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26:よく有る展開?
しおりを挟むその前日の晩、北の森の中、一人の男が木々を分け入り足を早めていた、彼の名はバキス、彼は表向きにはAランク冒険者だが1年ほど前、仲間同士でダンジョンの宝の奪い合いでその仲間を殺害してしまい。今は…盗賊に身を落としていた。
「あっ お帰りボス!」
バキス「お前たち、場所を変えるぞ!」
「またですかい?」
「今月はもう4回目ですぜ?」
バキス「あぁ…向こう側の奴等がしくじりやがった…ガキが国境守備隊にみつかりやがったらしい」
「そらやべ~この仕事も、もうお仕舞いですかい?」
「いや、もう一仕事くらいいけるだろ!」
バキス「仕事の話は後だ、取り敢えず場所を移動するぞッ!…いいな…さっさとしろ!」
「ヘイヘイッ!」
(ちっ!このグズどもが、黙って従いやがれ、俺はこんな所でくたばる訳にゃいかねんだよ!)
彼等はもともと街道で商人の荷馬車や村を狙っていたよくいる盗賊や山賊だったがバキスに前のボスを殺され次々に吸収合併で取り込まれ仕方なくバキスに従っていた。いつも通り商人の荷馬車を襲った時、それが隣国の奴隷商で旨い仕事があるから手を組まないかと持ち掛けられたのが、数ヵ月前だ、初めは騒ぎにならない様に小規模だったが、最近は部下達が味をしめて無計画に仕事をしだしたため。バキスは国やギルドが動く事を恐れ頻繁に場所を移動する事にしていた。
「ここらで良いだろ~よしテントを張れ、お前は飯の準備しろ!もたもたすんな!」
「それでボス、次の仕事はどうすんだい?」
「あぁ…お前らも食べながらでいいからよく聞けいいか?次の仕事が上手く行ったらその足で隣国に移る、もう向こう側の奴等にも伝わってる頃だ!」
「遂に決心したんッスね?」
「あぁ…向こうは今、戦争の準備してるらしいからな!傭兵をかき集めてるらしい、コレで俺達は盗賊なんて辞めて傭兵団として成り上がるチャンスが巡ってきたって分けだ!」
(まぁ俺は一人で成り上がるつもりだがな!)
「へへッ!じゃあ獲物を探さね~とな」
「その事だがもう、獲物の目星はつけてある!あれは、かなりの上玉だぞ?」
「へ~粗方めぼしいのは狩り尽くしたと思ってやしたが?」
「そうなんだがな、軍で成り上がるのはやはり金が要るからな~そこらのガキじゃ足しになんね~ 其処でだ!最近町で噂のガキを拐う!」
「そんなに金に成るんですかい?」
「あぁ…ダンジョンにいるってんで今日昼間にダンジョンの入り口を見張らせて、確認してきた、ありゃ~かなりの値がつくぞ…金貨20枚…いや30枚、もしかするとスキル持ちかも知れねえからな~金貨100枚くらいするかも知れね~」
「マジですかい?」
「そういやダンジョン帰りの冒険者が騒いでやしたね~」
「待ってくだせ~ボスッ!そのガキの親は冒険者ですぜ?そんな危険は犯せねえ~」
「俺は元Aランクだぞ!情報じゃ~その冒険者は最近Cランクになったばかりらしい…それにな、俺にはこれがある!」
「ボスもこの作戦に参加を?」
「当たり前だろ?最後なんだからな!失敗は許されね~お前らもそのつもりで、気を引き締めていけよ!」
「へへッ!ボスが出るんじゃその親子も可愛そうなこった!」
「あぁ…今回も楽勝だな!エヘヘッ!」
「作戦は明日の晩だッ!いいな!」
(そして俺は、お前達の首も持って軍をかけ上がるって寸法だぜ!悪く思うなよ…)
「ヘェ~ィ」」」」」
ーーーーーーーーーー
「ユキ~起きろ~朝だぞ~」
「ん~」
「お~い起きろ~起きなさ~い」
「ん~パパ? …お早うございます。」
「ハイお早う!下でママが待ってるから、顔を洗って来なさい!」
「ハ~イ」
………………………………………
「あらッ!お早うユキ」
「お早うママ」
「顔を洗ってきたのね?偉いはね~ユキ」
「エヘヘ~」
「あ~ユキ、パパから大事なお知らせがあります!そのまま聞きなさい。」
「大事なお知らせ?」
「実はね!ユキの為に家庭教師を召喚する事になりました。」
「家庭教師?」
「そうです、家庭教師です!その人には、パパとママがお仕事の間、ユキの身の回りのお世話なんかをしてもらうつもりだけど~他にもユキに色々指導してもらう物知りさんです!」
「ん?」
「よく分からないか?そうだな…家族が増える感じかな? ユキはどんな人がいい? お兄さん、お姉さん、あじいちゃん、おばあちゃん、どんな人でもいいよ?」
「家族が増えるの?じゃあね~じゃあね~うぅ~ん…ママだったらとうする~?」
「そうね~私は小さい頃、お姉ちゃんが欲しかったわね…お兄さんはいたから…」
(カレンごめんね!思い出しちゃったか…でもナイス誘導!)
「じゃあね~ユキもお姉ちゃんがほしいですッ!」
「よし、じゃあぁ~早速召喚するぞ~」
「ハ~イ、パパ頑張って!」
(何か違う意味での頑張って!に聞こえて複雑…よしやるぞ!)
〔指示を確認、創造召喚を発動します。スキルAIを複製、作製個体にリンクしますか?〕
(あぁ許可する!)
〔許可を確認、創造開始します。〕
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
名前・メル
種族・ハイアニマル・特級猫種(アニマル猫種)
職種・ソラ家のメイド長
サブ・創造者の眷族・アサシン・女教師・妾
性別年齢・女・0才(20才)
Lv.1
HP.800
MP.800
筋力・120 ()
防御・100 (物200)(魔200)
知力・150 ()
精神・150 ()
俊敏・180 (60)
状態・なし
スキル・A.I(劣化版・索適6・格闘8・家事10・暗殺8・マップ・回復魔法8・異次元BOX・各属性魔法8・気配感知6・念話・暗器8)
加護・創造者の加護
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
ユキの時の様に魔方陣の中から現れたのは、黒髪の長髪に猫ミミ、少しつり目でメガネを装備している、身長は170だがヒールを履いているので俺よりちょっと高い、見るからに仕事のデキル女感を醸し出している、我が家のメイド長である(一人だが…)獣人なのは、ユキと同じなので打ち解けやすいかな?と、単純に思ったからである(深い意味はない…)服装は決戦兵器メイド服(黒)ロングバージョンとよく有るメイドの頭のカチューシャ?と純白のエプロンとヒールの高い黒色のブーツに、下着は想像に任せるが絶対領域は欠かせないとだけ言っておこう。ユキの教育係りでも在るので見た目から入ってみた!(ホントだよ…)
後、スキルAI、は劣化コピーなので俺のスキルを持っていないので新たに追加して与えた。念話は、俺とだけ会話可能となっている。紹介はこんな所だ。
「初めまして皆さん、只今から皆さんの御世話をさせて頂きます。メルと言います宜しくお願い致します。」
と、言ってメルがお辞儀をした。
「あぁ頼んだぞ!」
「…妻のッ! カレンだ、宜しく!」
「お姉ちゃんよろしく~ユキだよ!」
「はい。ユキ様、存じています、此方からもどうぞ仲良くして下さい。」
「奥様も、これからはマスター、旦那様の事は、私に スベテ お任せ下さい。」
「ん?」
(何だ?雰囲気が思ってたのと違う?どうなってんだメル?)
〔問題ありませんマスター〕
(そうなのか?まぁいっか…)
「あぁ~メルは元々、俺が女神様から貰ったサポートスキルが元になってるから実は付き合いが長いんだ!俺の指示には絶対服従だしな、此からはメルにはカレンの指示にも従って貰うから宜しく!」
「…了解しましたマスター」
「ンフフッ!改めて宜しくメル!」
(何だこれ!何が始まるんだ?)
「ユキ、メル姉ちゃんはすごい物知りだからなたくさん聞いて賢く成るんだぞ?」
「は~い!…ね~パパ?」
「ん?何だ?」
「一緒に遊んできてもいい?」
「ん?あぁ~いいぞ!」
「わ~い メルお姉ちゃん行こう~」
「はいユキ様」
ユキがメルの手を引いて自分の部屋へ行ってしまった。
「はぁ~仕方無いわね!ソラ?これも追加だからね?」
「ん?それっていったい…」
「それよりソラ!盗賊の件は、どうするの?」
「うん、其については…」
ーーーーーーーーーー
最後まで読んで下さりありがと御座います。どうやら波乱の予感?かも…しれませんが、次回も暇潰ししていって下さい。宜しく!お願い致します。
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