がんばり屋の森本くん

しお子

文字の大きさ
37 / 58
四がんばり目~惚れたあの娘は男のコ~

第37話 折戸の過去2※レイプ

しおりを挟む

ズプッ!

「ぅ゛あっ…!!」

「きっつ!」

ローションでまだ滑りは良くなっているが、慣らされていない中にいきなり自身を入れられると痛みが走った。

「すげー!ほんとに入ってるぜ。」

「おいおい、こっちも楽しませろよ。」

「ん!! っ゛… んぅ!」

森本の苦痛など無視して男の性器が侵入し、挙げ句に口の中や手も休む暇など与えられなかった。

「うわ、結構イイなこれ。」

「マジ?お前そっちなんじゃねーの?」

「うるせぇ。」

「あー、ローションいいわ…。」

ぐちゅっぐちゅっ

「ふ、ぐっ…ん!う、っ゛!ぁ、っん!」

性器で中のローションをかき混ぜるように動かしていくと根本まで収まった。
森本は口も中も奥まで入れ込まれ苦しさに失神してしまいそうだった。

「…てか、こいつ勃ってね?」

「すっげ!感じてんのかよ!」

もちろん快感らしい快感を得ているわけではない。
しかしあの部分に先端が擦れると強制的に勃起させられ、まるでこの状況にすら興奮していると勘違いさせてしまうのだ。

「相当変態なんだな…もう一本いけるんじゃねーの?」

「っっ!? ま、っんん゛!! ぅ、んー!!!」

森本を起こすと手で握らせていた自身をすでに満杯状態の秘部へ押し付け、本気で入れようとしていた。

そんなことをされたら裂けてしまう。
森本は塞がれている口でそう必死で訴えた。

ブーッブーッ

「チッ、もう着いたのかよ。」

「折戸?」

「今のこいつ見せたら発狂するんじゃね。」

不幸中の幸いと言うべきか、折戸が到着したようだ。
三人は自分達の衣服を整えると二人が森本を押さえ、一人がドアへと向かった。

ガチャっ

「早かったな。」

「あの子はどうした…。」

「自分の目で確かめろよ。」

ベッドの方を指され奥へ入ると半裸で男達に押さえつけられている森本が目に入った。

「お前って、そういうシュミなのな。」

後ろから肩に手を回しへらへらと笑いながらそんなことを言い出すのには折戸の怒りが爆発した。

ドカッ!!

男の肩を掴み自分の肩を抜くと同時に肘鉄ひじてつを食らわせる。
それを皮切りに三対一の殴り合いが始まってしまった。

「てめーらじゃ勝てねえこと、一年前に立証済みだろうが!!」

しかし折戸は強かった。
殴られはするが決して膝を床につけることはなく、反対に折戸の一発一発は重く三人はあっという間に倒れていく。

「折戸くん!!」

ドスッ

「バーカ、お前こそ学んでねぇな。
 あの時に大怪我させたのは俺だ。」

「っ!!」

折戸が森本へ視線を移し、声をかけようとした瞬間後ろの一人がふらりと立ち上がった。
その男がナイフを持っていることを知っている森本は名前を呼ぶと同時に駆け出し、折戸を横へ突き飛ばす。

「っ…。」

森本の足元に血がしたたる。
それを見た瞬間、折戸は我も忘れて男を殴り意識を失ってもなお止めなかった。

「折戸くん、折戸くん!
 死んじゃうよ!!」

「…ソラ、ちゃん。
 怪我は!?」

声をかけられやっと手を離し、呆然としていたが森本の血を見てハッとした。

「ちょっと切っただけだよ。
 ごめんね、こんなことになって…。」

「何言ってんだよ…!!
 全部俺のせいだろ!? いや、とりあえず病院行かないと…。」

「ま、待って折戸くん!
 ほんとに大したことないから、そんなことより…。」

確かに気が動転していてよく見ていなかったが、血が出ているのは両手だけで上手く服を使って掴んでいたおかげかそこまで傷も深くなさそうだった。

「そんなことって…、どうしたの?」

「その、トイレ行きたい…。」

「え!?
 ちょ、こんなときに!?」

実は腸内なかのローションが漏れるのを我慢していた森本。
安心からかそれが限界にきてしまい、一刻も早く出したくて仕方なかった。

男達の部屋で悠長にそんなことをしている場合でもなく、フロントで別の部屋を取り直すことにした。
しおりを挟む
感想 5

あなたにおすすめの小説

怒られるのが怖くて体調不良を言えない大人

こじらせた処女
BL
 幼少期、風邪を引いて学校を休むと母親に怒られていた経験から、体調不良を誰かに伝えることが苦手になってしまった佐倉憂(さくらうい)。 しんどいことを訴えると仕事に行けないとヒステリックを起こされ怒られていたため、次第に我慢して学校に行くようになった。 「風邪をひくことは悪いこと」 社会人になって1人暮らしを始めてもその認識は治らないまま。多少の熱や頭痛があっても怒られることを危惧して出勤している。 とある日、いつものように会社に行って業務をこなしていた時。午前では無視できていただるけが無視できないものになっていた。 それでも、自己管理がなっていない、日頃ちゃんと体調管理が出来てない、そう怒られるのが怖くて、言えずにいると…?

月弥総合病院

御月様(旧名 僕君☽☽‪︎)
キャラ文芸
月弥総合病院。極度の病院嫌いや完治が難しい疾患、診察、検査などの医療行為を拒否したり中々治療が進められない子を治療していく。 また、ここは凄腕の医師達が集まる病院。特にその中の計5人が圧倒的に遥か上回る実力を持ち、「白鳥」と呼ばれている。 (小児科のストーリー)医療に全然詳しく無いのでそれっぽく書いてます...!!

身体検査

RIKUTO
BL
次世代優生保護法。この世界の日本は、最適な遺伝子を残し、日本民族の優秀さを維持するとの目的で、 選ばれた青少年たちの体を徹底的に検査する。厳正な検査だというが、異常なほどに性器と排泄器の検査をするのである。それに選ばれたとある少年の全記録。

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

4人の兄に溺愛されてます

まつも☆きらら
BL
中学1年生の梨夢は5人兄弟の末っ子。4人の兄にとにかく溺愛されている。兄たちが大好きな梨夢だが、心配性な兄たちは時に過保護になりすぎて。

カテーテルの使い方

真城詩
BL
短編読みきりです。

ふたなり治験棟 企画12月31公開

ほたる
BL
ふたなりとして生を受けた柊は、16歳の年に国の義務により、ふたなり治験棟に入所する事になる。 男として育ってきた為、子供を孕み産むふたなりに成り下がりたくないと抗うが…?!

ある少年の体調不良について

雨水林檎
BL
皆に好かれるいつもにこやかな少年新島陽(にいじまはる)と幼馴染で親友の薬師寺優巳(やくしじまさみ)。高校に入学してしばらく陽は風邪をひいたことをきっかけにひどく体調を崩して行く……。 BLもしくはブロマンス小説。 体調不良描写があります。

処理中です...