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五がんばり目~ヤンデレ君にご注意~
第44話 フラグ
しおりを挟む「この前中途半端にしちゃったからね。」
「~っ! やぁあっ」
(やっぱりこの先生、苦手…!!)
ぐちゅっ
「あ!ぅっ、んん!ぁ、あ!」
ハッキリしない思考にもう抑えきれず、甘い声が部屋に響く。
だんだん体勢が辛くなってきて膝裏から手を離すとうずく下半身を諌めるためか内太ももをぎゅっと掴んだ。
「素直に身を任せてごらん。」
「そんな、ぁっ…ぅ!」
松城はそんな森本を見ると酷く嗜虐心を煽られ、中に入れたままの指を動かし始めた。
そして先ほど良い反応を見せた部分に指先を押し込むと体を震わせながら森本は腰を浮かせる。
「ひっっ!! ぁ゛あっ、ん゛!」
自身からは先走りが溢れ松城の手を濡らしていき、それで上下に擦られただけでもすぐにでも射精しそうだと亀頭は赤く腫れているようだった。
「我慢は体に悪いよ…。
森本くん。」
「いっ、~~っぅう゛!!」
耳元で松城の声が聞こえると同時に甘噛され、そんな少しの刺激が背中を通り下半身へ向かうとあっけなく絶頂してしまった。
「…ちゃんと出せたね。」
まるで子供を褒めるように頭を撫でる松城だったが、熱と事後の倦怠感から夢うつつな森本。
反応する余裕もなく重たい瞼と戦っていた。
「あはは、可愛いなぁ。」
きっと聞こえてない、もし聞こえてたとしても覚えていないだろうと松城は素で笑いながら、薬が溶けたのを確認して中から指を抜き去った。
そして精液と汗で汚れた部屋着を脱がせるとあらかじめ母親が用意していた濡れたタオルで体を拭いてやり、替えの部屋着へ着替えさせたのだ。
「もしもし?」
「あ、星場先輩…お願いがあるんですけど…。」
あのまま眠ってしまった森本が目を覚ました時にはもう松城の姿はなかった。
そして小野寺のことを思い出すと急いで星場に連絡したのだった。
「…それはいいけど、体調しっかり治すまで登校しちゃだめだよ?」
「はい…ありがとうございます。」
事情を聞き自分のことよりも他人を優先する森本にため息を吐きながら、断って無理されても嫌だと承諾した。
「小野寺くん。」
「…。」
「言っておくけど、今日は空汰ちゃん来ないよ。」
「…!」
「…空汰ちゃんから話聞いたけど、君もしかして空汰ちゃん目当て?
最初は本当に家から出れないだけだったかもしれないけど、今はもうきっと違うよね。」
「…。」
「無言ね…。
いつまでも家に籠っていたいならそうしてれば。
でも空汰ちゃんはもう来ないよ、会いたかったら自分で会いに行くんだね。」
星場は長居するつもりもなく用件だけを言っていく。
最近のやり取りを聞いている限り、小野寺が甘えているようにしか見えなかったのだ。
荒療治だがこう脅しておけば、最悪登校しなくても森本に会うためだけに家から出るだろうと考えていた。
しかしこれが小野寺の引き金を引いてしまうことになる。
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