熱い日

狭山雪菜

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約束

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身体を動かすと温かい固い枕にあたり寒かった肌を寄せた
ぎゅっと抱きつくと固い枕が動き腰に重いものが乗った
枕が動いていると、ゆっくり意識を覚醒させると目の前に肌色の裸が視界いっぱいに広がった
顔を上げると兄が私を見ていて、視線が絡まると自然と頬が緩み兄の顔が近づき触れるだけのキスをした

「…私…寝ちゃった?」
「…ああ、でもそんなに経ってないよ」
顔中にキスをしながら話、抱きしめる力が強くなると兄の胸に頬をつけた

しばらく無言でくっついていた

「…しちゃったね」


「ああ」

それだけ言うと兄は背中を撫でて摩る

「…大事にする」
「うん」
幸せを噛み締めるように返し瞼を閉じた








****************



母は週3回パートに出ていて、父は日曜日以外は仕事で日中居ない

出来たてのカップルには近くにいるのに触れない日々が苦いモノになっていた
朝の歯磨きの僅かな時間にキスを繰り返し、母の料理中に指を絡めたり、脚を絡めてお互いTVを見る
勉強するという兄がリビングからいなくなり、母にあなたも宿題やりなさいと言われてから2階へ上がると、私の部屋の前で待っている兄を部屋に入れ貪るようにキスをする
長居は出来ない兄は名残惜しく離れ最後に触れるだけのキスをして部屋から出る
ドアから顔を出し兄を見送ると、自分の部屋の前で振り返り手を上げる兄に手を振り返した



そんな日々が続き、母のパートの日になった

昼食を準備して出かけた母を見送ると、いつの間にか背後にいたのか兄に抱きしめられた
お互い夢中で濃厚なキスをして、短パンの上から押さえ揉まれる
走るようにバタバタっと兄の部屋に押し込められお互いの服を脱がす
母が居た時ーー朝起きてから期待していた身体はもう兄を受け入れられる程に濡れていて
兄の昂りもお腹につきそうな程に勃ちあがっていた

もつれるようにベッドへ移動し、足をベッドへ上げた
潤む目で兄を見ると、絡める舌を一度離し
机の上にある箱を取り出し袋を破く
既に固い昂りに被せるゴムに、避妊してると気がつく
足を触りながらギシッとベッドに乗りあてがわれる
ジェルの付いたゴムがゆっくりと沈みこの間とは違う感覚が疼く
無意識に腰を動かすと沈み込む昂りが、ズンっズンっと入っていく
身体の力を抜くように胸を揉まれては、奥へと進む
蜜壺いっぱいに広がり、隙間なく埋まる昂りは最奥に届いた

繋がった腰の下生えが絡み、手のひらが重なり指が絡む
ガツガツと動き出した腰に
「あっ…あっん…ぁ」
突かれる度に薄く開いた口から喘ぎ声が甘い
「っ美樹っ美樹」
「ぁっお兄ちゃ、…お兄ちゃ…ん」
お互いの名を呼び合い昂る気持ち
うっと唸る声が聞こえて兄が達した事に気がついた
それなのにいつもと変わらない熱だけが残り物足りなさを感じてしまい、キュンと締め付けてしまう
「…うっ…搾り取られて…るから…」
と抱きしめる力が強くなる
その力に敏感になっていた美樹はイッてしまう

ズルッと抜けた昂りのゴムを取り口を縛ると、たっぷりと入った証をゴミ箱へ投げる
箱からまた新しいゴムを取ると半分しか勃ち上がっていない昂りに装着し、蜜壺へ埋める
奥まで入ると覆い被さり、口内を埋めるお互いの舌に夢中になって応える
徐々に膨らんだ蜜壺の中が兄のモノでいっぱいになり、口を貪りながら揺らす腰

またお互いを求め夢中になり行為にふけた




久しぶりの逢瀬を堪能した2人は、ベッドボードに背を預けた兄の腕の中に入り背後から抱きしめられた
お互いの足を絡め、スマホで一緒に出かける先を探す
「…海行く?」
「海行きたいっ」
肩に顎を乗せ耳元で話す度に息がかかり、くすぐったい
肩をすくめる私をニヤニヤしながら、どうしたの?、と聞く声にまたくすぐったくて、もぅ!と怒るが、ごめんごめん、と謝り濃厚なキスでお詫びされる

そのままスマホをベッドの上に落とし夢中になってキスを始めた2人はまた濃厚な時間が始まったのだった





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