フェネは一生懸命頭を下げて謝った…
そんなに一生懸命…頭を下げて謝って…
フェネは本当に真面目だな…
まさか…フェネの固くなった…あそこが動いて…あたしの…あそこも感じてたなんて絶対言えないけど…
主サトミ「もう…良いよ…フェネ一生懸命な気持ちは伝わったから…」
フェネ「本当に申し訳ございません…」
フェネ《幾らハプニングとは言え本来なら執事として絶対しちゃいけない事したのに…それでも主様は俺の事…許してくれた…》
主サトミ「フェネどうしたの?」
フェネ「いえ…何でも…ありません…」
主サトミ「ねぇ…フェネ…」
フェネ「はい…何でしょう…?」
主サトミ「その絵本あたしに貸してくれない?」
フェネ「この"王子様と、お姫様"て絵本ですか?」
主サトミ「うん、続き気になっちゃって…」
フェネ「はい、勿論、宜しいですよ」
主サトミ「ありがとう」
フェネ「主様…お願いがあります…」
主サトミ「何…?」
フェネ「その王子様を俺と思って読んで欲しいのです…」
主サトミ「何で…?」
フェネ「少しでも恋する王子様の心情を主様にも分かって欲しいのです」
主サトミ「…………」
あまりの恥ずかしさに…
それ以上…言葉が出てこず…
これからカフェに行くのに…
あんなアクシデントも…あった後で…
一体どうやってフェネの顔を見れば良いのよ…!?
あたしは頭を抱えながら…
勿論…それをフェネには絶対悟られない様に照れまくったが…
恐らくフェネは…あたしの心情に気付いてるだろう…
フェネ《主様の胸…柔らかかったな…後…主様の大事な所と俺の大事な所がハプニングで全くの偶然触れた時…俺が動いた時…主様の大事な所がピクッとヒクヒク動いてた気がして俺の大事な所も…また甘く痛んで固くなってキュンキュンした…》
─フェネとの約束・END─
あたしはフェネと、お勧めのカフェに出掛ける為
お洒落に着替えて
メイクも唇にチェリーピンクのルージュを塗って
睫毛にマスカラして目元に黒いリキッドラインを書く。
あたしの方は何時でも準備万端だが
まだ出掛けるには時間がある。
たまには、あたしからフェネを迎えに行こう。
あたしは廊下に出ると
フェネ「うーん…」
ん?この声は…
耳を澄まして聞いてみると
フェネの声が書庫から聞こえたから直ぐドアをノックして。
コンコン
主サトミ「フェネ入るよ」
フェネ「主様、カフェに出掛けるには時間が、あるので子供達に寄贈する本を探して選んでるのですが…」
主サトミ「子供達に寄贈する本?」
フェネ「はい」
主サトミ「あたしも手伝うよ」
フェネ「えっ?でも…」
主サトミ「あたしにも手伝わせて」
フェネ「では御言葉に甘えまして御願い致します」
主サトミ「うん」
あたしはカフェに出掛ける時間までフェネと子供達に寄贈する絵本を探して選んだ。
フェネ「あっ、この絵本は…」
主サトミ「フェネ、良い絵本見付かった?」
フェネ「いえ、何故か、この絵本が読みたくなりまして」
主サトミ「えっ?それ、どんな絵本?」
フェネ「この絵本は王子様と、お姫様が最後に結ばれる話なんですが」
主サトミ「もしよかった、その絵本読み聞かせて」
フェネ「はい、今から読んで聞かせて差し上げますね」
フェネと…あたしは並んで隣に座った…
フェネが絵本の読み聞かせの最中…
段々…距離が近付いてる事に気付く…
ピトッ…
主サトミ《…近い…》
フェネは絵本の読み聞かせに夢中で…あたしと身体が…くっついてる事に気付いてない…
ムギュ…
更に…もっと距離が近付いてあたしとフェネの身体が…さっきより…もっと…くっついてる…あたしの心臓は高鳴った…
フェネ「あっ…主様この物語のラストシーンは王子様と…お姫様が結ばれてキスシーンが…あるみたいです…」
主サトミ「えっ?キス?」
フェネ「ですので…この絵本はどうやら大人向け子供達に寄贈するのは止めて別の子供らしい絵本を探した方が良いですね…」
主サトミ「うん…そうだね…」
フェネ「あっ…主様…いつの間にか身体が…くっついてたようです…申し訳ございません…直ぐ離れますから…」
主サトミ「気にしなくていよ…」
フェネ「そうですか…?」
あたしとフェネは恥ずかしくなって前を向いた…
フェネ「あの…」
主サトミ「えっ…?」
フェネの視線に…あたしも…そっちに視線を移した瞬間…
あたしとフェネは…お互い目が合い…顔も大分近い
もう少しで…あたしとフェネの唇が触れそうな程…近距離で顔が近すぎる…
フェネ「ハッ…!主様申し訳ございません…!俺との顔が近すぎてしまって嫌じゃなかったですか…?直ぐ離れますから…」
主サトミ「あたしは気にしてないよ…」
フェネが素早く立ち上がった瞬間…ふらついて…
フェネ「うわぁっ…!主様…逃げて下さい…!」
主サトミ「えっ…?フェネ…?」
フェネの大きい身体が…ふらついて…あたしの方に倒れて来たから受け止めようと思ったが…
そのまま倒れてしまって…
フェネが…あたしの身体に覆い被さる様に…なり…
フェネの顔が…あたしの首筋に…
フェネの手が…あたしの胸に…
そして挙げ句の果てには…
フェネの…固くなった…あそこが…
脚を開いた…あたしの下着のパンツ越しに…
フェネの固くなった…あそこと…
あたしのパンツ越しの…あそこに触れ合った…
主サトミ「…………」
フェネ「あっ…主様…申し訳ございません…!直ぐ退きますから…!」
主サトミ「…わざとじゃないんでしょ…?」
フェネ「はい…それは勿論です…完全にハプニングです…」
主サトミ「じゃぁ…良いよ…許してあげる…」
フェネ「主様ありがとうございます…」
フェネは一生懸命頭を下げて謝った…
そんなに一生懸命…頭を下げて謝って…
フェネは本当に真面目だな…
まさか…フェネの固くなった…あそこが動いて…あたしの…あそこも感じてたなんて絶対言えないけど…
主サトミ「もう…良いよ…フェネ一生懸命な気持ちは伝わったから…」
フェネ「本当に申し訳ございません…」
フェネ《幾らハプニングとは言え本来なら執事として絶対しちゃいけない事したのに…それでも主様は俺の事…許してくれた…》
主サトミ「フェネどうしたの?」
フェネ「いえ…何でも…ありません…」
主サトミ「ねぇ…フェネ…」
フェネ「はい…何でしょう…?」
主サトミ「その絵本あたしに貸してくれない?」
フェネ「この"王子様と、お姫様"て絵本ですか?」
主サトミ「うん、続き気になっちゃって…」
フェネ「はい、勿論、宜しいですよ」
主サトミ「ありがとう」
フェネ「主様…お願いがあります…」
主サトミ「何…?」
フェネ「その王子様を俺と思って読んで欲しいのです…」
主サトミ「何で…?」
フェネ「少しでも恋する王子様の心情を主様にも分かって欲しいのです」
主サトミ「…………」
あまりの恥ずかしさに…
それ以上…言葉が出てこず…
これからカフェに行くのに…
あんなアクシデントも…あった後で…
一体どうやってフェネの顔を見れば良いのよ…!?
あたしは頭を抱えながら…
勿論…それをフェネには絶対悟られない様に照れまくったが…
恐らくフェネは…あたしの心情に気付いてるだろう…
フェネ《主様の胸…柔らかかったな…後…主様の大事な所と俺の大事な所がハプニングで全くの偶然触れた時…俺が動いた時…主様の大事な所がピクッとヒクヒク動いてた気がして俺の大事な所も…また甘く痛んで固くなってキュンキュンした…》
─フェネとの約束・END─
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