巨乳令嬢は男装して騎士団に入隊するけど、何故か騎士団長に目をつけられた

狭山雪菜

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再会

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食堂で後片付けをしていた
新人なので先輩調理師の人と
そうしたら聞こえた、ずっと会いたかった人の声

後悔をした、気持ちを伝えてから離れればよかったと


「………っハルキ!」


未練たらたらで騎士団の食堂に勤めるなんて…本当馬鹿だと思う
もしかしたら…と思っていた
少しでも会えたら良いのにって…でも会えなくて
噂ばかり、全部全部噂

誰かの令嬢と出かけている
とか
マルキ・サハラを離さない
とか
兄を離さないって何…って思ったけど





私に駆け寄り、持ち上げぐるぐると回される

「きゃっ…ちょっ…団長っ」
「ルーク、だろう」
低い声が首元に息をかける
無意識に首に腕を回すと、目を細めたルークが


「じいさん、この子は今日限りで辞める」
私を見つめたまま、じいさんと呼ばれた調理長が呆れた顔をした
「この子は最近軽食を任せられるようになったんじゃよ!」
「新しいヤツを手配するよ」

「っ!これっ!団長っ!」

抗議をする調理長を無視して歩き出すルークの肩越しから、すいませんとお辞儀をするハルキの顔は幸せに溢れていた





****************



二度と会えないと思っていたルークが目の前に
もう二度と入れないと思っていた部屋に戻ってこれた

抱きついたまま団長の私室に入り、扉が閉まったと同時に噛み付くキスをされる

「んふっんっ」

ちゅうちゅうとお互い唇を貪る
腰を撫でられ、首に巻いた腕に力を寄せて身体を密着させた

「…はぁ…ルークっ」
口づけの合間に名前を呼ぶと首に顔を埋め舌を這わすルーク

「…ルークっ、汚いっ」
「汚くないよ」
「っでもっ今日汗かいたしっ」
「…なら、一緒に…もう離れたくない」


私室にあるお風呂へと向かうルーク
脱衣所に降ろされた私の、下から掬う様に口づけを重ね、支給された制服のボタンを握り引くとボタンが弾ける
服をビリビリに破り投げ捨て、下着を外した

「んっ」
乱暴に自分の服を脱ぐルークの肩に引っ掛かる服を外すのを手伝い、ピタリとくっつく
腰を引き寄せられお互い素肌を重ね、肌の温かさを確認した

シャワーに行くと、コックを捻り
頭上から水が注がれる
腕を伸ばしルークの肩に手を置く、ボディーソープを手にしたルークがハルキの身体に塗り手で擦る
ヌルヌルとする石鹸を泡立てながら、妖しく動く手に身を委ねた

お風呂の縁に座らされ、私の目の前で膝をつき、腰を撫でるルークの手が徐々に太ももへと移る
ふくらはぎ、足首、足の裏と揉んで洗い、私の足から離れず辿る指が内腿に移動した
揉む様に触る内腿に、むず痒く腰が揺れる
絶対に分かっているのに、足の付け根に触れないルークに抗議をする

「ねっ、触ってっ…ねぇ」
懇願すると、何の前触れもなくヌプッと指が入った

「っっ!!!」
前屈みになりルークの肩に頭を乗せた

「イッたのか」
掠れた声が耳元で囁く
「…うん」
と目を開けるとルークの昂りがはち切れそうなほど大きくなっているのに気が付き、足でルークの太ももに触れるとピクリと動く彼
足の指で彼の太ももを撫でると、目つきが鋭くなった


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