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第2章
出発(レティシア目線)
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「じゃあいきましょうか。」
「ええ。契約違反者には罰が必要です。」
テネーブルは意地の悪い笑みを浮かべる。
短めの銀髪が風になびく。それは美しく、怪しく、みるものに恐怖を与えるような姿だった。
「それでは、作戦、開始です!」
赤と蒼の双眸が煌めく。神と悪魔の共闘が今始まった。
「それでは、僕は氷をもって目的地にいきます。準備ができたら時計で連絡するのでそれまでは爆弾解除をお願いします。」
「了解!」
レティシアは氷を作り出し、テネーブルに渡す。そして、やみくもに駆けていくのだった。
「よし!まずはここね!」
爆弾解除をしようとしたら、誰かの手にぶつかった。
「「あっ、ごめんなさ……い?」」
よくみると、知っていた顔だった。
「え、ハルト!?」
「え、レティシア!?」
思わず笑ってしまった。
「あはは、私たち、全く反応が同じじゃん。」
「確かにな!おもしれー!」
つられてハルトも笑顔になる。
「取り敢えず、私は次にいくから。じゃあね。」
「おう、じゃあな!……………良いこと聞いたぜ。へっへっへ。」
「ん?なにかいった?」
「なんでもない。いってらー。」
「ええ。契約違反者には罰が必要です。」
テネーブルは意地の悪い笑みを浮かべる。
短めの銀髪が風になびく。それは美しく、怪しく、みるものに恐怖を与えるような姿だった。
「それでは、作戦、開始です!」
赤と蒼の双眸が煌めく。神と悪魔の共闘が今始まった。
「それでは、僕は氷をもって目的地にいきます。準備ができたら時計で連絡するのでそれまでは爆弾解除をお願いします。」
「了解!」
レティシアは氷を作り出し、テネーブルに渡す。そして、やみくもに駆けていくのだった。
「よし!まずはここね!」
爆弾解除をしようとしたら、誰かの手にぶつかった。
「「あっ、ごめんなさ……い?」」
よくみると、知っていた顔だった。
「え、ハルト!?」
「え、レティシア!?」
思わず笑ってしまった。
「あはは、私たち、全く反応が同じじゃん。」
「確かにな!おもしれー!」
つられてハルトも笑顔になる。
「取り敢えず、私は次にいくから。じゃあね。」
「おう、じゃあな!……………良いこと聞いたぜ。へっへっへ。」
「ん?なにかいった?」
「なんでもない。いってらー。」
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