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5章 「なりたかった」ものと「なれなかった」もの
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最初に口を開いたのは拓弥だった。
「郁也くん、どうして」と、困惑の2文字に染まった声音で、郁也に弱々しく問いかける。
そんな拓弥を郁也が睨みつけた。そうして拓弥の問いかけを一蹴するかのように、「どうしてもクソもあるかよ」と言葉を返す。
昔と何1つ変わらない、優作にも負けず劣らずな口の悪さで言葉を続ける。
「練習しにきたに決まってんだろ」
「練習……」
「自主練だよ、自主練。うちが近ぇから、たまに通ってんだよ、ここのスタジオ」
「今度収録のサポートやっから、それの練習に来たんだよ」と、郁也の言葉をぼんやりとくり返した俺に、郁也が面倒そうに返してくる。
レコード、収録、サポート――。
続けられた言葉の意味を上手く理解できず、ぽかん、と口を開いたまま、俺は固まった。
いや……、言葉だけじゃない。
正確には今、目の前に広がっている現状そのものに、理解が追いつかない。
10数年前の俺達がバンドを始めたきっかけで、音楽にハマったきっかけで、そしてかつて共にバンドをしてきた郁也。
音楽を諦めた俺達とは異なり、唯一、たった1人本気で音楽の道を行く事を選んだ男が、
あの日、別れたはずの仲間が、今俺達の前にいる――。
「なら、さっさと練習に戻れよ」
優作が口を開いた。
ギロリと、これまた郁也の目つきにも負けないほどに鋭く攻撃的な睨みが、郁也へ向けられる。
「練習しに来たっつーんなら、勝手に練習してろよ。わざわざ俺らんところに来る必要ねぇだろ」
「……昔馴染みを見かけたから声かけにきただけだけど? 何? ダメって?」
「お前がそんな柄じゃねぇ事ぐらい、こっちはよく知ってんだよっ」
「何しにきやがった」と優作が郁也を睨みつける。「ちょっと優くん、そんな言い方……っ」と拓弥が慌てて間に入る。
が、本心では拓弥も、郁也がここに来た理由が気になっているのだろう。優作を宥めながらも、その目はチラチラと郁也の方に向けられている。
そんな2人の視線をあざ笑うかのように、郁也が、はんっと鼻を鳴らした。
かと思うと次の瞬間、とてつもなく嫌なものでも見たとでもいうように、その顔をしかめた。
「何しにきやがっただって? よく言えんぜ。お前らこそ、何してるわけ。バンドやめた奴らがこぞってまた集まってさ。何? バンドごっこでもしてんの?」
郁也がスタジオに足を踏み入れる。そうして、拓弥の手に持っているギターに目を向けると「自分の楽器すらねぇのかよ」と吐き捨てるように言葉を続けた。
「てめぇ……っ」
途端、優作が勢いよく立ち上がった。
ガタンッ! と激しい音をたてて、優作が座っていたドラムスローンが床に倒れる。が、優作の方はそれを気にも留めず、ズンズンと、見るからに殺意マシマシな状態で郁也の方へ歩いていく。
これはさすがに、まずい――っ!
慌てて、拓弥と共に優作を止めに入った。
「ゆ、優くんっ、ダメっ、暴力は流石にダメだよっ!」
「ストップ、ストップ! 大人の暴力沙汰はまじで警察出るからダメ‼」
「職失うよっ!」「どうどうっ! 優くん、どうどうっ!」と俺、拓弥で優作の前に立ちふさがる。
するとそんな俺達の必死さに気圧されたのか、それとも警察と職という言葉を前に大人としての矜持が理性を復活させたのか、「ぐっ」と唸りながら、優作がその歩みを止めた。
「うはっ」と、郁也が笑った。「何マジになってんの?」と、わざとらしげに腹を抱えながら、ケラケラと声をあげて笑う。
「ごっこって言われて怒ったわけ? はは、何それ。つまりそれ、ガチでバンドやってるってこと? 自分達からバンド辞めたお前らが? 今になって? ――ハッ、ふざけんなよ」
「あんなこと言ってバンド辞めといて、それで今更バンド始めましたーとか、何調子良い事言ってんだよっ」ゴンッ‼ と郁也の拳が近くの壁を叩いた。
「っ」
優作が大きく顔をしかめる。たぶん、言われた言葉に何も言い返せないからだ。拓弥の方も、苦々しげにその顔を歪めている。
そしてきっと、俺も拓弥と同じ顔をしている。なぜなら、今度ばかりは、郁也に言われた意味が痛いほどに理解できてしまったから。
あんなこと言ってバンドやめといて――。その言葉が、今ここいにる3人全員の胸を、大きく貫いていく。
そんな俺達を見て、郁也がどう思ったのかはわからない。
だがその顔からは、もう完全に笑みは消えていた。俺達に声をかけてきた時同様に、鋭い視線が俺達に向けられる。
「お前ら、動画あげてたろ」
「え。なんで知ってんの」
予想外の郁也の発言に、思わず驚きで言葉を返した。
険しい表情のまま、郁也が俺の方に顔を向ける。
「前にここでお前らの姿見かけた時に、まさかと思って調べてみたら、お前らの動画が出てきたんだよ。お前らさ、動画概要欄のところに、ベース募集中って書いただろ。お前らが集まってバンドやるとしたら、絶対にベースに空きが出ると思ったからな。なんせ、ベースやってたのは俺なんだからよ」
「動画もお前らマスクとかしてたけど、知ってる俺から見たら普通にお前らだってわかるレベルだったしな」と続けられた言葉に、うわ、マジか、と心の中で呟く。
それ、もしマスクで歌う事を俺が選んでたりなんてしたら、子どもに動画見つけられたら最後、確実に顔モロバレてたって事だよね? よ、よかったー、カメラの位置変える方向性で行ってよかったーっ。
……って、いやいや、今気にすべきところはそこじゃないでしょうがっ。
「お前ら、あんなんでよく動画あげようとか思ったな」
苛立たしげな声音で、郁也が言葉を続けた。
「足りねぇところを打ち込み音源で補ってるのは別にいいさ。生音と電子楽器をまぜこぜして楽曲を作るとか、今時、普通にネット音楽とかであるしな。けどさ、何あれ、いくらなんでも作り込み音源の方に音振り回されすぎでしょ。ドラムもギターも合わせる事に必死過ぎて、リズムどころか音も全部滑りかけてんじゃん。
ボーカルもうるさすぎ。編集でいくらか下げてるみてぇだけど、正直、ボーカルだけで全体の音のバランスぶっ壊してる感じじゃん。いくら声出ててもバック消してちゃ意味ねぇだろうが。
カメラの配置とかなんか拘ってるぽかったけど、そんなん拘る前に音の方に拘れよ。あんなんでよくバンドやってるとか言ってられんな、お前ら」
「マジ、反吐が出る」そう言って、郁也が盛大に顔をしかめた。
嫌悪、憎悪、軽蔑。そう言った言葉が、郁也の顔の上を埋め尽くしていく。
旧友からの侮蔑にも似た視線を受け、ギクりと思わず肩がすくむ。「郁也……」と小さく情けない俺の声が口からこぼれていく。
(ど、う、すればいい……)
まさかこんなところで郁也と再会するとは全く思っていなかった。しかしよく考えたら、郁也も俺達も地元は同じなのだ。ここで再会していなかったとしても、いつかはきっと、再会していた可能性が少なからずあったはずだ。
俺達3人が、再会できたように――。
(でも、俺がバンドをやろうなんて言わなければ、こういう風に再会する事はなかったはずだ)
もう1回、バンドをやろうなんて言わなければ。
諦めたはずの事を、もう1回やろうだなんて。そう2人を誘わなければ、せめてこうはならなかったはずだ。こんな、どうすればいいかもわからない形で再会する事はなかっただろう。
何か、言わなくては。言い出しっぺとして、この現状をどうにかしなければ。そうは思うものの、思うばかりで口からは何も出てこない。焦りばかりが俺の中を駆け巡っていく。
そして、そんな俺を代弁するかのように、実際に口を開いたのは優作だった。
「……そういうお前はどうなんだよ」
「あ?」
郁也が優作の言葉に片眉をあげた。
「何が言いてぇ」と、その髪色は全く異なる黒色の眉が、険しくつりあげられる。
「お前、さっき『収録のサポートの練習で来た』って言ってたろ。サポートっつー事はさ、自分のレコードの収録じゃねぇって事だ。あんだけ学生時代、将来はビッグな奴になるとか言ってた奴がよ、他人の楽曲サポートして食ってるなんてお笑い草じゃねぇの。他人の作った曲で飯食ってってる気分はどうよ。なぁ、プロのベーシストさん?」
はんっ、と優作が郁也を嘲笑するように鼻で笑った。鼻で笑い返したのはたぶん、先程笑われた事に対する仕返しからだろう。拓弥もそれを察したらしく、「優くん……」と頭を抱えている。
大丈夫だ、拓弥。俺も今もの凄く頭抱えたい。なんでコイツはいらない事ばっかり言うのか。顔と図体のいかつさは諦めたから、まじで態度の悪さだけはどうにかしてくれ。
今度は、郁也の方がキレる番だった。「っ、この野郎っ、」と、怒りで煮えたぎった目で優作を睨みつけながら、こちらに向かって足を踏み出してくる。
(わーっ、もう今日はなんなんだよーっ)
やめてーっ、これ以上、バンドの事で喧嘩しないでーっ! そう内心で悲鳴にも近しい声をあげた時だった。
「あの、」
場に新しい声があがったのは。
「郁也くん、どうして」と、困惑の2文字に染まった声音で、郁也に弱々しく問いかける。
そんな拓弥を郁也が睨みつけた。そうして拓弥の問いかけを一蹴するかのように、「どうしてもクソもあるかよ」と言葉を返す。
昔と何1つ変わらない、優作にも負けず劣らずな口の悪さで言葉を続ける。
「練習しにきたに決まってんだろ」
「練習……」
「自主練だよ、自主練。うちが近ぇから、たまに通ってんだよ、ここのスタジオ」
「今度収録のサポートやっから、それの練習に来たんだよ」と、郁也の言葉をぼんやりとくり返した俺に、郁也が面倒そうに返してくる。
レコード、収録、サポート――。
続けられた言葉の意味を上手く理解できず、ぽかん、と口を開いたまま、俺は固まった。
いや……、言葉だけじゃない。
正確には今、目の前に広がっている現状そのものに、理解が追いつかない。
10数年前の俺達がバンドを始めたきっかけで、音楽にハマったきっかけで、そしてかつて共にバンドをしてきた郁也。
音楽を諦めた俺達とは異なり、唯一、たった1人本気で音楽の道を行く事を選んだ男が、
あの日、別れたはずの仲間が、今俺達の前にいる――。
「なら、さっさと練習に戻れよ」
優作が口を開いた。
ギロリと、これまた郁也の目つきにも負けないほどに鋭く攻撃的な睨みが、郁也へ向けられる。
「練習しに来たっつーんなら、勝手に練習してろよ。わざわざ俺らんところに来る必要ねぇだろ」
「……昔馴染みを見かけたから声かけにきただけだけど? 何? ダメって?」
「お前がそんな柄じゃねぇ事ぐらい、こっちはよく知ってんだよっ」
「何しにきやがった」と優作が郁也を睨みつける。「ちょっと優くん、そんな言い方……っ」と拓弥が慌てて間に入る。
が、本心では拓弥も、郁也がここに来た理由が気になっているのだろう。優作を宥めながらも、その目はチラチラと郁也の方に向けられている。
そんな2人の視線をあざ笑うかのように、郁也が、はんっと鼻を鳴らした。
かと思うと次の瞬間、とてつもなく嫌なものでも見たとでもいうように、その顔をしかめた。
「何しにきやがっただって? よく言えんぜ。お前らこそ、何してるわけ。バンドやめた奴らがこぞってまた集まってさ。何? バンドごっこでもしてんの?」
郁也がスタジオに足を踏み入れる。そうして、拓弥の手に持っているギターに目を向けると「自分の楽器すらねぇのかよ」と吐き捨てるように言葉を続けた。
「てめぇ……っ」
途端、優作が勢いよく立ち上がった。
ガタンッ! と激しい音をたてて、優作が座っていたドラムスローンが床に倒れる。が、優作の方はそれを気にも留めず、ズンズンと、見るからに殺意マシマシな状態で郁也の方へ歩いていく。
これはさすがに、まずい――っ!
慌てて、拓弥と共に優作を止めに入った。
「ゆ、優くんっ、ダメっ、暴力は流石にダメだよっ!」
「ストップ、ストップ! 大人の暴力沙汰はまじで警察出るからダメ‼」
「職失うよっ!」「どうどうっ! 優くん、どうどうっ!」と俺、拓弥で優作の前に立ちふさがる。
するとそんな俺達の必死さに気圧されたのか、それとも警察と職という言葉を前に大人としての矜持が理性を復活させたのか、「ぐっ」と唸りながら、優作がその歩みを止めた。
「うはっ」と、郁也が笑った。「何マジになってんの?」と、わざとらしげに腹を抱えながら、ケラケラと声をあげて笑う。
「ごっこって言われて怒ったわけ? はは、何それ。つまりそれ、ガチでバンドやってるってこと? 自分達からバンド辞めたお前らが? 今になって? ――ハッ、ふざけんなよ」
「あんなこと言ってバンド辞めといて、それで今更バンド始めましたーとか、何調子良い事言ってんだよっ」ゴンッ‼ と郁也の拳が近くの壁を叩いた。
「っ」
優作が大きく顔をしかめる。たぶん、言われた言葉に何も言い返せないからだ。拓弥の方も、苦々しげにその顔を歪めている。
そしてきっと、俺も拓弥と同じ顔をしている。なぜなら、今度ばかりは、郁也に言われた意味が痛いほどに理解できてしまったから。
あんなこと言ってバンドやめといて――。その言葉が、今ここいにる3人全員の胸を、大きく貫いていく。
そんな俺達を見て、郁也がどう思ったのかはわからない。
だがその顔からは、もう完全に笑みは消えていた。俺達に声をかけてきた時同様に、鋭い視線が俺達に向けられる。
「お前ら、動画あげてたろ」
「え。なんで知ってんの」
予想外の郁也の発言に、思わず驚きで言葉を返した。
険しい表情のまま、郁也が俺の方に顔を向ける。
「前にここでお前らの姿見かけた時に、まさかと思って調べてみたら、お前らの動画が出てきたんだよ。お前らさ、動画概要欄のところに、ベース募集中って書いただろ。お前らが集まってバンドやるとしたら、絶対にベースに空きが出ると思ったからな。なんせ、ベースやってたのは俺なんだからよ」
「動画もお前らマスクとかしてたけど、知ってる俺から見たら普通にお前らだってわかるレベルだったしな」と続けられた言葉に、うわ、マジか、と心の中で呟く。
それ、もしマスクで歌う事を俺が選んでたりなんてしたら、子どもに動画見つけられたら最後、確実に顔モロバレてたって事だよね? よ、よかったー、カメラの位置変える方向性で行ってよかったーっ。
……って、いやいや、今気にすべきところはそこじゃないでしょうがっ。
「お前ら、あんなんでよく動画あげようとか思ったな」
苛立たしげな声音で、郁也が言葉を続けた。
「足りねぇところを打ち込み音源で補ってるのは別にいいさ。生音と電子楽器をまぜこぜして楽曲を作るとか、今時、普通にネット音楽とかであるしな。けどさ、何あれ、いくらなんでも作り込み音源の方に音振り回されすぎでしょ。ドラムもギターも合わせる事に必死過ぎて、リズムどころか音も全部滑りかけてんじゃん。
ボーカルもうるさすぎ。編集でいくらか下げてるみてぇだけど、正直、ボーカルだけで全体の音のバランスぶっ壊してる感じじゃん。いくら声出ててもバック消してちゃ意味ねぇだろうが。
カメラの配置とかなんか拘ってるぽかったけど、そんなん拘る前に音の方に拘れよ。あんなんでよくバンドやってるとか言ってられんな、お前ら」
「マジ、反吐が出る」そう言って、郁也が盛大に顔をしかめた。
嫌悪、憎悪、軽蔑。そう言った言葉が、郁也の顔の上を埋め尽くしていく。
旧友からの侮蔑にも似た視線を受け、ギクりと思わず肩がすくむ。「郁也……」と小さく情けない俺の声が口からこぼれていく。
(ど、う、すればいい……)
まさかこんなところで郁也と再会するとは全く思っていなかった。しかしよく考えたら、郁也も俺達も地元は同じなのだ。ここで再会していなかったとしても、いつかはきっと、再会していた可能性が少なからずあったはずだ。
俺達3人が、再会できたように――。
(でも、俺がバンドをやろうなんて言わなければ、こういう風に再会する事はなかったはずだ)
もう1回、バンドをやろうなんて言わなければ。
諦めたはずの事を、もう1回やろうだなんて。そう2人を誘わなければ、せめてこうはならなかったはずだ。こんな、どうすればいいかもわからない形で再会する事はなかっただろう。
何か、言わなくては。言い出しっぺとして、この現状をどうにかしなければ。そうは思うものの、思うばかりで口からは何も出てこない。焦りばかりが俺の中を駆け巡っていく。
そして、そんな俺を代弁するかのように、実際に口を開いたのは優作だった。
「……そういうお前はどうなんだよ」
「あ?」
郁也が優作の言葉に片眉をあげた。
「何が言いてぇ」と、その髪色は全く異なる黒色の眉が、険しくつりあげられる。
「お前、さっき『収録のサポートの練習で来た』って言ってたろ。サポートっつー事はさ、自分のレコードの収録じゃねぇって事だ。あんだけ学生時代、将来はビッグな奴になるとか言ってた奴がよ、他人の楽曲サポートして食ってるなんてお笑い草じゃねぇの。他人の作った曲で飯食ってってる気分はどうよ。なぁ、プロのベーシストさん?」
はんっ、と優作が郁也を嘲笑するように鼻で笑った。鼻で笑い返したのはたぶん、先程笑われた事に対する仕返しからだろう。拓弥もそれを察したらしく、「優くん……」と頭を抱えている。
大丈夫だ、拓弥。俺も今もの凄く頭抱えたい。なんでコイツはいらない事ばっかり言うのか。顔と図体のいかつさは諦めたから、まじで態度の悪さだけはどうにかしてくれ。
今度は、郁也の方がキレる番だった。「っ、この野郎っ、」と、怒りで煮えたぎった目で優作を睨みつけながら、こちらに向かって足を踏み出してくる。
(わーっ、もう今日はなんなんだよーっ)
やめてーっ、これ以上、バンドの事で喧嘩しないでーっ! そう内心で悲鳴にも近しい声をあげた時だった。
「あの、」
場に新しい声があがったのは。
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