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俺は欲望を出した。
そっと女性の入口にあてがう。
周りの大人の塊は俺らには興味も持たずに揺られている。
ガタンゴトン……ガタンゴトン……
ぐちゅ、と音を立てる。
腰を押すとゆっくりと欲望が中に飲み込まれていく。
亀頭までが包まれてぬるぬると絡まれる。
ガタンッ!
電車が急に揺れる。
その振動で身体がまた揺られ、欲望は一気に奥を突く。
「ゃんっ! ……ん…/////」
「っ……ごめん」
「優しく、して? ……んっ////」
女性は紅い顔で言う。
腰を引く。
ぐ、と腰を押すと奥まで入っていく。
ぐちゅっ ぐちゅっ
腰を前後に振る。
「んっ! …ぁん! …ゃ…///」
右手を女性の前に回して胸を掴む。
「…ゃんっ! ……はぁん////」
くり、と突起をつまむと中が締まる。
愛液が溢れて滑りがよくなって、俺の腰の動きは速くなる。
突起を指でこねる。
「…んっ……ぁんっ!////」
硬くなった突起をつまむと中はきゅんと締めつけてくる。
「ん……ぁあっ!//////」
中はうねって絡んで熱くなって。
襞がひとつひとつ欲望を撫でていく。
ぐりぐり、と壁に当てて腰を振る。
愛液が溢れて、腰の動きはさらに速く。
「んっ…ぁああんっ!////////」
「……っ!//////」
ぐ、と強く奥を突いて、俺の欲望は白濁を放つ。
ビクンッ、と女性の身体が大きく痙攣する。
女性の顔は熱く紅潮している。
自然に。
ごく自然に、顔が近付く。
満員電車の中で、他の乗客は風景の一部だった。
女性の顔はすぐ近くにあった。
目を瞑る。
見えなくても女性の存在を感じていた。
唇に柔らかさを感じる。
くちゅ…と舌が入ってくる。
くちゅくちゅ、と温かい舌の感触を味わう。
顔を離すと、女性との間で唾液が糸を引いて銀色に輝く。
「楽しんでおるかな?」
「は?」
隣に魔法使いのおっさんがいた。
いつからいたんだ。
あと楽しんでるときに来んな。
「おっさんはやめてほしいと言ったはずじゃが…」
「ごめんな……さぶえもん」
「三郎之助左衛門じゃ」
そう、それ、と俺は投げやりに言う。
名前は大事じゃよ、とさぶえもんは説教くさいことを言う。
「夢にまで出てきてんじゃねーよ糞が」
此処は俺の夢だ。
「夢、か……」
さぶえもんは虚ろに宙を見つめる。
「此処は本当に夢かのう?」
「……は?」
夢かのう?
さぶえもんの声が、途端に現実味を持って俺を襲う。
さぶえもんの嗄れた声が。
女性の泣き出しそうな顔が。
乗客の痛いくらいの視線が。
電車の硬い振動が。
すべてが。
すべてが、現実のように動き始める。
「夢、なのか……?」
電車が止まる。
プシューッ、とドアが開いて空気の漏れる音が聞こえる。
女性は床に座り込んで動かない。
「さあのう。此処は夢かもしれぬし、もしかしたら現実かもしれぬ。じゃが、ただひとつ言えるのは、」
人間の塊がひとつの生き物のように、ドアからホームに降りる。
同時にホームからも人間の塊が入ってくる。
「そのふたつの間に境界線はない、ということじゃな」
ホームから警備員の服を着た人が2人走ってくるー
電車に乗って女性を連れていく。
女性と何かを話している。
女性の指が俺を指差す。
警備員が1人、俺を掴んでホームに降ろす。
電車が発車して風が吹く。
警備員は俺に何かを喚いている。
こんなはずはない。
こんなはずはないんだ。
そっと女性の入口にあてがう。
周りの大人の塊は俺らには興味も持たずに揺られている。
ガタンゴトン……ガタンゴトン……
ぐちゅ、と音を立てる。
腰を押すとゆっくりと欲望が中に飲み込まれていく。
亀頭までが包まれてぬるぬると絡まれる。
ガタンッ!
電車が急に揺れる。
その振動で身体がまた揺られ、欲望は一気に奥を突く。
「ゃんっ! ……ん…/////」
「っ……ごめん」
「優しく、して? ……んっ////」
女性は紅い顔で言う。
腰を引く。
ぐ、と腰を押すと奥まで入っていく。
ぐちゅっ ぐちゅっ
腰を前後に振る。
「んっ! …ぁん! …ゃ…///」
右手を女性の前に回して胸を掴む。
「…ゃんっ! ……はぁん////」
くり、と突起をつまむと中が締まる。
愛液が溢れて滑りがよくなって、俺の腰の動きは速くなる。
突起を指でこねる。
「…んっ……ぁんっ!////」
硬くなった突起をつまむと中はきゅんと締めつけてくる。
「ん……ぁあっ!//////」
中はうねって絡んで熱くなって。
襞がひとつひとつ欲望を撫でていく。
ぐりぐり、と壁に当てて腰を振る。
愛液が溢れて、腰の動きはさらに速く。
「んっ…ぁああんっ!////////」
「……っ!//////」
ぐ、と強く奥を突いて、俺の欲望は白濁を放つ。
ビクンッ、と女性の身体が大きく痙攣する。
女性の顔は熱く紅潮している。
自然に。
ごく自然に、顔が近付く。
満員電車の中で、他の乗客は風景の一部だった。
女性の顔はすぐ近くにあった。
目を瞑る。
見えなくても女性の存在を感じていた。
唇に柔らかさを感じる。
くちゅ…と舌が入ってくる。
くちゅくちゅ、と温かい舌の感触を味わう。
顔を離すと、女性との間で唾液が糸を引いて銀色に輝く。
「楽しんでおるかな?」
「は?」
隣に魔法使いのおっさんがいた。
いつからいたんだ。
あと楽しんでるときに来んな。
「おっさんはやめてほしいと言ったはずじゃが…」
「ごめんな……さぶえもん」
「三郎之助左衛門じゃ」
そう、それ、と俺は投げやりに言う。
名前は大事じゃよ、とさぶえもんは説教くさいことを言う。
「夢にまで出てきてんじゃねーよ糞が」
此処は俺の夢だ。
「夢、か……」
さぶえもんは虚ろに宙を見つめる。
「此処は本当に夢かのう?」
「……は?」
夢かのう?
さぶえもんの声が、途端に現実味を持って俺を襲う。
さぶえもんの嗄れた声が。
女性の泣き出しそうな顔が。
乗客の痛いくらいの視線が。
電車の硬い振動が。
すべてが。
すべてが、現実のように動き始める。
「夢、なのか……?」
電車が止まる。
プシューッ、とドアが開いて空気の漏れる音が聞こえる。
女性は床に座り込んで動かない。
「さあのう。此処は夢かもしれぬし、もしかしたら現実かもしれぬ。じゃが、ただひとつ言えるのは、」
人間の塊がひとつの生き物のように、ドアからホームに降りる。
同時にホームからも人間の塊が入ってくる。
「そのふたつの間に境界線はない、ということじゃな」
ホームから警備員の服を着た人が2人走ってくるー
電車に乗って女性を連れていく。
女性と何かを話している。
女性の指が俺を指差す。
警備員が1人、俺を掴んでホームに降ろす。
電車が発車して風が吹く。
警備員は俺に何かを喚いている。
こんなはずはない。
こんなはずはないんだ。
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