公爵夫人は誤解される

狭山雪菜

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番外編  旦那様は夫人と親密になりたい 投稿6ヶ月記念小説 公爵夫人は誤解される

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ユウ・ガードマンは、公爵家夫人で一児の母でもある。
出産後私と同じ茶色の髪に碧い瞳の愛息ヨルクの成長に使命感に燃えたユウは、ヨルクの触れるもの、口にするものを全て吟味した結果、ツルツルの肌に健康的な食事でスタイルが良くなり、ますます美人となっていた。
ユウの夫ーーハンク公爵家当主は、金髪の少し短い髪で瞳が碧く背も高い、歴代一優秀と言われ、領地を発展させている。そんな忙しいハンクだが、夜は必ず妻のユウと息子のヨルクがいる屋敷へと帰っている。
以前はちょっとしたすれ違いで、距離が開いていた夫婦だったが…それも解消された今、蜜月を過ごしていた。



ガードマン公爵家過去最高のセキュリティが施された、絵画と品が並ぶある大きな一室。2人の夫人が飾らせている芸術品を眺め話していた。
「まぁ、前回来た時より増えていないじゃないっ!どうなっているの?ユウちゃん」
「……お義母様かあさま、旦那様にコレクションの事がバレてから、この屋敷の使用人達の監視が強くなってしまって…」
そう、この部屋ハンク・ガードマン公爵当主の長男ヨルクの成長の過程を
「まさか…また、あの子ね…ヨルクちゃんの天使の記録を残させない気ねっっ!」
わなわなと体を震わせ手に持った扇子をギュッと握りしめ、眉間に皺を寄せるお義母様に、背後にいる執事のアルと使用人のミンが、初めて見るお義母様の怒りに恐怖で震えていた。

実はハンクと仲直りした頃、いつもの様にヨルクの愛らしい絵画を残すべく絵師を呼ぼうとしていたら、いつもの執事のアルではなくこの屋敷の筆頭執事のジェフがにっこりと微笑みながら部屋に入ってきた。
「奥様、実は絵師は遠い外国に行ってしまわれたので、別の者を手配しております、しばしお待ちくださいませ」
と、反論は許さないオーラで絵師が来ない理由を、私に無理矢理納得させた…かと思ったら、ジェフは部屋を出る前に振り返り、
「銅像を作る芸術家の方もいませんから」
と、私の考えを読んでいるのか、先手を打ったのだった。

お義母様と私は共にヨルクのファンとして、日々の出来事や絵師に描かせた絵画を見せ合っては、キャーキャーと盛り上がっていた。
それなのに突然絵師も呼べなくなってしまったのには、訳がある。


それはーー


「ユウはいつもヨルクばかりで私に見向きもしないじゃないか」
夜ハンクが帰って食事も終わり、2人きりの時間がやって来た時に、あまりにも代わりの絵師が決まらないため、旦那様に相談する事にしたのだが…彼はコロリとネタバラシをしたのだった。
「…絵師を呼べないのって…旦那様が…そう言ったからですか…?」
「そうだ、いつも絵師と2人きりなのに、私との時間は夜の時間僅かな時だけだからな」
そう言いながらハンクは、
「2人きりと言っても…ちゃんとアルもミンもいますしっ、旦那様っ…っとはっ……んっ、こうしてっ…っぁ」
「そうかっ!しかし、な」
突然下から突き上げられ、相談も何もかもどうでも良くなってくる。
「あっ、んっんっ、やっ、話せなッ…」
「ああ、そうだなっ、じゃあ先にこちらを」

食事が終わると、そのまま2人の寝室へと向かい、まるで新婚みたいに、何年も会っていない想い人との再会を喜ぶように、飽きる事なく求められる。数回達すると、お互い心の余裕が出来て、繋がったまま暫く他愛のない話をする事が最近の流れだ。そのまままた盛り上がって日付が変わる頃か、下手したら夜が明ける事もある。
ベッドのヘッドボードに背を預けて座るハンクの上を、私が彼の腰を跨ぎ、繋がったまま彼の首に腕を回していた。
激しすぎる情事に、疲れてしまって彼の肩に頭を付けて寄りかかってくっついていたのに、突然彼が動き出し、収まっていた快感が溢れ出す。
「ん、っぁんっ、んぅ」
「っ、くっ、…はっ」
彼の荒い息が私の頬に当たり、ゾクゾクッとするこの感覚。
ーーあ、ダメだ
そう思った時、難しい事を考えることを放棄した私は揺れる頭を動かし、彼の鎖骨にちゅぅちゅうと吸い付いた。
「っ、ユウッ…」
私のお尻を掴み下から突き上げる動きを早くしたハンクは、唸り声を上げる。額や頬、首に流れる汗を丹念に舐めて、彼の腕の中から落ちないように、腕の力を強くした。
ぱんぱんっと肌のぶつかる音、ギシッギシッとベッドが軋む音、2人の高い声と低い声の息遣いが寝室に響く。
「あっ、あ、あ、ん、あ、っん」
突き上げられる度に彼の首筋から顔が離れ、口から甘い声が漏れてしまい、甘い声に当てられたハンクを追い詰める。腰を強く掴まれ動く事を制御されて、彼の昂りが私の蜜壺の最奥へとガンガンと当たり、もう気持ち良くてぐちゃぐちゃになった思考が、イくことしか考えられなくなる。
「あっ、つ、っっ、あああああ」
ゴリッと蜜壺の最奥を抉られ、すぐに絶頂に達した。
「ぐっ、つ」
最奥に留まっている昂りをぎゅぅぅぅと締め付けてしまうと、ハンクも締め付けている蜜壺の内側に抵抗するように、さらに大きくなった昂りが膨らみ弾けた。それと同時に蜜壺の最奥に注がれるハンクの証が、蜜壺いっぱいに埋まっていく。
だらんと彼の首から腕を下ろすと、全身の力が抜けてハンクにもたれ掛かった。はぁはぁ、と胸を上下させている息の荒いハンクが、呼吸をするたび私の身体も動かされる。
「ンッ…はぁっ」
先に呼吸が戻ったハンクは、私の顔にかかる髪をどかし優しく頬を撫でたり、肩に触れるだけのキスを繰り返す。
まだ余韻が残りイッたばかりで少しの刺激にも、大げさに反応してしまう私をハンクは嬉しそうに目を細める。
「ユウ…絵師は卒業だ、毎日ヨルクだけじゃなく、私の事をもっと考えてほしい」
彼の肩に頭を乗せている私の左頬に、左手を添えて親指の腹でゆっくり撫でる。
「んっ…考えてます…ヨルクもですが…最近では…特に」
彼の左手首に自分の左手を添え、顔を上げてハンクと視線が絡む。
「そうか…どんな風に?」
ハンクのご機嫌な声は、私の口の中に親指の先を入れ口内をぐちゅぐちゅに唾液の音を立てながら掻き乱す。
「晴れていたら…っ今頃視察かな、とか…ッ…雨だったらっ…事務所でっ…ぁっ、待ってっ」
それと私の背を支えていた彼の右手が、お尻に回り繋がっているところをひと撫ですると、先程イッた時に注がれた証と私の蜜が絡まり、ぐちゅっと粘音が聞こえる。
「ああ、続けてくれ」
そんなのは到底無理だと知っているのに、お尻を掴み下から緩く突き上げられる。
「無理っで…っす…ぁつ、あ、んぁっ」
彼の左手首から手を離し肩に手を掛けて、またやってきた刺激と快感に酔いしれる。
ハンクは顔に添えた左手を私の背に回し右肩を掴むと、私を持ち上げぐるりと、体勢が入れ替わる。繋がったままベッドに仰向けになった私を見下ろし、口角を上げて妖しく微笑む。
ーーあっ、凛々しくてかっこいい
ぽぅっと頬を染め瞳を潤ませ自分を見上げるユウに、その眼と雰囲気がハンクを魅了し加減が出来なくなるっと、身勝手に彼女を攻める。
ぐっと奥歯を噛み唸り、ぷつんと何かが切れた音がしたハンクは、彼女の蜜壺なかにいる昂りがグンッと大きくなり、腰の動きを本格的に動かし始めた。
「あっあ、ぁ、っ、んっ何っ、でっ」
「ユウが悪いっ、私を離さないッ…つ、っ」
急に早くなる腰の動きと同時に、突然痺れような強い快感が身体中を巡り、彼の言葉も理解出来なくなっていく。
「あっぁあ、あっ、んっ、旦那っ様んっ」
私の顔の左右横に両手をついて、勢いよく昂りを抜いたり最奥までぶつけるハンクの手首に両手を掴むユウ。激しすぎる動きは身体が大きく揺れ、それに合わせて乳房も大きくぷるんぷるんと動きハンクを楽しませる。
腕を曲げて揺れる乳房をちゅうちゅうと吸い、舌で粒を転がすとユウの蜜壺がぎゅうと締まる。
「気持ちいい、のかっ」
乳房から口を離し首元に移動して、舌を這わすハンクの声も掠れて余裕がない。
「ん、はっい、んっぁ、気持…いいっ、好きっです」
攻められ続けて自分が何を言っているのか、最早分からない。
そうかっ、と首に埋まったハンクの声はユウには届かなく、ユウはグンと距離が近づいた彼の背に手を回して抱きつく。
「あっ、ああああ、っあ」
「っ…ユウッ」
絶頂を迎え、ぐっと下半身がぴたりと重なり、ぎゅうぎゅうに蜜壺を締め付けたユウとぷるぷると震えるハンクは、キツイ蜜壺の最奥へと白い証を注いだのだった。




**************



これがつい先日の出来事で、ついでにその後のイチャイチャも思い出してしまい頬が赤くなってしまったユウ。そんなユウの様子に気がつかないお義母様は、怒りで息子の所へと突撃すると言い出した。
「ユウちゃん、今すぐ愚息ハンクの所へ行くわよっ」
「あっ、お義母様っ」
2人でヨルクのコレクション部屋から飛び出すと、母が来たと連絡がいったのか、ハンクが仁王立ちして私達を待っていた。
「お母様、私の妻を唆さないでもらいたい」
落ち付いた声が逆に彼の存在感が増して、有無を言わせない圧倒的なオーラを感じる。
そんな息子のハンクに慣れているのかお義母様は、
「唆す?人聞きの悪い事を言わないで頂戴!この天使ヨルクちゃんの前でも言えるの?!」
「ええ、言えますね、お母様はユウが、お茶会での作法やヨルクの育児など気に入ったらとことんやる凝り性だと知っているはずです…そのおかげで妻は、更に美しくより儚いオーラが滲み出てしまい、夜会でも人気になってしまってます」
「…儚い雰囲気になったのは貴方の寵愛がすぎるからでは?」
一歩も譲らないどころか、お義母様にまで気怠げな雰囲気を感じとられてしまい、恥ずかしくて穴があったら隠れてしまいたい。
「まぁ、否定はしませんが、これ以上ヨルクにユウを取られるようなら、こちらにも考えがあります」
ニヤリと笑う顔はとても妖しくて色気があって、見惚れてしまう。
「なっ…何っ?」
そんな息子のハンクの顔が、不気味にしか見えないお義母様は後退る。
「そうです…ね、お母様には今後一年に一度のヨルクとの面会を認めます…しかし…」
「そんなっ!」
初孫を一番に喜んでいたお義母様には酷な条件だったが、ハンクは続ける。
「しかし、ユウへの過干渉を抑えるならば月に一度、ヨルクとの外出を認めます」
「何ですって?!嘘はないのねっ?」
ハンクの条件に食い気味で、問い詰めるお義母様は鬼気迫っている。
「ええ、私は叶えない条件など出しませんよ」
あっさりと嘘ではないと、涼しい顔をしてそう告げるハンク。
「…わかったわ、ちなみに出かける日はいつかしら?」
「今週の末、からではどうでしょうか」
「…そう、わかったわ…ユウちゃん、私、週末ヨルクちゃんを出迎える準備をしなくてはいけないので、今日はもう帰りますわ」
お義母様は大きく頷いたあと、くるりとうしろにいる私の方を見て、申し訳なさそうにそう告げて、私の返事を待たずに颯爽と帰ってしまった。
ちなみに今日はまだ週が明けたばかりだ。
取り残されたのは、私とハンク、使用人達だったが、仕事があるのか、失礼しますと言ってどこかへ行ってしまった。
「ところで、ユウ」
「はっ…はい」
2人きりなった途端私を呼ぶハンクに、ピクンと身体が反応する。
「今週末はどうせ前日からヨルクを泊まりに、とでも言ってくるだろうから2人きりで過ごそう」
私の肩を抱き、私を見下ろす顔は悪戯が成功した子供みたいに楽しそうだ。
「っ!だっ、旦那様っ!それが目的っで!」
真の目的を知ってしまった私は、青ざめ抗議しようとするが、
「なぁに、月に一度だ…息子と過ごす休日も捨て難いが…私達はもっとお互いを知るべきだと思わないか?」
「…まぁ、確かに」
私達はお見合いで出会い、たった2回のお茶会で結婚。そのままギクシャクしたまま子供が産まれて、ある程度ヨルクが成長した頃に蜜月に突入したので、お互いの好きなもの、嫌いなものなどあまり良くわかっていないのも現状だ。
「そうか、なら今から始めよう」
「へっ?!」
にっこりと笑顔になるハンクは、私の肩を抱いたまま2人の寝室へと向かう。
「ちょっ、あっお仕事っ!…っ、まだっ明るいっ!」
抵抗虚しく部屋に入った途端にどろどろに甘やかされた口づけと愛撫に、逆らう事など出来ずに2人は部屋から出ることはなかったのだった。



ハンクとユウは知らなかった、お義母様が月に一度のヨルクとのお出かけに、お義父様も巻き込んであちらの屋敷を改装している事などは。
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