剣と魔法の世界で、拳のみで最強になりました

竜田揚げ

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[守護鬼将]が来る前に

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うーん、なかなか来ないなぁ…まぁ1階から8階までだし、業務用エレベーターとかも無いし気長に待つかねぇ~。
でも待ってる間暇だな、煙草でも吸うかね?あ、でもここにある煙草って手巻きや葉巻じゃなくて煙管なんだよなぁ…まぁ良いのか。あっでも火がないなぁ、しかも俺って小さい火とか出せないじゃん。誰か…イスタルが使えるかも知れんな、とりあえずストレージから煙管と刻み煙草を出してっと。

「イスタル、お前火の魔法使えたよな?」

「はい!もうバッチリと!何がよろしいですか!?爆撃系ですか!?獄炎系ですか!?ハッまさか!?今から何処か人間の国を焼け野原にするんですか!?そのための緊急召集なんですね!?」

「そうなのですか、我が主よ!?それならば、腕がなると言うものです![守護鬼将]はまだですが、今すぐに出陣しましょう!!」

「違うわ!!馬鹿共!!俺はただ煙草の火が欲しいだけだわ!この脳筋共が!!」

何なんだ、こいつらは!どこの戦闘民族だ!俺は煙草が吸いたいの! 煙草を一服吸う為に何故に国1つ消し炭にしなければならんのだ!!

「それなら御前を失礼して、どうぞ♥」ボッ

「あぁ…フゥー」

なんか、煙管吸ってると歌舞伎の演目の[助六]を思い出すなぁ、あれって花魁の皆から吸い付け煙草もらって吸うんだよねぇ、しかも助六は最高の花魁と恋人関係と言う羨ま…ゲフンゲフン…けしからん話ではないか。
俺も揚巻の様な最高に綺麗な彼女が欲しいよ…

「それにしても凱空様ぁ、あのワンちゃんと一緒に脳筋扱いは酷いでしわぁ…」

「なんだと?」

「なによ?」

「やめんか!御主人様の前で見苦しい!」

うーん、女騎士風のサイナに御主人様って言われると違和感を覚えるな?やはりメイドが言ってこその御主人様な気がするんだが…しかも現時点で名前で呼んだのイスタルの1回だけだしなぁ…寂しいような、誇らしい(?)ような気分だ。聞いてみるか?

「なぁサイナ、なんで俺の事を御主人様と呼ぶんだ?皆もだ、何故名前を呼ばない?」

「「「それは…」」」

「それは?」

「畏れ多くも、我らが創造者である自分達の主人を名前で呼ぶなど…」

「出来ないか…」

「「「はい…」」」

でも、イスタルは今さっきサラッと名前で呼んだよな?何故だ?と思いイスタルを見てみると。

「嫁が夫を名前で呼ばないなど、失礼かと思いまして♥」

まさかの嫁発言出たよ!?いやいや、俺種族的に神だからね!?変えて言うなら[精神体(スピリチュアルボディー)]ってやつだからね!?もっと変えて言うなら、モノはあっても楽しむ為だけだからね!?あー頭痛くなってきたわ…

「あー、イスタル…お前は逆に自重してくれ。いや、しろ」

「そんなぁ♥照れなくても良いじゃないですかぁ♥」

いやいや、割りと本気で言ってるからね?勘弁してくれよ…
そうだ![守護鬼将]も名前を呼ばなかったら、呼ばせればいいではないか!

早く来てくれよ[守護鬼将]!そして、俺の名前を呼ぶなよ!

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こんな作品を読んでいただき、ありがとうございます。

誤字・脱字の指摘、感想等いただけたら幸いです♪
これからも宜しくお願いいたします。
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