20 / 26
20.強すぎる龍人族 ロウガside
しおりを挟む俺は龍人族に向き合う。
「向上魔法"バーストアップ"、"クライシスセンサー"」
どのくらいの強さかはわからないが危機感知を上げるに越したことはないからな。
「来い」
「はぁ!」
俺は龍人族に突っ込むが、すぐに見失い危機感知が反応した途端地面に叩きつけられた。
ガン!
「ぐはぁ」
「この程度か」
は、速ずぎる
「く、"バーストアップ"!」
身体能力をもう一段階上げ龍人族に向かう。
はぁ、はぁ、はぁ
一向に攻撃が当たらず逆に俺の傷が増えていく一方である。
「やはりこの程度だな」
くそ、だったら
「向上魔法"リミテッドブレイク"」
「ほー珍しいな、リミテッドブレイクが使えるのか」
リミテッドブレイクはの向上魔法の究極魔法使える奴はごく僅かしかいない。
「これなら先程よりマシな闘いが出来るだろう」
「さぁ来い!」
「はぁ!」
はぁ、はぁ、はぁ
リミテッドブレイク使ったってのに速さが僅かに龍人族の方が速いなんて。なんて速さなんだ。
パワーなんかも力負けしている。
相手は向上魔法を一回も使っていないのに。
「期待外れだな」
く、くそう
「死ね」
龍人族が拳を俺に振りかぶった。
嗚呼俺は死ぬのか
「砂魔法"サウンドウォール"」
声がすると砂の壁が俺の前に建ち、誰かが立っていた。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
31
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる