11 / 58
二がんばり目~ドSコンビの同級生~
第11話 捕らわれた森本2※寸止め
しおりを挟むそれからどれくらい経ったか、森本はもう一人で立っていられないほどの快感に呑まれていた。
「はは、すごいね空汰くん…」
何度も舌でなぶられた乳首は赤く腫れ、勃起した性器は射精寸前のところで止められ我慢汁でぐしょぐしょになっていた。
それでも下唇を噛んで声をひたすら抑える根性に望月は称賛した。
「あぁー…もう思いっきりイきたいよね?
こんなに期待しちゃって、すっごい可愛い…」
これ以上ないくらい張りつめた性器を指先で優しくなぞられ、
イきたくてイきたくて仕方がないと無意識に腰を動かしてしまう森本。
望月はその動きに乗って少し手のひらで亀頭を撫でてやった。
「ふっぅ、ん…」
「ほらほら、声出ちゃってるよ?みんなに聞いてほしいの?」
森本の思考はほとんど回っていなかったが、わずかに残った理性で首を振って否定した。
健気に罰を受け、なおかつプライドは折れていない様子に
さらに嗜虐心を煽られる望月。
「ねえ、どうやってイきたい?
声出していいから教えてよ。
俺の手で激しくしごいてほしい?
それとも口の中で出したい?
俺にお願いしてごらん…」
攻め立てる声は興奮しているのか、少し上ずっていた。
快感に負けて情けなくお願いする森本を見たい。
こんなにがんばっている姿を台無しにしたい。
森本を自分のものにしたい。
そんな気持ちが望月の頭を占領していた。
だが
「んーん!」
森本は再び首を振った。
そう、お願いは強制ではない。
自分の意思で望月にお願いするということ。
それは自らペットに成り下がることだと理解しているからだ。
望月の揺さぶりに負けないよう、
唇から血が出るほど噛み締めて意地を通した。
「…なんで」
それを見た望月は聞こえないほど小さな声で呟いていた。
自分の思い通りにならないことは腹が立つが、
もっと酷いやり方で森本を壊せるかもしれないと期待し
両手を離してやった。
「…はーい、おしまい」
「へ、ぁ?」
「もうペナルティー終了、自由にしていいよ」
先ほどのテンションとうってかわって、
そっけない態度の望月を見て森本は戸惑いを隠せなかった。
そして中途半端な状態で解放されたため
つい引き留めるように望月の裾を掴んでいた。
どことなく物欲しそうな表情に見える。
「どうしたの?今さら後悔しても遅いよ?」
「~!!」
望月は仕返しと言わんばかりに意地の悪い顔をした。
少し冷静になった森本は恥ずかしさに顔を赤くしてその場にうずくまり、
自分の体も落ち着けようと勃起したものをぎゅうっと押さえつけていた。
「…あのさー、そんな姿俺の前で晒さないでくれる?」
犯したくなる…と不穏な呟きをする望月。
ーーートン、トン、トン
そこに階段下から足音が聞こえてきた。
「お、やっぱり千紘が捕まえてたのかよ」
声の主は虎谷だった。
「遅かったね」
「…なんだヤられちまったのか」
何事もなかったような態度の望月に対し、
慌てて乱れた衣服を直している森本を見て
虎谷は舌打ちしながら近づいた。
「こっち来ないで!」
まだ収まりきっていない下半身を見られたくなく、
つい強く拒否してしまった。
もちろんそんな態度を虎谷が許すはずがなかった。
構わず森本へ近付くと、腕を掴んで無理やり立ち上がらせた。
「何度も言うが、お前に拒否権はねぇんだよ」
低い声で脅すように現実を突きつける。
いつも自分がどんなに迫ろうと、顔を背けることはなかった森本だが
今は俯いて表情が見えない。
「…触んないでっ、」
「あーあ、さっきまであんなに可愛かったのに。
渚嫌われてるんじゃない?」
ただでさえ森本の態度にイラついている虎谷は、
望月の単純な挑発にさえ乗ってしまう。
「黙れよ…。はっ!なんだよこれ、ビンビンじゃねぇか」
ずっと下半身を押さえている森本の手を払いのけ、
しまいきれていない性器の状態を見ては呆れたように笑った。
「っっ!!や、っ…」
自分の姿が恥ずかしくて情けなくて、悔し涙を流した森本。
やめてほしいという声すらつまって消え入ってしまう。
「………」
そんな様子に、何を思ったのか虎谷は噛みつくようにキスをした。
「んっ!?」
「…俺がイかせてやるよ」
まさかそんなことを言われるとは思っておらず驚く森本を尻目に、
望月は心底不機嫌そうに文句を言った。
「えーここまで仕込んだの俺なのに。
美味しいとこ取りって、ずるくない?」
「バーカ。お前が途中で放置したんだから自業自得だ。」
虎谷は全く悪びれず、むしろ馬鹿にした態度で
見せつけるように再びキスをした。
森本は何がなんだかわからず、また受け入れてしまう。
「んぅっ」
「………。空汰くんのイキ顔だけでも見せてよ?」
こういう時だけ虎谷の傲慢な性格が羨ましいと思う望月だった。
0
あなたにおすすめの小説
怒られるのが怖くて体調不良を言えない大人
こじらせた処女
BL
幼少期、風邪を引いて学校を休むと母親に怒られていた経験から、体調不良を誰かに伝えることが苦手になってしまった佐倉憂(さくらうい)。
しんどいことを訴えると仕事に行けないとヒステリックを起こされ怒られていたため、次第に我慢して学校に行くようになった。
「風邪をひくことは悪いこと」
社会人になって1人暮らしを始めてもその認識は治らないまま。多少の熱や頭痛があっても怒られることを危惧して出勤している。
とある日、いつものように会社に行って業務をこなしていた時。午前では無視できていただるけが無視できないものになっていた。
それでも、自己管理がなっていない、日頃ちゃんと体調管理が出来てない、そう怒られるのが怖くて、言えずにいると…?
月弥総合病院
御月様(旧名 僕君☽☽︎)
キャラ文芸
月弥総合病院。極度の病院嫌いや完治が難しい疾患、診察、検査などの医療行為を拒否したり中々治療が進められない子を治療していく。
また、ここは凄腕の医師達が集まる病院。特にその中の計5人が圧倒的に遥か上回る実力を持ち、「白鳥」と呼ばれている。
(小児科のストーリー)医療に全然詳しく無いのでそれっぽく書いてます...!!
身体検査
RIKUTO
BL
次世代優生保護法。この世界の日本は、最適な遺伝子を残し、日本民族の優秀さを維持するとの目的で、
選ばれた青少年たちの体を徹底的に検査する。厳正な検査だというが、異常なほどに性器と排泄器の検査をするのである。それに選ばれたとある少年の全記録。
ふたなり治験棟 企画12月31公開
ほたる
BL
ふたなりとして生を受けた柊は、16歳の年に国の義務により、ふたなり治験棟に入所する事になる。
男として育ってきた為、子供を孕み産むふたなりに成り下がりたくないと抗うが…?!
ある少年の体調不良について
雨水林檎
BL
皆に好かれるいつもにこやかな少年新島陽(にいじまはる)と幼馴染で親友の薬師寺優巳(やくしじまさみ)。高校に入学してしばらく陽は風邪をひいたことをきっかけにひどく体調を崩して行く……。
BLもしくはブロマンス小説。
体調不良描写があります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる