10 / 35
終わりが近づく
しおりを挟む
何度交わり何度果てたのか数えるのもやめてから、多分数日は経ったのだろう
僅かな睡眠を摂り、お互い起きたら相手をイタズラに起こし求めては燃え上がりまた体力尽きるまで愛し合う
食事の仕度を最低限に早めマリアは初夜の次の日のお風呂の時しか部屋から出なかったーーいや、出られない
ホークが全て彼女の世話をするため、清め、食事を与えてる
自分の差し出す手で、甘い声で鳴き、口を開け口の中へ消える食材でお腹を満たすマリアを見てはムラムラと沸き上がる欲情を彼女にぶつけてしまう
彼女は決して拒絶をしないのをいい事に、どこもかしこも触れ舐め、あられもない体位で脚を開きホークを受け止める
「ぁんっ…はっ…ぁ」
途切れ途切れに喘ぐ声は掠れ、お尻を持ち上げられ固定され背後から獣のように突きつける肉棒にシーツを握る力も入らない
ただ力なく顔の横にあるシーツに頬をつけるだけ
それなのに背後からくる重い衝撃は、頭を痺れさせ気持ちいい、気持ちいいとしか考えることしか出来なくなっていた
「っく…マリアっマリアっ」
一気に突き焦がれるように私の名前を呼ぶホーク様にきゅんっとして蜜壺をぎゅうぎゅうに締め付けてしまう
締め付けたことを咎めるようにガッガッと腰を激しく打ちつけ、蜜壺の中をぐちゃぐちゃにかき乱す
肉棒のカサが引っ掛かり、少しでも反応を示す箇所があったら確かめるように責める
覆い被さるように身体を倒したホークはマリアの横に肘をつき腰だけ動かし、籠る熱を解消しようとラストスパートをかける
目の前にある美味しそうな頸に舌を這わせ甘噛みする
銀色の髪が乱れ、細い腰もくねくねと動くマリアにパンパンッと肌がぶつかる音がホークの快感を引き出す
彼女を全身使って押しつぶすように抱きしめ腰をくっつけらると弾けた肉棒が小さくなっていく
熱い証を注がれたマリアは目の前にあるホークの腕を掴み、やってきた快感に身を任せ小刻みに震えた
ソファーでホークの胸板に頬をつけ膝の上にいるマリアはバスローブ姿で座っていた
全身が重く怠い身体はもう指一本動かすのが大変だが、何故かホーク様に触っていたいと、思うと力が出る
上半身裸のホークは腰にタオルを巻いただけでひと言も発せずただお互いを抱きしめているだけだ
「…明後日から仕事が始まる」
苦しそうに言うホークに、この甘い日々が終わるのかと寂しくなり目から涙が出てくるのを知られたくなくて胸板に顔を埋めるが、濡れた胸に気がついたホークは
「…泣くな…すぐ帰ってくる」
嬉しそうに、私の顎を掴み上へ向け、溢れた涙を舐めとる
「…絶対…ですよ…早く帰ってきてくださいね…他の……他の女の人がいても…触れちゃダメですからね…視るのも」
溢れる涙が止まらず、難しい事を言っていると思っていても懇願する
「…ああ」
と目を細め笑うホークは抱きしめる力を強くし、宥めるようにマリアに口づけをする
お互い溺れるように舌を絡めれば、また始まる濃厚な時間にマリアは離さないでと告げると離さないと囁くホークの愛撫が激しくなっていく
食事の準備をしていた、ハンナはノックしようとしてやめた
しばらくしたら持ってきましょうと思い
僅かな睡眠を摂り、お互い起きたら相手をイタズラに起こし求めては燃え上がりまた体力尽きるまで愛し合う
食事の仕度を最低限に早めマリアは初夜の次の日のお風呂の時しか部屋から出なかったーーいや、出られない
ホークが全て彼女の世話をするため、清め、食事を与えてる
自分の差し出す手で、甘い声で鳴き、口を開け口の中へ消える食材でお腹を満たすマリアを見てはムラムラと沸き上がる欲情を彼女にぶつけてしまう
彼女は決して拒絶をしないのをいい事に、どこもかしこも触れ舐め、あられもない体位で脚を開きホークを受け止める
「ぁんっ…はっ…ぁ」
途切れ途切れに喘ぐ声は掠れ、お尻を持ち上げられ固定され背後から獣のように突きつける肉棒にシーツを握る力も入らない
ただ力なく顔の横にあるシーツに頬をつけるだけ
それなのに背後からくる重い衝撃は、頭を痺れさせ気持ちいい、気持ちいいとしか考えることしか出来なくなっていた
「っく…マリアっマリアっ」
一気に突き焦がれるように私の名前を呼ぶホーク様にきゅんっとして蜜壺をぎゅうぎゅうに締め付けてしまう
締め付けたことを咎めるようにガッガッと腰を激しく打ちつけ、蜜壺の中をぐちゃぐちゃにかき乱す
肉棒のカサが引っ掛かり、少しでも反応を示す箇所があったら確かめるように責める
覆い被さるように身体を倒したホークはマリアの横に肘をつき腰だけ動かし、籠る熱を解消しようとラストスパートをかける
目の前にある美味しそうな頸に舌を這わせ甘噛みする
銀色の髪が乱れ、細い腰もくねくねと動くマリアにパンパンッと肌がぶつかる音がホークの快感を引き出す
彼女を全身使って押しつぶすように抱きしめ腰をくっつけらると弾けた肉棒が小さくなっていく
熱い証を注がれたマリアは目の前にあるホークの腕を掴み、やってきた快感に身を任せ小刻みに震えた
ソファーでホークの胸板に頬をつけ膝の上にいるマリアはバスローブ姿で座っていた
全身が重く怠い身体はもう指一本動かすのが大変だが、何故かホーク様に触っていたいと、思うと力が出る
上半身裸のホークは腰にタオルを巻いただけでひと言も発せずただお互いを抱きしめているだけだ
「…明後日から仕事が始まる」
苦しそうに言うホークに、この甘い日々が終わるのかと寂しくなり目から涙が出てくるのを知られたくなくて胸板に顔を埋めるが、濡れた胸に気がついたホークは
「…泣くな…すぐ帰ってくる」
嬉しそうに、私の顎を掴み上へ向け、溢れた涙を舐めとる
「…絶対…ですよ…早く帰ってきてくださいね…他の……他の女の人がいても…触れちゃダメですからね…視るのも」
溢れる涙が止まらず、難しい事を言っていると思っていても懇願する
「…ああ」
と目を細め笑うホークは抱きしめる力を強くし、宥めるようにマリアに口づけをする
お互い溺れるように舌を絡めれば、また始まる濃厚な時間にマリアは離さないでと告げると離さないと囁くホークの愛撫が激しくなっていく
食事の準備をしていた、ハンナはノックしようとしてやめた
しばらくしたら持ってきましょうと思い
26
あなたにおすすめの小説
勘違いで嫁ぎましたが、相手が理想の筋肉でした!
エス
恋愛
「男性の魅力は筋肉ですわっ!!」
華奢な男がもてはやされるこの国で、そう豪語する侯爵令嬢テレーゼ。
縁談はことごとく破談し、兄アルベルトも王太子ユリウスも頭を抱えていた。
そんな折、騎士団長ヴォルフがユリウスの元に「若い女性を紹介してほしい」と相談に現れる。
よく見ればこの男──家柄よし、部下からの信頼厚し、そして何より、圧巻の筋肉!!
「この男しかいない!」とユリウスは即断し、テレーゼとの結婚話を進める。
ところがテレーゼが嫁いだ先で、当のヴォルフは、
「俺は……メイドを紹介してほしかったんだが!?」
と何やら焦っていて。
……まあ細かいことはいいでしょう。
なにせ、その腕、その太もも、その背中。
最高の筋肉ですもの! この結婚、全力で続行させていただきますわ!!
女性不慣れな不器用騎士団長 × 筋肉フェチ令嬢。
誤解から始まる、すれ違いだらけの新婚生活、いざスタート!
※他サイトに投稿したものを、改稿しています。
この結婚に、恋だの愛など要りません!! ~必要なのはアナタの子種だけです。
若松だんご
恋愛
「お前に期待するのは、その背後にある実家からの支援だけだ。それ以上のことを望む気はないし、余に愛されようと思うな」
新婚初夜。政略結婚の相手である、国王リオネルからそう言われたマリアローザ。
持参金目当ての結婚!? そんなの百も承知だ。だから。
「承知しております。ただし、陛下の子種。これだけは、わたくしの腹にお納めくださいませ。子を成すこと。それが、支援の条件でございますゆえ」
金がほしけりゃ子種を出してよ。そもそも愛だの恋だのほしいと思っていないわよ。
出すもの出して、とっとと子どもを授けてくださいな。
【完結】体目的でもいいですか?
ユユ
恋愛
王太子殿下の婚約者候補だったルーナは
冤罪をかけられて断罪された。
顔に火傷を負った狂乱の戦士に
嫁がされることになった。
ルーナは内向的な令嬢だった。
冤罪という声も届かず罪人のように嫁ぎ先へ。
だが、護送中に巨大な熊に襲われ 馬車が暴走。
ルーナは瀕死の重症を負った。
というか一度死んだ。
神の悪戯か、日本で死んだ私がルーナとなって蘇った。
* 作り話です
* 完結保証付きです
* R18
いなくなった伯爵令嬢の代わりとして育てられました。本物が見つかって今度は彼女の婚約者だった辺境伯様に嫁ぎます。
りつ
恋愛
~身代わり令嬢は強面辺境伯に溺愛される~
行方不明になった伯爵家の娘によく似ていると孤児院から引き取られたマリア。孤独を抱えながら必死に伯爵夫妻の望む子どもを演じる。数年後、ようやく伯爵家での暮らしにも慣れてきた矢先、夫妻の本当の娘であるヒルデが見つかる。自分とは違う天真爛漫な性格をしたヒルデはあっという間に伯爵家に馴染み、マリアの婚約者もヒルデに惹かれてしまう……。
抱かれたい騎士No.1と抱かれたく無い騎士No.1に溺愛されてます。どうすればいいでしょうか!?
ゆきりん(安室 雪)
恋愛
ヴァンクリーフ騎士団には見目麗しい抱かれたい男No.1と、絶対零度の鋭い視線を持つ抱かれたく無い男No.1いる。
そんな騎士団の寮の厨房で働くジュリアは何故かその2人のお世話係に任命されてしまう。どうして!?
貧乏男爵令嬢ですが、家の借金返済の為に、頑張って働きますっ!
魔性の大公の甘く淫らな執愛の檻に囚われて
アマイ
恋愛
優れた癒しの力を持つ家系に生まれながら、伯爵家当主であるクロエにはその力が発現しなかった。しかし血筋を絶やしたくない皇帝の意向により、クロエは早急に後継を作らねばならなくなった。相手を求め渋々参加した夜会で、クロエは謎めいた美貌の男・ルアと出会う。
二人は契約を交わし、割り切った体の関係を結ぶのだが――
【完結】恋多き悪女(と勘違いされている私)は、強面騎士団長に恋愛指南を懇願される
かほなみり
恋愛
「婚約したんだ」ある日、ずっと好きだった幼馴染が幸せそうに言うのを聞いたアレックス。相手は、背が高くてきつい顔立ちのアレックスとは正反対の、小さくてお人形のようなご令嬢だった。失恋して落ち込む彼女に、実家へ帰省していた「恋多き悪女」として社交界に名を馳せた叔母から、王都での社交に参加して新たな恋を探せばいいと提案される。「あなたが、男を唆す恋多き悪女か」なぜか叔母と間違われたアレックスは、偶然出会った大きな男に恋愛指南を乞われ、指導することに。「待って、私は恋愛初心者よ!?」恋を探しに来たはずなのに、なぜか年上の騎士団長へ恋愛指南をする羽目になった高身長のヒロイン、アレックスと、結婚をせかされつつも、女性とうまくいかないことを気にしている強面騎士団長、エイデンの、すれ違い恋愛物語。
獅子の最愛〜獣人団長の執着〜
水無月瑠璃
恋愛
獅子の獣人ライアンは領地の森で魔物に襲われそうになっている女を助ける。助けた女は気を失ってしまい、邸へと連れて帰ることに。
目を覚ました彼女…リリは人化した獣人の男を前にすると様子がおかしくなるも顔が獅子のライアンは平気なようで抱きついて来る。
女嫌いなライアンだが何故かリリには抱きつかれても平気。
素性を明かさないリリを保護することにしたライアン。
謎の多いリリと初めての感情に戸惑うライアン、2人の行く末は…
ヒーローはずっとライオンの姿で人化はしません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる