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四がんばり目~惚れたあの娘は男のコ~
第37話 折戸の過去2※レイプ
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「ぅ゛あっ…!!」
「きっつ!」
ローションでまだ滑りは良くなっているが、慣らされていない中にいきなり自身を入れられると痛みが走った。
「すげー!ほんとに入ってるぜ。」
「おいおい、こっちも楽しませろよ。」
「ん!! っ゛… んぅ!」
森本の苦痛など無視して男の性器が侵入し、挙げ句に口の中や手も休む暇など与えられなかった。
「うわ、結構イイなこれ。」
「マジ?お前そっちなんじゃねーの?」
「うるせぇ。」
「あー、ローションいいわ…。」
ぐちゅっぐちゅっ
「ふ、ぐっ…ん!う、っ゛!ぁ、っん!」
性器で中のローションをかき混ぜるように動かしていくと根本まで収まった。
森本は口も中も奥まで入れ込まれ苦しさに失神してしまいそうだった。
「…てか、こいつ勃ってね?」
「すっげ!感じてんのかよ!」
もちろん快感らしい快感を得ているわけではない。
しかしあの部分に先端が擦れると強制的に勃起させられ、まるでこの状況にすら興奮していると勘違いさせてしまうのだ。
「相当変態なんだな…もう一本いけるんじゃねーの?」
「っっ!? ま、っんん゛!! ぅ、んー!!!」
森本を起こすと手で握らせていた自身をすでに満杯状態の秘部へ押し付け、本気で入れようとしていた。
そんなことをされたら裂けてしまう。
森本は塞がれている口でそう必死で訴えた。
ブーッブーッ
「チッ、もう着いたのかよ。」
「折戸?」
「今のこいつ見せたら発狂するんじゃね。」
不幸中の幸いと言うべきか、折戸が到着したようだ。
三人は自分達の衣服を整えると二人が森本を押さえ、一人がドアへと向かった。
ガチャっ
「早かったな。」
「あの子はどうした…。」
「自分の目で確かめろよ。」
ベッドの方を指され奥へ入ると半裸で男達に押さえつけられている森本が目に入った。
「お前って、そういうシュミなのな。」
後ろから肩に手を回しへらへらと笑いながらそんなことを言い出すのには折戸の怒りが爆発した。
ドカッ!!
男の肩を掴み自分の肩を抜くと同時に肘鉄を食らわせる。
それを皮切りに三対一の殴り合いが始まってしまった。
「てめーらじゃ勝てねえこと、一年前に立証済みだろうが!!」
しかし折戸は強かった。
殴られはするが決して膝を床につけることはなく、反対に折戸の一発一発は重く三人はあっという間に倒れていく。
「折戸くん!!」
ドスッ
「バーカ、お前こそ学んでねぇな。
あの時に大怪我させたのは俺だ。」
「っ!!」
折戸が森本へ視線を移し、声をかけようとした瞬間後ろの一人がふらりと立ち上がった。
その男がナイフを持っていることを知っている森本は名前を呼ぶと同時に駆け出し、折戸を横へ突き飛ばす。
「っ…。」
森本の足元に血が滴る。
それを見た瞬間、折戸は我も忘れて男を殴り意識を失ってもなお止めなかった。
「折戸くん、折戸くん!
死んじゃうよ!!」
「…ソラ、ちゃん。
怪我は!?」
声をかけられやっと手を離し、呆然としていたが森本の血を見てハッとした。
「ちょっと切っただけだよ。
ごめんね、こんなことになって…。」
「何言ってんだよ…!!
全部俺のせいだろ!? いや、とりあえず病院行かないと…。」
「ま、待って折戸くん!
ほんとに大したことないから、そんなことより…。」
確かに気が動転していてよく見ていなかったが、血が出ているのは両手だけで上手く服を使って掴んでいたおかげかそこまで傷も深くなさそうだった。
「そんなことって…、どうしたの?」
「その、トイレ行きたい…。」
「え!?
ちょ、こんなときに!?」
実は腸内のローションが漏れるのを我慢していた森本。
安心からかそれが限界にきてしまい、一刻も早く出したくて仕方なかった。
男達の部屋で悠長にそんなことをしている場合でもなく、フロントで別の部屋を取り直すことにした。
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