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1.婚約者変更
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プロローグ
「婚約者が、変わるのですかっ?」
ハルヴァード・フラデリックは、あり得ない出来事に驚愕した。
フラデリック公爵家に生まれたハルヴァードには、第二のバース性がオメガと判明してから決められたアルファの婚約者がいた。それから二十歳になるまでずっと、その婚約者と結婚するものだと思っていたのに。
「事情が変わったんだよ、ハル」
父親のグイド・フラデリックはハルヴァードのことをハルと呼ぶ。親しい間柄の人たちはハルヴァードではなくハルと、いつも愛称で呼んでくれる。
「正式に第二王子のゼインさまが王太子になられることに決まったんだ。だからハル、お前は第一王子のオルフェウスさまではなく、ゼインさまと結婚することになった」
「ゼインさまと結婚……」
王家にはハルより二歳年下の双子のアルファの王子がいる。第一王子がオルフェウス、第二王子がゼイン。たった数分早く生まれてきただけだが、順当にいけば長兄のオルフェウスが後継ぎになるはずだった。公爵令息のハルはもともと家同士の約束で王太子妃になることが決まっていたので、オルフェウスの婚約者になったのだ。
なのに、いまさら婚約者が変わるとは。
「オルフェウスさまはご病気の具合があまりよくないらしい。一国の王を担うのはやはり難しいようだ」
オルフェウスは子どものころから肺の病気を患っている。そのため症状が悪化すると寝込むことがあるのだ。成長とともによくなると思われていたのだが、それは難しかったのだろう。
「対してゼインさまは健康だ。それに能力も抜きんでている。あれはアルファの中のアルファ、最上位アルファだな。これは誰もが納得の上での決定なんだよ」
たしかにグイドの言うとおりだと思う。ゼインは何をやらせても完璧だ。頭も切れるし、先見の明がある。剣技や馬術も得意で、その腕前は右に出る者はいない。
なによりも生まれ持った魔力の量が桁違いだ。ゼインは手のひらに魔紋章を浮かび上がらせることができる。
難しい魔法を使うときや、一度に大量の魔力を使うときなど、普通の魔導師は魔法陣を用いてその力を集結、増大させる。その魔法陣の役割を果たすのが魔紋章だ。
魔紋章をその体内に浮かび上がらせることができる者は、いちいち魔法陣を描かなくても身ひとつで強力な魔法を使うことができる。生粋の魔導師が喉から手が出るほど欲しがる、一万人にひとりしかない特殊な能力を、ゼインは有しているのだ。
王族に限らず、家は長兄が継ぐこととなっている。だが、持病のある第一王子に国王の座は荷が重すぎたのだ。そしてすぐそばに代わりになれる優秀な双子の弟がいた。今回ばかりは誰からも反対意見がなかっただろう。
「そうですか……」
決まってしまったものは変えられない。そこにハルの意見など聞き入れられるわけがない。
そもそも、オルフェウスと婚約していたのも政略的なものだ。
現在のフラデリック公爵領はもともと小さな国だった。それなのに巨大な敵国に囲まれており、いつどこの国に占領されてもおかしくない状況だった。
今までなんとか持ちこたえていたものの、ついに好戦的な国家・リディアックに攻め込まれそうになった。
自国だけではリディアックと渡り合えるわけがない。そこで、父親が助けを求めたのが現アレドナール国王のカーディンだ。
カーディンとは家系図をさかのぼれば薄い血縁関係にある。ただ祖先の代で関係がこじれてフラデリック家は国として独立した、という歴史がある。
つまり、一度は袂を分かつことになった因縁の相手ということだ。
それなのに人格者のカーディンは快く和平を受け入れてくれた。その恩に報いるようにグイドも忠義を尽くした。
そしていつしかカーディンとグイドは強固な信頼関係で結ばれた。
ただふたりの繋がりは気持ちだけで、確たるものは何もなかった。そこでカーディンが提案してきたのが、子ども同士を結婚させて強固な血縁関係になろうというものだった。
グイドは貴族内でも、もともとは敵国の君主だったという目で見られていた。カーディンが公爵の地位を与えたが、それでも仲間内で認めてもらえないことが多々あった。
そこでカーディンは、子どもが生まれる前から『王太子の妃はフラデリック家から嫁がせる』と決めたのだ。グイドもそれを大いに喜んだ。
それはふたりの友情の証のような約束だった。
両家の約束を果たすべく、フラデリック家唯一のオメガであるハルは、第一王子のオルフェウスの婚約者になった。政略結婚だったが、ハル自身も優しいオルフェウスに惹かれており、フラデリック家のためにもなるならと二つ返事で婚約に同意した。
それが、まさか、オルフェウスではなくゼインと結婚することになるなんて。
「ゼインさまは、お嫌なのではないですか? ゼインさまは私のことを嫌っているから……」
ゼインはハルに冷たい。特にハルがオメガと判明してからあまり口を聞いてくれなくなった。幼いころは仲良く一緒に遊んでいたのに、大人になるにつれゼインとの溝は大きく広がっていった。
「ゼインさまはすでにお前との婚約について了承してくださっている」
「え……っ?」
意外だった。ゼインは我を通すタイプだと思っていたのに、素直に父親に従ったようだ。
「ゼインさまと結婚して王太子妃となり、たくさん世継ぎを産みなさい。アルファが生まれれば、我がフラデリック家は安泰だ。誰に後ろ指を差されることもなくなる。陛下の恩に報いることができるんだよ」
バース性の中でもアルファは優秀で、ベータはごく一般的だ。オメガであるハルは、他の兄弟と比べて能力が低い。一族のお荷物のような存在だったのに、両親も兄弟もハルに優しく接してくれた。
他のバース性とは違う、オメガにしかないもの。それは男の身でありながら子を宿すことができる能力だ。こんな自分が唯一フラデリック家の役に立てることと言えば、王家に嫁ぐことだけだ。
貴族は地位が高ければ高いほど、自分の思ったとおりの結婚など許されない。結婚は家の生存戦略のひとつであって、「ゼインさまとは結婚したくありません」などという我が儘は言ってはいけない。この結婚を受け入れなければ、フラデリック家の力は弱まり権威を失ってしまう。
「かしこまりました。父上」
ハルはグイドに深々と頭を下げる。
「ゼインさまと結婚いたします」
ハルがオメガと判明したときから、フラデリック家のためにこの身を捧げる覚悟だった。その相手がたとえ望まない相手だったとしても、運命を受け入れなければ。
「ありがとう、ハル。ゼインさまはあとひと月で十八歳になられる。その日がおそらく婚礼の日になるだろう」
「はい……」
ゼインが十八歳になったと同時に結婚するのか。そんなに結婚を急がなくてもいいと叫びたくなるが、父親たちからすれば積年の夢がやっと叶う瞬間だ。できるだけ結婚を急ぎたいのかもしれない。
オルフェウスとは五年ものあいだ婚約関係にあった。それが覆り、いきなり弟のゼインと婚約することになった。と、思ったらひと月後にはゼインと結婚する。なんて急な話なのだろう。
「父上、今日はもう部屋で休みます。おやすみなさい」
「ああ。おやすみ」
グイドは優しく手を伸ばし、「大好きなハル」と抱きしめてくれた。いつもは嬉しい父親の温もりが、今日はなぜか心にずんと重くのしかかるようだった。
自室に戻ってから、ハルは倒れるようにベッドに突っ伏す。
「うっ……うぁっ……」
父親の前では必死でこらえていた涙が堰を切ったように流れ、枕を濡らしていく。
ハルは、自分の結婚に自由などないと覚悟をしていた。わかっていたのに、婚約者がオルフェウスだったから政略結婚の辛さを考えたことがなかった。
婚約してからの五年間、オルフェウスとはまるで恋人同士かのように過ごしてきた。王家の決まりで婚姻前は性交渉してはならない。だから身体の関係こそなかったが、周囲にも婚約者だということは知られていたし、本当に仲がよかった。
それなのにオルフェウスとは婚約解消となり、第二王子のゼインと婚約。さらに結婚は目前だ。
「オルフェウスさまのことは、もう忘れなくちゃ……」
オルフェウスとはたくさんの思い出がある。それも全部、忘れてしまわなければ。
これからはゼインの婚約者として過ごさなければならない。ゼインのためにこの身を尽くさなければいけないのに、他の男のことを考えるなんてダメだ。自分が婚約者にそんなことをされたら耐えられない。
婚約者を大切にしなければ。
ゼインと結婚したら王太子妃になる。いずれは一国の王妃になるような立場だ。皆が羨むような、とても光栄なことだと喜ばなければいけない。
全部わかっている。
家のために政略結婚を受け入れる覚悟もしてきた。能無しオメガの自分でも、家のために役に立てるのなら、誰とでも結婚しようと思っていた。
それなのに、その日はどうしても涙が溢れて止まらなかった。
「婚約者が、変わるのですかっ?」
ハルヴァード・フラデリックは、あり得ない出来事に驚愕した。
フラデリック公爵家に生まれたハルヴァードには、第二のバース性がオメガと判明してから決められたアルファの婚約者がいた。それから二十歳になるまでずっと、その婚約者と結婚するものだと思っていたのに。
「事情が変わったんだよ、ハル」
父親のグイド・フラデリックはハルヴァードのことをハルと呼ぶ。親しい間柄の人たちはハルヴァードではなくハルと、いつも愛称で呼んでくれる。
「正式に第二王子のゼインさまが王太子になられることに決まったんだ。だからハル、お前は第一王子のオルフェウスさまではなく、ゼインさまと結婚することになった」
「ゼインさまと結婚……」
王家にはハルより二歳年下の双子のアルファの王子がいる。第一王子がオルフェウス、第二王子がゼイン。たった数分早く生まれてきただけだが、順当にいけば長兄のオルフェウスが後継ぎになるはずだった。公爵令息のハルはもともと家同士の約束で王太子妃になることが決まっていたので、オルフェウスの婚約者になったのだ。
なのに、いまさら婚約者が変わるとは。
「オルフェウスさまはご病気の具合があまりよくないらしい。一国の王を担うのはやはり難しいようだ」
オルフェウスは子どものころから肺の病気を患っている。そのため症状が悪化すると寝込むことがあるのだ。成長とともによくなると思われていたのだが、それは難しかったのだろう。
「対してゼインさまは健康だ。それに能力も抜きんでている。あれはアルファの中のアルファ、最上位アルファだな。これは誰もが納得の上での決定なんだよ」
たしかにグイドの言うとおりだと思う。ゼインは何をやらせても完璧だ。頭も切れるし、先見の明がある。剣技や馬術も得意で、その腕前は右に出る者はいない。
なによりも生まれ持った魔力の量が桁違いだ。ゼインは手のひらに魔紋章を浮かび上がらせることができる。
難しい魔法を使うときや、一度に大量の魔力を使うときなど、普通の魔導師は魔法陣を用いてその力を集結、増大させる。その魔法陣の役割を果たすのが魔紋章だ。
魔紋章をその体内に浮かび上がらせることができる者は、いちいち魔法陣を描かなくても身ひとつで強力な魔法を使うことができる。生粋の魔導師が喉から手が出るほど欲しがる、一万人にひとりしかない特殊な能力を、ゼインは有しているのだ。
王族に限らず、家は長兄が継ぐこととなっている。だが、持病のある第一王子に国王の座は荷が重すぎたのだ。そしてすぐそばに代わりになれる優秀な双子の弟がいた。今回ばかりは誰からも反対意見がなかっただろう。
「そうですか……」
決まってしまったものは変えられない。そこにハルの意見など聞き入れられるわけがない。
そもそも、オルフェウスと婚約していたのも政略的なものだ。
現在のフラデリック公爵領はもともと小さな国だった。それなのに巨大な敵国に囲まれており、いつどこの国に占領されてもおかしくない状況だった。
今までなんとか持ちこたえていたものの、ついに好戦的な国家・リディアックに攻め込まれそうになった。
自国だけではリディアックと渡り合えるわけがない。そこで、父親が助けを求めたのが現アレドナール国王のカーディンだ。
カーディンとは家系図をさかのぼれば薄い血縁関係にある。ただ祖先の代で関係がこじれてフラデリック家は国として独立した、という歴史がある。
つまり、一度は袂を分かつことになった因縁の相手ということだ。
それなのに人格者のカーディンは快く和平を受け入れてくれた。その恩に報いるようにグイドも忠義を尽くした。
そしていつしかカーディンとグイドは強固な信頼関係で結ばれた。
ただふたりの繋がりは気持ちだけで、確たるものは何もなかった。そこでカーディンが提案してきたのが、子ども同士を結婚させて強固な血縁関係になろうというものだった。
グイドは貴族内でも、もともとは敵国の君主だったという目で見られていた。カーディンが公爵の地位を与えたが、それでも仲間内で認めてもらえないことが多々あった。
そこでカーディンは、子どもが生まれる前から『王太子の妃はフラデリック家から嫁がせる』と決めたのだ。グイドもそれを大いに喜んだ。
それはふたりの友情の証のような約束だった。
両家の約束を果たすべく、フラデリック家唯一のオメガであるハルは、第一王子のオルフェウスの婚約者になった。政略結婚だったが、ハル自身も優しいオルフェウスに惹かれており、フラデリック家のためにもなるならと二つ返事で婚約に同意した。
それが、まさか、オルフェウスではなくゼインと結婚することになるなんて。
「ゼインさまは、お嫌なのではないですか? ゼインさまは私のことを嫌っているから……」
ゼインはハルに冷たい。特にハルがオメガと判明してからあまり口を聞いてくれなくなった。幼いころは仲良く一緒に遊んでいたのに、大人になるにつれゼインとの溝は大きく広がっていった。
「ゼインさまはすでにお前との婚約について了承してくださっている」
「え……っ?」
意外だった。ゼインは我を通すタイプだと思っていたのに、素直に父親に従ったようだ。
「ゼインさまと結婚して王太子妃となり、たくさん世継ぎを産みなさい。アルファが生まれれば、我がフラデリック家は安泰だ。誰に後ろ指を差されることもなくなる。陛下の恩に報いることができるんだよ」
バース性の中でもアルファは優秀で、ベータはごく一般的だ。オメガであるハルは、他の兄弟と比べて能力が低い。一族のお荷物のような存在だったのに、両親も兄弟もハルに優しく接してくれた。
他のバース性とは違う、オメガにしかないもの。それは男の身でありながら子を宿すことができる能力だ。こんな自分が唯一フラデリック家の役に立てることと言えば、王家に嫁ぐことだけだ。
貴族は地位が高ければ高いほど、自分の思ったとおりの結婚など許されない。結婚は家の生存戦略のひとつであって、「ゼインさまとは結婚したくありません」などという我が儘は言ってはいけない。この結婚を受け入れなければ、フラデリック家の力は弱まり権威を失ってしまう。
「かしこまりました。父上」
ハルはグイドに深々と頭を下げる。
「ゼインさまと結婚いたします」
ハルがオメガと判明したときから、フラデリック家のためにこの身を捧げる覚悟だった。その相手がたとえ望まない相手だったとしても、運命を受け入れなければ。
「ありがとう、ハル。ゼインさまはあとひと月で十八歳になられる。その日がおそらく婚礼の日になるだろう」
「はい……」
ゼインが十八歳になったと同時に結婚するのか。そんなに結婚を急がなくてもいいと叫びたくなるが、父親たちからすれば積年の夢がやっと叶う瞬間だ。できるだけ結婚を急ぎたいのかもしれない。
オルフェウスとは五年ものあいだ婚約関係にあった。それが覆り、いきなり弟のゼインと婚約することになった。と、思ったらひと月後にはゼインと結婚する。なんて急な話なのだろう。
「父上、今日はもう部屋で休みます。おやすみなさい」
「ああ。おやすみ」
グイドは優しく手を伸ばし、「大好きなハル」と抱きしめてくれた。いつもは嬉しい父親の温もりが、今日はなぜか心にずんと重くのしかかるようだった。
自室に戻ってから、ハルは倒れるようにベッドに突っ伏す。
「うっ……うぁっ……」
父親の前では必死でこらえていた涙が堰を切ったように流れ、枕を濡らしていく。
ハルは、自分の結婚に自由などないと覚悟をしていた。わかっていたのに、婚約者がオルフェウスだったから政略結婚の辛さを考えたことがなかった。
婚約してからの五年間、オルフェウスとはまるで恋人同士かのように過ごしてきた。王家の決まりで婚姻前は性交渉してはならない。だから身体の関係こそなかったが、周囲にも婚約者だということは知られていたし、本当に仲がよかった。
それなのにオルフェウスとは婚約解消となり、第二王子のゼインと婚約。さらに結婚は目前だ。
「オルフェウスさまのことは、もう忘れなくちゃ……」
オルフェウスとはたくさんの思い出がある。それも全部、忘れてしまわなければ。
これからはゼインの婚約者として過ごさなければならない。ゼインのためにこの身を尽くさなければいけないのに、他の男のことを考えるなんてダメだ。自分が婚約者にそんなことをされたら耐えられない。
婚約者を大切にしなければ。
ゼインと結婚したら王太子妃になる。いずれは一国の王妃になるような立場だ。皆が羨むような、とても光栄なことだと喜ばなければいけない。
全部わかっている。
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