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6 手紙
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「七沢は俺の恋人で、俺は七沢の恋人ね」
「そ、そうだよね……なんか、落ち着かないな」
「それって最高」
有馬は幸せそうに笑う。
なんだよ、有馬は恥ずかしくないのかな。俺はさっきから顔が熱くて仕方がないよ。
「付き合うってなんだろう。はっきり言って、俺、そういうのよくわからなくて……ただ、有馬のことは好き。すごく、特別に思ってる」
これから俺たちはどうなっていくのかな。
付き合うって、恋人ってなんだろう。そうなると、俺と有馬の関係はどう変わっていくのかな。
「どんなものか、確かめる方法がある」
柔らかな有馬の手が、俺の後頭部に触れた。
「知りたい?」
「うん。知りたい」
俺は頷く。
有馬は博識だな。そんなすげぇ方法知ってんだ。
「キスするといいんだって。キスするとわかるらしい。友達と恋人の違い」
「え? あっ……」
動揺する俺の唇に、有馬が唇を近づけてくる。
俺と有馬の唇が重なる。
柔らかい唇が触れる。有馬は俺に優しいキスをした。
やばい。
俺、有馬とキスしてる。
不思議な感覚だった。
特別な関係ですって見せつけられた感じ。呼吸が止まり、頭がふわふわしてきて、なんて言うんだろう。印をつけられたっていうか、俺の中の何かが共有されて、有馬のものになった気持ち。
脳が気持ちいいって伝えてきて、力が抜けて腰が砕けそうになる。
心拍数が上がってきて、胸がやたらとうるさい。
好きな人とキスすると、身体中が反応して、こんなに幸せな気持ちになるものなんだ。
「どう? 嫌じゃない?」
俺は顔も熱いし心臓バクバクなのに、俺にキスをした張本人は涼しい顔をしている。俺の反応を静かに見守っている感じ。
「や、じゃない……ただ……」
「ただ? どうしたの?」
「心臓やばい。顔熱いし、助けて」
俺が有馬に泣き言を言うと、有馬は「可愛すぎるだろ」と俺を抱きしめてきた。
「有馬はっ? 有馬は、どんな気持ちになった……?」
俺は気になって仕方がない。有馬は俺とのキス、どう思ったんだろう。
俺と視線が合うと、有馬は頬を緩ませる。
「やっぱ七沢のこと好きって思った」
「ほんとっ?」
「うん」
有馬が頷くと、俺を見つめている有馬の瞳に光が射した。その一瞬の輝きをすごく綺麗だと思った。
俺、有馬と付き合うことになるんだ。
有馬とデートしたり、ふたりきりで過ごしたり、そんなことを想像しただけで、にやけてしまいそうになる。
「好きだよ、七沢」
俺の耳元で呟かれた、吐息めいた言葉。
そう囁かれた瞬間、俺の心がトクン、と跳ねた。
こんなに幸せって感じたこと、初めてかもしれない。
その日、一日中、俺の頭から有馬の声が離れなかった。
「そ、そうだよね……なんか、落ち着かないな」
「それって最高」
有馬は幸せそうに笑う。
なんだよ、有馬は恥ずかしくないのかな。俺はさっきから顔が熱くて仕方がないよ。
「付き合うってなんだろう。はっきり言って、俺、そういうのよくわからなくて……ただ、有馬のことは好き。すごく、特別に思ってる」
これから俺たちはどうなっていくのかな。
付き合うって、恋人ってなんだろう。そうなると、俺と有馬の関係はどう変わっていくのかな。
「どんなものか、確かめる方法がある」
柔らかな有馬の手が、俺の後頭部に触れた。
「知りたい?」
「うん。知りたい」
俺は頷く。
有馬は博識だな。そんなすげぇ方法知ってんだ。
「キスするといいんだって。キスするとわかるらしい。友達と恋人の違い」
「え? あっ……」
動揺する俺の唇に、有馬が唇を近づけてくる。
俺と有馬の唇が重なる。
柔らかい唇が触れる。有馬は俺に優しいキスをした。
やばい。
俺、有馬とキスしてる。
不思議な感覚だった。
特別な関係ですって見せつけられた感じ。呼吸が止まり、頭がふわふわしてきて、なんて言うんだろう。印をつけられたっていうか、俺の中の何かが共有されて、有馬のものになった気持ち。
脳が気持ちいいって伝えてきて、力が抜けて腰が砕けそうになる。
心拍数が上がってきて、胸がやたらとうるさい。
好きな人とキスすると、身体中が反応して、こんなに幸せな気持ちになるものなんだ。
「どう? 嫌じゃない?」
俺は顔も熱いし心臓バクバクなのに、俺にキスをした張本人は涼しい顔をしている。俺の反応を静かに見守っている感じ。
「や、じゃない……ただ……」
「ただ? どうしたの?」
「心臓やばい。顔熱いし、助けて」
俺が有馬に泣き言を言うと、有馬は「可愛すぎるだろ」と俺を抱きしめてきた。
「有馬はっ? 有馬は、どんな気持ちになった……?」
俺は気になって仕方がない。有馬は俺とのキス、どう思ったんだろう。
俺と視線が合うと、有馬は頬を緩ませる。
「やっぱ七沢のこと好きって思った」
「ほんとっ?」
「うん」
有馬が頷くと、俺を見つめている有馬の瞳に光が射した。その一瞬の輝きをすごく綺麗だと思った。
俺、有馬と付き合うことになるんだ。
有馬とデートしたり、ふたりきりで過ごしたり、そんなことを想像しただけで、にやけてしまいそうになる。
「好きだよ、七沢」
俺の耳元で呟かれた、吐息めいた言葉。
そう囁かれた瞬間、俺の心がトクン、と跳ねた。
こんなに幸せって感じたこと、初めてかもしれない。
その日、一日中、俺の頭から有馬の声が離れなかった。
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