ゾンビと戦う僕がボケると、左鎖骨さんがツッコんでくれる

風枝ちよ

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第2章 再び現れるライバル、そして試される仲間との絆

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僕「副題はもう飾り」
右鎖骨ちゃん「副題が本文だよねむしろ」



ゾンビはとある系統に従って動いているように、その刑事は感じていた。
その刑事は、こうも考えた。
指示系統のトップを倒せば、急激に秩序を失いゾンビどもは内側から崩壊していくのではないか、と。



初期には考えもしなかった設定足して物語伸ばそうとしてる作者に神の思し召しを。米がゾンビ化の原因なのに指示系統ってなにそれカオス。



僕「本部長、提案があります」
「なんじゃらほい」
「雑魚倒し続けてもしょーがないんで、ボス的な存在を倒しに行きませんか?」
「あー、がんばれ、うん」
「あとできれば仲間欲しー…」
「ほい」



僕はボス討伐のために出発する前に準備。
まずは点呼と仲間の確認と自己紹介。ここで新キャラを読者の皆様にお見せするわけですね。

「じゃ、順番に言ってって」
武力系の仲間「私は【武力系の仲間】だ。身長7光年。武器は主に冥王星。よろしく」
回復系の仲間「私は【回復系の仲間】だ。怪我の手当てなどのサポートをしていこうと思う。よろしく」
知識系の仲間「私は【知識系の仲間】だ。索敵や敵の情報の収集などの知識面から援護していく。よろしく」
右鎖骨ちゃん「ボクは【右鎖骨ちゃん】。鎖骨担当。ツッコミと言う名のボケ要員。特に何もしないが、よろしくです」
僕「僕は【僕】。このグループ内でのリーダー的な存在、又はキャプテン班長トップ部長組長的な存在も兼任。この小説の語り手も担当している。要は神。よろしく」

よく考えたら僕って要らない気がして来た。



続いて、ん? 何すればいいの?

右鎖骨ちゃん「今から運動会を開催いたします!!」
「「「「「YEAHHHHHHHH」」」」」
右鎖骨ちゃん「開会式」
武力系の仲間「今から開会式を始めます」
右鎖骨ちゃん「気を付け、礼」
「「「「「AHHHHHHH」」」」」
右鎖骨ちゃん「まずは校長の話。校長は今牛丼を食べているので次」
「「「「「OHHHHHHH」」」」」
右鎖骨ちゃん「続いて回復系の仲間からの諸注意です」
回復系の仲間「皆さん、今日は天候にも恵まれず嵐の中の運動会強行ということになりましたが、全校生徒1人も遅刻せずに登校できたことは大変喜ばしいことです。午後からは晴れる予定なので頑張りましょう。ちなみに私はこの後校舎の中でなめこ丼食べてくるんで、はい」
右鎖骨ちゃん「からの知識系の仲間からのなんつーのこう……」
知識系の仲間「せんせええええ!!」
右鎖骨ちゃん「それ! 選手宣誓です」
知識系の仲間「せんせえ、バナナはおやつに入りますか?」
せんせえ「ゴリラからしたらバナナは主食、人間からしたらバナナはおやつ」
知識系の仲間「つまりゴリラである私はバナナは主食、よってバナナはおやつに入らない、ということでよろしいんですね?」
せんせえ「……もうそれでいいよ」
知識系の仲間「せんせええええ!! 我々ぇ! 生徒一同はぁ! 勝った者が正義精神を胸にぃ! 正義が勝つんじゃない、勝ったのが正義だぁ! 正々堂々ぉ! 戦い抜くことをぉ! 誓いまぁす! 平成13年ん! 8月31日ぃ! 生まれぇ! レインボーブロック代表ぉ! 知識系の仲間ぁ!」
右鎖骨ちゃん「以上で、第1回運動会開会式を終わります。気を付け、礼。続いて、第2回運動会開会式を始めます……」
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