剣と魔法の世界で、拳のみで最強になりました

竜田揚げ

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威厳より我欲

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早く[守護鬼将]達来い!!と思っていると、[アサシン]のチタイからの念話が飛んできた。

『大殿様、至急ご報告したいことが…大殿様?』

『お、おぅ!どうした!?何か城下町に異変でもあったか!?』

べっ別にいきなり念話が飛んで来てビックリしたわけじゃないし?
別に念話の存在忘れてた訳じゃ無いし?

『それが…城下町はいつもと変わらないのですが、周囲がいつもならば草原が広がっているはずなのですが、荒地が広がっており人族が戦争を行っておるのです。』

戦…争…だと…!?なんて…なんて血湧き肉踊る言葉なんだろうか!!今は王だが元傭兵、そこに行かずして何に成るよ!!よし、行こう!!民?威厳?そんなもの、どうだって良いわ!!

『戦争だと!?どこでしている!!』

『はい、城から南南東30キロのところです。観たところ片方が兵3万、もう片方も兵3万といったところでございます。只今は拮抗していますが、いつ崩れることか…。如何成されますか?』

なんだと!!それはすぐにでも行かなければ、いつ行くと言うのだ!

『わかった!!今から俺1人で向かう!!』

『なっ!?大殿様それはやめてくだされば!!』

『知らん!!付いてきたら、叩き潰す!!』

『えっ…はい…』

早速行かねば!![守護鬼将]?知らんわ!こちとら皆に嫌われて戦争日照りなんじゃ!!

「今から少し出かける!!」

「えっ…?ですが我が君、まだ[守護鬼将]が来ておりませんが…?」

「後だ!!」

「出かけるならば、私も付いていきます♥」

「ならん!!戦争なのだ!!1人で行く!!」

「「「えぇぇぇぇぇぇぇえ!!」」」

「なりません!なりませんぞ我が主!!一国の王が単独で戦場になど!!」

「ログアの言うとおりです!御主人様1人でなど!!」

「クドい!!これ以上言うなら、お前達を今すぐ叩き潰す!!」

「「「「!!」」」」

「ふんっ!では行く!待ってろよ!俺の戦争ぉお!!」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

~戦場のとある将軍~

『両者共に兵3万…今は拮抗しているが、いつ崩れるかわからん』

そう思い、陣地テント内で地図を見ながら次の作戦を考えていると、補佐官が息を切らしながら入って来た。

「どうした!!遂に戦況が崩れ攻め困れたか!」

そう聞くと、補佐官は歯をガチガチならしながら恐怖に顔を染めながら言った。

「あ…新たな魔王と思わしき…そっ存在が…ぁぁあ!!」

「新たな魔王だと!?それがどうした!?どうしたと言うのだ!!ッ!まさか……!」

問いただす内に最悪の考えを思い浮かべてしまう。当たって欲しくはないのだが、補佐官の言葉がすぐにその思いを粉々に壊す。

「そのまさかです…!魔王と思わしき存在が、戦場に現れました!」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

~時間を少し戻して~  

さてと、戦場についたが拮抗した場面で片方に味方するのは嫌だしな。よし、喧嘩両成敗でどちらも叩き潰すか…だが普通にやったら数発で死んでしまうし、[手心]を使って死なない様にするか?
だが、それだと俺が確実に消化不良になるしなぁ。仕方ない、戦争だからと割り切るか…なんか殺すことに抵抗がないな…この体になったからだろうか…?考えても仕方ない…殺るか…
今はジャンプして戦場の上空にいるが…上空ならあの技だろう

「[鳳墜地滅脚]!」

そう言うと足から炎が出て、すぐに体全体を覆い鳥の形になる。そのまま地上の戦場へと墜ちていき、その衝撃で地面が割れて盛り上がり、そのあとに炎が戦場を蹂躙する。

「フハハハハハハハハハハハハハ!!!やはり戦場とはこうでなくてはな!!さぁ!兵士諸君!殺り合おうではないか!!」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

~戦場のとある将軍~

急いで外へと出て戦場を見ると、先程まで敵味方の兵士が雌雄を決しようと戦っていたであろう場所に、腕が4本ある化け物が居り、その周りは地獄絵図と化していた。
魔導兵による魔法など意味がないと言わんばかりに、かわすか叩き落とすを繰り返し、手練れの兵士の斬撃なども幼稚なお遊びであるかの如くかわし、拳の一撃で沈めていく。
私は、この変わり果てた戦場をただただ見ているしかできずにいた。周りの兵士が何か言っているが、その言葉さえ耳に入らない。この光景を認めたくない、見たくない、理解が追い付かない。そんな状況から化け物の方から一筋の光が見えて、私の意識が、存在が、一瞬にして無くなった。





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読んでいただきありがとうございます。誤字・脱字等ありましたら、指摘を宜しくお願いします!
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[守護鬼将's]「私達の出番は?(´・ω・`)」
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