元凄腕傭兵ですが国民的アイドルの家に勝手に居候しています〜アイドルに愛を教えてもらう男の話〜

ハルカゼのワカ

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第二話 謎の男

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男は朝からまた銃のメンテナンスを始めた。
「ごめんなさい…お風呂入ってきます…」
「分かった」
香奈は一日ぶりに湯船に浸かる。
「最悪…メイク落とさんと寝たった…」
「ていうかあの人いつまでおるつもりなん…」
「このままおられたら警察来るかもしれんし…」
「早く出てってもらお…」
香奈はしばらくしてお風呂から戻り、ひと段落ついた頃。
「あの……いつまで私の家に……?」
「お前を殺しておれの家にするつもりだったが、見たところお前の目には戦意が感じられないな」
「普通の日本人はみんなそうですよ…」
(まぁ最近はそうやないひともおるけど…)
「えっと…私もお仕事があるので…そろそろ…」
「お前はおれに害を与える存在にはならなさそうだ」
「おれはしばらくここにいさせてもらう」
「え…」
「あの…このマンションにも空き部屋とかあると思いますけど…」
「日本の家を借りるシステムはよくわからない」
「それに、お前には顔を見られた、だから不審な行動をしたら即殺す必要がある」
「この家にいればお前も監視しておける」
「むか…💢」
(香奈も女の子やのに…)
(でも逆らったら…怖い…けど)
「じ、じゃあ名前くらい教えてください…!」
「嫌だ」
「そんな簡単に教えるようなものではない」
「でもそれじゃ呼びにくいです…」
「同じ家にいるなら呼び名くらい教えて欲しいです…」
「じゃあ、お前が決めろ」
「むむ…」
「じゃあ…」
香奈は最近読んだ小説の主人公の名前を思い出す。
「ゆうすけ…でいいですか?」
「ゆう…すけ…」
「まぁ…いいだろう」
「じゃあおれはゆうすけだ」
「あんまり散らかさないでくださいね…」
「ゆうすけ…さん…」
「分かった」
「なら、おれはお前がおれの関連のことで襲われたら守ってやる」
「それはどうも…」
(…って、この人がおらんかったら襲われることなんかないやん💢)
香奈は色々と腹が立つらしいがさすがに口には出せない。
「これは契約だ」
「おまえはおれをここに住まわす代わりにおれはおまえを守る、これでいいな」
「はい…」
(香奈に得ないやん…)
「じゃあ、おれはここに住まわせてもらう」
「その代わり…日本のルールはしっかり守るのと…」
「祐希の嫌なことはしないでください…ね」
「お前の価値観はよくわからないが善処する」
「よろしくお願いします…」
「あと私は香奈です…小野香奈」
「オノ…
「オーノーみたいな変な名前だな…」
「………それでいいです…」
(意外と冗談言うんや…)
(それとも真面目なんかな…)
「仕事はいいのか?」
「あっ、そうや…もう行かんと」
「あの…下着とか…絶対覗かないでくださいね…
「お前には興味がない
「安心しろ
「はぁ…
(安心9割傷つき1割…)
香奈は急いで仕事に行く準備をする。
「じゃあいってきます…」
ゆうすけは何も返事をしない。
香奈は不安は残したまま外へ出た。
「やな居候…」
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