ゾンビと戦う僕がボケると、左鎖骨さんがツッコんでくれる

第１章 仲間との別れ、そして旅立ち

２

老刑事「ウギャァァァァァァァァ！！！！」

翌日。老刑事、早速ゾンビ化。はやい。
叫び声はコピペです。

左鎖骨さん「サボりですね」
老刑事「ウギャァァァァァァァァ！！！！」コピペ３度目。

問題はどうするかなんだけど。



ーーーーー回想ーーーーー

えらい人「ゾンビは頭部が弱点だ。眉間を狙え」

ーーーー回想終了ーーーー



僕は懐から拳銃を取り出す。拳銃の扱い方なら警察学校でみっちりやった。
脇を締める。
顎を引く。
構える。
標準を合わせる。
撃鉄を起こす。
引き金に人差し指をかける。

カチッ。

左鎖骨さん「いや弾入っとらんのかーい！」

ナイスツッコミ。

老刑事「ウギャァァァァァァァァ！！！！」コピペ４度目。

ちょっと待ってピンチ。



ーーーーー回想ーーーーー

僕「なすびが主食です」

ーーーー回想終了ーーーー



無意味。ほんとに無意味すぎて神。なすび美味い。
……なすび？

左鎖骨さん「何かに気付いたフリをするな」

なすびって神じゃね？

左鎖骨さん「どーでもいい」

ってか襲ってこなくね？　もしかしてゾンビ化したとしても刑事としての正義感と良心が

老刑事「ウギャァァァァァァァァ！！！！」コピペ何度目か数えるのをやめた。

残ってるわけではないです。
生命の危険を感じて思考回路が活性化した結果としての神ってことで。

左鎖骨さん「神は意味不」

つか僕襲われてるわけだから何か武器を。
あ。
ロケットランチャーあった。

左鎖骨さん「なんであんの？！」

僕は懐からロケットランチャーを取り出す。

左鎖骨さん「どう考えても懐に入る大きさじゃない！」

ロケットランチャーの扱い方なら警察学校でみっちりやった。

左鎖骨さん「どこの国の話？」

脇を締める。顎を引く。以下略。

左鎖骨さん「以下略やめて」

だってコピペだし。
構えて、眉間に狙いを定めて

左鎖骨さん「眉間レベルじゃない！」

ぽんっ。

左鎖骨さん「かわいい音だな」

そういやなすびもあったか。

左鎖骨さん「武器と言う名のなすび」



ニュースキャスター「昨日午後３時頃、どっかその辺でロケットランチャーが発射された模様です。このロケットランチャーによる死者はウギャァァァァァァァァ！！！！」