異世界転移~極悪令嬢の幼馴染の婚約者に追放された聖女は旅にでます

山美ハル

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ギルドに行こう

ギルドと呼ばれる場所の扉を開く二人の少女

自分たちがいたプレハブ小屋とは違いギルドの内部はとても活気あふれ、人々がいた

「広いですね」

「ここがギルドに加入する人が一日一回は仕事がないか確認しにくるからな」

「ハヤカも毎日くるの?」

「そうだな」

ハヤカの後ろをルミナついていく

「ハヤカ久しぶりな」

ハヤカとルミナを横を見る

テーブルに座りこちらに酒瓶を持っている男は他の男女と酒を飲んでいるようだ

「蒔田か・・」

「知りあいなの?」

「ハンターの一人だ」

蒔田と呼ばれる男は椅子から立ち上がりこちらに近づく

「見ない顔だな?」

「何もんだ?」

蒔田はルミナの様子を見ながら声をかける

「本谷ルミナです」

「俺は蒔田ジュンだよろしくな」

「こちらこそ」

蒔田ジュンと呼ばれる男性は酒に酔いながら私に話かけてきた、ハンターとハヤカは言っているように筋肉がしっかりと付き、力が強そうと思った

「俺はハヤカの元恋人なんだぜ」

「えぇ」

「嘘をつくな」

「冗談だよ 怒んなよ」

蒔田はハヤカの言葉を軽くかわし笑っている

「ルミナ気にするなこう言う男だ」

「あ はい」

「ルミナと言ったなあんたどこから来たんだ?」

「それは・・」

ルミナは声が詰まる

自分がこの世界とは違う世界から来たと言えば最初にハヤカとあった時のように剣を向けられ、怪しまれると思ったからだ

「ルミナは記憶を失っているんだ」

ハヤカが蒔田に話す

「ふーんそうか大変だな」

酒に酔っている蒔田はハヤカの言葉にうなずく

「何か困ったことがあれば俺たちが何とかしてやるぜ金は貰うがな」

蒔田は大きな声で笑い始める

「それぐらいにしときなさい」

ルミナの横からいきなり声が聞こえる

「え」

横には茶色いローブに身を包んだ人が立っている

「久しぶりねハヤカ」

茶色いローブの声の人は女性のようだローブで顔は隠れているが女性の声だ

「ヨーコか」

ハヤカは声を漏らす

「初めまして野道ヨーコよ」

「初めまして・・」

不思議な人だ一言でいえば怪しい人この人もハヤカの知り合いなのかな?

「ルミナと言ったわねあなた綺麗な髪しているわね」

ルミナの髪にヨーコの手が触れる

「ルミナに触るな」

「別にいいじゃない嫉妬してるの?」

「そんなんじゃない」

「ウフフ かわいい」

ルミナはヨーコに声をかける

「ヨーコさんもハンターですか?」

「違うわよ 私は魔法使い」

「こう見えて元王国の専属魔法使いよ」

王国の専属魔法使いとは王国の為に働く魔法使いたちの事である、彼女らは魔法使いの育成や国の警備・国の要人たちに警護をすることが主な仕事だが、多くの魔法使いは途中で専属魔法使いを止めフリーでの仕事を選ぶ
止める理由の大半がお給料が安いためであり、そんな彼女らを高額で雇い魔法使いを派遣する魔法使い派遣組織もある、

「そうだ良い物見せてあげる」

ヨーコは皮の袋を取り出しルミナ達に袋の中の物を見せる

「うわ」

「きゃー」

「びっくりしたでしょ?」

「ここに来るまでに見つけたのよ」

袋の中にはひも状のものがどろどろに溶けたくさんの物が絡みついた不気味なものが悪臭を放っていた

「すごいでしょ?」

「ここに来る前に草原で見つけたのよ」

ヨーコはウキウキ気分で二人に説明をする

「たぶん誰かが何かを召喚しようとして失敗したのね」

「止めてください」

「ウフフ 怖い?」

まさか自分の嘔吐したものが誰かが持って帰ってくる何て思いもしないルミナは恥ずかしさがにこみあげる

「うー」

「捨てろヨーコ」

「駄目よ私の研究材料だもの」

ヨーコは不気味に笑い袋に手を入れ嘔吐物を手に取る

「いやー」

「ウフフ」

ヨーコの笑い声がギルド一階に響く

「それくらいにしときなさい」

受付の人が話に入る

「あら良いじゃない」

「駄目です」

受付の女性はルミナの方を見る

「もう大丈夫よ」

「ありがとうございます」

「大丈夫?すごい冷や汗出てるけど?」

「大丈夫です」

まさか自分に出した物の所為でこうなるとは・・ルミナはため息をつく

「あれ?」

さっきほどまで近くにいたヨーコの姿が見つからない

「こっちよ~」

ヨーコは椅子に座り飲み物を飲んでいる

「いつの間に」

ヨーコの方を見てルミナはほっとする

「あの人達は悪い人達じゃないんですけどね」

受付の女性が声を漏らす

「挨拶が遅れてすみませんね受付の青山ノゾミです」

「こちらこそすみません本谷ルミナです」

互いに挨拶を行いルミナはこの世界について特にギルドについて尋ねる、ルミナはこの世界についてまったく知らない、この世界の特にギルドについて尋ねた

「初めての方ですね」

「ギルドについて青山は本を持ちながら解説をしてくれた

このギルドは二ホンスの北部地方を管轄する、二ホンス北部地方担当連絡本部と言われ北部地方におけるギルドをまとめている組織で、北部地方にいる人々がギルドに加入する際には一度この組織で個人記録の登録を行い研修を受ける必要があるようだ

「私もギルドに入れますか?」

「入れますよ」

青山ノゾミは接客業の鏡のような笑顔をルミナに見せる

「よかった・・」

ルミナは胸を撫でおろす

「ルミナ」

そんなルミナを見てハヤカは心配そうに見る

「大丈夫だよハヤカ」

「そうだな・・ルミナはギルドに入るんだったな」

「うん!!」

「登録されますか?」

「いやまだ良い」

ルミナよりハヤカが先に答える

「まだ?」

「二階に用があるんだ」

「そうですか」

「ルミナ二階に行くぞ」

「うん」

二人は階段を上り二階に行く

「二階はあまり人がいないね」

「二階に用事がある人は少ないんだ」

「ここだ」

扉には行方不明者探索・報告事務所とある

「ここは何するところ?」

「ここはだな」

行方不明者探索・報告事務所とはギルドで仕事を請け負った者が行方不明になった際に家族や同じグループ者たちがギルドに報告する際に使われる場所と同時に警備にあたっている者が所在不明の人物等を見つけたりした際に報告する場所である、ギルドに加入していないものには報告の義務はないがギルドに加入している者は報告の義務がある

「私大丈夫かな?」

「心配いらない何時もどうりのルミナの姿を見せれば良い」

「うん」

ガラガラ

「こんにちは」

「中年の男が受付に座りこちらに声をかけてくる

「こんにちは」

「ハヤカだ」

「ハヤカさんですか何時もお仕事ご苦労様です」

中年の男性は頭を下げる

「本日はどうされました?」

男はハヤカとルミナを見る

「この彼女を草原で見つけたんだ」

「行方不明者の方ですか?」

「いや・・違う・・」

「隣のイルト帝国の人間ですか?」

「違う・・記憶を失っているんだ・・」

「そうですか」

「病院には?」

「まだ行ってない、今私たちが査問したところだ」

「お名前は?」

「ルミナだ」

「本谷ルミナです」

「私は山田テツジです」

「ルミナさんこちらの用紙に記入事項がございます」

「なんですか?」

「早い話がが学力テストです」

「テスト?」

「簡単な計算問題や読み書きです」

「どの程度の知力をもっているのかを確認しときたいのです

「分かりました」

ルミナは紙を見る

問題は足し算・引き算やたまに掛け算や中学生レベルの漢字の読み書きだった

「できました」

「はい 早いですね」

「まぁこれぐらいでしたら・・」

「ルミナは頭が良いな」

「まあね・・」

中学生程度の問題を解かされて周りに褒められてもうれしくないがここは素直に喜んでおこう・・

奥の方で山田と名乗る男は計算をしている

「結果なんですがね・・」

「はい・・」

「学力が素晴らしいです」

「ありがとうございます」

山田テツジは何度も頷き私をほめてくれた

「面接をしましょう」

「面接ですか?」

「はい 奥の部屋にどうぞ」

「はい・・」

「ルミナ頑張れ!!!」

「うん 頑張る」

ルミナは案内された部屋に入る

続く
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