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4 期末テスト
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「そうなんだよ。ここ数年、あいつの意見を聞いたことがない。でも、こないだ『お好み焼きが食べたい』ってリクエストしてきたんだ。俺も母さんも驚いた」
「あ! えっ、有馬が、お好み焼きっ?」
「お好み焼きは七沢くんの得意料理なんだってね。結月ちゃんから聞いたよ」
有馬の兄ちゃんは俺に好意的な笑顔を見せる。
「あとはうまく言えない。でも最近の真は楽しそうなんだよ。これって全部、七沢くんのおかげだろ? ありがとう!」
有馬の兄ちゃんに礼を言われても、俺はうまく反応できなかった。
あまりの話に驚いて、声が出なかったんだ。
今や俺の中で、有馬の存在はとても大きなものになっている。でも、そう思っているのは俺だけだと思っていた。
だって俺は有馬に何度も助けてもらっている。反対に俺は有馬に何もしてやれてない。
いつも申し訳ないなと思っていた。でも、有馬も俺から何かを感じてくれていたんだったら。
「七沢くん……?」
有馬の兄ちゃんが俺の顔を心配そうに見てる。やっば、完全に固まってたわ。
「ごめんね。真といても、つまんないよね」
「いっ、いいえっ! とても楽しいですっ」
危な! 俺が固まってたから、有馬の兄ちゃんに誤解されるとこだった。
「有馬は勉強教えてくれるし、親切で、今日もこうやって助けてくれたし、と、とってもいいやつです!」
俺が本当のことを言っているのに、有馬の兄ちゃんは「お世辞が上手だなぁ。ありがとう」と微笑んでいる。
あぁ、クソ。こんなときにうまい言葉が出てこない!
言えば言うほど嘘っぽく聞こえる、月並みな言葉しか出てこないよ。
「七沢くんがよかったら、これからも真をかまってやってよ」
「かまうだなんて、俺のほうこそ忙しい有馬にかまってもらってるって感じで……」
「そう? じゃあこれからも弟をよろしく」
結局、有馬の兄ちゃんは、最後まで弟のことをよろしくよろしくとしつこく言って帰っていった。
「あ! えっ、有馬が、お好み焼きっ?」
「お好み焼きは七沢くんの得意料理なんだってね。結月ちゃんから聞いたよ」
有馬の兄ちゃんは俺に好意的な笑顔を見せる。
「あとはうまく言えない。でも最近の真は楽しそうなんだよ。これって全部、七沢くんのおかげだろ? ありがとう!」
有馬の兄ちゃんに礼を言われても、俺はうまく反応できなかった。
あまりの話に驚いて、声が出なかったんだ。
今や俺の中で、有馬の存在はとても大きなものになっている。でも、そう思っているのは俺だけだと思っていた。
だって俺は有馬に何度も助けてもらっている。反対に俺は有馬に何もしてやれてない。
いつも申し訳ないなと思っていた。でも、有馬も俺から何かを感じてくれていたんだったら。
「七沢くん……?」
有馬の兄ちゃんが俺の顔を心配そうに見てる。やっば、完全に固まってたわ。
「ごめんね。真といても、つまんないよね」
「いっ、いいえっ! とても楽しいですっ」
危な! 俺が固まってたから、有馬の兄ちゃんに誤解されるとこだった。
「有馬は勉強教えてくれるし、親切で、今日もこうやって助けてくれたし、と、とってもいいやつです!」
俺が本当のことを言っているのに、有馬の兄ちゃんは「お世辞が上手だなぁ。ありがとう」と微笑んでいる。
あぁ、クソ。こんなときにうまい言葉が出てこない!
言えば言うほど嘘っぽく聞こえる、月並みな言葉しか出てこないよ。
「七沢くんがよかったら、これからも真をかまってやってよ」
「かまうだなんて、俺のほうこそ忙しい有馬にかまってもらってるって感じで……」
「そう? じゃあこれからも弟をよろしく」
結局、有馬の兄ちゃんは、最後まで弟のことをよろしくよろしくとしつこく言って帰っていった。
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