1 / 1
文芸部顧問の藤銀河は無表情
しおりを挟む
部室のドアを開ける。
先輩がいつものように、椅子に座っていた。
「こんにちは」
こくん。
先輩が少しぎこちなくなったような気がする。
『そういえば凛くん、藤先生に呼ばれてたよ。』
先輩が唐突に言う。
「なんでですか?」
『知らない。』
何だろう。
「職員室ですかね?」
『多分。』
++++++++++
「失礼します。文芸部の柴田です。藤先生に呼ばれてきました」
「柴田か」
職員室の奥で藤先生が立つ。
「何か、あるんですか?」
「ここじゃなんだから、場所を移動しようか」
どこ行くんですか。
++++++++++
〈保健室〉
保健室?
藤先生、何、しようとしてるんですか。
「入るぞ」
え、何。
何するんですか。
藤先生の後に続いて入る。
保健室には誰もいない。
「とりあえず座れ」
どこに?
「ベッドの上だ」
椅子一つしかないし、いい、のかな?
僕はベッドに座る。古いベッドがギシ、と軋む。
「話って、何ですか?」
「まず、脱ごうか」
……は?
「脱がないのか?」
まってまって?
脱ぐって何。脱ぐって何?!
藤先生が近づいてくる。
僕はなぜか動けない。
「な、なんで脱ぐんですか」
声だけを必死に出す。
「なぜかって? するからに、決まっているじゃないか」
「するって、何をですか」
僕はもうわかっていた。
いや、保健室に来た時点でわかっていたかもしれない。
「セックスだよ」
ですよね。
いや、待って。ですよね、じゃなくて。
こわい。
「したくないのか?」
「したくないです!」
「そうか」
藤先生が止まる。え。
「じゃあ小野塚のほうを犯すか」
「なんでそこで先輩が出てくるんですか」
「小野塚を犯してほしいか? 君のせいで小野塚が犯されてもいいのか?」
「いやです!」
「じゃあ、…わかるな?」
藤先生の目が僕を覗く。
「…………っ!」
「じっとしていろ」
「まって、ください」
「ん? 小野塚に責任をなすりつけるのか?」
「…わかりました」
「なら、いいではないか」
「服は、自分で脱ぎますから」
僕は上から脱ぐ。恥ずかしい。
「柴田、それもだ」
藤先生は僕のパンツを指差す。
「……わかってます」
僕はゆっくりと、脱ぐ。
腕だけで隠すことができるはずもなく。
肌が無防備に、世界に晒される。
「綺麗な身体だな」
「……はやく、してください」
「やっぱりしてほしいのか?」
そういうわけじゃ、なくて。
「尻を向けろ」
僕はベッドに手をつき、ゆっくりと動く。
ギシ、とまたベッドが軋む。
「じゃあ、やるか」
カチャカチャ、と音がする。
まって、はやい。
「ロ、ローション、とかは……」
「ある」
「あるんですか…」
小道具がないのを理由に逃げるっていう案はボツで。
肛門に液体が塗られる。
ぬる、と藤先生の指が扇情的に撫でる。
「挿れるぞ」
「心の、準備が……」
「五月蝿い」
「んっ……////」
こつ、と肛門に硬い感触。
身体が意識とは逆にビクッとなる。
押し開いてじんわりと、それが入ってくる。
「…きついな」
「はぁ…はぁっ……////」
ぐ、ぐ、とそれが進んでくる。
「……痛っ!」
「大丈夫か?」
「大丈夫、です……」
「そうか」
「もう全部、はいって、ます?」
「あと少しだ」
ぐ、とまた奥に来る。
ヌチュ、ローションが音を立てる。
「入ったぞ」
「……はぁ…………っ/////」
「動いて、いいか」
「まって…!///」
藤先生は僕の声も聞かず、それを抜く。
身体の中の異物感が消える。
すぐにはまた、押し入ってくる。
僕の前がビク、と反応する。
「気持ちいいのか?」
「…よく、ないですっ!///」
「そうか?」
藤先生の手が、僕の前に伸びる。
柔らかく包む。
「ぁっ…そこは……!////」
「気持ちよくなってるみたいだが」
「…ぁ……はぁっ…////」
藤先生の手のひらが、僕の前を擦る。
「んぁっ…!/////」
クチュ、と僕の前から出た液が、卑猥な音を立てる。
その音が僕の耳を犯す。
藤先生の指が頭を触る。
「後ろ、きつくなっているが気持ちいいのだろう?」
「ない、ですって…!///」
藤先生が動く。
僕の中を藤先生のそれが抉る。
ジュプ、とまた音が出る。
前も触られている。
「イきたいのか?」
「ふっ…はぁ……////」
藤先生の段差が、僕の入り口にかかる。また抉っていく。
前の、頭を指でなぞられる。
「ぁ…んっ……!/////」
「よさそうだな」
藤先生が一番奥を強く突く。
前を触る速度が上がる。
「イっても、いいぞ」
「んっ……んぁあああっ!!////////」
僕の前から、白濁が零れる。
ベッドの上に濁った染みを作る。
「はぁ……はぁ………////」
「よかっただろう?」
「全然、よくないです……」
藤先生がおもむろに動き出す。
「ぇ…なにし、て……///」
「私がまだイってないだろう」
藤先生のそれが、中を行ったり来たりする。
「動くぞ」
藤先生がそれを抜き、身体の向きを変える。
「仰向けになれ」
僕は力の抜けた身体を動かして、仰向けになる。
藤先生の顔が目の前にある。
藤先生が僕の足をゆっくり開いていく。恥ずかしい。
「……んっ…!///」
それがまた入ってくる。
さっきとは違ったところにあたって、気持ち
気持ちよくなんて、ない。
そんなこと絶対に。
「はぁ…はぁっ……」
藤先生の吐息が荒くなる。
それも心なしか大きくなった気がする。
「せ、んせいっ…!///」
「柴田……っ!////」
ぐぐ、と僕の奥が開かれる。
「………っはぁ…////」
中に注がれる。
熱を持った液体が、身体に染み込んでいく。
僕の前からも、薄くなった白濁が落ちていく。
「はぁ……はぁ………」
2つの吐息が重なる。
藤先生が僕の隣に寝る。
「すまない」
「いえ、あの…」
「だが、気持ちよかっただろう?」
「よくなかったですよ!」
「ならばこれは何かな?」
先生が、ベッドに溜まった白濁を指で取る。
ヌチャ、と音が鳴る。
「…………っ!////」
「気持ちよかったのだろう?」
藤先生から見えないように横を向く。
狭いベッドで藤先生の吐息が背中にかかって。
「…………柴田」
背中を、藤先生の呟くような声が撫でる。
「もし私が君のことを好きだと言ったら、」
真っ直ぐで、どこか不器用な声だ。
「君はどうする?」
「え?」
完
先輩がいつものように、椅子に座っていた。
「こんにちは」
こくん。
先輩が少しぎこちなくなったような気がする。
『そういえば凛くん、藤先生に呼ばれてたよ。』
先輩が唐突に言う。
「なんでですか?」
『知らない。』
何だろう。
「職員室ですかね?」
『多分。』
++++++++++
「失礼します。文芸部の柴田です。藤先生に呼ばれてきました」
「柴田か」
職員室の奥で藤先生が立つ。
「何か、あるんですか?」
「ここじゃなんだから、場所を移動しようか」
どこ行くんですか。
++++++++++
〈保健室〉
保健室?
藤先生、何、しようとしてるんですか。
「入るぞ」
え、何。
何するんですか。
藤先生の後に続いて入る。
保健室には誰もいない。
「とりあえず座れ」
どこに?
「ベッドの上だ」
椅子一つしかないし、いい、のかな?
僕はベッドに座る。古いベッドがギシ、と軋む。
「話って、何ですか?」
「まず、脱ごうか」
……は?
「脱がないのか?」
まってまって?
脱ぐって何。脱ぐって何?!
藤先生が近づいてくる。
僕はなぜか動けない。
「な、なんで脱ぐんですか」
声だけを必死に出す。
「なぜかって? するからに、決まっているじゃないか」
「するって、何をですか」
僕はもうわかっていた。
いや、保健室に来た時点でわかっていたかもしれない。
「セックスだよ」
ですよね。
いや、待って。ですよね、じゃなくて。
こわい。
「したくないのか?」
「したくないです!」
「そうか」
藤先生が止まる。え。
「じゃあ小野塚のほうを犯すか」
「なんでそこで先輩が出てくるんですか」
「小野塚を犯してほしいか? 君のせいで小野塚が犯されてもいいのか?」
「いやです!」
「じゃあ、…わかるな?」
藤先生の目が僕を覗く。
「…………っ!」
「じっとしていろ」
「まって、ください」
「ん? 小野塚に責任をなすりつけるのか?」
「…わかりました」
「なら、いいではないか」
「服は、自分で脱ぎますから」
僕は上から脱ぐ。恥ずかしい。
「柴田、それもだ」
藤先生は僕のパンツを指差す。
「……わかってます」
僕はゆっくりと、脱ぐ。
腕だけで隠すことができるはずもなく。
肌が無防備に、世界に晒される。
「綺麗な身体だな」
「……はやく、してください」
「やっぱりしてほしいのか?」
そういうわけじゃ、なくて。
「尻を向けろ」
僕はベッドに手をつき、ゆっくりと動く。
ギシ、とまたベッドが軋む。
「じゃあ、やるか」
カチャカチャ、と音がする。
まって、はやい。
「ロ、ローション、とかは……」
「ある」
「あるんですか…」
小道具がないのを理由に逃げるっていう案はボツで。
肛門に液体が塗られる。
ぬる、と藤先生の指が扇情的に撫でる。
「挿れるぞ」
「心の、準備が……」
「五月蝿い」
「んっ……////」
こつ、と肛門に硬い感触。
身体が意識とは逆にビクッとなる。
押し開いてじんわりと、それが入ってくる。
「…きついな」
「はぁ…はぁっ……////」
ぐ、ぐ、とそれが進んでくる。
「……痛っ!」
「大丈夫か?」
「大丈夫、です……」
「そうか」
「もう全部、はいって、ます?」
「あと少しだ」
ぐ、とまた奥に来る。
ヌチュ、ローションが音を立てる。
「入ったぞ」
「……はぁ…………っ/////」
「動いて、いいか」
「まって…!///」
藤先生は僕の声も聞かず、それを抜く。
身体の中の異物感が消える。
すぐにはまた、押し入ってくる。
僕の前がビク、と反応する。
「気持ちいいのか?」
「…よく、ないですっ!///」
「そうか?」
藤先生の手が、僕の前に伸びる。
柔らかく包む。
「ぁっ…そこは……!////」
「気持ちよくなってるみたいだが」
「…ぁ……はぁっ…////」
藤先生の手のひらが、僕の前を擦る。
「んぁっ…!/////」
クチュ、と僕の前から出た液が、卑猥な音を立てる。
その音が僕の耳を犯す。
藤先生の指が頭を触る。
「後ろ、きつくなっているが気持ちいいのだろう?」
「ない、ですって…!///」
藤先生が動く。
僕の中を藤先生のそれが抉る。
ジュプ、とまた音が出る。
前も触られている。
「イきたいのか?」
「ふっ…はぁ……////」
藤先生の段差が、僕の入り口にかかる。また抉っていく。
前の、頭を指でなぞられる。
「ぁ…んっ……!/////」
「よさそうだな」
藤先生が一番奥を強く突く。
前を触る速度が上がる。
「イっても、いいぞ」
「んっ……んぁあああっ!!////////」
僕の前から、白濁が零れる。
ベッドの上に濁った染みを作る。
「はぁ……はぁ………////」
「よかっただろう?」
「全然、よくないです……」
藤先生がおもむろに動き出す。
「ぇ…なにし、て……///」
「私がまだイってないだろう」
藤先生のそれが、中を行ったり来たりする。
「動くぞ」
藤先生がそれを抜き、身体の向きを変える。
「仰向けになれ」
僕は力の抜けた身体を動かして、仰向けになる。
藤先生の顔が目の前にある。
藤先生が僕の足をゆっくり開いていく。恥ずかしい。
「……んっ…!///」
それがまた入ってくる。
さっきとは違ったところにあたって、気持ち
気持ちよくなんて、ない。
そんなこと絶対に。
「はぁ…はぁっ……」
藤先生の吐息が荒くなる。
それも心なしか大きくなった気がする。
「せ、んせいっ…!///」
「柴田……っ!////」
ぐぐ、と僕の奥が開かれる。
「………っはぁ…////」
中に注がれる。
熱を持った液体が、身体に染み込んでいく。
僕の前からも、薄くなった白濁が落ちていく。
「はぁ……はぁ………」
2つの吐息が重なる。
藤先生が僕の隣に寝る。
「すまない」
「いえ、あの…」
「だが、気持ちよかっただろう?」
「よくなかったですよ!」
「ならばこれは何かな?」
先生が、ベッドに溜まった白濁を指で取る。
ヌチャ、と音が鳴る。
「…………っ!////」
「気持ちよかったのだろう?」
藤先生から見えないように横を向く。
狭いベッドで藤先生の吐息が背中にかかって。
「…………柴田」
背中を、藤先生の呟くような声が撫でる。
「もし私が君のことを好きだと言ったら、」
真っ直ぐで、どこか不器用な声だ。
「君はどうする?」
「え?」
完
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…
皇帝陛下の精子検査
雲丹はち
BL
弱冠25歳にして帝国全土の統一を果たした若き皇帝マクシミリアン。
しかし彼は政務に追われ、いまだ妃すら迎えられていなかった。
このままでは世継ぎが産まれるかどうかも分からない。
焦れた官僚たちに迫られ、マクシミリアンは世にも屈辱的な『検査』を受けさせられることに――!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる